JP2001027110A - 船外機のオイルドレン構造 - Google Patents

船外機のオイルドレン構造

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JP2001027110A
JP2001027110A JP11199456A JP19945699A JP2001027110A JP 2001027110 A JP2001027110 A JP 2001027110A JP 11199456 A JP11199456 A JP 11199456A JP 19945699 A JP19945699 A JP 19945699A JP 2001027110 A JP2001027110 A JP 2001027110A
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JP
Japan
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oil drain
oil
drain hose
engine
opening
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JP11199456A
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English (en)
Inventor
Masaru Koshiba
優 小柴
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】潤滑オイルの排出を容易にした船外機のオイル
ドレン構造を提供するにある。 【解決手段】オイルパン5の周囲を上部幅が下部幅より
広く設定されたエンジンカバー8(11)によって覆わ
れると共に、エンジンカバー8(11)には開口部18
が形成され、この開口部18に向かって延びるオイルド
レン口20をオイルパン5に備えた船外機において、オ
イルドレン口20が形成されるオイルドレンボス19の
廻りにオイルドレンホース23を装着し、このオイルド
レンホース23の、エンジンカバー8(11)の開口部
18側端部をエンジンカバー8(11)の形状に沿って
斜めに成形する一方、オイルドレンホース23の反対側
端部にエンジンカバー8(11)の開口部18より大径
のフランジ24を形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船外機のオイルド
レン構造に関する。
【0002】
【従来の技術】4サイクルエンジンには潤滑オイルを貯
留するオイルパンを備えている。オイルパン内の潤滑オ
イルは定期的に交換する必要があるので、オイルパンの
底部近傍にオイルドレン口を設けて潤滑オイルの排出可
能にしている。
【0003】4サイクルエンジンを備えた船外機の場
合、オイルパンの周囲を覆うエンジンカバーに開口部を
形成し、この開口部からオイルドレン口を露出させるこ
とにより潤滑オイルの排出を容易にしている。なお、オ
イルドレン口は通常ドレンボルトによって塞がれてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】潤滑オイルを排出する
ためにドレンボルトを外すと、潤滑オイルは最初オイル
ドレン口から勢いよく排出される。しかしながら、潤滑
オイルが排出されるに従ってこの勢いが弱まり、最後に
は、潤滑オイルはエンジンカバーを伝わって下方に流れ
てしまうため、潤滑オイルを完全に回収することが困難
になると共に、エンジンカバーを汚してしまうといった
問題が生じる。
【0005】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、潤滑オイルの排出を容易にした船外機のオイル
ドレン構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る船外機のオ
イルドレン構造は、上述した課題を解決するために、請
求項1に記載したように、オイルパンの周囲を上部幅が
下部幅より広く設定されたエンジンカバーによって覆わ
れると共に、上記エンジンカバーには開口部が形成さ
れ、この開口部に向かって延びるオイルドレン口を上記
オイルパンに備えた船外機において、上記オイルドレン
口が形成されるオイルドレンボスの廻りにオイルドレン
ホースを装着し、このオイルドレンホースの、上記エン
ジンカバーの開口部側端部を上記エンジンカバーの形状
に沿って斜めに成形する一方、上記オイルドレンホース
の反対側端部に上記エンジンカバーの開口部より大径の
フランジを形成したものである。
【0007】また、上述した課題を解決するために、請
求項2に記載したように、上記オイルドレンホースは筒
形状を有し、このオイルドレンホースを上記オイルドレ
ンボスの周囲に、その軸方向にスライド自在かつ周方向
に回動自在に装着したものである。
【0008】さらに、上述した課題を解決するために、
請求項3に記載したように、上記オイルドレンホース
の、上記エンジンカバー開口部側端部に上記オイルドレ
