JPH041363B2 - - Google Patents

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JPH041363B2
JPH041363B2 JP25792787A JP25792787A JPH041363B2 JP H041363 B2 JPH041363 B2 JP H041363B2 JP 25792787 A JP25792787 A JP 25792787A JP 25792787 A JP25792787 A JP 25792787A JP H041363 B2 JPH041363 B2 JP H041363B2
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JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
pressure
valve
diaphragm holder
elastic member
Prior art date
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Expired
Application number
JP25792787A
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English (en)
Other versions
JPH0199110A (ja
Inventor
Takeshi Yokoyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TLV Co Ltd
Original Assignee
TLV Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by TLV Co Ltd filed Critical TLV Co Ltd
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Publication of JPH0199110A publication Critical patent/JPH0199110A/ja
Publication of JPH041363B2 publication Critical patent/JPH041363B2/ja
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  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は蒸気や圧縮空気等の配管に取り付け
て、二次側の圧力を所定の設定圧力に保つ減圧弁
に関し、特に圧力設定ばねとダイヤフラムの間に
介在したダイヤフラム押えの構造に関する。
従来の技術 従来は例えば実公昭46−34951号公報に示され
る様なダイヤフラム部の構造がある。
ダイヤフラム押えは一般的に第3図に示す様
に、ダイヤフラム側の面が下方へ突出している。
これは圧力設定ばねの作用でダイヤフラム押えが
下方へ変位せしめられた時に、ダイヤフラム面が
その面に添つて下方へ撓み、一様な力で引張り力
が働くように考慮されたものである。仮に、平面
ならば下方へ撓んだ際にダイヤフラムがダイヤフ
ラム押えの下面の角で応力集中がかかり、早期破
損に至るのである。
本発明が解決しようとする問題点 上記構造のダイヤフラム押えでは、二次側の低
圧域の設定ができないという問題がある。
ダイヤフラムは弁の通気初期は低温の為に第3
図Aの様に平面であるが、圧力設定ばねの付勢に
よりダイヤフラムがパイロツト弁を徐々に微開し
ていくと弁全体が流体から熱を受け、ダイヤフラ
ムが熱膨脹して第3図Bの様に回りが上へ撓む。
この状態から更に下方へ微開を続けると、ダイヤ
フラムが急に第3図Cの様に反転し、その上面は
ダイヤフラム押えの下面との隙間Xを残してダイ
ヤフラムは過大にパイロツト弁を押込んでしま
う。故に設定圧は所望値以上に高くなつてしまう
のである。具体的には設定圧が0.1〜0.3Kg/cm2
近から0.7〜1.0Kg/cm2にとんでしまい、0.3〜0.7
Kg/cm2が設定不可となる。
問題点を解決する為の手段 上記問題点を解決する為に講じた本発明の技術
的手段は、圧力設定ばねとダイヤフラムの間にダ
イヤフラム押えを介在し、そのダイヤフラム押え
の下面を下方に半球状に湾曲して突設せしめ、そ
の面の外よりに環状溝を設け、ダイヤフラムとの
間に弾性部材を配置せしめたものである。
上記弾性部材には皿ばねや波板を用いても実施
することができる。
作 用 熱膨脹によりダイヤフラムが上方へ撓もうとし
ても弾性部材がある為に最初から下方へ撓み始め
る。この状態からダイヤフラム下方へ押し下げて
いくので反転する点が無く下方へ撓んだままであ
る。
更に大きく撓んだ時には弾性部材はダイヤフラ
ムとの間に挟まれて環状溝の中に完全に納まり、
ダイヤフラム上面は本来のダイヤフラム押えの湾
曲面に添つて撓むことができる。
発明の効果 ダイヤフラムとダイヤフラム押えの間に弾性部
材を介在することにより、微圧から高圧まで連続
的に安定した二次圧を設定することができる。
実施例 上記の具体例的手段を示す実施例を以下に説明
する。(第1図及び第2図参照) 第1図に示した蒸気用減圧弁は、減圧弁部1と
気水分離器部2と排水弁部3とから成り、本発明
部分は詳細に表現しにくい為に第2図に拡大して
説明する。
本体10で入口12、弁口14、出口16を形
成する。入口は一次側の高圧流体源に出口は二次
側低圧域に接続する。弁口は弁座部材で形成す
る。主弁体18を弁口14の入口側端の弁座にコ
イルばねで弾性的に付勢して配置する。
ピストン20をシリンダ22内に摺動自在に配
置し、ピストン棒を弁口14を通して主弁体18
の中央突起棒に当接せしめる。ピストンの下面と
ピストン棒とをほぼ半球面で接続する。入口12
