JPH04136631U - ワークアツセンブリ用受具ベースのワーク受具固定装置 - Google Patents

ワークアツセンブリ用受具ベースのワーク受具固定装置

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JPH04136631U
JPH04136631U JP5072291U JP5072291U JPH04136631U JP H04136631 U JPH04136631 U JP H04136631U JP 5072291 U JP5072291 U JP 5072291U JP 5072291 U JP5072291 U JP 5072291U JP H04136631 U JPH04136631 U JP H04136631U
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JP
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workpiece
workpiece holder
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JP5072291U
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Inventor
川 守 人 中
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三菱自動車工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組み立てるワークの変更に対応して容易にワ
ーク受具を交換でき、一度の操作で多数のワーク受具を
脱着できるワークアッセンブリ用受具ベースのワーク受
具固定装置を提供する。 【構成】 受具ベース12に形成された係合孔12a にワー
ク受具14の係合部16が係脱し、係合孔12a に臨んで係合
部16と係脱するロック部材24が摺動自在に配設され、該
ロック部材24には戻しバネ28の復元力が係合部16と係合
する方向に付勢してある。係合孔12a の近傍には受具ベ
ース12のワーク受具14を取付ける面と交差する方向の回
動軸20が支持され、回動軸20には板カム22が嵌合され、
該板カム22のカム面に上記戻しバネ28の復元力を受けて
上記ロック部材24が押圧されている。回動軸20の下端部
にはチェーンスプロケット32が嵌合し、該チェーンスプ
ロケット32にはステッピングモータ38によって駆動され
るチェーン34が噛合し、該チェーン34の無端循環移動に
よって板カム22が回動する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車両のエンジンにトランスミッションやフロントサスペンション 等多種類のワークをアッセンブリする際に、これらワークを適宜に保持するワー ク受具をワークアッセンブリ用受具ベースに固定するためのワーク受具固定装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車等の組み立てに際し、例えばエンジンをボデーに組み付ける時には、該 エンジンにトランスミッションやフロントサスペンション等を予め組み付けて、 これらエンジンとトランスミッション、フロントサスペンション等とをアッセン ブリしたもの、いわゆるエンジン・フロサスアッシとしてボデーに組み付けてい る。
【0003】 このエンジン・フロサスアッシ自体を組み立てるには、図5に示すように、受 具ベース1の上にセンタメンバ受け2やロアアーム受け3、ミッションケース受 け4等のワーク受具が配設されたエンジン・フロサスアッシ組立治具5が用いら れる。すなわち、該エンジン・フロサスアッシ組立治具5の上記ワーク受具2、 3、4等にエンジン6やフロントサスペンション7、ミッション8等が載置され 、これらのワーク6、7、8等が組み合わされてエンジン・フロサスアッシ9が 組み立てられる。
【0004】 上記それぞれのワーク受具2、3、4はワーク6、7、8を確実に保持しなけ ればならないから、受具ベース1に確実に固定される必要がある。
