JPH09139694A - 周波数ホッピング送信装置及び送受信装置 - Google Patents
周波数ホッピング送信装置及び送受信装置Info
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- JPH09139694A JPH09139694A JP7293995A JP29399595A JPH09139694A JP H09139694 A JPH09139694 A JP H09139694A JP 7293995 A JP7293995 A JP 7293995A JP 29399595 A JP29399595 A JP 29399595A JP H09139694 A JPH09139694 A JP H09139694A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＦＨ無線機において、高速ホッピングでも送
信電力を一定にすることを目的とする。 【解決手段】 デジタルＡＴＴを使用し、このデジタル
ＡＴＴを周波数情報によって高速に制御することによ
り、送信電力を一定化する。
信電力を一定にすることを目的とする。 【解決手段】 デジタルＡＴＴを使用し、このデジタル
ＡＴＴを周波数情報によって高速に制御することによ
り、送信電力を一定化する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、周波数ホッピン
グにより送信する送信装置及び送受信装置に係わり、特
に高速な周波数ホッピングに対応可能且つミリ波帯にも
適用可能な周波数ホッピング送信装置及び送受信装置に
関するものである。
グにより送信する送信装置及び送受信装置に係わり、特
に高速な周波数ホッピングに対応可能且つミリ波帯にも
適用可能な周波数ホッピング送信装置及び送受信装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図９は従来の周波数ホッピング送信装置
の構成を示す図である。図において、１は送信電波を送
信する送信アンテナ、２は送信する電波を規定の電力に
まで増幅する電力増幅器（以下、パワーアンプと称
す）、５はＩＦ（Ｉｎｔｅｒｍｅｄｉａｔｅ Ｆｒｅｑ
ｕｅｎｃｙ）からＲＦ（Ｒａｄｉｏ Ｆｒｅｑｕｅｎｃ
ｙ）へ周波数変換するミキサー、６はミキサー５が周波
数変換する送信周波数が設定されている周波数情報、７
は周波数情報６を基に送信周波数を切り換えるホッピン
グシンセサイザ、８は送信する送信データ９をディジタ
ル変調する変調器、１０は送信電力の電力レベルを検波
する検波器、１１は送信電力のレベルを制御するアナロ
グＡＴＴ（Ａｔｔｅｎｕａｔｅｒ）、１２はレベルを一
定に制御するＡＬＣ（Ａｕｔｏｍａｔｉｃ Ｌｅｖｅｌ
Ｃｏｎｔｒｏｌ）回路である。
の構成を示す図である。図において、１は送信電波を送
信する送信アンテナ、２は送信する電波を規定の電力に
まで増幅する電力増幅器（以下、パワーアンプと称
す）、５はＩＦ（Ｉｎｔｅｒｍｅｄｉａｔｅ Ｆｒｅｑ
ｕｅｎｃｙ）からＲＦ（Ｒａｄｉｏ Ｆｒｅｑｕｅｎｃ
ｙ）へ周波数変換するミキサー、６はミキサー５が周波
数変換する送信周波数が設定されている周波数情報、７
は周波数情報６を基に送信周波数を切り換えるホッピン
グシンセサイザ、８は送信する送信データ９をディジタ
ル変調する変調器、１０は送信電力の電力レベルを検波
する検波器、１１は送信電力のレベルを制御するアナロ
グＡＴＴ（Ａｔｔｅｎｕａｔｅｒ）、１２はレベルを一
定に制御するＡＬＣ（Ａｕｔｏｍａｔｉｃ Ｌｅｖｅｌ
Ｃｏｎｔｒｏｌ）回路である。
【０００３】以下、図を参照しながら、動作について説
明する。送信データ９は、変調器８にて変調される。変
調器８で変調された送信データ９は、ミキサー５にて、
周波数変換され、送信周波数に変換される。このとき、
ミキサー５が周波数変換に使用する周波数は、この送信
機の内部に保持している周波数情報９をホッピングシン
セサイザ７が送信データ９のビットタイミングに同期さ
せて取り込んでミキサー５に送り出すローカル信号が使
用される。ミキサー５で周波数変換された送信データ９
は、アナログＡＴＴ１１で送信電力レベルを制御さ
れ、、パワーアンプ２で電力増幅され、検波器１０を通
り最後に送信アンテナ１へ伝送されるが、この際、検波
器１０にて送信電力が検波されて、その値がＡＬＣ回路
１２へ伝送される。ＡＬＣ回路１２では、送信電力が一
定となるように、アナログＡＴＴ１１を制御することに
より、周波数ホッピングの際周波数情報６が変化しても
送信電力を一定にすることができる。なお、この変調器
８で使用される変調方式としては周波数変調、位相変
調、振幅変調等のいずれの変調方式でもよい。
明する。送信データ９は、変調器８にて変調される。変
調器８で変調された送信データ９は、ミキサー５にて、
周波数変換され、送信周波数に変換される。このとき、
ミキサー５が周波数変換に使用する周波数は、この送信
機の内部に保持している周波数情報９をホッピングシン
セサイザ７が送信データ９のビットタイミングに同期さ
