JPH041360Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH041360Y2 JPH041360Y2 JP15475486U JP15475486U JPH041360Y2 JP H041360 Y2 JPH041360 Y2 JP H041360Y2 JP 15475486 U JP15475486 U JP 15475486U JP 15475486 U JP15475486 U JP 15475486U JP H041360 Y2 JPH041360 Y2 JP H041360Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- opening
- pump
- tightening means
- threaded rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 5
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 2
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000010813 municipal solid waste Substances 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cookers (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の目的
(産業上の利用分野)
この考案は、例えば排水のために使用されるポ
ンプに関するものである。
ンプに関するものである。
(従来の技術)
一般に、工事現場等で土砂を含んだ水を排水す
るために使用されるトラツシユポンプは、ポンプ
ケーシング内に残留した泥、砂利等により水の流
れを阻害されたり、羽根車の摩耗が進んだりする
のを防止するため、ポンプケーシングに清掃用の
開口部が形成され、この開口部を裏面フランジを
備えた蓋により開放・閉鎖可能に設けられるとと
もに、この蓋を閉鎖状態に保持する締付手段が設
けられている。
るために使用されるトラツシユポンプは、ポンプ
ケーシング内に残留した泥、砂利等により水の流
れを阻害されたり、羽根車の摩耗が進んだりする
のを防止するため、ポンプケーシングに清掃用の
開口部が形成され、この開口部を裏面フランジを
備えた蓋により開放・閉鎖可能に設けられるとと
もに、この蓋を閉鎖状態に保持する締付手段が設
けられている。
(考案が解決しようとする問題点)
ところが、このポンプはその使用中における水
流等により、ポンプケーシングの開口部と蓋の裏
面フランジとの間隙に泥、砂利等が詰まつて、蓋
が前記開口部に固着されたような状態となるた
め、バール等の尖頭部を備えた器具を使用しなけ
れば開口部を開放できないため、随時、ポンプケ
ーシング内の清掃を行えないという問題点があ
る。
流等により、ポンプケーシングの開口部と蓋の裏
面フランジとの間隙に泥、砂利等が詰まつて、蓋
が前記開口部に固着されたような状態となるた
め、バール等の尖頭部を備えた器具を使用しなけ
れば開口部を開放できないため、随時、ポンプケ
ーシング内の清掃を行えないという問題点があ
る。
考案の構成
(問題点を解決するための手段)
この考案は前記問題点を解決するため、ポンプ
ケーシングに清掃用の開口部を形成し、この開口
部をその内周面と裏面フランジを備えた蓋により
開放・閉鎖可能に設けるとともに、この蓋を閉鎖
状態に保持する締付手段を設けたポンプにおい
て、前記締付手段にはこの締付手段を緩める時
に、前記蓋の裏面側に係止して蓋を開放側へ移動
させる係合部を設けた。
ケーシングに清掃用の開口部を形成し、この開口
部をその内周面と裏面フランジを備えた蓋により
開放・閉鎖可能に設けるとともに、この蓋を閉鎖
状態に保持する締付手段を設けたポンプにおい
て、前記締付手段にはこの締付手段を緩める時
に、前記蓋の裏面側に係止して蓋を開放側へ移動
させる係合部を設けた。
(作用)
従つて、この考案によれば締付手段による締付
を解除する時に、蓋の裏面に係合する係合部によ
り蓋が取外されるか又は開かれて、開口部が開放
されるため、従来のポンプのようにバール等の器
具を使用せずに済む。
を解除する時に、蓋の裏面に係合する係合部によ
り蓋が取外されるか又は開かれて、開口部が開放
されるため、従来のポンプのようにバール等の器
具を使用せずに済む。
(実施例)
以下、この考案を具体化した一実施例を第1〜
3図に従つて説明する。
3図に従つて説明する。
第3図に示すように、ポンプケーシング1は隔
壁2により吸入室3及び吐出室4に分割され、第
2図に示すように吸入室3の上部一側には吸入口
5が設けられ、吐出室4の上部一側には吐出口6
が設けられている。
壁2により吸入室3及び吐出室4に分割され、第
2図に示すように吸入室3の上部一側には吸入口
5が設けられ、吐出室4の上部一側には吐出口6
が設けられている。
前記隔壁2の下部に設けた取付孔7には内部ケ
ーシング8が嵌着され、その筒状部8aの上部に
は水の通路となる透孔8bが形成されている。前
記吸入口5及び吐出口6の下方において吐出室4