ンホースを回動可能にする回動手段を設けたものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0010】図1は、この発明を適用した船外機の実施
形態を示す左側面図である。図1に示すように、この船
外機1はエンジンホルダ2を備え、このエンジンホルダ
2の上方に4サイクルエンジン3が設置される。なお、
このエンジン3はその内部にクランクシャフト4を略垂
直に配置したバーティカル(縦)型のエンジンである。
【0011】エンジンホルダ2の下方には潤滑オイルを
貯留するオイルパン5が配置されると共に、例えば船外
機1にはブラケット装置6が取付けられ、このブラケッ
ト装置6を介して船外機1が船体7のトランサム7aに
装着される。
【0012】図2は、この船外機1の後面図である。図
1および図2に示すように、船外機1のエンジン3、エ
ンジンホルダ2およびオイルパン5の周囲はエンジンカ
バー8によって覆われる。エンジンカバー8は、エンジ
ン3下部、エンジンホルダ2およびオイルパン5の周囲
を覆うロアカバー9と、エンジン3上部を覆うアッパー
カバー10とに大きく二分割されて構成される。
【0013】また、ロアカバー9は、船外機1の前部に
配置されるフロントパネル(図示せず)および船外機1
の左右方向に分割可能に構成された左右一対のサイドカ
バー11から構成される。サイドカバー11は、図2に
示すように、その上部幅が下部幅より広く設定された逆
台形の形状を有する。そして、ロアカバー9の開口され
た上面が着脱自在のアッパーカバー10により塞がれ
る。
【0014】オイルパン5の下部にはドライブシャフト
ハウジング12が設置される。エンジンホルダ2、オイ
ルパン5およびドライブシャフトハウジング12内には
ドライブシャフト13が略垂直に配置され、その上端部
がクランクシャフト4の下端部に連結される。ドライブ
シャフト13はドライブシャフトハウジング12内を下
方に向かって延び、ドライブシャフトハウジング12の
下部に設けられたギヤケース14内のベベルギヤ15お
よびプロペラシャフト16を介してプロペラ17を駆動
するように構成される。
【0015】図3は、図1のIII−III線に沿う断
面図である。また、図4は、図3のIV矢視図である。
図3および図4に示すように、オイルパン5の底部側面
にはサイドカバー11に形成された開口部18に向かっ
て延びる筒状のオイルドレンボス19が突設され、この
オイルドレンボス19内にオイルパン5内と外部とを連
通するオイルドレン口20が穿設される。オイルドレン
ボス19の端部はサイドカバー11の形状に沿って斜め
に成形され、サイドカバー11の表面より若干量外方へ
突出する。そして、このオイルドレン口20はワッシャ
21を介してドレンボルト22によって常時塞がれる。
【0016】このオイルドレンボス19の廻りには筒状
のオイルドレンホース23が装着される。オイルドレン
ホース23はオイルドレンボス19の周囲をその軸方向
にスライド自在かつ周方向に回動自在に装着される。オ
イルドレンホース23の、サイドカバー11の開口部1
8側の端部はオイルドレンボス19同様サイドカバー1
1の形状に沿って斜めに成形され、オイルドレンボス1
9の端部よりさらに若干量外方へ突出する。一方、オイ
ルドレンホース23の反対側端部にはサイドカバー11
の開口部18より大径のフランジ24が形成される。
【0017】さらに、オイルドレンホース23の、サイ
ドカバー11の開口部18側端部にはオイルドレンホー
ス23を容易に回動可能にする回動手段が設けられる。
この回動手段は、本実施形態においてはオイルドレンホ
ース23端部の縁部に例えばコイン等を係止可能な溝2
5を複数個形成したものであるが、指先を係止可能な突
起(図示せず)を設けても良い。
【0018】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0019】4サイクルエンジン3は定期的に潤滑オイ
ルを交換する必要があるので、オイルパン5に設けられ
たオイルドレン口20から古い潤滑オイルを排出する。
潤滑オイルを排出する場合、単にオイルドレン口20か
ら排出すると潤滑オイルはサイドカバー11を伝わって
下方に流れてしまう虞があるため、オイルドレン口20
を塞ぐドレンボルト22を外す前に、図5に示すよう
に、例えばコインや指先、または他の工具等を用いて最
初にオイルドレンホース23を180°回動させてオイ
ルドレンホース23を上下逆にする。オイルドレンホー
ス23の端部はサイドカバー11の形状に沿って斜めに
成形されているため、オイルドレンホース23を回動し
て上下逆にすることによりオイルドレンホース23の下
端部がサイドカバー11の表面より外方に向かって突出
する。
【0020】さらに、オイルドレンホース23をその軸
方向外方に引き出すことによりオイルドレンホース23
下端部の突出量が増す。オイルドレンホース23の反対
側端部にはサイドカバー11の開口部18より大径のフ
ランジ24が形成されており、このフランジ24がオイ
ルドレンホース23引き出し時にサイドカバー11の内
側に当接するため、オイルドレンホース23が抜け落ち
ることがない。