【0005】 他方、自動車の製造工程では、一般に一系統の組立ラインで多種類の車種の製 造を行なっており、例えば同一のボデーに異なるエンジンが搭載されたりする。 エンジンが異なるとエンジン・フロサスアッシ9も異なり、このため異なるエン ジンを搭載する場合にはエンジン・フロサスアッシ組立治具5の形式等が異なる ことになる。そして、車種ごとにエンジン・フロサスアッシ組立治具5を用意す ると、不使用時のエンジン・フロサスアッシ組立治具5の保管場所が必要となり 、膨大な保管スペースを確保しなければならなくなる。また、新規車種を製造す る際には、エンジン・フロサスアッシ組立治具5も、新規に製作したり、既存の ものを改良したりしている。
【0006】 すなわち、エンジン・フロサスアッシ組立治具5の開発費用や、製作費用が嵩 み、不使用時のエンジン・フロサスアッシ組立治具5の保管場所の確保等が問題 となってなってしまう。そこで、エンジン・フロサスアッシ組立治具5が異なる ものであっても、受具ベース1を共通にして該受具ベース1に配設されるワーク 受具2、3、4を交換することにより対応している。
【0007】 このため、ワーク受具2、3、4が受具ベース1に着脱自在とされており、車 種が変更される場合に所定のものに交換するようにしてある。そして、従来では 、ワーク受具2、3、4を交換できるようにするため、該ワーク受具2、3、4 を受具ベース1にボルト・ナットで固定したり、ワーク受具2、3、4の端部を クランプしたりして該ワーク受具2、3、4を受具ベース1に着脱自在としてい る。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述のエンジン・フロサスアッシ組立治具5では、各ワーク受具2、 3、4が受具ベース1にボルト・ナット等で固定されているため、これらワーク 受具2、3、4の脱着を行なう作業は煩雑である。また、クランプ等にって脱着 作業を簡便化しても、変更するワーク受具2、3、4は多数であるため、交換作 業の煩雑さは解消しにくい。
【0009】 そこで、本考案は、組み立てるエンジン・フロサスアッシの種類の変更に対応 して容易に受具を変更でき、また、一度の操作で多数の受具を脱着できるエンジ ン・フロサスアッシ組立治具を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、本考案に係るワークアッセンブリ用受具ベース のワーク受具固定装置は、適宜種類のワークを組み合わせるため、それぞれのワ ークが載置され、これらワークを各別に保持する適宜数のワーク受具を受具ベー スの上面に着脱自在に配設したワークアッセンブリ用受具ベースにおいて、前記 受具ベースの適宜位置にワーク受具に対応して形成した係合孔と、前記それぞれ のワーク受具に該係合孔と係脱自在に設けられた脚部の先端部に形成された係合 部と、該受具ベースの上記ワーク受具の取り付け面と交差する方向を軸とし、そ れぞれのワーク受具に対応して回動自在に支持された駆動部材と、受具ベースに 設けられて該駆動部材に係脱して移動し、該移動によって上記係合部と係脱する とともに、係合時に上記ワーク受具を受具ベースに固定するロック部材と、該ロ ック部材に復元力を付勢して、該ロック部材を上記係合部から解除する方向に移 動させる付勢手段と、上記それぞれの駆動部材の回動軸に各別に嵌着した回動部 材と、該回動部材のそれぞれに連係した無端循環移動体と、該無端循環移動体を 無端循環移動させる駆動手段とからなることを特徴としている。
【0011】
【作用】
ワーク受具を受具ベースに固定するには、上記ワーク受具の脚部を受具ベース に形成した係合孔に係合させた状態で、上記駆動手段の操作によって上記無端循 環移動体を無端循環移動させて、該無端循環移動体に連係した上記回動部材を回 動させる。この回動手段の回動によって上記駆動部材が回動し、上記付勢手段の 復元力に抗してロック部材を移動さる。このロック部材の移動によって該ロック 部材が上記脚部に形成した係合部に係合して、ワーク受具を受具ベースに固定す ることになる。そして、この状態で該ワーク受具にエンジンやトランスミッショ ン等所定のワークを保持させて、これらワークを組み合わせる。
【0012】 ワーク受具を交換するには、上記駆動手段を操作して該無端循環移動体を無端 循環移動させ、上記回動部材を適宜に回動させて上記駆動部材と上記ロック部材 との係合を解除する。これにより、該ロック部材が上記付勢手段の復元力を受け て上記係合部から離脱するから、ワーク受具を受具ベースから取り外し、所定の ワーク受具と交換する。
【0013】
【実施例】
以下、図示した実施例に基づいて本考案を具体的に説明する。なお、本実施例 は、ボデーにエンジンを組み込むために、予め該エンジンにトランスミッション 、フロントサスペンション等を組み合わせてアッセンブリしたエンジン・フロサ スアッシを完成するためのエンジン・フロサスアッシ組立治具を例として説明す る。
