JPH04136194A - 洗浄方法 - Google Patents

洗浄方法

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JPH04136194A
JPH04136194A JP25474290A JP25474290A JPH04136194A JP H04136194 A JPH04136194 A JP H04136194A JP 25474290 A JP25474290 A JP 25474290A JP 25474290 A JP25474290 A JP 25474290A JP H04136194 A JPH04136194 A JP H04136194A
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JP
Japan
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cleaning
contaminants
polyoxyethylene
soln
contaminant
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Pending
Application number
JP25474290A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruyuki Misumi
三角 照之
Ryoji Kaneda
金田 亮二
Kazutaka Kaneko
和孝 金子
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Toho Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Toho Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は被洗浄体に付着している汚染物を除去し該洗浄
体を清浄にする方法およびその洗浄剤に関する。
【従来の技術】
各種精密機械部品、電気部品等の加工および組立工程で
各種の加工油剤、防錆剤等を使用しているが、これらが
付着した状態では製品とならないため、これらの部品の
最終仕上げ工程において、洗浄やフラックス除去、ガラ
スやプラスチックの洗浄等を行う必要があり、その際フ
ロン系または塩素系洗浄剤が広く使用されている。
【発明が解決しようとする課題】
従来より使用されているフロン系または塩素系洗浄剤は
洗浄性能、速乾性に優れ、また回収が可能であるという
面では優れているが、オゾン層の破壊等の環境の問題、
発癌性等の安全性1こ問題があり、これを代替する洗浄
剤の出現が期待されている。これに代わる各種の有機溶
剤も考えられるが、全て低沸点で引火等の危険があり、
実用化は困難である。 また、従来の水系の洗浄剤としてアルカリビルダー、有
機溶剤、界面活性剤を混合したものもあるが、ろ過シス
テムによる循環再生使用は全く行われておらず、洗浄液
が汚染物の混入により懸濁または乳化した液となり混入
油分の再付着や洗浄性能の低下が早いため、液寿命が短
く、また廃棄処理に費用がかかるため不合理である。 このような状況において、本発明はこれらに代替可能な
安全性、経済性に優れた水系の洗浄方法を提供すること
を目的とするものである。 本発明に係る洗浄方法およびその洗浄剤は限外ろ過膜を
透過させ循環することにより、汚染物と洗浄剤とを分離
し、汚染物は限外ろ過膜を透過しないので濃縮して系外
に除去し、一方透過した洗浄液は洗浄層に戻し循環再利
用するシステムである。 本発明に係る洗浄剤の成分は全て限外ろ過膜を透過する
ため、再利用することにより常に新しい状態で洗浄が可
能である。 従って、本発明によれば、汚染物の混入、蓄積により洗
浄性が低下したり、混入油分の再付着による清浄不良等
の問題が解決でき、さらに、優れた洗浄性能の持続と共
に洗浄液の寿命も延長され、省資源化および廃棄処理費
用の低減が図れる。
【課題を解決するための手段】
本発明は前述の目的を達成すべく開発されたものであり
、洗浄剤は(A)ビルダー (B)有機溶剤、(C)界
面活性剤の1種またはそれ以上の組合せから成っている
。その全ての化合物は限外ろ過膜を透過するものに限定
し、これらの単独、もしくは組合せ配合した洗浄剤組成
物と限外ろ過装置とを併用することにより、被洗浄体は
常に新液で洗浄している状態に保たれるため、汚染物の
再付着が防止されることはもとより、優れた洗浄性が持
続することを見出し本発明を完成した。 すなわち本発明は、汚染物を有する被洗浄体を洗浄槽に
入れ、汚染物を(A)ビルダー (B)有機溶剤、(C
