JPH04137274A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JPH04137274A
JPH04137274A JP25689690A JP25689690A JPH04137274A JP H04137274 A JPH04137274 A JP H04137274A JP 25689690 A JP25689690 A JP 25689690A JP 25689690 A JP25689690 A JP 25689690A JP H04137274 A JPH04137274 A JP H04137274A
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斉藤 規
Yukio Fukui
幸夫 福井
Naoki Nomura
野村 奈緒己
Junichi Iida
淳一 飯田
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ディスク状の情報記録媒体を用いてデータを
記録再生する、ディジタルデータ記録再生装置に係り、
特に高速アクセスに適したディジタルデータ記録再生装
置に関する。
[従来の技術] 近年、音楽再生用に何発されたディジタルオーディオデ
ィスク、いわゆるCD(コンパクトディスク)は、従来
のアナログ方式のレコードプレーヤにない特長を持つこ
とから急速に普及している。また、この製品がディジタ
ル形式でデータが記録され、ディジタルで再生できるこ
とから、パーソナルコンピュータなどの外部記憶装置と
しても利用されている。このようなデータ応用分野では
外部記憶装置に高速なアクセスが要求される。しかしC
Dは、CLV(線速度一定)方式で記録されているため
、データの位置とトラック数あるいは半径位置の関係が
明確でなく、高速アクセスには適さない。
この問題を解決する一方法として例えば特開昭62−8
9283が開示されている。以下、第8図に従って従来
例を説明する。ディスク1はディスクモータ2により駆
動され、ピックアップ3によりディスク1上に記録され
た信号が再生される。再生された信号は、RF検出回路
5、EFMi調回路6によりディジタルデータに再生さ
れる。ディジタルデータがオーディオ信号の場合には、
そのままD/A変換回路7によりアナログオーディオ信
号に変換され、スピーカ8により再生される。
ディジタルデータの中にはサブコードと呼ばれる付属情
報が折り込まれており、この中にディスク上のアドレス
情報が記録されている。サブコードQ検出回路9は、こ
のアドレス情報のうちのサブコードQを検出し制御回路
109に出力する。制御回路109は、この装置全体を
制御している。ピックアップ送りモータ4は、具体的に
はリニアモータが用いられており、ピックアップ3を含
むスライダを、ディスクの半径方向に高速に移動する。
変位計100は実際には速度検出器と積分回路で構成さ
れており、ピックアップ3の移動速度から移動量を算出
する。基準変位設定回路102は、任意の移動量を設定
するためのものであり、制御回路109によりピックア
ップ3の移動量に対応する値が設定される。比較器10
1は、変位計100の出力と基準変位設定回路102の
出力を比較し、二つの信号が−致したことを制御回路1
09に出力する。
実際にアクセスするときには、まず現在のアドレスをサ
ブコードQ検出回路9により検出し、ホストコンピュー
タ(図示せず)からのコマンド指令である目的アドレス
との差から、移動量を制御回路109にて算出し、算出
した移動量に対応する基準変位を、基準変位設定回路1
02に設定する。そして、ディスク再生系制御回路10
3.サーボ回路110によりピックアップ送りモータ4
を制御して、変位計100の出力が基準変位設定回路1
02の出力と−致し、比較器101の出力が反転するま
でピックアップを移動させる。このようにして任意の移
動量のアクセスを行なう。
しかし、CDでは、トラックピッチや線速度にバラツキ
があり、ディスクアドレスだけでは、ディスクの半径方
向の位置が一意的に決まらない。また、速度検出器の感
度もバラツキや経時変化により変化する。そこで、ディ
スクが交換されたときに、実際にアクセスを行ない、サ
ブコードから算出した変位量と予め設定した基準変位量