【0014】 図4に示すように、ほぼ水平な基板10の上方には適宜間隔を設けてほぼ平板状 の受具ベース12が支持されている。そして、該受具ベース12には、センタメンバ 受けやロアアーム受け、ミッション受け等のワーク受具14を配設する位置に、図 3及び図4に示すように、1つのワーク受具14に対して3つの係合孔12a がほぼ 正三角形の頂点を構成する配列で形成されており、図1に示すように、該係合孔 12a は下端部が縮径されたほぼ円錐台形となっている。
【0015】 上記ワーク受具14の下部には、図1に示すように、上記三角形と等しい配列で 脚部14aが設けられ、該脚部14aの先端部に係合部16が形成されている。この係合 部16は、上記係合孔12a とほぼ等しい大きさの円錐台形の基部16aと、該基部16a に連続したほぼ円柱形のロック軸16b と、該ロック軸16b より拡径された先端部 16c とにより構成されており、上記基部16aのほぼ中央部には周方向に逃げ溝16d が形成されている。また、上記係合孔12a に係合部16を挿通すると、上記ロック 軸16b が受具ベース12の下側に突出するようにしてある。
【0016】 そして、図1及び図2に示すように、受具ベース12の下面であって上記係合孔 12a の縁部には、図示しないガイド部材に案内されて、これら係合孔12a が配設 された三角形の中心と頂点とを結ぶ直線に沿って摺動自在なロック部材24が設け られている。このロック部材24は上記ロック軸16b の受具ベース12の下側に突出 した長さとほぼ等しい肉厚で、該ロック軸16b の径よりも僅かに大きな径のロッ ク溝24aが形成されている。このロック溝24aは上記三角形の外側に臨んで開放し た状態に配されており、ロック部材24が三角形の外側に向って摺動してロック溝 24aがロック軸16bに当接した状態では、先端部16c がロック部材24の底面に係合 して係合部16をロック部材24から引き抜くとこができないようにしてある。
【0017】 上記ロック部材24の摺動方向に沿った側壁面には、ほぼコ字形のスプリング受 け26の先端部が取り付けられており、該スプリング受け26の中央の壁26a には上 記ロック部材24の摺動方向の延長上に配設された付勢手段として圧縮コイルスプ リングからなる戻しバネ28の一端が押し付けられている。該戻しバネ28の他端は 、受具ベース12に固定されたスプリング押え30に固定されており、該戻しバネ28 の復元力を、ロック部材24が常時上記三角形の中心に向って、即ちロック溝24a をロック軸16b から離脱する方向に移動するよう付勢してある。なお、上記ロッ ク部材24とスプリング受け26、戻しバネ28、スプリング押え30はそれぞれの係合 孔12a に対応して設けられている。
【0018】 また、図1に示すように、上記係合孔12a が配列された上記三角形のほぼ中央 には透孔12bが形成されており、この透孔12bには軸受18により回動軸20が回動自 在に支持されている。図1及び図2に示すように、該回動軸20の下部には、上記 三角形より小さいほぼ正三角形の角部を適宜な円弧状に形成して押出部22a とし 、該三角形の直線部を適宜な曲線として解除部22b としたカム曲線からなる駆動 手段としての板カム22の中心が嵌合されている。また、該板カム22のカム面は上 記ロック部材24のそれぞれの端面に当接し、しかも上記戻しバネ28の復元力によ って、ロック部材24の端面はカム面に押し付けられている。
【0019】 そして、上記回動軸20の下端部には、回動部材としてチェーンスプロケット32 が嵌合されている。このチェーンスプロケット32には無端循環移動体としてのチ ェーン34が噛合しており、図2に示すように、該チェーンスプロケット32を一頂 点として一対のチェーンスプロケット36がほぼ三角形の配列で配設されている。 そして、図3に示すように、このチェーン34は受具ベース12の各ワーク受具14の 配設位置に取り付けられた全てのチェーンスプロケット32、36及びこれらの間の ガイドスプロケット37に噛合して周回しており、該チェーン34には駆動手段とて ステッピングモータ38の駆動軸に嵌合されたチェーンスプロケット40が噛合して いる。従って、このステッピングモータ38が駆動されてチェーンスプロケット40 が回転すると、チェーン34が無端循環移動して、該チェーン34に噛合している全 てのチェーンスプロケット32、36、37が回動する。
【0020】 上述した本考案に係る実施例の作用を、以下に説明する。