せて取り込んでミキサー５に送り出すローカル信号が使
用される。ミキサー５で周波数変換された送信データ９
は、アナログＡＴＴ１１で送信電力レベルを制御さ
れ、、パワーアンプ２で電力増幅され、検波器１０を通
り最後に送信アンテナ１へ伝送されるが、この際、検波
器１０にて送信電力が検波されて、その値がＡＬＣ回路
１２へ伝送される。ＡＬＣ回路１２では、送信電力が一
定となるように、アナログＡＴＴ１１を制御することに
より、周波数ホッピングの際周波数情報６が変化しても
送信電力を一定にすることができる。なお、この変調器
８で使用される変調方式としては周波数変調、位相変
調、振幅変調等のいずれの変調方式でもよい。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の周波数ホッピン
グ送信装置は以上のように、アナログＡＴＴを使用して
構成されているので、ホッピング周波数の変化を直接制
御することができないため検波器による検波結果をＡＬ
Ｃ回路にフィードバックさせる閉ループを形成せざるを
得ず、ホッピング速度が高速になるとＡＬＣ回路の追従
が困難となり、出力が一定にならない問題点があった。
グ送信装置は以上のように、アナログＡＴＴを使用して
構成されているので、ホッピング周波数の変化を直接制
御することができないため検波器による検波結果をＡＬ
Ｃ回路にフィードバックさせる閉ループを形成せざるを
得ず、ホッピング速度が高速になるとＡＬＣ回路の追従
が困難となり、出力が一定にならない問題点があった。
【０００５】また、ミリ波帯に使用する周波数ホッピン
グ送信装置においては、大気吸収損失が大きい周波数
（例えば、６０ＧＨｚ）では、電波が届かなくなるが、
その前後の大気吸収損失が小さい周波数では届くという
問題点があった。
グ送信装置においては、大気吸収損失が大きい周波数
（例えば、６０ＧＨｚ）では、電波が届かなくなるが、
その前後の大気吸収損失が小さい周波数では届くという
問題点があった。
【０００６】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、高速ホッピングにおいても、
送信電力を一定にでき、かつ、ミリ波帯における周波数
ホッピング送信機において、大気吸収損失の大小に関係
なく、安定した通信系を確保することを目的とする。
るためになされたもので、高速ホッピングにおいても、
送信電力を一定にでき、かつ、ミリ波帯における周波数
ホッピング送信機において、大気吸収損失の大小に関係
なく、安定した通信系を確保することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる周波数
ホッピング送信装置は、送信データを変調後ホッピング
周波数で送信周波数に変換して送信する周波数ホッピン
グ送信装置において、送信する電波の送信電力を制御す
る送信電力制御回路を前記ホッピング周波数に対応する
送信電力制御情報を格納した記憶装置と、この記憶装置
の内容に基づいて電力制御を行うディジタルＡＴＴと、
で構成したものである。
ホッピング送信装置は、送信データを変調後ホッピング
周波数で送信周波数に変換して送信する周波数ホッピン
グ送信装置において、送信する電波の送信電力を制御す
る送信電力制御回路を前記ホッピング周波数に対応する
送信電力制御情報を格納した記憶装置と、この記憶装置
の内容に基づいて電力制御を行うディジタルＡＴＴと、
で構成したものである。
【０００８】また、前記送信電力制御情報を、ホッピン
グ周波数とこのホッピング周波数での電力増幅器の利得
との関係を示す情報とするようにしたものである。
グ周波数とこのホッピング周波数での電力増幅器の利得
との関係を示す情報とするようにしたものである。
【０００９】また、前記送信電力制御情報を、ホッピン
グ周波数とこのホッピング周波数での大気吸収損失との
関係を示す情報とするようにしたものである。
グ周波数とこのホッピング周波数での大気吸収損失との
関係を示す情報とするようにしたものである。
【００１０】また、送信データを変調する変調器への転
送速度をホッピング周波数に基づいて変化させるデータ
速度可変回路を備えるようにしたものである。
送速度をホッピング周波数に基づいて変化させるデータ
速度可変回路を備えるようにしたものである。
【００１１】また、送信データに誤り訂正符号を付加す
る誤り訂正符号を備えるようにしたものである。
る誤り訂正符号を備えるようにしたものである。
【００１２】また、周波数ホッピング送受信装置の送信
部に上記に記載の周波数ホッピング送信装置を備えるよ
うにしたものである。
部に上記に記載の周波数ホッピング送信装置を備えるよ
うにしたものである。
【００１３】
実施の形態１．図１は、この発明による周波数ホッピン
グ送信装置の一実施の形態を示す構成図である。図にお
いて、１は送信電波を送信する送信アンテナ、２は送信
する電波を規定の電力にまで増幅する電力増幅器（以
下、パワーアンプと称す）、３は送信電波の送信電力の
レベル制御をするディジタルＡＴＴ、４は周波数変換に