)アニオン系または非イオン系の界面活性剤から選ばれ
た少なくとも1種からなる洗浄剤水溶液で洗浄し、汚染
物と洗浄液より生成した懸濁または乳化液を汚染物は透
過しないが洗浄液が透過する限外ろ過装置で処理して、
汚染物は濃縮分離して系外へ除去し、一方法浄液は洗浄
槽に戻し循環再利用する、洗浄方法に関する。 本発明は上記(A)、(B)および(C)の3成分から
選ばれた少なくとも1種の成分からなる水系洗浄剤を使
用するものであり、これらはフロン系および塩素系洗浄
剤と比較してオゾン層の破壊、発癌性の心配はな(、安
全で無公害の成分である。 本発明中の(A)成分であるビルダーは苛性ソーダ、苛
性カリ、炭酸ソーダ、重炭酸ソーダ、トリポリリン酸ソ
ーダ、ピロリン酸ソーダ、第2リン酸ソーダ、第3リン
酸ソーダ、テトラリン酸ソーダ、ヘギサメタリン酸ソー
ダ、オルソケイ酸ソーダ、メタケイ酸ソーダ、メタホウ
酸ソーダ等の塩基性成分である。その他のビルダーとし
て、グルコン酸ソーダ、エチレンジアミン四酢酸等があ
る。 (A)成分の配合量は単独使用を除いて濃縮水溶液の場
合は1〜50重量%、好ましくは8〜40重量%であり
、粉末の場合は60〜99重量%である。 本発明中の(B)成分である有機溶剤はアルコール類、
グリコール類、グリコールエーテル類、グリコールエー
テルアセテート類、ケトン類、エステル類等である。 アルコール類は一般式R−OH(但し、Rは炭素数1〜
3のアルキル基)で示される化合物である。すなわち、
メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルア
ルコール、イソプロピルアルコール等である。その他グ
リセリン、ソルビトール、マンニトール、ペンタエリス
リトール等の多価アルコールも含まれる。 グリコール類は一般式0H(C,H、,0)、H(但し
、nは2〜3、mは1〜20の整数)で示される化合物
である。すなわち、エチレングリコール、ジエチレング
リコール、ポリエチレングリコール、プロピレンエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、ヘキシレン
グリコ−ル等である。 グリコールエーテル類は一般式 %式% (但し、Rは炭素数1〜4のアルキル基またはフェニル
基、RoはHまたはメチル基、Rは炭素数1〜4のアル
キル基、nは1〜6の整数である)で示される化合物で
ある。すなわち、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエ
チレングリコールモノメチルエーテル、ポリエチレング
リコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノ
エチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエー
テル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、ポ
リエチレングリコールモノエチルエーテル、エチレング
リコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチル
エーテル、ポリエチレングリコールモノブチルエーテル
、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレン
グリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジ
ブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエー
テル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプ
ロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレング
リコールモノブチルエーテル等である。 グリコールエーテルアセテート類は一般式%式% (但し、Rは炭素数1〜4のアルキル基、RoはHまた
はメチル基、nは1〜2の整数である)で示される化合
物である。すなわち、エチレングリコールモノメチルエ
ーテルアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエ
ーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエー
テルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエー
テルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエー
テルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエー
テルアセテート、ジプロピレングリコールモノメチルエ
ーテルアセテート等である。 ケトン類は一般式RCOR’  (但し、RおよびRo
は炭素数1〜2のアルキル基)、およびで示される化合
物である。すなわち、アセトン、メチルエチルケトン、
シクロヘキサノン等である。 エステル類は一般式RCOOR’  またはR(OH)
COOR’  (但し、Rは1〜2のアルキル基、Ro
は炭素数1〜4のアルキル基である)で示される化合物
である。すなわち、ギ酸メチル、ギ酸エチル、ギ酸プロ
ピル、ギ酸ブチル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロ
ピル、酢酸ブチル、乳酸メチル、乳酸エチル、乳酸プロ
ピル、乳酸ブチル等である。 本発明中の(C)成分はアニオン系界面活性剤または非
イオン系界面活性剤であり、限外ろ過膜を透過する次の
一般式で示される範囲に限定される。 まずアニオン系界面活性剤としては以下のものが挙げら
れる。 ■ R50IX ■ RO(C,H,0)−3O*X ■ RCOOX ■(RO(CH2CH20)。)、−P=0(OX )
 =−m (但し、Rは炭素数6〜12アルキル基またはアルケニ
ル基および/または炭素数6〜12フルキルフエノール
基、Xはアルカリ金属、アンモニウム、アミン類であり
、nは0〜10の整数、mは1または2の整数である)
で示される化合物等であるが、本発明に係る限定された
範囲のアニオン系界面活性剤の具体的な例としては以下
のような化合物が挙げられる。 ■の具体例:ヘキシルスルホン酸塩、オクチルスルホン
酸塩、デシルスルホン酸塩、ラウリルスルホン酸塩。 ■の具体例ごヘキシルアルコール硫酸エステル塩、オク
チルアルコール硫酸エステル塩、デシルアルコール硫酸
エステル塩、ラウリルアルコール硫酸エステル塩、ポリ
オキシエチレンヘキシルアルコール硫酸エステル塩、ポ
リオキシエチレンオクチルアルコール硫酸エステル塩、
ポリオキシエチレンデシルアルコール硫酸エステル塩、
ポリオキシエチレンデシルアルコール硫酸エステル塩等
。 ■の具体例:カプリル酸塩、カプリン酸塩、ラウリン酸
塩、天然脂肪酸塩としてヤシ脂肪酸塩、パーム核油脂肪
酸塩等、ノナン酸等の一塩基合成脂肪酸およびセバシン
酸等の二塩基合成脂肪酸等。 ■の具体例:ポリオキシエチレンアルキル(炭素数6〜
14)またはアルキルフェニルエーテルのリン酸モノお
よびジエステルおよび/またはその塩、ポリオキシエチ
レンヘキシルエーテルのリン酸モノおよびジエステルお
よび/またはその塩、ポリオキシエチレンオクチルエー
テルのリン酸モノおよびジエステルおよび/またはその
塩、ポリオキシエチレンデシルエーテルのリン酸モノお
よびジエステルおよび/またはその塩、ポリオキシエチ
レンラウリルエーテルのリン酸モノおよびジエステルお
よび/またはその塩、ポリオキシエチレンドデシルエー
テルのリン酸モノおよびジエステルおよび/またはその
塩、ポリオキシエチレンオクチルエーテルのリン酸モノ
およびジエステルおよび/またはその塩等。 これらのアニオン系界面活性剤の具体例で示される塩と
してはNa、K、アンモニウム、モノエタノールアミン
、ジェタノールアミン、トリエタノールアミン、モルホ
リン、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリ
エチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペン
タエチレンへキサミン、シクロヘキシルアミン等である
。 一方、非イオン系界面活性剤としては以下のものが挙げ
られる。 ■      R′ R(CH,CHO)ゎH ■ RCOO(CH2CH20)、H \ 0    ゝ(CH2CH,O)、H (但し、Rは炭素数6〜12のアルキル基またはアルケ
ニル基および/または炭素数6〜12のアルキルフェノ
ール基、R′はHまたはCHsの単独または混合物、R
”は炭素数6〜12のアルキル基、アルケニル基または
フェニル基、nは1〜20の整数である)で示される化
合物である。 ■の具体例としてはポリオキシエチレンへキシルエーテ
ル、ポリオキシエチレンオクチルエーテル、ポリオキシ
エチレンデシルエーテル、ポリオキシエチレンラウリル
エーテル、ポリオキシエチレンドデシルフェノールエー
テル、ポリオキシエチレンオクチルフェノールエーテル
、ポリオキシプロピレンヘキシルエーテル、ポリオキシ
プロピレンオクチルエーテル、ポリオキンプロピレンデ
