JPH04135921A - 車両の動力伝達装置 - Google Patents

車両の動力伝達装置

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JPH04135921A
JPH04135921A JP25920890A JP25920890A JPH04135921A JP H04135921 A JPH04135921 A JP H04135921A JP 25920890 A JP25920890 A JP 25920890A JP 25920890 A JP25920890 A JP 25920890A JP H04135921 A JPH04135921 A JP H04135921A
Authority
JP
Japan
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vehicle body
vehicle
differential
universal joint
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP25920890A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsunobu Omi
淤見 光延
Hitoshi Ikeda
仁 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPH04135921A publication Critical patent/JPH04135921A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両の動力伝達装置に関し、特にフロアの下方
に配設された差動装置と、差動装置の出力軸の端に連結
された自在継手と、一端が前記自在継手に連結され、他
端が独立懸架された車輪に連結されたドライブシャフト
とを備える車両の動力伝達装置に関する。
(従来技術) フロアの下方に配設された差動装置と、差動装置の出力
軸の端に連結された自在継手と、一端が前記自在継手に
連結され、他端が独立懸架された車輪に連結されたドラ
イブシャフトとを備える車両の動力伝達装置として、従
来、例えば実開昭55−13172号公報に開示されて
いる如く、変速装置の出力軸、ひいてはエンジンの出力
軸と同軸に配設された後輪用のプロペラ軸に連結され、
車体の幅方向中央に配設された差動装置と、該差動装置
に隣接する自在継手を介して一端が前記差動装置の出力
軸に連結され、他端が独立懸架された後輪に連結された
ドライブシャフトとを備える四輪駆動車の後輪用の動力
伝達装置が知られている。
また、実開昭55−13172号公報にも開示されてい
る如く、四輪駆動車の前輪への動力伝達は、般に、エン
ジン及び変速装置の車体幅方向側方に、且つ変速装置の
出力軸よりも下方に配設され、トランスファーを介して
変速装置の出力軸により駆動される前輪用のプロペラ軸
により行われる。
(発明が解決しようとする課題) 四輪駆動車の後輪への動力伝達を、前記の前輪用のプロ
ペラ軸と同軸に配設され、前記のトランスファーを介し
て変速装置の出力軸により駆動される後輪用のプロペラ
軸により行えば、従来の如く変速装置の出力軸と同軸に
配設された後輪用のプロペラ軸により後輪への動力伝達
を行う場合に比べて、車両の後部フロアの上下位置を低
(することかでき、ひいては、車両の乗降性の向上、荷
室容積の増大を図ることができる。
しかし、後輪用のプロペラ軸をエンジン及び変速装置の
車体幅方向側方に配設すると、該プロペラ軸に連結され
た差動装置が車体幅方向の中央部から側方にずれて配設
されることになる。このため、差動装置に隣接する自在
継手を介して左右の車輪と差動装置とを連結する左右の
ドライブシャフトのうちの一方が長くなり、該一方のド
ライブシャフトが独立懸架された車輪の上下動に伴って
自在継手を揺動中心として揺動する際に、車体のフレー
ムと干渉するおそれが生ずる。
従って本発明の目的は、フロアの下方に配設された差動
装置と、差動装置の出力軸の端に連結された自在継手と
、一端が前記自在継手に連結され、他端が独立懸架され
た車輪に連結されたドライブシャフトとを備える車両の
動力伝達装置において、差動装置が車体の左右方向中心
から左右いずれかにずれて配設されても、ドライブシャ
フトが独立懸架された車輪の上下動に伴って自在継手を
揺動中心として揺動する際に、車体のフレームと干渉す
るおそれの無い車両の動力伝達装置を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明においては、フロア
の下方に配設された差動装置と、差動装置の出力軸の端
に連結された自在継手と、一端が前記自在継手に連結さ
れ、他端が独立懸架された車輪に連結されたドライブシ
ャフトとを備える車両の動力伝達装置において、前記自
在継手か車体の幅方向に差動装置から間隔を隔てて配設
されると共に、一端が差動装置のケーシングに固定され