用いる周波数情報６に設定されている各ホッピング周波
数に対応するパワーアンプ２の利得との関係（周波数利
得偏差補正するデータ）が格納されたＲＥＡＤ ＯＮＬ
Ｙ ＭＥＭＯＲＹを有する記憶装置（以下、ＲＯＭ
（１）と称す）、５はホッピングシンセサイザの出力を
用いてＩＦ（Ｉｎｔｅｒｍｅｄｉａｔｅ Ｆｒｅｑｕｅ
ｎｃｙ）からＲＦ（Ｒａｄｉｏ Ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ）
へ周波数変換するミキサー、６は送信周波数が設定され
ている周波数情報、７は周波数情報６の内容に基づいて
送信周波数を切り換えるホッピングシンセサイザ、８は
受信装置に送信する送信データ９をディジタル変調する
変調器である。
グ送信装置の一実施の形態を示す構成図である。図にお
いて、１は送信電波を送信する送信アンテナ、２は送信
する電波を規定の電力にまで増幅する電力増幅器（以
下、パワーアンプと称す）、３は送信電波の送信電力の
レベル制御をするディジタルＡＴＴ、４は周波数変換に
用いる周波数情報６に設定されている各ホッピング周波
数に対応するパワーアンプ２の利得との関係（周波数利
得偏差補正するデータ）が格納されたＲＥＡＤ ＯＮＬ
Ｙ ＭＥＭＯＲＹを有する記憶装置（以下、ＲＯＭ
（１）と称す）、５はホッピングシンセサイザの出力を
用いてＩＦ（Ｉｎｔｅｒｍｅｄｉａｔｅ Ｆｒｅｑｕｅ
ｎｃｙ）からＲＦ（Ｒａｄｉｏ Ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ）
へ周波数変換するミキサー、６は送信周波数が設定され
ている周波数情報、７は周波数情報６の内容に基づいて
送信周波数を切り換えるホッピングシンセサイザ、８は
受信装置に送信する送信データ９をディジタル変調する
変調器である。
【００１４】以下、図を参照しながら、動作について説
明する。送信データ９は、変調器８に送られて変調され
る。変調器８で変調された送信データ９は、ミキサー５
に送られて、送信周波数に変換される。このとき、ミキ
サー５が周波数変換に使用する周波数は、この送信機の
内部に保持している周波数情報９をホッピングシンセサ
イザ７が送信データ９のビットタイミングに同期させて
取り込んでミキサー５に送り出すローカル信号が使用さ
れる。ミキサー５で周波数変換された送信データ９は、
ディジタルＡＴＴ３で送信電力レベルを制御されるが、
ディジタルＡＴＴ３は送信電力のレベル制御に際して、
周波数情報９に保持されている各ホッピング周波数に対
する周波数利得偏差補正するデータを記憶しているＲＯ
Ｍ（１）を周波数が変化する毎に、その周波数をアドレ
スとしてアクセスすることにより周波数利得偏差を補正
するデータ取り出して用いている。こうしてレベルをコ
ントロールされた送信データ９はパワーアンプ２で電力
増幅されて送信アンテナ１に送られる。
明する。送信データ９は、変調器８に送られて変調され
る。変調器８で変調された送信データ９は、ミキサー５
に送られて、送信周波数に変換される。このとき、ミキ
サー５が周波数変換に使用する周波数は、この送信機の
内部に保持している周波数情報９をホッピングシンセサ
イザ７が送信データ９のビットタイミングに同期させて
取り込んでミキサー５に送り出すローカル信号が使用さ
れる。ミキサー５で周波数変換された送信データ９は、
ディジタルＡＴＴ３で送信電力レベルを制御されるが、
ディジタルＡＴＴ３は送信電力のレベル制御に際して、
周波数情報９に保持されている各ホッピング周波数に対
する周波数利得偏差補正するデータを記憶しているＲＯ
Ｍ（１）を周波数が変化する毎に、その周波数をアドレ
スとしてアクセスすることにより周波数利得偏差を補正
するデータ取り出して用いている。こうしてレベルをコ
ントロールされた送信データ９はパワーアンプ２で電力
増幅されて送信アンテナ１に送られる。
【００１５】上記実施の形態においては、ディジタルＡ
ＴＴ３がＲＯＭ（１）を読み出すように説明したが、Ｒ
ＯＭ（１）がホッピング周波数の変化のタイミングに合
わせて、そのデータをディジタルＡＴＴへ送り出すよう
にしてもよい。
ＴＴ３がＲＯＭ（１）を読み出すように説明したが、Ｒ
ＯＭ（１）がホッピング周波数の変化のタイミングに合
わせて、そのデータをディジタルＡＴＴへ送り出すよう
にしてもよい。
【００１６】以上のように、この実施の形態によれば、
ディジタルＡＴＴを用いて、このディジタルＡＴＴが周
波数利得偏差を補正するデータが入ったＲＯＭ（１）４
を用いて送信電力レベルの制御を行うようにしたので、
送信電力制御をフィードバックのない開ループ構成で制
御することが可能となり、高速ホッピングにおいても送
信電力を一定に制御することができる。
ディジタルＡＴＴを用いて、このディジタルＡＴＴが周
波数利得偏差を補正するデータが入ったＲＯＭ（１）４
を用いて送信電力レベルの制御を行うようにしたので、
送信電力制御をフィードバックのない開ループ構成で制
御することが可能となり、高速ホッピングにおいても送
信電力を一定に制御することができる。