内には原動機(図示せず)の駆動軸9が貫通さ
れ、この駆動軸9の先端部には第3図に示す羽根
車10が前記内部ケーシング8の筒状部8a内に
位置するように螺着されている。そして、この羽
根車10が回転されることにより、第3図に矢印
で示すように前記吸入室3から内部ケーシング8
に設けた連通孔11を介して羽根車10に導かれ
た水が、吐出室4を経て前記吐出口7に送られ
る。
ーシング8が嵌着され、その筒状部8aの上部に
は水の通路となる透孔8bが形成されている。前
記吸入口5及び吐出口6の下方において吐出室4
内には原動機(図示せず)の駆動軸9が貫通さ
れ、この駆動軸9の先端部には第3図に示す羽根
車10が前記内部ケーシング8の筒状部8a内に
位置するように螺着されている。そして、この羽
根車10が回転されることにより、第3図に矢印
で示すように前記吸入室3から内部ケーシング8
に設けた連通孔11を介して羽根車10に導かれ
た水が、吐出室4を経て前記吐出口7に送られ
る。
第3図に示すように、ポンプケーシング1の吸
入室3側には清掃用の円形状をなす開口部12が
形成されており、この開口部12は前記内部ケー
シング8の取外し時における通過を許容するよう
になつている。第3図に示すように、この開口部
12にはその内法とほぼ合致する裏面フランジ1
4を備えた蓋13がパツキン15を介して左右一
対の締付手段16(第2図にて図示)により着脱
可能に取付けられており、同開口部12を開放・
閉鎖可能である。この蓋13の2箇所には左右一
対の把手Hが固設されている。
入室3側には清掃用の円形状をなす開口部12が
形成されており、この開口部12は前記内部ケー
シング8の取外し時における通過を許容するよう
になつている。第3図に示すように、この開口部
12にはその内法とほぼ合致する裏面フランジ1
4を備えた蓋13がパツキン15を介して左右一
対の締付手段16(第2図にて図示)により着脱
可能に取付けられており、同開口部12を開放・
閉鎖可能である。この蓋13の2箇所には左右一
対の把手Hが固設されている。
第1図に示すように、前記締付手段16はポン
プケーシング1の軸受凸部17にピン18により
回動可能に取着されたねじ棒19と、このねじ棒
19に回動及び摺動可能に挿通されかつ前記蓋1
3の外周縁よりに係合される押さえ金具20と、
前記ねじ棒19に螺着されかつその螺着方向への
回動操作により前記押さえ金具20を押圧する押
さえノブ21とからなる。前記ねじ棒19には第
1図に実線で示す蓋13の閉鎖状態において蓋1
3の裏面と対応する係合部としての係合突起22
が、前記開口部12の中心方向に向かつて突設さ
れている。なお、ポンプケーシング1にはこの係
合突起22を収容する収容凹部23が設けられ、
蓋13にはねじ棒19の進入を許容する凹部24
が形成されている。
プケーシング1の軸受凸部17にピン18により
回動可能に取着されたねじ棒19と、このねじ棒
19に回動及び摺動可能に挿通されかつ前記蓋1
3の外周縁よりに係合される押さえ金具20と、
前記ねじ棒19に螺着されかつその螺着方向への
回動操作により前記押さえ金具20を押圧する押
さえノブ21とからなる。前記ねじ棒19には第
1図に実線で示す蓋13の閉鎖状態において蓋1
3の裏面と対応する係合部としての係合突起22
が、前記開口部12の中心方向に向かつて突設さ
れている。なお、ポンプケーシング1にはこの係
合突起22を収容する収容凹部23が設けられ、
蓋13にはねじ棒19の進入を許容する凹部24
が形成されている。
さて、工事現場等で土砂を含んだ水を排水する
ためにこのポンプを使用すると、ポンプケーシン
グ1の開口部12と蓋13の裏面フランジ14と
の間隙に細かい泥、砂利等が詰まつて蓋13が前
記開口部12に固着されたような状態となり、蓋
13が容易に取外せなくなるが、押さえノブ21
を緩め、ねじ棒19を第1図の二点鎖線で示すよ
うにピン18の周りで時計方向に回動すると、蓋
13を係合突起22により容易に開放側へ移動さ
せて開口部12から取外すことができ、従来のポ
ンプのようにバール等の尖頭部を備えた器具を使
用しなくても、随時、蓋13を取外してポンプケ
ーシング1内の清掃を行うことができる。
ためにこのポンプを使用すると、ポンプケーシン
グ1の開口部12と蓋13の裏面フランジ14と
の間隙に細かい泥、砂利等が詰まつて蓋13が前
記開口部12に固着されたような状態となり、蓋
13が容易に取外せなくなるが、押さえノブ21
を緩め、ねじ棒19を第1図の二点鎖線で示すよ
うにピン18の周りで時計方向に回動すると、蓋
13を係合突起22により容易に開放側へ移動さ
せて開口部12から取外すことができ、従来のポ
ンプのようにバール等の尖頭部を備えた器具を使
用しなくても、随時、蓋13を取外してポンプケ
ーシング1内の清掃を行うことができる。
なお、この考案は前記実施例に限定されるもの
ではなく、第4図に示すように押さえ金具20の
一側に係合部としての楔状をなす係止突片25を
形成してもよい。この場合、蓋13を取外すには
押さえノブ21を緩めた後、押さえ金具20をね
じ棒19の周りで180度回動させる。続いて、係
止突片25の先端を、蓋13の裏面と軸受凸部1