シルエーテル、ポリオキシプロピレンラウリルエーテル
等が挙げられる。 ■の具体例としてはポリオキシエチレンカプロン酸エス
テル、ポリオキシエチレンカプリル酸エステル、ポリオ
キシエチレンラウリン酸エステル、ポリオキシエチレン
ミリスチン酸エステル、ポリオキシエチレンヤシ脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレンバーム核油脂肪酸エステ
ル等が挙げられる。 ■の具体例としてはポリオ午ジエチレンヘキシルアミン
、ポリオキシエチレンオクチルアミン、ポリオキンエチ
レンデシルアミン、ポリオキシエチレンラウリルアミン
等が挙げられる。 ■の具体例としてはポリオキシエチレンへキシルアマイ
ド、ポリオキシエチレンオクチルアマイド、ポリオキシ
エチレンデシルアマイド、ポリオキシエチレンラウリル
アマイド、ポリオキシエチレンミリスチルアマイド、ポ
リオキシエチレンパルミチルアマイド等が挙げられる。 成分(A)、(B)および(C)はそれぞれ単独で水に
溶解して洗浄剤水溶液を形成してもよいが、好ましくは
それぞれの成分を配合して組成物を予め作り、この洗浄
剤組成物を水に溶解して洗浄剤水溶液を形成する。この
洗浄剤組成物としては成分(A)と(C)、および(A
)と(B)と(C)の組合せがより良好である。 濃縮水溶液調製のための成分(A)、(B)および(C
)それぞれの配合量は、 (A):1〜50重量% (B):1〜50重量% (C):1〜30重量% であり、好ましくは (A):3〜40重量% (B)・3〜20重量% (C) :、 1〜20重量% である。 また、粉末組成物調製のための配合量は、(A) : 
60〜99重量% (B):1〜40重量% である。 本発明の洗浄剤組成物は常法により、これらの(A)ビ
ルダー (B)有機溶剤、(C)界面活性剤から選ばれ
た少なくとも1種から得られる。 この洗浄剤もしくは洗浄剤組成物は限外ろ過装置を使用
して1〜20重量%の水溶液濃度で使用されるが、好ま
しくは2〜10重量%の水溶液で使用される。この時の
各成分の濃度は、濃縮水溶液の場合には、 (A) : 0.06〜4重量% (B):0.06〜2重量% (C) : 0.06〜2重量% が好ましく、また、粉末組成物の場合には、(A) :
 1.2〜9.9重量% (B) : 0..02〜4重量% が好ましい。 本発明の洗浄方法の実施の際の上記洗浄剤水溶液の使用
温度は常温から95℃の範囲、好ましくは常温ないし8
0℃である。また、本発明の方法は、浸漬(揺動または
超音波の使用も可能)、スプレー洗浄等の何れの方式に
も適合する。 本発明に係る(A)ビルダー (B)有機溶剤、(C)
界面活性剤はそれらの構造、分子量、水溶解性等により
、限外ろ過膜の透過率が変化する。 そのいくつかの例を下の表1に示す。このうち界面活性
剤の単一成分での限外ろ過膜の透過率は、広範囲に変化
するものであり、これにより本発明における界面活性剤
を限定した。本発明に係る清浄システムは循環再利用す
るものであり、洗浄液の透過性と汚染物の分離除去性が
重要である。洗浄液の透過率は80%以上で、好ましく
は90%以上である。また、汚染物の分離除去性は概ね
70%以上が実用化の目安どなる。なお、限外ろ過装置
に用いる限外ろ過膜の孔径は2〜10000人であるが
、好ましくは2500人(0,25μm)以下である。 一方、本発明の方法により洗浄されるべき汚染物は、切
削油剤等の機械加工油剤、防錆油剤等が主体であるが、
これに限定されず、プレス油等の塑性加工油剤等も対象
となる。また、本発明の方法は、カーボン除去やハンダ
フラックスの除去等にも使用できる。 被洗浄体としては自動車部品、精密機械部品、電気部品
、電子部品、工学機器部品、樹脂加工部品等である。 表1 各成分単独での限外ろa 表1 (つづき) 3重量%水溶液 使用モジュール0.1μm 成分基 透過率 (%) (A)ビルダー ・苛性ソーダ ・メタリン酸ソーダ ・メタホウ酸ソーダ ・炭酸ソーダ ・第3リン酸ソーダ ・グルコン酸ソーダ ・エチレンジアミン四酢酸ソーダ (B)有機溶剤 ・エチルアルコール ・エチレングリコール ・エチレングリコールモノブチルエーテル・ジエチレン
グリコールモノブチルエーテルアセテート・アセトン ・乳酸ブチル (C)界面活性剤 f、アニオン系界面活性剤 [−1本発明成分 ・ラウリルスルホン酸ソーダ ・ラウリルアルコープ14エステルソーダ・ボリオキシ
エチレンラウリルアルコーノmエステルトリエタノール
アミン塩 ・ヤノ脂肪酸ジェタノールアミン塩 ・ポリオキシエチレンオクチルエーテルリン酸モノ−お
よびジエステルモノエタノールアミン塩成分基 ・CI4〜C16アルコールWエステルソーダ・ポリオ