との差を求め、それを用いて変位量の初期値を補正する
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術では、速度検出器の感度バラツキ、トラン
クピッチと線速度のディスクによる偏差、などの固定的
な変動要因には対応できるが、以下に示す変動要因には
対応できない。
1)アクセスを行なうたびに生じるバラツキ。
2)変位量とアドレスの間の非線形性。
3)ディスク交換時の初期的な補正を行なった後に生じ
る経時変動。
1)は、ディスク偏心や外乱により発生する。アクセス
終了後にトラッキングを行い、ディスクのサブコードQ
からアドレス位置を読みだすが、ディスク偏心や外乱に
よりバラツキが発生する。バラツキを含んだ情報から変
位量の補正を行うので、これ以降のアクセスはこの時の
バラツキの影響を受け、正確なアクセスができない。
2)は、速度検出器の磁束分布のバラツキや検出回路の
非線形性、及びディスク内でのトラックピッチと線速度
の変動により発生する。CDはCLV方式のため半径位
置とディスクアドレスの位置が直線にはならないが、C
LV方式の特性を考慮しても非線形性が残る場合がある
3)は、具体的には変位計の温度特性によるドリフトや
、装置の傾きによる重力の印加等である。ディスク交換
時の初期的な補正を行なった後に生じるため、対応でき
ない。
以上述べた理由により正確なアクセスができず、またア
クセス終了後にトラックジャンプなどの問題があり、決
め細かいトラック位置補正が必要であったため、アクセ
ス時間が長くなる欠点があった。
[課題を解決するための手段] 本発明では、上記した従来技術の問題点を解決するため
に、検出された移動量と計算により求める移動量の非線
形な対応関係を、折線関数で近似するとともに、アクセ
スを行うたびに折線関数と測定値との誤差を折線関数に
フィードバックして補正するように構成した。
[作用] 折線関数を用いることにより、非線形な特性も学習が可
能になる。また、実際にアクセスを行なう度に誤差の一
部を学習特性にフィードバックして補正するので、ラン
ダムな誤差の影響を排除でき、かつ径時的な変動にも追
従できる。
[実施例] 本発明の一実施例を第1図、第2図を用いて説明する。
第1図において、ディスク1.ディスクモータ2、ピッ
クアップ3、ピックアップ送りモータ4、RF検出回路
5゜EFM復調回路6.D/A変換回路7.スピーカ8
、サブコードQ検出回路9は、第8図の従来例と同じ機
能のものであり説明は省略する。速度検出器11は、ピ
ックアップ送りモータ4に連動して作動するように構成
されており、ピックアップ送りモータ4の移動速度を検
出する。サーボ回路10は、フォーカス、トラッキング
、及びスピンドルサーボ系の回路が含まれており、第8
図の従来例のサーボ回路110とほとんど同じ機能であ
るがアクセス系の回路は含まれていない、アクセス系の
サーボ回路は、制御回路12に含まれており、以下第2
図に従って説明する。
第2図において12は制御回路、13は1チツプマイコ
ンで構成される演算部、4はピックアップ送り用のりニ
アモータである。リニアモータ4は、増幅器20で駆動
され、第1図のピックアップ3をディスクの半径方向に
動かす。
リニアモータ4には速度検出器11が連動するように設
置されており、リニアモータ4の速度が検出される。検
出された速度信号は増幅器22で増幅され増幅器21と
A/D変換器23に入力される。A/D変換器23は、
速度信号をディジタル信号に変換し、積分回路24に出
力する。積分回路24は、速度信号を積分して位置信号
に変換する。
可変増幅器17は、指定された増幅率で位置信号を増幅
しスイッチ26を介して加算器16に入力する。演算処
理回路14は、制御回路12の制御を行うと共に、端子
25から入力されるサブコードQをもとにその時点での
ディスク上でのアドレスを読み込む、また、可変増幅器
17の出力を監視しその増幅率の指定を行う一方、リニ
アモータ4の目標移動量を算出し、目標移動量設定回路
15に出力する。
加算器16は、目標移動量設定回路15の出力と可変増
幅器17の出力の差分を算出し、D/A変換器18に出
力する。D/A変換器18は、ディジタルの差信号をア
ナログ信号に変換し、加算器19に入力する。加算器1
9は、D/A変換器18と増幅器21の出力の差分を算
