JPH04137264U - バツテリレス車両用始動装置 - Google Patents

バツテリレス車両用始動装置

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JPH04137264U
JPH04137264U JP5323391U JP5323391U JPH04137264U JP H04137264 U JPH04137264 U JP H04137264U JP 5323391 U JP5323391 U JP 5323391U JP 5323391 U JP5323391 U JP 5323391U JP H04137264 U JPH04137264 U JP H04137264U
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忠男 森垣
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川崎重工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッテリレス車両で且つランプ負荷用発電機
から得られる直流電源にて作動する点火装置を持つ車両
において、エンジン始動の低電圧時、点火装置のみに十
分な電力を供給し、エンジン始動を円滑に行う。 【構成】 バッテリを搭載しない車両で且つランプ負荷
用発電機から得られる直流電源にて作動する点火装置を
持つ車両の始動装置において、キック始動の低電圧時直
流電源からランプ負荷を切り離しエンジン始動による電
圧上昇により直流電源とランプ負荷を接続する制御回路
を、直流電源とランプ負荷との間に設けたことを特徴と
するバッテリレス車両用始動装置。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、バッテリレス車両用始動装置の改良に関する。
【従来の技術】
従来より自動二輪車等においては、バッテリとイグエッションスイッチとスタ ータモータ及びスタータボタンを備え、スタータボタンを押すことによりスター タリレーが作動し、スタータモータの回転力によりエンジン始動を行うのが一般 的であり、またこのエンジン始動用電気回路系統に、ライトを自動点灯させる電 気回路系統を組み込んだものもある。即ち、ライト自動点灯をライトリレーの作 動によって行う為にスタータボタンを押している間に充電されるコンデンサーを ライトリレーに直結したものがある。(先行技術文献として実開昭60−108 548号公報がある。) ところで、近年車両の軽量化を図る為にバッテリの搭載を廃止した自動二輪車 が小排気量車を中心に増加している。このバッテリレス車両では点火装置にCD I(容量放電式イグナイタ)を採用しているものが殆んどあるが、その中で点火 性能の向上や安定化を図る為、従来の点火用高電圧コイルを廃止し、ランプ用低 電圧コイルの出力を電源とするDC−CDIを採用した機種が増える傾向にある 。 然し乍ら、DC−CDIをバッテリレス車両に使用した場合、点火用電源とラ プ用電源が共用となっている為、大きなランプ負荷を接続した場合、キック始動 時の低回転域においては点火装置に十分な電力を供給できなくなり、始動が困難 となる場合がある。そしてこのようなことは特にライトの消灯を選択できないラ イト自動点灯の車両に発生する恐れがある。
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、キック始動時の低回転域において点火装置に十分な電力を供 給できるようにしたバッテリレス車両用始動装置を提供しようとするものである 。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本考案のバッテリレス車両用始動装置は、バッテリ を搭載しない車両で且つランプ負荷用発電機から得られる直流電源にて作動する 点火装置を持つ車両の始動装置において、キック始動の低電圧時直流電源からラ ンプ負荷を切り離しエンジン始動による電圧上昇により直流電源とランプ負荷を 接続する制御回路を、直流電源とランプ負荷との間に設けたことを特徴とするも のである。
【作用】
上記のように構成された本考案のバッテリレス車両用始動装置は、キック始動 時の低い電圧では制御回路により直流電源からランプ負荷が切り離されるので、 ランプ負荷には電力が供給されず、点火装置に十分な電力が供給され、エンジン 始動が円滑に行われる。エンジン始動によりランプ負荷用発電機で得られる直流 電源の電圧が上昇すると、制御回路により直流電源とランプ負荷が接続され、ラ ンプ負荷に電力が供給されランプが点灯する。
【実施例】
本考案のバッテリレス車両用始動装置の各種の実施例を図によって説明する。 図1に示す実施例はランプ負荷用発電機1から得られる直流電源2とランプ負荷 3との回路中に、直流電源2にて作動される点火装置4を持つバッテリレス車両 の始動装置において、キック始動の低電圧では動作せず、エンジン始動で電圧が 上昇した後動作するように作動電圧を調整したリレー5を、直流電源2とランプ 負荷3との回路の点火装置4以降の途中に設け、このリレー5により動作するス イッチ6をリレー5の以降の途中に設けたものである。 この実施例によるとキック始動時の低い電圧ではリレー5が動作せず、スイッ チ6が開かれて、直流電源2からランプ負荷3が切り離されているので、ランプ 負荷3には電力が供給されず、点火装置4に十分な電力が供給され、図示せぬイ グエッションコイルによりエンジンに点火されエンジン始動が円滑に行われる。 エンジン始動によりランプ負荷用発電機1から得られる直流電源2の電圧が上昇 すると、リレー5が動作し、スイッチ6が閉じられて、直流電源2とランプ負荷 3が接続され、ランプ負荷3に電力が供給され、ランプが点灯する。 