キシエチレンミリスチルアルコール硫酸エステルトリエ
タノールアミン塩 ・オレイン酸ジェタノールアミン塩 ・ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸モノ−お
よびジエステルモノエタノールアミン塩I1.非イオン
系界面活性剤 ・ポリオキシエチレンラウリルエーテル(II)1mk
)・ポリオキシエチレンラウリン酸エステル((イ)1
6−Elk)・ポリオキシエチレンラウリルアミン(E
OloEIし)・ポリオキシエチレンオレイルアミンC
Fed’、’)・ポリオキシエチレンオレイン酸アミド
(EOI&EJk)[[−2比較例 ・ポリオキシエチレンオレイルエーテル(Eol(資)
し)・ポリオキシエチレンミリスチン酸エステル(EO
16EIk)J[)EO=酸化エチレンの付加モル数C
%)
【実施例】
本発明を以下の実施例に基づいてさらに詳細に説明する
C表2参照)。 1、洗浄液の組成 本発明に係る洗浄剤組成物を実施例1〜11に示し、従
来技術による組成を比較例1〜7に示した。なお、実施
例1〜3は(A)ビルダー(B)有機溶剤、(C)界面
活性剤(表2においてはアニオン性のものをC3、非イ
オン性のものを02で示しである)それぞれ単独の場合
を示し、実施例4は成分(A)と(B)の配合例、実施
例5は成分(B)と(C)の配合例、実施例6〜8は成
分(A)と(C)の配合例、実施例9〜11は成分(A
)と(B)と(C)の配合例をそれぞれ示す。 これらの配合物を洗浄剤水溶液として使用する場合はい
ずれも5重量%水溶液とした。 2、汚染物 汚染物として切削油剤を使用したが、その組成は以下の
とおりである。 鉱物油         80重量% 油脂          10重量% CZ−S系極圧添加剤   8重量% 防端剤          2重量% 3、洗浄方法 冷間圧延鋼板(J[5K−2246,1,2X60X8
0mm)を研磨紙(#240. #320)で研磨し、
アセトン、エチルエーテルで完全脱脂し乾燥する。ここ
で重量を測定し、”W+(g)とする。 この試験片を上記汚染物に3分間浸漬後取り出し、24
時間垂直に吊るし油切りをし、このときの重量をWt(
g)とする。 洗浄液を5重量%水溶液として60℃に調整し、21の
ビーカー中に1.51採取し、マグネットスターラーで
一定の攪拌を行いながら、上記試験片を3分間浸漬する
。試験片を引上げ、水洗後乾燥し、このときの重量をW
s(g)とする。 洗浄性の評価は重量減量法により以下の式に従い洗浄率
(%)を算出して行った。試験は3回行いその平均を試
験結果とした。 W、  −W。 W2−W 4、限外ろ適法と限外ろ過膜の透過性試験法この試験法
の概略を第1図に示す。5重量%水溶液に調整した洗浄
液4C1’を401洗浄液槽1に入れ、これからポンプ
2によりバイブ3を介して運ばれた洗浄液を、室温で入
口圧/出口圧=1.4/1.2kg/cal’の条件で
限外ろ過膜4を透過させ(Max、 0.1μm)、ろ
過液はバイブ5を介して20!回収洗浄液槽7に、そし
てろ過されなかった成分はバイブロを介して40f洗浄
液槽1に戻して、連続1時間循環運転する。 ろ過液を手持屈折計で屈折計目盛を測定し、以下の式に
より透過率を算出した。また、ビルダーを含む洗浄液は
併せて活性アルカリ度を測定し、その変化を調べた。 で滴定し、ピンク色が消失した点を終点とする。 この時のN/l0HCIの滴定数(rnJり×ファクタ
ーを活性アルカリ度とした。 5、限外ろ過膜の洗浄液と汚染物の分離性試験5重量%
洗浄液中に2重量%の上記汚染物を添加し、乳化懸濁し
た試料40fを洗浄液槽1に入れ、上記と同様に、回収
洗浄液槽7に回収された透過液の外観および屈折計の目
盛、活性アルカリ度により洗浄液と汚染物との分離度を
判定した。 試験前の屈折計目盛 一方、活性アルカリ度は試料10−を採取し、フェノー
ルフタレイン指示薬を用いてN/IOHCI6、試験結
果 実施例1〜3 本発明に係るビルダー、有機溶剤、界面活性剤の成分単
体では全て限外ろ過膜の透過性および汚染物の分離除去
性は良好である(それぞれ表2中の結果の欄、汚染物混
入前の透過率および汚染物混入・除去後の透過率を参照
)。一方、洗浄性はこれらの2成分以上の組合せに比べ
劣るが、実用化し得る範囲内である。本汚染物(切削油
剤)に関して、その洗浄性は成分(A)> (C)> 
(B)の順である。 実施例4〔成分(A)および(B)の組合せ〕限外ろ過
膜の透過性および汚染物の分離除去性は良好であるが、
洗浄性が(A)と(C)または(A)と(B)と(C)
との組合せより若干劣る。 実施例5〔成分(B)と(C)との組合せ〕洗浄性、透