出し、増幅器20に出力する。増幅器20はリニアモー
タ4を駆動し。
リニアモータ4はピックアップ3を含むスライダを駆動
する。
実際にアクセスするときには、演算処理回路14が、ま
ず現在のアドレスを第1図のサブコードQ検出回路9に
より検出し、目標のアドレスと現在のアドレスの差から
りニアモータ4の目標移動量を算出し、目標移動量設定
回路15に出力する。目標移動量は、加算器16、D/
A変換器18、加算器19、増幅器20を介してリニア
モータ4に伝えられ、リニアモータ4はピックアップ3
を含むスライダを駆動する。リニアモータ4が動くと、
その速度が速度検出器11により検出される。速度信号
は、増幅器22、増幅器21を介して加算器19に入力
される。この速度信号は、リニアモータ4の速度フィー
ドバック系を形成し、速度を制御する働きがある。リニ
アモータ4の速度信号は。
A/D変換器23、積分回路24により処理されて、リ
ニアモータ4の移動距離が求められる。可変増幅器17
は、速度検出器11の感度のバラツキの補正を行うもの
であり感度に応じて増幅率を変化する。加算器16では
、予め設定されている目標移動量と、速度信号から算出
された実際の移動距離の減算が行われる。アクセスを開
始したときには、まだ移動距離はほとんど無く、目標移
動量がそのままリニアモータ4を駆動する信号として出
力される。実際にリニアモータ4が動き始めると積分回
路24の出力が増加し加算器16の出力は減少する。そ
して、目標移動量と移動距離が一致したところで二つの
信号はつりあい、加算器16の出力はOになり、アクセ
スが終了する。
本発明の実施例の具体的な処理手順を以下に説明する。
電源が投入された後、まずディスクがロードされている
か否かを検出する。ディスクがロードされていない場合
には。
リニアモータ4は不要な外部振動で動かないようにロッ
ク機構(図示せず)で固定されており、アクセスに関し
ては特に処理は行なわず、入力待ちの状態になる。ディ
スクがロードされている場合には、第1図の速度検出器
11の感度補正とアクセスの学習を行い、その後入力待
ちの状態になる。感度補正及びアクセスの学習について
は後述する。
ディスクが新たに挿入された場合、及びディスクの交換
が行われた場合、感度補正が終了しているならアクセス
の学習を行って入力待ちの状態になる。感度補正が終了
していない場合には、感度補正とアクセスの学習を行っ
て入力待ちの状態になる。
感度補正は、第1図の速度検出器11の検出感度のバラ
ツキによるサーボ系の応答特性の変化を補正する処理で
ある。アクセスを行う場合には、第2図のスイッチ26
はオンであり1位置ループと速度ループの2つのループ
から構成されるサーボ系となる。この系の応答特性は、
2つの系のゲイン配分で決まる。速度ループのゲインが
大きい場合には、速度信号による抑圧が大きくて系の応
答が遅れてアクセスが遅くなる。一方、位置ループのゲ
インが大きい場合には、系の応答は早いけれど応答が振
動的になり、静止するまでに時間がかかり、結果的にア
クセスが遅くなる。
従って、最も望ましいのは、2つのループゲインが均衡
した臨界制動である。そこで、速度検出器感度に応じて
位置ループのゲインを変えて、最適なゲイン配分にする
。この動作が、感度補正である。
以下に感度補正の詳細な処理手順を説明する。
まず第2図のスイッチ26をオフに設定し、制御ループ
から位置ループを除外する。次に第2図の目標移動量設
定回路15にスライダを内周方向に低速で送るための値
を設定する。スイッチ26がオフに設定されているため
、目標移動量設定回路15の出力は、そのまま加算器1
6.D/A変換器18を介して加算器19に入力される
。そのため、加算器19、増幅器20、リニアモータ4
、速度検出器11、増幅器22.及び増幅器21で形成
される速度制御ループに対して、目標移動量設定回路1
5の出力は速度目標として作用する。そのため、スライ
ダが衝突しても影響のない低速(例えば70mm/秒)
に対応する値を設定すると、速度ループの働きでリニア
モータ4は低速で移動する。
演算処理回路14は、A/D変換器23の出力すなわち
速度信号を監視することにより、リニアモータ4が最内
周に移動したことを検出する。具体的には、A/D変換
器23の出力が一定の時間はとんどOになる時に、リニ
アモータ4が最内周に移動したとみなす。
