JPH0413671Y2 - - Google Patents

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JPH0413671Y2
JPH0413671Y2 JP13619083U JP13619083U JPH0413671Y2 JP H0413671 Y2 JPH0413671 Y2 JP H0413671Y2 JP 13619083 U JP13619083 U JP 13619083U JP 13619083 U JP13619083 U JP 13619083U JP H0413671 Y2 JPH0413671 Y2 JP H0413671Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電波を送出している飛翔体に対する
空中線追尾誤差信号を同期検波方式により検出す
る追尾受信装置に関する。
従来から使用されている3チヤンネルのモノパ
ルス式追尾受信装置は、第1図に示すようなブロ
ツク構成を有するものである。第1図において、
1は混合器群、2は利得制御増幅器群、3は同期
検波器群、4は移相器群、5は位相検波器、6は
基準信号発振器、7は電圧制御形発振器、8は
AGS検波器、1011〜1013は混合器、2
1〜23は利得制御増幅器、31,32は同期検
波器、41,42は移相器である。第1図におい
て、この種の装置では和信号(SUM)および角
度追尾用の誤差信号(△xおよび△y)を入力信
号とし和信号(SUM)は混合器1013に加え
られ、電圧制御形発振器7からの局部発振信号に
より周波数変換され、利得制御増幅器23を経由
して移相検波器5とAGC検波器8とに加えられ
ている。位相検波器5の検波信号は電圧制御発振
器7に制御信号として加え、位相同期ループを形
成している。一方、AGC検波器8からの検波信
号は、制御信号として利得制御増幅器群2に加え
てAGCループを構成している。角度追尾用誤差
信号(△xおよび△y)は混合器1011,10
12に加えられ、電圧制御形発振器7からの局部
発振信号により周波数変換されて、それぞれ利得
制御増幅器21,22に入力されている。ここ
で、和信号(SUM)の入力レベルに対応した利
得制御電圧により、角度追尾用誤差信号(△xお
よび△y)のレベルを和信号(SUM)のレベル
により規格化し、同期検波器群3に加えている。
同期検波器群3では基準信号発振器6からの基準
信号を使つて同期検波を行い、和信号(SUM)
の入力レベルと角度追尾用誤差信号(△xおよび
△y)の入力レベルとの差に応じた電圧を、中空
線放射ビームの中心を基準にして正、負の極性に
よつて検出し、検出された電圧が零になるように
空中線を駆動して自動追尾を行うものである。し
かし、従来には上記のように追尾誤差信号を検出
する追尾受信装置においては、追尾誤差信号を取
上げる給電系の周波数特性、および追尾受信装置
の周波数特性の関係から第2図に示すように受信
周波数の変化によつて和信号系と角度追尾用の誤
差信号系との間の相対位相が変動するという問題
があつた。したがつて、一つの受信周波数に対応
して同期検波を行うための移相器が1台は必要で
ある。よつて、複数の受信周波数、もしくは広帯
域にわたつて信号を受信する場合には、移相器の
数が増加し、チヤネル数を増設する都度、位相調
整を実施しなければならないという欠点があつ
た。
本考案の目的は、多チヤネルに対してメモリ群
と、D/A変換器群と、レベル調整器群と、電圧
制御形移相器群とを備え、さらにこれらの多チヤ
ネルに対して自動的に位相を制御するための周波
数設定を行うことによつて、上記欠点を除去し、
周波数情報の変化による位相変化を自動的に補正
することができるように構成した追尾受信装置を
提供することにある。
本考案は混合器群と、利得制御増幅器群と、位
相検波器と、電圧制御形発振器と、AGC検波器
と、同期検波器群とを具備して構成した追尾受信
装置の改良である。混合器群は、それぞれ和信号
と誤差信号とを周波数変換するための複数の混合
器から成るものである。利得制御増幅器群は、混
合器群のそれぞれの混合器の出力を増幅するため
の複数の利得制御増幅器から成るものである。位
相検波器は、和信号を周波数変換して利得制御増
幅器群の一つから得られた出力の位相を検出する
ためのものである。電圧制御形発振器は、位相検
波器の出力により位相同期ループを形成して混合
器群の出力周波数を制御して発振するためのもの
である。AGC検波器は、和信号を周波数変換し
て利得制御増幅器群の上記の一つから得られた出