【0021】 ワーク受具14を受具ベース12に取り付けるには、ステッピングモータ38を駆動 してチェーンスプロケット40を回動させる。このチェーンスプロケット40の回動 によって、チェーン34を介して、チェーンスプロケット32、36、37が回動し、図 1及び図2に示すように、回動軸20、板カム22が回動する。そして、図2におい て二点鎖線で示すように、板カム22の解除部22b を各ロック部材24に対向させて 位置させると、これらロック部材24が前記戻しバネ28の復元力により該板カム22 の解除部22bに押し付けられ、スプリング受け26の中央の空間部が上記係合孔12a と重畳して位置する。
【0022】 次いで、図1及び図2に示すように、上記ワーク受具14の係合部16の基部16a を上記係合孔12a に挿入し、先端部16c をロック部材24の底面より下方に突出さ せた状態にして上記ステッピングモータ38を回動させる。該ステッピングモータ 38の回動によってチェーン34を無端循環移動させ、図2において実線で示すよう に、上記板カム22の押出部22a をロック部材24の端面に当接させる。このため、 該ロック部材24は戻しバネ28の復元力に抗して図示しないガイド部材に沿って摺 動し、ロック部材24のロック溝24aが上記係合部16のロック軸16bに嵌合する。係 合部16の先端部16c は上記ロック溝24a の幅より拡径されたものとなっているの で、係合部16は係合孔12a から抜けなくなる。しかも、この板カム22に当接して いる3つのロック部材24が、1つのワーク受具14に対して設けられた3つの係合 部16をそれぞれ固定するので、これら係合部16を有するワーク受具14が固定され る。
【0023】 同時に、チェーン34は全てのワーク受具14に対応して設けられた全ての板カム 22に連係しているので、全てのロック部材24が係合部16を固定する。従って、受 具ベース12のワーク受具14は全て固定され、この状態でエンジン・フロサスアッ シを組み立てることができる。
【0024】 また、他の車種用のエンジン・フロサスアッシを組み立てるために、固定され ているワーク受具14を適宜なものと交換する場合には、上記ステッピングモータ 38を駆動してチェーン34を無端循環移動させて板カム22を回動させる。この板カ ム22の回動によって該板カム22の解除部22b をロック部材24に臨ませると、該ロ ック部材24が戻しバネ28の復元力によって摺動して、該ロック部材24のロック溝 24a が係合部16のロック軸16b から外れる。このため、ロック軸16b が自由とな って先端部16c が障害とならずにワーク受具14を係合孔12a から引き抜くことが できるようになるから、交換を要するワーク受具14を引き抜いて所定のワーク受 具14に交換し、再びステッピングモータ38を駆動して前述と同様にワーク受具14 を固定する。
【0025】 以上に述べたように、本実施例では、ワーク受具14を固定するためにワーク受 具14に各別に設けられた全ての板カム22をチェーン34で連係して1つのステッピ ングモータ38により回動する構造としたので、部品点数が少なくてすみ、エンジ ン・フロサスアッシ組立治具の製作費用は安価となる。そして、一度の操作によ り全てのワーク受具14を着脱自在とすることができるので、多数のワーク受具14 を変更する必要がある時にも多くの煩雑な操作は必要なく、作業の確実性が向上 する。
【0026】 また、上記係合孔12aを予め適宜な位置に形成してあるので、該係合孔12aに係 合部16を挿入すると、このワーク受具14の配設位置が画一的なものとなる。この ため、ワーク受具14を取り付ける度に位置合わせの作業をする必要がなくなり、 作業工程の簡略化を図ることができる。なお、1つのワーク受具14に対応して三 角形に配された3つの係合孔12a のうちの1つの係合孔12a と他の2つの係合孔 12a の内径を異なる大きさとしておけば、ワーク受具14の取り付け方向が定まり 、ワーク受具14を取り付ける際に戸惑うことを防止できる。
【0027】 また、本実施例に示すように、上記回動軸20の下端部に嵌合したチェーンスプ ロケット32に対して一対の他のチェーンスプロケット36を配設し、該チェーンス プロケット36を迂回させて該チェーンスプロケット32にチェーン34が噛合してい るので、上記チェーンスプロケット32とチェーン34との接触角が大きくなり、該 チェーンスプロケット32の1歯当りの負荷力を低減することができる。