次に、積分回路24の積分値をリセットし、リニアモー
タ4を低速で外周へ送る。送り方は、最内周送りの時と
同じであり速度目標値の極性が違うだけである。同様に
して最外周に到達したことを検出すると、その時点での
積分回路24の出力をメモリ(図示せず)に記憶し、積
分値をリセットする。その後まったく同様にしてリニア
モータ4を最内周に送り、その時の積分値を検出する。
このようにして検出した内周方向と外周方向の2つの積
分値と機構的なりニアモータ4の可動範囲から、平均の
速度検出感度を算出する。また、算出した検出感度に応
じて、可変増幅器17の増幅率を増減する。
次に、アクセスの学習動作を説明する。CDでは、線速
度一定力式によりデータが記録されているので、ディス
ク上のアドレスと、ディスクの半径方向の位置との対応
が明確でない。データ領域の最内周トラック半径をR[
m]、トラックピッチをP [m] 、線速度をL[m
/s]、スタート位置からの演奏時間(これがデータの
アドレスに相当する。)をT [s]とすると半径方向
のトラック位1tr[m]は、第1式で与えられる。
最内周トラック半径Rが正確であり、ディスク−面に渡
ってトラックピッチP、線速度りが変動しないのならば
、ディスク偏心などのランダムな外乱を除いてトランク
位置とディスクアドレスの関係は第1式で算出できる。
しかし、実際には、トラックピッチと線速度がディスク
内でも変動する。また、半径方向の位置を算出する元と
なる速度信号が、リニアモータの位置や方向、及び速度
により変動する可能性がある。そこで、移動方向及び移
動距離により、複数の領域に分割して非線形性を学習す
る。
第3図はピックアップ移動距離に対する積分値を表わす
アクセス制御の動作説明図である。
第3図に示すように、移動距離とそれに対応する積分値
の関係を、例えば4つの領域に分割して学習する。この
2つの量は、本来比例関係にあるべきものであるが、デ
ィスクのバラツキ等による変動をすべてこの2つの量の
間の非線形性に集約する。例えば10mmの移動距離に
対応する基準となる積分値S10と、40mmの移動距
離に対応する基準積分値840を学習する。これをもと
に任意の位置のアクセスを行なう場合には、比例計算で
対応する積分値を求め、アクセスを行なう。CDでは、
記録領域の幅は半径方向に約30mmであるが、余裕を
とり40mmまでの領域を用意しである。
まず最内周の位W(絶対時間0分)においてディスクの
回転速度から線速度を測定する0次に絶対時間5分の位
置にアクセス(このアクセスは、感度補正のところで測
定した検出感度をもとに線形な特性と仮定して行う。)
し、再びディスクの回転速度を測定する。そして最内周
で測定したディスクの回転速度と線速度、及び新たに測
定した回転速度から、トラックピッチを算出する。そし
て絶対時間25分の場所に学習のためのアクセス(以後
学習アクセスと称す。)を行う。学習アクセスの詳細に
ついては後述する。
これにより、内周から外周方向へ10mm移動したとき
の特性(S10+)が学習される6次に、再び絶対時間
5分の位置に学習アクセスする。これで、外周から内周
方向の特性(S 10−)が学習される。次に絶対時間
5分から絶対時間45分へ学習アクセスを行い、約22
mm移動したときの特性を測定する。そして、既に測定
している10mmまでの特性から外挿して、アクセス距
離40mmまでの特性(S40+)を決定する。同様に
して絶対時間45分と5分の間で学習アクセスを行い、
外周から内周方向の40mmの範囲の特性(S40−)
を求める。この様にして、4回のアクセスにより、第3
図に示すような学習特性を得る。
次に、学習アクセスの詳細を説明する。先ず最初に現在
のアドレスを読む。そして、既に算出されている、線速
度、トラックピッチ、及び最内周トラック半径(これは
ディスク仕様25mmをそのまま用いる。)から第1式
を用いてアクセス距離を算出する。そして、感度補正の
時に測定した速度検出器11の検出感度を用いて、対応
する積分値を計算する。次に、ループ設定をアクセス状
態にする。すなわち、サーボ回路10によりトラッキン
グをオフにし、積分回路24をリセットし、スイッチ2
6をオンにする。そして既に計算している積分値を目標
移動量設定回路ISに出力する。その後、アクセスの終
了を待つ。積分回路24の積分値出力とA/D変換器2