力振幅を検出してAGCループを形成し、利得制
御増幅器群に加えて出力振幅を制御するためのも
のである。同期検波器群は、誤差信号を周波数変
換して利得制御増幅器群から得られた出力をそれ
ぞれ同期検波するための複数の同期検波器から成
るものである。
本考案においては、上記構成のほかに、周波数
設定器と、メモリ群と、D/A変換器群と、レベ
ル調整器群と、電圧制御形移相器とを具備して構
成したものである。
周波数設定器は受信周波数情報を設定するため
のものである。
メモリ群は受信周波数の変化による位相関数の
変動値と受信周波数情報とを関係づけて記憶して
おり、前記周波数設定器からの受信周波数情報で
与えられるアドレスによつてデイジタルデータ出
力が読み出される複数のメモリから成るものであ
る。
D/A変換器群は前記メモリ群の前記複数のメ
モリから読み出されたデイジタルデータ出力をそ
れぞれアナログ値に変換するための複数のD/A
変換器から成るものである。レベル調整器群は、
D/A変換器群の複数のD/A変換器からの複数
のアナログ出力を、それぞれレベル調整して制御
電圧を発生させるための複数のレベル調整器から
成るものである。電圧制御形移相器群は、基準信
号を受けて制御電圧にしたがつてその位相を調整
するための複数の電圧制御形移相器から成るもの
である。
次に本考案について図面を参照して詳細に説明
する。
第3図は、本考案による追尾受信装置の一実施
例を示すブロツク図であり、第1図に示す従来技
術による追尾受信装置に対して周波数シンセサイ
ザ9と、複数の電圧制御形移相器101,102
より成る電圧制御形移相器群10と、複数のレベ
ル調整器111,112より成るレベル調整器群
11と、複数のD/A変換器121,122より
成るD/A変換器群12と、複数のメモリ13
1,132より成るメモリ群13と、周波数設定
器14とを追加したものである。動作例として第
2図において和信号系と角度追尾用の誤差信号系
との間の相対位相差の変動特性をみたとき受信周
波数の設定値Pにおいて相対位相が零度、すなわ
ち同期検波器3での位相関係が合つていたとす
る。次に、受信周波数がQに設定されていたと
き、相対位相が+R度となり、それに伴つて基準
信号の位相設定値も零度からR度に変える必要性
がでてくる。第3図に示す本考案による追尾受信
装置において、周波数設定器14によつて任意の
基準受信周波数を設定すると、設定された周波数
情報が周波数シンセサイザ9とメモリ群13に与
えられる。
周波数シンセサイザ9は受信周波数の選択を行
つており、周波数設定器14からの周波数情報
(デイジタル接点信号)に基づいて設定した受信
周波数を選択発生し、電圧制御発振器7からの信
号と合成して混合器群1に対し受信周波数に対応
した局部発振信号を出力する。
なお、上記任意の基準受信周波数は装置の運用
前に初期パラメータとして周波数設定器14に設
定されるものであり、一度設定した後は運用終了
まで周波数の変更は行われない。一方、メモリ群
13では受信周波数情報をメモリアドレス番地の
指定に変換し、そのアドレスに対応したデイジタ
ル情報をD/A変換器群12に送出する。D/A
変換器群12では、変換されたデイジタル情報を
アナログ電圧に変換し、レベル調整器群11によ
り出力レベルを調整して電圧制御形位相器群10
に加える。これによつて選択された受信周波数に
対応した位相量、すなわち第2図のQという受信
周波数に対応して+R度の位相に設定する。そこ
で、同期検波器群3では常に位相関係が合つた状
態で検波を行い、追尾誤差信号(x ERRORお
よびy ERROR)を出力することができる。し
たがつて、メモリ群13に受信周波数の変化によ
る和信号系と角度追尾用の誤差信号系との間の相
対位相に対応してデイジタル情報を入れておけ
ば、複数の受信周波数に対しても、その都度位相
調整を行うことが不必要であると共に、移相器の
数が1台でよいという利点がある。さらに、メモ
リ131,132を交換することにより別の空中
線給電系を使用した追尾受信にも簡単に切換える
ことが可能である。第3図における半導体
RAM/ROMのメモリ群13の代わりにデイジ
タルスイツチを使用したメモリ群13を採用した
ときには、電圧制御形位相器群10の位相量を手
動によつても任意に設定することができる。さら
に、設定された情報をもとにしてメモリ群13の
内容を書き換えることにより、常に最良の位相関
係を維持することができ、保守が非常に簡易化さ
れる。
以上説明したように本考案によれば、多チヤネ
ルに対してメモリ群と、D/A変換器群と、レベ
ル調整器群と、電圧制御形移相器群とを備え、さ