図2に示す実施例は、図1の制御回路を構成するリレー5,スイッチ6に代え てトランジスタ7による制御回路を、直流電源2とランプ負荷3との回路の点火 装置4以降の途中に設けたものであり、図3に示す実施例はSCR(シリコン制 御整流素子、通称サイリスタ)8による制御回路を、直流電源2とランプ負荷3 との回路の点火装置4以降の途中に設けたものである。尚、図中のツェナーダイ オード10は、ツェナー電圧がキック始動時に発生する直流電源電圧よりやや高 い電圧に設定してある為、キック始動時には電流が流れず、エンジン始動後に電 流が流れるようになっている。 これら図2,図3に示す各実施例は、キック始動時の低い電圧では直流電源2 からランプ負荷3への通電がトランジスタ7,SCR8で遮断されるので、ラン プ負荷3には電力が供給されず、点火装置4に十分な電力が供給され、エンジン 始動が円滑に行われる。エンジン始動により電圧が上昇すると、ツェナーダイオ ード10に電流が流れ、トランジスタ7,SCR8が通電され、ランプ負荷3に 電力が供給され、ランプが点灯する。 上記図2,図3に示す実施例ではランプ負荷にトランジスタ7,SCR8を通 して直接電流を流しているが、ランプ負荷に流れる電流が多い場合は、トランジ スタ7,SCR8の負荷が大きくなる。このような場合は図4の実施例のように トランジスタ7(又はSCR)を介してリレー5を作動させ、直流電源2とラン プ負荷3を接続することにより、トランジスタ7(又はSCR)の負担を軽減さ せ、かつ図2,図3に示す実施例と同様の作用効果を得ることができる。 図5に示す実施例は、ランプ負荷用発電機1から得られる直流電源2とランプ 負荷3との回路中にトランジスタ9を設け、このトランジスタ9のベースに点火 装置4の出力信号線11を結線したものである。 この図5に示す実施例は、点火装置4が作動した後に出力信号線11からトラ ンジスタ9のベースに信号が出力されるようになっており、キック始動時初期の 点火装置4が作動していない間はトランジスタ9が通電されないので、ランプ負 荷3が直流電源2から切り離された状態になっている。この為、キック始動時初 期には点火装置4に十分な電力が供給されるので、エンジン始動が円滑に行われ る。点火装置4が動作を開始した後、即ち、エンジンが始動された後、点火装置 4の出力信号がトランジスタ9に送られて直流電源2とランプ負荷3がトランジ スタ9により接続され、ランプ負荷3に電力が供給され、ランプが点灯する。
【考案の効果】
以上の通り本考案のバッテリレス車両用始動装置によれば、キック始動の低電 圧時制御回路により直流電源からランプ負荷が切り離されて電力が供給されず、 点火装置のみに十分な電力が供給されるので、エンジン始動が円滑に行われる。 また、エンジン始動により電圧が上昇すると制御回路により直流電源とランプ負 荷が接続され、ランプ負荷に電力が供給され、ランプが点灯する。従って、エン ジン始動はランプ負荷の状態にかかわらず円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のバッテリレス車両用始動装置の一実施
例の回路図である。
【図2】本考案のバッテリレス車両用始動装置の他の実
施例の回路図である。
【図3】本考案のバッテリレス車両用始動装置のさらに
他の実施例の回路図である。
【図4】図2のバッテリレス車両用始動装置の変更例の
回路図である。
【図5】本考案のバッテリレス車両用始動装置の別の実
施例の回路図である。
【符号の説明】
1 ランプ負荷用発電機 2 直流電源 3 ランプ負荷 4 点火装置 5 リレー 6 スイッチ 7 トランジスタ 8 SCR 9 トランジスタ 10 ツェナーダイオード 11 出力信号線 前記5〜11 制御回路を構成するもの
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F21Q 1/00 A 8715−3K

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリを搭載しない車両で且つランプ
    負荷用発電機から得られる直流電源にて作動する点火装
    置を持つ車両の始動装置において、キック始動の低電圧
    時直流電源からランプ負荷を切り離しエンジン始動によ
    る電圧上昇により直流電源とランプ負荷を接続する制御
    回路を、直流電源とランプ負荷との間に設けたことを特
    徴とするバッテリレス車両用始動装置。
JP1991053233U 1991-06-14 1991-06-14 バッテリレス車両用始動装置 Expired - Lifetime JP2518904Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JPH04137264U true JPH04137264U (ja) 1992-12-21
JP2518904Y2 JP2518904Y2 (ja) 1996-12-04

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0646723A1 (en) * 1993-10-05 1995-04-05 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Apparatus suitable for use in batteryless vehicle, for reducing and controlling loads such as electrical components upon its start-up
JP2010200565A (ja) * 2009-02-27 2010-09-09 Shindengen Electric Mfg Co Ltd バッテリー充電装置

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