3の速度信号出力を監視し、積分値が目標値にほぼ一致
し、かつ速度信号がほぼOになった時に、アクセスは終
了したと判断する。そしてループの設定をトラッキング
状態に切り替える。すなわち、スイッチ26をオフし、
目標移動量設定値をOにし、サーボ回路10によりトラ
ッキングをオンにする。トラッキングがオンになり、デ
ータの再生が可能になると、サブコードQ検出回路9を
用いて現在のアドレスを読む。このアドレスをもとに実
際に到達した距離を第1式から計算し、目標距離との差
から基準積分値(SLo、840など)を算出し直す、
第4図に示すように、移動量10mm以下の領域では、
単純に、誤差の比例計算で基準値810を求める。10
mmから40mmの範囲では、第5図に示すように81
0を基準にして比例計算で840を算出する。
通常のアクセス動作は、第2図のリニアモータ4を駆動
し、トラッキングをオンするところまでは学習アクセス
と同じであるので、説明は省略する。但し、目標移動量
の計算は、アクセスの学習動作により得られた第3図の
特性をもとに比例計算で算出する。次にトラッキングを
オンし、現在アドレスを読みだす、そして目標移動量と
到達移動量の差を算出し、その誤差の全てではなく一部
分だけをフィードバックし、基準積分値を修正する。第
6図に示すように、誤差の例えばへ分の−だけを用いて
基準積分値の補正を行う。この様に誤差の一部分だけを
用いるので、ある種のフィルタとして作用し、偏心など
により発生するランダムな外乱は除外されて基準積分値
に反映されず、かつ、経時変化や初期値の誤差は補正さ
れる。基準積分値の補正は、学習アクセスでの処理と同
様に、原点あるいは前の基準積分値をもとに算出する。
基準積分値の補正が終了すると、最終的なアドレスへア
クセスするために、トラックジャンプを目的アドレスに
到達するまで行う。
第7図に、短い距離の場合のアクセスの制御方法を示す
本発明では、移動距離にほぼ比例した基準移動量信号に
よりリニアモータを駆動するので、非常に近い位置にア
クセスしようとすると、摩擦力によりリニアモータが動
かない場合がある。そこで、例えば2 m m以下の距
離の場合、第7図に示すように2mmと同じ移動量(積
分値)を設定し、目的の移動量の半分の距離に到達した
ら、本来の値に戻す。
この様な処理により、非常に短い距離においてもアクセ
スの当初は十分な駆動力が与えられ、なおかつ−度動き
始めると本来の移動距離により制御されるので、正確に
アクセスすることが可能になった。
[発明の効果コ このような構成とすることにより 1)アクセスのたびに発生するランダムな誤差 の影響
を排除し、正確なアクセスが可能とな る。
2)ディスクの特性のバラツキや、速度検出器 の非線
形性にも追従し、正確なアクセスが可 能となる。
3)温度特性などにより、特性が変化しても自 動的に
追従し、正確なアクセスが可能となる。4)速度検出器
の感度のバラツキが発生しても、 サーボ系のゲインを
容易に変えることができ、 常に最適な応答特性が得ら
れる。その結果、 アクセスも早くなる。
5)ディスクを用いずに初期的な感度補正が可 能なの
で、正確な学習ができ、ピックアップ がぶつかるよう
なことも防げる。
6)短距離のアクセスの場合でも、摩擦力の影 響を受
けず、正確なアクセスが可能となる。
7)積分処理や、加減算処理、速度感度補正、 及び各
種制御を1チツプで行うことができ、 回路が簡単にな
るだけでなく、処理の変更に も柔軟に対応できる。
8)アナログ回路の積分器が不要で、オフセラ ト調整
の必要も無い。
以上の効果の相乗作用により、アクセススピードの高速
なディジタルデータ記録再生装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるディジタルデータ再
生装置の構成を示すブロック図、第2図は第1図の制御
回路の構成を示すブロック図、第3図から第7図は本発
明の一実施例におけるアクセス制御の動作説明図、第8
図は従来技術におけるディジタルデータ再生装置の構成
を示すブロック図である。 1・・・CD(コンバク 2・・ディスクモータ 3・・・ピックアップ 4・・ピックアップ送りモータ 5・・RF検出回路 6・・・EFM復調回路 7・・・D/A変換回路 8・・・スピーカ 9・・サブコードQ検出回路 0・サーボ回路 1・・速度検出器 2・・・制御回路 トディスク) 第3図 積分値 第4図 積分鎧 第5図 積分値