【００１７】実施の形態２．図２は、この発明による周
波数ホッピング送信装置の他の実施の形態を示す構成図
である。図において、２ａは、高電力タイプのパワーア
ンプである。この実施の形態２と実施の形態１との違い
は下記の点にある。また、図において実施の形態１と同
等のものは同一の符号を付してその説明を省略する。実
施の形態１においては、ディジタルＡＴＴ３を、パワー
アンプ２の前段に設けて、送信電力を一定にする制御を
行うようにしたが、この実施の形態２においては、図２
に示すように、ディジタルＡＴＴとして高電力タイプの
ディジタルＡＴＴ３を使用して、これをパワーアンプ２
ａの後段に設けるようにしたものである。動作について
は、実施の形態１と上記の点を除いて同様なので、詳細
な説明は省略する。
波数ホッピング送信装置の他の実施の形態を示す構成図
である。図において、２ａは、高電力タイプのパワーア
ンプである。この実施の形態２と実施の形態１との違い
は下記の点にある。また、図において実施の形態１と同
等のものは同一の符号を付してその説明を省略する。実
施の形態１においては、ディジタルＡＴＴ３を、パワー
アンプ２の前段に設けて、送信電力を一定にする制御を
行うようにしたが、この実施の形態２においては、図２
に示すように、ディジタルＡＴＴとして高電力タイプの
ディジタルＡＴＴ３を使用して、これをパワーアンプ２
ａの後段に設けるようにしたものである。動作について
は、実施の形態１と上記の点を除いて同様なので、詳細
な説明は省略する。
【００１８】以上のような構成においても、送信電力を
一定にする制御を行うことができ、実施の形態１と同様
の効果を奏する。
一定にする制御を行うことができ、実施の形態１と同様
の効果を奏する。
【００１９】実施の形態３．図３は、この発明による周
波数ホッピング送信装置のさらに他の実施の形態を示す
構成図である。図において実施の形態１と同等のものは
同一の符号を付してその説明を省略する。この実施の形
態は、図３に示すように、ホッピングシンセサイザ７と
ミキサー５との間にディジタルＡＴＴ３を設けるように
したものである。周波数情報６に基づくホッピングシン
セサイザ７の出力に基づいて、ディジタルＡＴＴ３で送
信電力のレベル制御がされた出力をミキサー５の入力端
子に入力するようにして、このレベルを変化させるよう
にしても、ミキサー５の変換損を可変にすることができ
るので、実施の形態１と同様に送信電力を一定に制御す
ることできる。
波数ホッピング送信装置のさらに他の実施の形態を示す
構成図である。図において実施の形態１と同等のものは
同一の符号を付してその説明を省略する。この実施の形
態は、図３に示すように、ホッピングシンセサイザ７と
ミキサー５との間にディジタルＡＴＴ３を設けるように
したものである。周波数情報６に基づくホッピングシン
セサイザ７の出力に基づいて、ディジタルＡＴＴ３で送
信電力のレベル制御がされた出力をミキサー５の入力端
子に入力するようにして、このレベルを変化させるよう
にしても、ミキサー５の変換損を可変にすることができ
るので、実施の形態１と同様に送信電力を一定に制御す
ることできる。
【００２０】実施の形態４．図４は、この発明による周
波数ホッピング送信装置のさらに他の実施の形態を示す
構成図である。この実施の形態は、この発明による周波
数ホッピング送信装置をミリ波帯に適用するものであ
る。図において、１３は各ホッピング周波数に対応する
大気吸収損失を補正するデータが格納されたＲＥＡＤ
ＯＮＬＹ ＭＥＭＯＲＹを有する記憶装置（以下、ＲＯ
Ｍ（２）と称す）である。以下、図を参照しながら、こ
の実施の形態における特徴的な点について説明する。デ
ィジタルＡＴＴ３は、ミキサー５で送信周波数に周波数
変換された送信データ９を、周波数情報６から送り出さ
れる周波数が変化する度にＲＯＭ（１）４と同時にＲＯ
Ｍ（２）１３からその周波数をアドレスとして読み出し
て、その周波数に対する電力利得（ＲＯＭ（１）より）
と大気吸収損失を補正するデータ（ＲＯＭ（２）から）
を基に電力レベルを制御する。この他の動作について
は、上記実施の形態１と同じなので、詳細な説明は省略
する。
波数ホッピング送信装置のさらに他の実施の形態を示す
構成図である。この実施の形態は、この発明による周波
数ホッピング送信装置をミリ波帯に適用するものであ
る。図において、１３は各ホッピング周波数に対応する
大気吸収損失を補正するデータが格納されたＲＥＡＤ
ＯＮＬＹ ＭＥＭＯＲＹを有する記憶装置（以下、ＲＯ
Ｍ（２）と称す）である。以下、図を参照しながら、こ
の実施の形態における特徴的な点について説明する。デ
ィジタルＡＴＴ３は、ミキサー５で送信周波数に周波数
変換された送信データ９を、周波数情報６から送り出さ
れる周波数が変化する度にＲＯＭ（１）４と同時にＲＯ
Ｍ（２）１３からその周波数をアドレスとして読み出し
て、その周波数に対する電力利得（ＲＯＭ（１）より）
と大気吸収損失を補正するデータ（ＲＯＭ（２）から）
を基に電力レベルを制御する。この他の動作について
は、上記実施の形態１と同じなので、詳細な説明は省略