7の上端面との間隙に挿入し、ねじ棒19を第4
図に二点鎖線で示す位置からピン18の周りで反
時計方向に回動すると、蓋13を係止突片25に
より容易に開放側へ移動させて開口部12から取
外すことができる。
ではなく、第4図に示すように押さえ金具20の
一側に係合部としての楔状をなす係止突片25を
形成してもよい。この場合、蓋13を取外すには
押さえノブ21を緩めた後、押さえ金具20をね
じ棒19の周りで180度回動させる。続いて、係
止突片25の先端を、蓋13の裏面と軸受凸部1
7の上端面との間隙に挿入し、ねじ棒19を第4
図に二点鎖線で示す位置からピン18の周りで反
時計方向に回動すると、蓋13を係止突片25に
より容易に開放側へ移動させて開口部12から取
外すことができる。
考案の効果
以上詳述したように、この考案によれば締付手
段による締付を解除する時に、蓋の裏面に係合す
る係合部により蓋を取外すか又は開いて、開口部
を開放できるため、従来のポンプのようにバール
等の器具を使用しなくても、随時、ポンプケーシ
ング内の清掃を容易に行うことができる。
段による締付を解除する時に、蓋の裏面に係合す
る係合部により蓋を取外すか又は開いて、開口部
を開放できるため、従来のポンプのようにバール
等の器具を使用しなくても、随時、ポンプケーシ
ング内の清掃を容易に行うことができる。
第1図はこの考案の要部を示すものであり、第
2図のA−A線断面図、第2図はポンプケーシン
グのみを示す正面図、第3図はポンプケーシング
のみを示す側断面図、第4図は別例を示す断面図
である。 ポンプケーシング……1、開口部……12、蓋
……13、裏面フランジ……14、締付手段……
16、ねじ棒……19、押さえ金具……20、押
さえノブ……21、係合部としての係合突起……
22、係止突片……25。
2図のA−A線断面図、第2図はポンプケーシン
グのみを示す正面図、第3図はポンプケーシング
のみを示す側断面図、第4図は別例を示す断面図
である。 ポンプケーシング……1、開口部……12、蓋
……13、裏面フランジ……14、締付手段……
16、ねじ棒……19、押さえ金具……20、押
さえノブ……21、係合部としての係合突起……
22、係止突片……25。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ポンプケーシング1に清掃用の開口部12を
形成し、この開口部12を裏面フランジ14を
備えた蓋13により開放・閉鎖可能に設けると
ともに、この蓋13を閉鎖状態に保持する締付
手段16を設けたポンプにおいて、 前記締付手段16にはこの締付解除時におい
て、前記蓋13の裏面側に係止して蓋13を開
放側へ移動させる係合部22,25を設けたこ
とを特徴とするポンプ。 2 前記締付手段16はポンプケーシング1に回
動可能に取着されたねじ棒19と、このねじ棒
19に回動及び摺動可能に挿通されかつ前記蓋
13の外周縁より係合される押さえ金具20
と、前記ねじ棒19に螺着されかつその螺着方
向への回動操作により前記押さえ金具20を押
圧する押さえノブ21とからなる実用新案登録
請求の範囲第1項に記載のポンプ。 3 前記係合部はねじ棒19に対して蓋13の裏
面と対応するように、かつ、ポンプケーシング
1の開口部12の中心方向に向かつて突設され
た係合突起22である実用新案登録請求の範囲
第1項に記載のポンプ。 4 前記係合部は押さえ金具20の一側に設けら
れた楔状をなす係止突片25である実用新案登
録請求の範囲第1項に記載のポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15475486U JPH041360Y2 (ja) | 1986-10-08 | 1986-10-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15475486U JPH041360Y2 (ja) | 1986-10-08 | 1986-10-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6361596U JPS6361596U (ja) | 1988-04-23 |
JPH041360Y2 true JPH041360Y2 (ja) | 1992-01-17 |
Family
ID=31074841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15475486U Expired JPH041360Y2 (ja) | 1986-10-08 | 1986-10-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH041360Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-10-08 JP JP15475486U patent/JPH041360Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6361596U (ja) | 1988-04-23 |
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