【0021】上述した方法により、潤滑オイルの排出圧
が弱まっても潤滑オイルがサイドカバー11を伝わって
下方に流れることはなく、回収容器(図示せず)に全量
回収可能になる。
【0022】潤滑オイルの回収後は、オイルドレンホー
ス23を再び180°回動させてオイルドレンホース2
3を上下元どおりにし、さらにオイルドレンホース23
をオイルパン5側に押し込めば、オイルドレンホース2
3はサイドカバー11の表面より若干量外方へ突出する
だけなので、収納時の外観を損なうことがない。
【0023】そして、オイルドレンホース23の、サイ
ドカバー11の開口部18側端部に溝25や突起(図示
せず)等の回動手段を設けたことによりオイルドレンホ
ース23を容易に回動することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る船外
機のオイルドレン構造によれば、オイルパンの周囲を上
部幅が下部幅より広く設定されたエンジンカバーによっ
て覆われると共に、上記エンジンカバーには開口部が形
成され、この開口部に向かって延びるオイルドレン口を
上記オイルパンに備えた船外機において、上記オイルド
レン口が形成されるオイルドレンボスの廻りにオイルド
レンホースを装着し、このオイルドレンホースの、上記
エンジンカバーの開口部側端部を上記エンジンカバーの
形状に沿って斜めに成形する一方、上記オイルドレンホ
ースの反対側端部に上記エンジンカバーの開口部より大
径のフランジを形成したため、オイルドレンホースを上
下逆にすることによりオイルドレンホースの下端部がエ
ンジンカバーの表面より外方に向かって突出して潤滑オ
イルの排出が容易になると共に、オイルドレンホース収
納時の外観を損なうことはなく、また、オイルドレンホ
ース引き出し時にオイルドレンホースの脱落が防止でき
る。
【0025】また、上記オイルドレンホースは筒形状を
有し、このオイルドレンホースを上記オイルドレンボス
の周囲に、その軸方向にスライド自在かつ周方向に回動
自在に装着したため、オイルドレンホースを上下逆にす
るとき、オイルドレンホースを取り外す必要がない。
【0026】さらに、上記オイルドレンホースの、上記
エンジンカバー開口部側端部に上記オイルドレンホース
を回動可能にする回動手段を設けたため、オイルドレン
ホースを容易に回動操作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る船外機のオイルドレン構造の一実
施形態を示す船外機の左側面図。
【図2】図1に示す船外機の後面図。
【図3】図1のIII−III線に沿う断面図。
【図4】図3のIV矢視図。
【図5】本発明の作用を示す断面図。
【符号の説明】
1 船外機 3 エンジン 5 オイルパン 8 エンジンカバー 11 サイドカバー(エンジンカバー) 18 サイドカバーの開口部 19 オイルドレンボス 20 オイルドレン口 23 オイルドレンホース 24 フランジ 25 溝(回動手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイルパンの周囲を上部幅が下部幅より
    広く設定されたエンジンカバーによって覆われると共
    に、上記エンジンカバーには開口部が形成され、この開
    口部に向かって延びるオイルドレン口を上記オイルパン
    に備えた船外機において、上記オイルドレン口20が形
    成されるオイルドレンボス19の廻りにオイルドレンホ
    ース23を装着し、このオイルドレンホース23の、上
    記エンジンカバー8の開口部18側端部を上記エンジン
    カバー8の形状に沿って斜めに成形する一方、上記オイ
    ルドレンホース23の反対側端部に上記エンジンカバー
    8の開口部18より大径のフランジ24を形成したこと
    を特徴とする船外機のオイルドレン構造。
  2. 【請求項2】 上記オイルドレンホース23は筒形状を
    有し、このオイルドレンホース23を上記オイルドレン
    ボス19の周囲に、その軸方向にスライド自在かつ周方
    向に回動自在に装着した請求項1記載の船外機のオイル
    ドレン構造。
  3. 【請求項3】 上記オイルドレンホース23の、上記エ
    ンジンカバー開口部18側端部に上記オイルドレンホー
    ス23を回動可能にする回動手段25を設けた請求項2
    記載の船外機のオイルドレン構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6929519B2 (en) 2003-06-25 2005-08-16 Honda Motor Co., Ltd. Outboard motor
JP2009161054A (ja) * 2008-01-08 2009-07-23 Yamaha Motor Co Ltd 船外機
JP2020190223A (ja) * 2019-05-21 2020-11-26 北越工業株式会社 作業機のドレン排出機構

Cited By (4)

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