とピストン20の上部空間、即ちピストン室を連
通する一次圧通路24にパイロツト弁26を配置
する。ダイヤフラム28をその外周縁をフランジ
30,32の間に挟んで取り付ける。ダイヤフラ
ム28の下方空間は二次圧通路34を通して出口
16に連通する。
パイロツト弁26の弁棒36の頭部端面はダイ
ヤフラム28の中央下面に当接する。
ダイヤフラム28の上面にダイヤフラム押え3
8を介して、圧力設定用のコイルばね40を当接
せしめる。調節ねじ44を本体10にねじ結合し
て取り付ける。
ダイヤフラム押え38は第2図に示す様に下方
に湾曲した面の外よりに環状溝70を設け、ダイ
ヤフラム28との間に皿ばね71を配置する。
調節ねじ44を左右に回すと、圧力設定ばね4
0のダイヤフラム28を押し下げる弾性力が変
る。この圧力設定ばね40の弾性力を基準値とし
て、ダイヤフラム28はその下面に作用する二次
側圧力に応じて湾曲し、弁棒36を変位せしめて
パイロツト弁26を開閉せしめる。この結果、一
次側流体圧力がピストン室に導入され、ピストン
20が駆動され、主弁体18が変位せしめられ、
入口12の流体が弁口14を通つて出口16に流
れる。これは二次側の流体圧力が低下すると弁口
14が開き、上昇すると閉じる様に自動的に作動
する。
上記過程に於て通気初期から徐々にダイヤフラ
ム28の温度が上昇すると、熱膨脹により上へ撓
もうとするが皿ばね71がある為に下へ撓む。こ
れでダイヤフラム28の撓む方向が決定されるの
でいくらダイヤフラム28が下へ大きく撓んでも
反転することはない。従つて微圧から高圧まで連
続的に安定した二次圧を設定することができる。
大きく撓んだ時には弾性部材はダイヤフラム2
8との間に挟まれて環状溝70の中に完全に納ま
り、ダイヤフラム28の上面は本来のダイヤフラ
ム押え38の湾曲面に添つて撓むことができる。
弁口14の下方に円筒形状の隔壁部材46を取
り付け、これを囲む本体10との間に環状空間4
8を形成し、その上部はコーン形状のスクリーン
50を通して入口12に連通し、下部は排水弁室
52の上部に連通する。また、排水弁室52の上
部は隔壁部材46の中央開口を通して弁口14に
連通する。環状空間48には傾斜壁から成る旋回
羽根54を配置する。
従つて、入口12の流体は、弁口14が開いて
環状空間48を通過するときに、旋回羽根54で
方向を曲げられて旋回せしめられる。液体は外側
に振り出されて周囲の本体内壁に当たつて排水弁
室52に流下し、軽い気体は中央部を旋回して、
隔壁部材46の中央開口から弁口14に向い、そ
こを通過して出口16に流れ去る。
排水弁室52の底部には、排水口56に通じる
排水弁口58を形成する。フロートカバー62で
覆つて、球形の弁フロート60を変位自在に収容
する。フロートカバー62の上部には通気孔64
を開ける。
従つて、弁フロート60は排水弁室52の水位
と共に浮上降下して排水弁口58を開閉し、排水
弁室52に溜る水を自動的に排除する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を設置した減圧弁の断
面図、第2図は本発明の実施例の要部拡大断面
図、第3図は従来の減圧弁のダイヤフラム部の断
面図である。 10:本体、12:入口、14:弁口、16:
出口、26:パイロツト弁、28:ダイヤフラ
ム、38:ダイヤフラム押え、70:環状溝、7
1:皿ばね。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 圧力設定ばねとダイヤフラムの間にダイヤフ
    ラム押えを介在し、そのダイヤフラム押えの下面
    を下方に半球状に湾曲して突出せしめ、その面の
    外よりに環状溝を設け、ダイヤフラムとの間に弾
    性部材を配置せしめたことを特徴とする減圧弁の
    ダイヤフラム押え。 2 弾性部材が皿ばね又は波板であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の減圧弁のダイ
    ヤフラム押え。
JP25792787A 1987-10-12 1987-10-12 減圧弁のダイヤフラム押え Granted JPH0199110A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25792787A JPH0199110A (ja) 1987-10-12 1987-10-12 減圧弁のダイヤフラム押え

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25792787A JPH0199110A (ja) 1987-10-12 1987-10-12 減圧弁のダイヤフラム押え

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0199110A JPH0199110A (ja) 1989-04-18
JPH041363B2 true JPH041363B2 (ja) 1992-01-10

Family

ID=17313126

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25792787A Granted JPH0199110A (ja) 1987-10-12 1987-10-12 減圧弁のダイヤフラム押え

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6129230B2 (ja) 2015-03-27 2017-05-17 本田技研工業株式会社 芝刈機

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JPH0199110A (ja) 1989-04-18

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