する。
【００２１】なお、上記実施の形態においては、ＲＯＭ
（１）とＲＯＭ（２）とを別個に設ける構成としたが、
必ずしも、別個の構成とする必要はなく、同一のＲＯＭ
で構成するようにしてもよい。
（１）とＲＯＭ（２）とを別個に設ける構成としたが、
必ずしも、別個の構成とする必要はなく、同一のＲＯＭ
で構成するようにしてもよい。
【００２２】以上のように、大気吸収損失のカーブが大
きいミリ波帯においては、パワーアンプ２等の周波数利
得偏差の補正データを格納したＲＯＭ（１）４と共に、
ミリ波の大気吸収損失を補正するデータが入ったＲＯＭ
（２）１３を設けて、ディジタルＡＴＴ３を制御するよ
うにしたので、大気吸収損失のカーブが大きいミリ波帯
においては、大気吸収損失が大きい周波数では、送信電
力を大きく、大気吸収損失が小さい周波数では送信電力
を小さくすることができるようになり、通信の安定化や
省電力化をすることが可能となる。
きいミリ波帯においては、パワーアンプ２等の周波数利
得偏差の補正データを格納したＲＯＭ（１）４と共に、
ミリ波の大気吸収損失を補正するデータが入ったＲＯＭ
（２）１３を設けて、ディジタルＡＴＴ３を制御するよ
うにしたので、大気吸収損失のカーブが大きいミリ波帯
においては、大気吸収損失が大きい周波数では、送信電
力を大きく、大気吸収損失が小さい周波数では送信電力
を小さくすることができるようになり、通信の安定化や
省電力化をすることが可能となる。
【００２３】実施の形態５．図５は、この発明による周
波数ホッピング送信装置のさらに他の実施の形態を示す
構成図である。図において、２ａは高電力タイプのパワ
ーアンプである。また、実施の形態４と同等のものは同
一の符号を付してその説明を省略する。この実施の形態
５は、実施の形態４において、ディジタルＡＴＴ３を高
電力タイプのパワーアンプ２ａの後段に設けるようにし
て、パワーアンプ２ａの出力をディジタルＡＴＴ３で制
御するようにしたものであるが、実施の形態４と同様
に、ミリ波帯における送信電力を一定にする制御が可能
である。
波数ホッピング送信装置のさらに他の実施の形態を示す
構成図である。図において、２ａは高電力タイプのパワ
ーアンプである。また、実施の形態４と同等のものは同
一の符号を付してその説明を省略する。この実施の形態
５は、実施の形態４において、ディジタルＡＴＴ３を高
電力タイプのパワーアンプ２ａの後段に設けるようにし
て、パワーアンプ２ａの出力をディジタルＡＴＴ３で制
御するようにしたものであるが、実施の形態４と同様
に、ミリ波帯における送信電力を一定にする制御が可能
である。
【００２４】実施の形態６．図６は、この発明による周
波数ホッピング送信機のさらに他の実施の形態を示す構
成図である。図において実施の形態４と同等のものは同
一の符号を付してその説明を省略する。この実施の形態
６は、実施の形態４において、ディジタルＡＴＴ３をミ
キサー５とホッピングシンセ７との間に設けるようにし
て、ミキサー５の入力レベルを変化させるようにしたも
ので、このような構成にしても、ミキサー５の変換損を
可変にすることができるので、実施の形態４と同様に、
ミリ波帯における送信電力を一定にする制御が可能とな
る。
波数ホッピング送信機のさらに他の実施の形態を示す構
成図である。図において実施の形態４と同等のものは同
一の符号を付してその説明を省略する。この実施の形態
６は、実施の形態４において、ディジタルＡＴＴ３をミ
キサー５とホッピングシンセ７との間に設けるようにし
て、ミキサー５の入力レベルを変化させるようにしたも
ので、このような構成にしても、ミキサー５の変換損を
可変にすることができるので、実施の形態４と同様に、
ミリ波帯における送信電力を一定にする制御が可能とな
る。
【００２５】実施の形態７．図７は、この発明による周
波数ホッピング送信機のさらに他の実施の形態を示す構
成図である。図において、１４は送信データ９を変調器
８への転送速度を変化させるデータ速度可変回路であ
る。また、実施の形態１と同等のものについては、同一
の符号を付してその説明を省略する。以下、図を参照し
ながら、この実施の形態において特徴的な点について、
説明する。この実施の形態は、本発明による周波数ホッ
ピング送信装置を、大気吸収損失のカーブが大きい、ミ
リ波帯においても適用可能とするものである。このため
に、この実施の形態においては、送信データ９の送出速
度を制御するデータ速度可変回路１４を変調器８の前段
に設ける構成としたものである。このデータ速度可変回
路１４により、大気吸収損失が大きい周波数ではデータ
速度を遅くし、大気吸収損失が小さい周波数ではデータ
速度を速くするようにするものである。送信装置をこの
ような構成にすると共に、受信装置においても、同様の
データ可変回路を設けて、同様の動作をさせるようにす
ることにより、大気吸収損失によって、データのビット
エラーレイトが、変化しない、安定した通信系を確保す
ることできる。
波数ホッピング送信機のさらに他の実施の形態を示す構
成図である。図において、１４は送信データ９を変調器