らにこれらの多チヤネルに対して自動的に位相を
制御するための周波数設定を行つて周波数情報の
変化による位相変化を自動的に補正することによ
り個々の手動調整が不必要となり、受信周波数の
選択操作のみによつて広帯域にわたつて追尾受信
が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来技術による追尾受信装置の構成
を示すブロツク図である。第2図は、受信周波数
に対する和信号系と誤差信号系との相対位相の変
動の一例を示す図である。第3図は、本考案によ
る追尾受信装置の一実施例の構成を示すブロツク
図である。 1……混合器群、2……利得制御増幅器群、3
……同期検波器群、4……移相器群、5……位相
検波器、6……基準信号発振器、7……電圧制御
形発振器、8……AGC検波器、9……周波数シ
ンセサイザ、10……電圧制御形移相器群、11
……レベル調整器群、12……D/A変換器群、
13……メモリ群、14……周波数設定器、10
11〜1013……混合器、21,22……利得
制御増幅器、31,32……同期検波器、41,
42……移相器、101,102……電圧制御形
移相器、111,112……レベル調整器、12
1,122……D/A変換器、131,132…
…メモリ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 それぞれ和信号と誤差信号とを周波数変換する
    ための複数の混合器より成る混合器群と、前記複
    数の混合器のそれぞれの出力を増幅するための複
    数の利得制御増幅器より成る利得制御増幅器群
    と、前記和信号を周波数変換して前記利得制御増
    幅器群の一つから得られた出力の位相を検出する
    ための位相検波器と、前記位相検波器の出力によ
    り位相同期ループを形成して前記混合器群の出力
    周波数を制御して発振するための電圧制御形発振
    器と、前記和信号を周波数変換して前記利得制御
    増幅器群の前記一つから得られた出力振幅を検出
    しAGCループを形成して前記利得制御増幅器群
    に加えて前記出力振幅を制御するためのAGC検
    波器と、前記誤差信号を周波数変換して前記利得
    制御増幅器群から得られた出力をそれぞれ同期検
    波するための複数の同期検波器から成る同期検波
    器群とを具備して構成した追尾受信装置におい
    て、 受信周波数情報を設定するための周波数設定器
    と、受信周波数の変化による位相関数の変動値と
    受信周波数情報とを関係づけて記憶しており、前
    記周波数設定器からの受信周波数情報で与えられ
    るアドレスによつてデイジタルデータ出力が読み
    出される複数のメモリから成るメモリ群と、前記
    メモリ群の前記複数のメモリから読み出されたデ
    イジタルデータ出力をそれぞれアナログ値に変換
    するための複数のD/A変換器から成るD/A変
    換器群と、前記D/A変換器群の前記複数のD/
    A変換器からの複数のアナログ出力をそれぞれレ
    ベル調整して制御電圧を発生させるための複数の
    レベル調整器から成るレベル調整器群と、基準信
    号を受けて前記制御電圧にしたがつてその位相を
    調整するための複数の電圧制御形移相器から成る
    電圧制御形移相器群とを具備して構成したことを
    特徴とする追尾受信装置。
JP13619083U 1983-09-02 1983-09-02 追尾受信装置 Granted JPS6042977U (ja)

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JP13619083U JPS6042977U (ja) 1983-09-02 1983-09-02 追尾受信装置

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JP13619083U JPS6042977U (ja) 1983-09-02 1983-09-02 追尾受信装置

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JPS6042977U JPS6042977U (ja) 1985-03-26
JPH0413671Y2 true JPH0413671Y2 (ja) 1992-03-30

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