【0028】 なお、本実施例では受具ベース12での係合孔12a の配列を三角形としたが、他 の形状の配列、例えばほぼ正方形の配列であっても構わない。この場合、板カム の形状はほぼ正方形となりロック部材が4箇所となるので、受具の固定力の増加 を図ることができる。
【0029】 さらに、本実施例では、無端循環移動体にチェーン34を用いたものを示したが 、ベルトやギヤードワイヤその他であってもよく、また駆動手段としてステッピ ングモータ38を利用したものを示したが、例えばクランクを回動させることによ りチェーンスプロケット40が回動するようにしたりして手動による駆動手段とす ることもできる。
【0030】
【考案の効果】
以上に述べたように、本考案に係るワークアッセンブリ用受具ベースのワーク 受具固定装置によれば、ワーク受具を固定する受具ベースの係合孔にワーク受具 の脚部を係合させ、該脚部の先端部に形成した係合部に係脱するロック部材を設 け、該ロック部材を駆動手段によって該係合部と係脱させるとともに、このロッ ク部材をそれぞれのワーク受具に各別に設け、かつこれら全てのロック部材の上 記係合部に対する係脱を上記駆動手段の操作によってほぼ同時に行なえるように したから、該駆動手段を操作するだけで、任意のワーク受具を受具ベースに着脱 することができる。従って、ワーク受具が受具ベースにボルト止めされている構 造のようにそれぞれのワーク受具のボルトを外す等の着脱作業を要しないから、 ワーク受具の着脱作業が容易になり、ワーク受具の交換作業を迅速に行なうこと ができる。
【0031】 しかも、ワーク受具を交換することにより多種類の車種に対応できるから、ワ ークアッセンブリ用受具ベース自体は共通化でき、該受具ベースの保管場所を確 保する必要がなく、また受具ベースの開発コスト等を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】係合部と係合孔、ロック機構の主要部を示し、
図2のA−A線での断面図である。
【図2】駆動部材と無端循環移動体の連係状態を示す底
面図である。
【図3】受具ベースの底面図で、係合孔やチェーンスプ
ロケット、チェーン等の配設位置を示す図である。
【図4】エンジン・フロサスアッシ組立治具の分解組立
図を示す斜視図である。
【図5】従来のエンジン・フロサスアッシ組立治具によ
り、エンジン・フロサスアッシの組立作業を行なってい
る状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
12 受具ベース 12a 係合孔 14 ワーク受具 14a 脚部 16 係合部 22 板カム(駆動部材) 24 ロック部材 28 戻しバネ(付勢手段) 32 チェーンスプロケット(回動部材) 34 チェーン(無端循環移動体) 38 ステッピングモータ(駆動手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜種類のワークを組み合わせるため、
    それぞれのワークが載置され、これらワークを各別に保
    持する適宜数のワーク受具を受具ベースの上面に着脱自
    在に配設したワークアッセンブリ用受具ベースにおい
    て、前記受具ベースの適宜位置にワーク受具に対応して
    形成した係合孔と、前記それぞれのワーク受具に該係合
    孔と係脱自在に設けられた脚部の先端部に形成された係
    合部と、該受具ベースの上記ワーク受具の取り付け面と
    交差する方向を軸とし、それぞれのワーク受具に対応し
    て回動自在に支持された駆動部材と、受具ベースに設け
    られて該駆動部材に係脱して移動し、該移動によって上
    記係合部と係脱するとともに、係合時に上記ワーク受具
    を受具ベースに固定するロック部材と、該ロック部材に
    復元力を付勢して、該ロック部材を上記係合部から解除
    する方向に移動させる付勢手段と、上記それぞれの駆動
    部材の回動軸に各別に嵌着した回動部材と、該回動部材
    のそれぞれに連係した無端循環移動体と、該無端循環移
    動体を無端循環移動させる駆動手段とからなることを特
    徴とするワークアッセンブリ用受具ベースのワーク受具
    固定装置。
JP5072291U 1991-06-05 1991-06-05 ワークアツセンブリ用受具ベースのワーク受具固定装置 Withdrawn JPH04136631U (ja)

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