８への転送速度を変化させるデータ速度可変回路であ
る。また、実施の形態１と同等のものについては、同一
の符号を付してその説明を省略する。以下、図を参照し
ながら、この実施の形態において特徴的な点について、
説明する。この実施の形態は、本発明による周波数ホッ
ピング送信装置を、大気吸収損失のカーブが大きい、ミ
リ波帯においても適用可能とするものである。このため
に、この実施の形態においては、送信データ９の送出速
度を制御するデータ速度可変回路１４を変調器８の前段
に設ける構成としたものである。このデータ速度可変回
路１４により、大気吸収損失が大きい周波数ではデータ
速度を遅くし、大気吸収損失が小さい周波数ではデータ
速度を速くするようにするものである。送信装置をこの
ような構成にすると共に、受信装置においても、同様の
データ可変回路を設けて、同様の動作をさせるようにす
ることにより、大気吸収損失によって、データのビット
エラーレイトが、変化しない、安定した通信系を確保す
ることできる。
【００２６】実施の形態８．図８は、この発明による周
波数ホッピング送信装置のさらに他の実施の形態を示す
構成図である。図において１５は送信データ９に対して
誤り訂正を可能とする誤り訂正符号を付加して変調器８
へ誤り訂正符号の付加された送信データを送り出す誤り
訂正回路である。また、実施の形態１と同等のものにつ
いては、同一の符号を付してその説明を省略する。この
実施の形態における特徴的な点について以下に説明す
る。この実施の形態も本発明による周波数ホッピング送
信装置を、大気吸収損失のカーブが大きい、ミリ波帯に
おいても適用可能とするものであり、上記実施の形態７
における、データ速度可変回路１４の代わりに、誤り訂
正回路１５を設けるようにしたものである。大気吸収損
失が大きい周波数では強力な誤り訂正能力をもった誤り
訂正符号を用いて誤り訂正を強くかけ、小さい周波数で
は通常の誤り訂正符号を用いて誤り訂正を弱くかけ、受
信側でも同じ動作をすることにより、大気吸収損失によ
って、データのビットエラーレイトが変化しない安定し
た通信系が確保するようにしたものである。できる。
波数ホッピング送信装置のさらに他の実施の形態を示す
構成図である。図において１５は送信データ９に対して
誤り訂正を可能とする誤り訂正符号を付加して変調器８
へ誤り訂正符号の付加された送信データを送り出す誤り
訂正回路である。また、実施の形態１と同等のものにつ
いては、同一の符号を付してその説明を省略する。この
実施の形態における特徴的な点について以下に説明す
る。この実施の形態も本発明による周波数ホッピング送
信装置を、大気吸収損失のカーブが大きい、ミリ波帯に
おいても適用可能とするものであり、上記実施の形態７
における、データ速度可変回路１４の代わりに、誤り訂
正回路１５を設けるようにしたものである。大気吸収損
失が大きい周波数では強力な誤り訂正能力をもった誤り
訂正符号を用いて誤り訂正を強くかけ、小さい周波数で
は通常の誤り訂正符号を用いて誤り訂正を弱くかけ、受
信側でも同じ動作をすることにより、大気吸収損失によ
って、データのビットエラーレイトが変化しない安定し
た通信系が確保するようにしたものである。できる。
【００２７】以上の各実施の形態において、特に説明を
しなかったが、変調器８で使用される変調方式としては
周波数変調、位相変調、振幅変調等のいずれの変調方式
でもよい。
しなかったが、変調器８で使用される変調方式としては
周波数変調、位相変調、振幅変調等のいずれの変調方式
でもよい。
【００２８】また、ＲＯＭ（１）、ＲＯＭ（１）は、必
ずしも、ＰＲＯＭ、ＥＰＲＯＭもしくはフラッシュメモ
リ等の非不揮発性のＲＥＡＤ ＯＮＬＹ ＭＥＭＯＲＹ
である必要はなく、ＳーＲＡＭ、ＤーＲＡＭ等の揮発性
のメモリで構成して電源の投入時に、このメモリにロー
ドする構成としてもよい。
ずしも、ＰＲＯＭ、ＥＰＲＯＭもしくはフラッシュメモ
リ等の非不揮発性のＲＥＡＤ ＯＮＬＹ ＭＥＭＯＲＹ
である必要はなく、ＳーＲＡＭ、ＤーＲＡＭ等の揮発性
のメモリで構成して電源の投入時に、このメモリにロー
ドする構成としてもよい。
【００２９】
【発明の効果】以上の様に、この発明によれば、ホッピ
ング周波数に対応する送信電力制御情報を格納した記憶
装置と、この記憶装置の内容に基づいて電力制御を行う
ディディたるＡＴＴで送信電力制御回路を構成するよう
にしたので、高速なホッピング速度に対応することがで
きる。
ング周波数に対応する送信電力制御情報を格納した記憶
装置と、この記憶装置の内容に基づいて電力制御を行う
ディディたるＡＴＴで送信電力制御回路を構成するよう
にしたので、高速なホッピング速度に対応することがで
きる。
【００３０】また、記憶装置にホッピング周波数におけ
る周波数利得偏差を補正するデータを格納しておくよう
にしたので、高速ホッピングにおいても、送信電力を一
定に制御することができる。
る周波数利得偏差を補正するデータを格納しておくよう
にしたので、高速ホッピングにおいても、送信電力を一
定に制御することができる。