過性ともに良好であるが、実施例4より若干劣る。 実施例6〜8〔成分(A)と(C)の組合せ〕および実
施例9〜11 〔成分(A)ト(B)ト(C)との組合
せ〕 これらの各実施例は、限外ろ過膜の透過性、汚染物の分
離性、洗浄性いずれも優れている。 これらの実施例で使用されている成分(^)、CB)お
よび(C)は本発明の範囲内に限定した組成物であり、
限外ろ過膜の透過性はアニオン系界面活性剤の場合、ア
ルキル基(アルキルフェニル基を含む)の大きさを炭素
原子数12個を限度とし、それを越すと透過率が低下す
る(比較例2〜7参照)。これらのアニオン系界面活性
剤のうち炭素原子数12のアルキル基およびアルキルフ
ェニル基を有する化合物は洗浄力、湿潤性、浸透力が強
く、洗浄剤として洗浄性能の向上か図られる。 また、炭素原子数6ないし9のアルキル基を有する化合
物は低起泡性で防鯖性能が良好であるため、被洗浄体が
金属である場合には効果的である。 一方、非イオン系界面活性剤として、本発明に係るエー
テルおよびエステルタイプのアルキル基は炭素原子数1
2を限度とし、またポリオキシエチレンアルキルアミン
およびポリオキシエチレンアルキルアミドは炭素原子数
18を限度とし酸化エチレンの付加モル数を最大20モ
ルに限定した化合物を使用している。 このような本発明に係るアニオン系および非イオン系界
面活性剤は限外ろ過膜の透過率および汚染物の分離除去
性も非常に良好であり、しかも洗浄性に優れている。 また、本発明によるものでは、限外ろ過膜を透過させた
後も洗浄液は有効成分を全て含有するため、洗浄性は低
下しない。このことは実施例と比較例とを対比すれば明
白である。すなわち、本発明の5重量%洗浄剤水溶液に
汚染物(切削油剤)を2重量%添加し、懸濁または乳化
状となった洗浄液は限外ろ過膜を通すと、洗浄液は初期
の清浄な液となり、汚染物は透過せずに系外に濃縮分離
される。これに対し、比較例に示した従来技術の配合例
は限外ろ過膜の透過性が低く、さらに汚染物が混入した
場合、透過性はさらに低下し、従って洗浄性も劣る。 このように、本発明の洗浄方法によれば、洗浄液は常に
新液の状態で使用できるため、混入汚染物の再付着が防
止され、優れた洗浄性が持続し、洗浄液の寿命延長が図
られる。 なお、限外ろ過膜の孔径と洗浄液の透過率および汚染物
の分離除去性を表3に示す。 第2図に本発明の洗浄方法を具体化する洗浄システムの
概略図を示す。被洗浄体は洗浄槽8に入り、汚染物が落
とされた後、該洗浄槽8から出る。一方、洗浄槽8中の
汚染物を含む洗浄液はバイブ9.12を介してポンプ1
1により限外ろ過膜13に送液され、洗浄液は透過して
バイブ14を介して元の洗浄槽に戻り、透過されない汚
染物はバイブ15を介して汚染物濃縮槽10に送られる
。そして汚染物は限外ろ過膜13に繰り返し送られ、十
分に濃縮された段階で汚染物濃縮液として系外に廃棄さ
れる。なお、洗浄液は適宜補充される。
【発明の効果】
上記したような本発明の′洗浄方法によると、常に新し
い状態の洗浄液により被洗浄体の洗浄ができるため、洗
浄液への汚染物の混入、蓄積による洗浄性能の低下、被
洗浄体への混入汚染油分の再付着による洗浄不良等の問
題が解決できる。また、本発明の洗浄方法は、優れた洗
浄性能の持続とともに洗浄液の寿命も延長され、省資源
化、廃液処理費用の低減等の大幅な合理化が図れる。さ
らに、本発明に係る洗浄剤は安全性に優れているため、
従来のフロン系および塩素系洗浄剤の代替として使用す
ることによりオゾン層の破壊、発癌性等の問題が回避で
き、環境の改善に貢献できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の洗浄方法の試験に用いた限外ろ過シス
テムの概略図、 第2図に本発明の洗浄方法を具体化する洗浄システムの
概略図を示す。 図中、 8・・・洗浄槽 10・・・汚染物濃縮槽 13・・・限外ろ過膜 特許出願人 東邦化学工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  汚染物を有する被洗浄体を洗浄槽に入れ、汚染物を(
    A)ビルダー、(B)有機溶剤、(C)アニオン系また
    は非イオン系の界面活性剤から選ばれた少なくとも1種
    からなる洗浄剤水溶液で洗浄し、汚染物と洗浄液より生
    成した懸濁または乳化液を汚染物は透過しないが洗浄液
    が透過する限外ろ過装置で処理して、汚染物は濃縮分離
    して系外へ除去し、一方洗浄液は洗浄槽に戻し循環再利
    用する、洗浄方法。
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