、他端が車体に固定され、差動装置の前記出力軸を摺動
回転自在に収容する筒状の連結部材を備えていることを
特徴とする車両の動力伝達装置を提供する。
本発明の好ましい実施態様にあっては、前記差動装置は
、四輪駆動車の後車軸用の差動装置であり、該差動装置
は車両の幅方向の中央から車体の幅方向にずれて配設さ
れている。
(作用) 本発明によれば、上述のごとく自在継手を車体の幅方向
に差動装置から間隔を隔てて配設すると共に、一端が差
動装置のケーシングに固定され、他端が車体に固定され
、差動装置の前記出力軸を摺動回転自在に収容する筒状
の連結部材を設けたので、たとえ差動装置か車体の左右
方向の中心から左右何れかにかたよって配設されても、
独立懸架された車輪の上下動に伴って一上下に揺動する
ドライブシャフトの長さは長くならない。したがって、
上下に揺動する際に前記ドライブシャフトが車体のフレ
ームと干渉するおそれが無くなる。
(実施例) 以下添付の図面を参照しつつ、本発明の詳細な説明する
第1図及び第2図に示す本発明の実施例に係る動力伝達
装置を備えた車両の駆動系において、■は車体の幅方向
中央に配設されたエンジンであり、エンジンlの出力は
、エンジン1の車体後方側に配設された変速装置2、ト
ランスファー3を介して、エンジンl及び変速装置2の
車体右方向側方に、且つ変速装置2の出力軸よりも下方
に配設された前輪用のプロペラ軸4に伝達され、更に、
プロペラ軸4から前輪用の差動装置5、前輪用のドライ
ブシャフト6a、6bを介して左右の前輪7a、7bに
伝達される。一方、エンジン1の出力は、前輪用のプロ
ペラ軸4と同軸に配設された後輪用のプロペラ軸8に伝
達され、更に、プロペラ軸8から後輪用の差動装置9、
後輪用のドライブシャフト10a、10bを介して左右
の前輪1la111bに伝達される。
第2図に示すように、車体のフロア12は、トランスフ
ァ3の後方で下降し、想像線で示す従来の後輪用プロペ
ラ軸8′を用いた場合の従来の後部フロア12a′より
も上下位置が低い後部フロア12aを形成している。
第1図から分かるごとく、後輪用のプロペラ軸8が車体
の幅方向中央に位置するエンジンl及び変速装置2の車
体右方向側方に設置された前輪用のプロペラ軸4と同軸
に配設されているために、後輪用の差動装置9もまた、
車体の幅方向中央から車体右方向にずれて配設されてい
る。このため、従来の動力伝達装置の如くに、差動装置
9に隣接して自在継手を設け、該自在継手を介して差動
装置9の出力軸を後輪用のドライブシャフトと連結する
と、左側のドライブシャフト10aが長くなり、独立懸
架された左後輪の上下動に伴って左側のドライブシャフ
トが自在継手を揺動中心として上下に揺動すると、該ド
ライブシャフトと車体側のメインフレームとが干渉を起
こす恐れかある。
係る恐れを解消するために、本実施例では、以下の如き
対策を講じている。
すなわち、第1図、第3図に示すように、差動装置9の
右側の出力軸9bは、差動装置9の右側に隣接して配設
された自在継手13bを介して右側のドライブシャフト
lobに連結されているが、左側の出力軸9aは、差動
装置9から左側車輪11a方向に延び、車体の左右方向
の中心線X−Xに関して右側の自在継手13bと線対称
の関係に配設された左側の自在継手13aを介して左側
のドライブシャフト10aに連結されている。差動装置
9の左側の出力軸9aは筒状の連結部材14に摺動回転
自在に収容されており、連結部材14の一端は差動装置
9のケーシング9′に固定され、自在継手13aに隣接
する他端はブラケット15aを介して車体の左側メイン
フレーム16aに固定されている。差動装置9のケーシ
ング9′は、その右側前部がブラケット15bを介して
車体のクロスメンバー17に、また右側後部がブラケッ
ト15cを介して車体の右側のメインフレーム 16b
にそれぞれ固定されている。
、以上のように構成された本実施例に係る動力伝達装置
にあっては、後輪用のプロペラ軸8を前輪用のプロペラ
軸4と同軸に、すなわち変速装置2の出力軸よりも下方
に配設したので、後輪用のプロペラ軸を変速装置2の出
力軸と同軸に配設した従来の四輪駆動車に比べて後部フ
ロア12aの上下位置を低くすることができる。一方、
後輪用のプロペラ軸8を前輪用のプロペラ軸4と同軸に
、すなわち車体の幅方向中央に位置するエンジンl及び
変速装置2の車体右方向側方に設置したために、後輪用
の差動装置9もまた、車体の幅方向中央から車体右方向
にずれて配設されことになるが、差動装置9の左側の出
力軸9aを差動装置9から左側車輪11a方向に延長し
、車体の左右方向の中心線X−Xに関して右側の自在継
手13bと線対称の関係に配設した左側の自在継手13
aを介して左側のドライブシャフト10aに連結したの
で、左側のドライブシャフトlOaは右側のドライブシ
ャフト10bと同一長さとなる。したがって、後輪用の
差動装置9が車体の幅方向中央から車体右方向にずれて
配設されたために、左側のドライブシャフト10aが長