【００３１】また、記憶装置にホッピング周波数におけ
る大気吸収損失補正データを格納しておくようにしたの
で、ミリ波帯においても、安定した通信系を確保でき
る。
る大気吸収損失補正データを格納しておくようにしたの
で、ミリ波帯においても、安定した通信系を確保でき
る。
【００３２】また、送信データの送り出し速度をホッピ
ング周波数により制御するデータ速度可変回路を設ける
ようにしたので、ミリ波帯においても、大気吸収損失に
よりデータのビットエラーレートが変化しない安定した
通信系を確保できる。
ング周波数により制御するデータ速度可変回路を設ける
ようにしたので、ミリ波帯においても、大気吸収損失に
よりデータのビットエラーレートが変化しない安定した
通信系を確保できる。
【００３３】また、送信データに誤り訂正符号を付加す
る誤り訂正回路を設けるようにしたので、同じくミリ波
帯においても、大気吸収損失によりデータのビットエラ
ーレートが変化しない安定した通信系を確保できる。
る誤り訂正回路を設けるようにしたので、同じくミリ波
帯においても、大気吸収損失によりデータのビットエラ
ーレートが変化しない安定した通信系を確保できる。
【００３４】また、送信装置と受信装置が一体となった
送受信装置において、受信部を高速ホッピング可能、ま
た大気吸収損失に対応できる構成としたので、受信部を
送信機相当の構成とすることにより、高速ホッピング可
能、また大気吸収損失に対応できる周波数ホッピング送
受信装置を提供することができる。
送受信装置において、受信部を高速ホッピング可能、ま
た大気吸収損失に対応できる構成としたので、受信部を
送信機相当の構成とすることにより、高速ホッピング可
能、また大気吸収損失に対応できる周波数ホッピング送
受信装置を提供することができる。
【図１】 本発明による周波数ホッピング送信装置の実
施の形態１を示す構成図である。
施の形態１を示す構成図である。
【図２】 本発明による周波数ホッピング送信装置の実
施の形態２を示す構成図である。
施の形態２を示す構成図である。
【図３】 本発明による周波数ホッピング送信装置の実
施の形態３を示す構成図である。
施の形態３を示す構成図である。
【図４】 本発明による周波数ホッピング送信装置の実
施の形態４を示す構成図である。
施の形態４を示す構成図である。
【図５】 本発明による周波数ホッピング送信装置の実
施の形態５を示す構成図である。
施の形態５を示す構成図である。
【図６】 本発明による周波数ホッピング送信装置の実
施の形態６を示す構成図である。
施の形態６を示す構成図である。
【図７】 本発明による周波数ホッピング送信装置の実
施の形態７を示す構成図である。
施の形態７を示す構成図である。
【図８】 本発明による周波数ホッピング送信装置の実
施の形態８を示す構成図である。
施の形態８を示す構成図である。
【図９】 従来の周波数ホッピング送信装置の構成を示
す構成図である。
す構成図である。
１ 送信アンテナ、２ パワーアンプ、２ａ パワーア
ンプ、３ ディジタルＡＴＴ、４ ＲＯＭ、５ ミキサ
ー、６ 周波数情報、７ ホッピングシンセサイザ、８
変調器、９ 送信データ、１０ 検波器、１１ アナ
ログＡＴＴ、１２ ＡＬＣ回路、１３ ＲＯＭ（２）、
１４ データ速度可変回路、１５ 誤り訂正回路。
ンプ、３ ディジタルＡＴＴ、４ ＲＯＭ、５ ミキサ
ー、６ 周波数情報、７ ホッピングシンセサイザ、８
変調器、９ 送信データ、１０ 検波器、１１ アナ
ログＡＴＴ、１２ ＡＬＣ回路、１３ ＲＯＭ（２）、
１４ データ速度可変回路、１５ 誤り訂正回路。
Claims (6)
- 【請求項１】 送信データを変調後ホッピング周波数で
送信周波数に変換して送信する周波数ホッピング送信装
置において、送信する電波の送信電力を制御する送信電
力制御回路を前記ホッピング周波数に対応する送信電力
制御情報を格納した記憶装置と、この記憶装置の内容に
基づいて電力制御を行うディジタルＡＴＴと、で構成し
たことを特徴とする周波数ホッピング送信装置。 - 【請求項２】 前記送信電力制御情報は、ホッピング周
波数とこのホッピング周波数での電力増幅器の利得との
関係を示す情報であることを特徴とする請求項１に記載
の周波数ホッピング送信装置。 - 【請求項３】 前記送信電力制御情報は、ホッピング周
波数とこのホッピング周波数での大気吸収損失との関係
を示す情報であることを特徴とする請求項１または請求
項２に記載の周波数ホッピング送信装置。 - 【請求項４】 送信データを変調する変調器への転送速
度をホッピング周波数に基づいて変化させるデータ速度
可変回路を備えたことを特徴とする請求項１乃至請求項
３のいずれかに記載の周波数ホッピング送信装置。 - 【請求項５】 送信データに誤り訂正符号を付加する誤
り訂正符号を備えたことを特徴とする請求項１乃至請求
項４のいづれかに記載の周波数ホッピング送信装置。 - 【請求項６】 送信部に請求項１乃至請求項５のいずれ
かに記載の周波数ホッピング送信装置を備えた周波数ホ