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、データを記録した円板状のディスクを用いてデータ
    の記録再生を行なうディジタルデータ記録再生装置にお
    いて、 前記ディスク上のデータの記録再生を行なうピックアッ
    プと、 該ピックアップで再生した信号からディスクのアドレス
    を検出するアドレス検出手段と、前記ピックアップを前
    記ディスクの半径方向に駆動する移動手段と、 該移動手段により駆動された前記ピックアップの移動量
    を検出する移動量検出手段と、 アクセス動作を制御する制御回路とを備え、アクセスの
    移動量の大きさに応じて前記移動量を複数に分割して、
    前記移動量検出手段で検出される移動量と前記アドレス
    検出手段で検出されるディスクアドレスの対応関係を学
    習することを特長とするディジタルデータ記録再生装置
    。 2、データを記録した円板状のディスクを用いてデータ
    の記録再生を行なうディジタルデータ記録再生装置にお
    いて、 前記ディスク上のデータの記録再生を行なうピックアッ
    プと、 該ピックアップで再生した信号からディスクのアドレス
    を検出するアドレス検出手段と、前記ピックアップをデ
    ィスクの半径方向に駆動する移動手段と、 該移動手段により駆動された前記ピックアップの移動量
    を検出する移動量検出手段と、 アクセス動作を制御する制御回路とを備え、前記移動量
    検出手段で検出される移動量と前記アドレス検出手段で
    検出されるディスクアドレスの対応関係を学習し、学習
    結果をもとにアクセスを行ない、アクセス結果の誤差の
    一部分を用いて前記学習結果を補正することを特長とす
    るディジタルデータ記録再生装置。 3、アクセスの移動量の大きさに応じて前記移動量を複
    数の領域に分割して学習し、学習結果をもとにアクセス
    を行ない、アクセス結果の誤差の一部分を用いて前記学
    習結果を補正することを特長とする請求項1記載のディ
    ジタルデータ記録再生装置。 4、データを記録した円板状のディスクを用いてデータ
    の記録再生を行なうディジタルデータ記録再生装置にお
    いて、 ディスク上のデータの記録再生を行なうピックアップと
    、該ピックアップをディスクの半径方向に駆動する移動
    手段と、 該移動手段により駆動された前記ピックアップの速度を
    検出する速度検出手段と、 前記移動手段を駆動する駆動回路と、 前記速度信号を積分する積分回路と、 目標値を設定する設定回路と、 前記目標値と前記速度信号の差分を算出する回路と、ア
    クセス動作を制御する制御回路とを備え、前記設定回路
    に設定した目標値を用いて前記移動手段を一定速度で移
    動制御し、前記積分回路の出力から前記速度検出手段の
    感度を測定することを特長とするディジタルデータ記録
    再生装置。 5、データを記録した円板状のディスクを用いてデータ
    の記録再生を行なうディジタルデータ記録再生装置にお
    いて、 前記ディスク上のデータの記録再生を行なうピックアッ
    プと、 該ピックアップをディスクの半径方向に駆動する移動手
    段と、 該移動手段により駆動された前記ピックアップの速度を
    検出する速度検出手段と、 前記移動手段を駆動する駆動回路と、 前記速度信号を積分する積分回路と、 前記速度信号を前記駆動回路に帰還する回路と、前記速
    度積分信号を前記駆動回路に帰還する回路と、前記速度
    検出手段の感度を検出する手段と、ゲイン切替回路と、 アクセス動作を制御する制御回路とを備え、前記検出感
    度に応じて前記ゲイン切替回路のゲインを切替ることを
    特長とするディジタルデータ記録再生装置。
JP02256896A 1990-09-28 1990-09-28 ディスク装置 Expired - Fee Related JP3085395B2 (ja)

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