くなることはなく、独立懸架された左後輪11aの上下
動に伴う、左側自在継手13aを揺動中心とする左側ド
ライブシャフト10aの上下の揺動により、該ドライブ
シャフト10aが車体の左側のメインフレーム16aと
干渉するおそれはない。また従来、差動装置の車体への
固定は、差動装置のケーシングをブラケットを介して近
傍のメインフレームやクロスメンバーに固定することに
より行っていたが、本実施例では、差動装置9のケーシ
ング9′をブラケット15b、15cを介して近傍のメ
インフレーム16bとクロスメンバー17に固定するこ
とに加えて、差動装置9のケーシング9′に連結部材1
4を固定し、該連結部材のケーシング 9′から遠い方
の端をブラケット15aを介してケーシング9′から離
隔したメインフレーム  16aにも固定しているので
、ケーシング9′の回転を拘束するための固定モーメン
トの腕の長さが従来よりも長くなり、その結果、従来よ
りもしっかりと差動装置9を車体に固定することができ
る。
(効果) 以上説明したごと(、本発明においては、自在継手を車
体の幅方向に差動装置から間隔を隔てて配設すると共に
、一端が差動装置のケーシングに固定され、他端が車体
に固定され、差動装置の前ff己出力軸を摺動回転自在
に収容する筒状の連結部材を設けたので、たとえ差動装
置が車体の左右方向の中心から左右何れかにかたよって
配設されても、独立懸架された車輪の上下動に伴って上
下に揺動するドライブシャフトの長さは長くならない。
したがって、上下に揺動する際に前記ドライブシャフト
が車体のフレームと干渉するおそれが無くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る動力伝達装置を備えた
四輪駆動車の駆動系の概略構成を示す平面図である。 第2図は、第1図の■−■矢視図である。 第3図は、第1図のA印部の構造図である。 第4図は、第3図のIV−IV矢視図である。 9・・・後輪用差動装置、 9′ ・・・ケーシング、 9a、9b・・・出力軸、 10a、10b・・・後輪用ドライブシャフト、11a
、llb・・・後輪、 13aS 13b・・・自在継手、 14・・・連結部材、 15a、15b、15c・・・ブラケット、16a、1
6b・・・メインフレーム、17・・Φクロスメンバー 第1図 第2図 ! L−IIM 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フロアの下方に配設された差動装置と、差動装置
    の出力軸の端に連結された自在継手と、一端が前記自在
    継手に連結され、他端が独立懸架された車輪に連結され
    たドライブシャフトとを備える車両の動力伝達装置にお
    いて、前記自在継手が車体の幅方向に差動装置から間隔
    を隔てて配設されると共に、一端が差動装置のケーシン
    グに固定され、他端が車体に固定され、差動装置の前記
    出力軸を摺動回転自在に収容する筒状の連結部材を備え
    ていることを特徴とする車両の動力伝達装置。
  2. (2)前記差動装置は、四輪駆動車の後車軸用の差動装
    置であり、該差動装置は車両の幅方向の中央から車体の
    幅方向にずれて配設されていることを特徴とする請求項
    第(1)に記載の車両の動力伝達装置。
JP25920890A 1990-09-28 1990-09-28 車両の動力伝達装置 Pending JPH04135921A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0743237A1 (fr) * 1995-05-15 1996-11-20 Automobiles Peugeot Agencement d'un train de roues avant sur une caisse de véhicule
KR100384856B1 (ko) * 2001-03-22 2003-05-23 기아자동차주식회사 전륜구동자동차의 제1디프마운팅 브라켓트 강성보강구조

Cited By (3)

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EP0743237A1 (fr) * 1995-05-15 1996-11-20 Automobiles Peugeot Agencement d'un train de roues avant sur une caisse de véhicule
FR2734231A1 (fr) * 1995-05-15 1996-11-22 Peugeot Agencement d'un train de roues avant sur une caisse de vehicule
KR100384856B1 (ko) * 2001-03-22 2003-05-23 기아자동차주식회사 전륜구동자동차의 제1디프마운팅 브라켓트 강성보강구조

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