ッピング送受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7293995A JPH09139694A (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | 周波数ホッピング送信装置及び送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7293995A JPH09139694A (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | 周波数ホッピング送信装置及び送受信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09139694A true JPH09139694A (ja) | 1997-05-27 |
Family
ID=17801886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7293995A Pending JPH09139694A (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | 周波数ホッピング送信装置及び送受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09139694A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2389473A (en) * | 2002-03-11 | 2003-12-10 | Nec Corp | Frequency hopping communication device |
| JP2007295153A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 送信機 |
| JP2008148293A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-06-26 | Nec Electronics Corp | 送信回路及びシステム |
| WO2019176086A1 (ja) * | 2018-03-16 | 2019-09-19 | 株式会社日立国際電気 | 無線通信装置、無線通信システム及び送信電力制御方法 |
-
1995
- 1995-11-13 JP JP7293995A patent/JPH09139694A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2389473A (en) * | 2002-03-11 | 2003-12-10 | Nec Corp | Frequency hopping communication device |
| GB2389473B (en) * | 2002-03-11 | 2004-07-14 | Nec Corp | Frequency hopping communication device and method |
| US7269200B2 (en) | 2002-03-11 | 2007-09-11 | Nec Corporation | Frequency hopping communication device with simple structure |
| JP2007295153A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 送信機 |
| JP4747022B2 (ja) * | 2006-04-24 | 2011-08-10 | 株式会社日立国際電気 | 送信機 |
| JP2008148293A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-06-26 | Nec Electronics Corp | 送信回路及びシステム |
| US7953136B2 (en) | 2006-11-14 | 2011-05-31 | Renesas Electronics Corporation | Transmission circuit and system for the same |
| WO2019176086A1 (ja) * | 2018-03-16 | 2019-09-19 | 株式会社日立国際電気 | 無線通信装置、無線通信システム及び送信電力制御方法 |
| JPWO2019176086A1 (ja) * | 2018-03-16 | 2021-03-11 | 株式会社日立国際電気 | 無線通信装置、無線通信システム及び送信電力制御方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040604 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040608 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041019 |