JPH04135558U - テープカートリツジ - Google Patents

テープカートリツジ

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Publication number
JPH04135558U
JPH04135558U JP4355991U JP4355991U JPH04135558U JP H04135558 U JPH04135558 U JP H04135558U JP 4355991 U JP4355991 U JP 4355991U JP 4355991 U JP4355991 U JP 4355991U JP H04135558 U JPH04135558 U JP H04135558U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
hub
support shaft
tape cartridge
cartridge
Prior art date
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Pending
Application number
JP4355991U
Other languages
English (en)
Inventor
均 五十嵐
Original Assignee
マツクス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マツクス株式会社 filed Critical マツクス株式会社
Priority to JP4355991U priority Critical patent/JPH04135558U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープカートリッジ内のテープの弛緩防止装
置の構成を簡素化してコストを低減する。 【構成】 テープカートリッジ3の支持軸25の外周面
に突起33,33…を設け、外径をハブ23の内径D2
より大きく形成する。支持軸25にすり割り32,32
…を設け、突起33,33…を面取りする。ハブ23を
支持軸25へ嵌入すると突起33,33…がハブ23の
内周面へ弾接してハブ23の遊転を阻止するとともに、
テープ走行時にバックテンションを与える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、テープカートリッジに関するものであり、特にレタリングテープ 作成用のテープカートリッジのテープ詰まり等の事故を防止したテープカートリ ッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
テープへ文字や記号等を印字して、書類や図面等へ貼付するためのレタリング テープを作成するテーププリンタは広く使用されている。テーププリンタに使用 するテープカートリッジは、裏紙付きの粘着テープをハブに巻回し、このハブを カートリッジ内に設けた支持軸へ遊嵌している。
【0003】 此種の粘着テープは、両側端部に露出する粘着層によって、巻装したテープの 各層が相互に粘着しやすい傾向がある。従って、テープカートリッジが輸送時等 に受ける振動や、テープ自体の復元力によってハブが回転し、テープの巻きが弛 緩した状態で重合したテープが相互に粘着することがある。この状態で印字を行 うと、粘着した何層かのテープが同時に走行されてテープガイド等に詰まり、テ ープを引出すことが不可能になったり、テープを折曲げて毀損したりする虞れが ある。
【0004】 そこで、テープの弛緩を防止するために、テープカートリッジ内の支持軸に前 記ハブとともに波形座金を遊嵌し、波形座金の弾発力によってハブをテープカー トリッジの底板へ圧接させて摩擦抵抗を与え、ハブの遊転を防止している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前述した波形座金によるハブの遊転防止装置によれば、部品点数が増加すると ともに、ハブと弾発力を有する波形座金とを支持軸に遊嵌してカートリッジの上 下ケースを嵌合させる際の組付け性が悪く、生産性に問題がありコストの低減が 困難である。
【0006】 そこで、部品点数を削減し、且つ、組付け性を向上してコストを可及的に低減 できるテープカートリッジを提供するために解決すべき技術的課題が生じてくる のであり、本考案はこの課題を解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するために提案するものであり、レタリングテープ 作成を目的としたテーププリンタ1に使用するテープカートリッジ3であって、 テープ5を巻装したハブ23を前記テープカートリッジ3内に立設した支持軸2 5へ遊嵌したテープカートリッジ3に於て、前記支持軸25の外周面に突起33 を設けて、前記支持軸25の外径D1 を前記ハブ23の内径D2 よりも大径とす るとともに、前記突起33を面取りし、且つ、前記支持軸25にすり割り32を 設け、前記突起33を前記ハブ23の内周面に弾接させたことを特徴とするテー プカートリッジを提供するものである。
【0008】
【作用】
テープのハブをカートリッジ内に形成した支持軸へ嵌入すると、すり割りを設 けた支持軸の先端外周面の突起が、ハブの内周面に弾接してハブの回転を阻止す る。支持軸の先端部は面取りして先細りに形成されているので、ハブの下端部と 支持軸の先端部とを突合わせた際に、支持軸はハブの内周面へ円滑に嵌入される 。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面に従って詳述する。図1はテーププリンタ1 を示したものである。該テーププリンタ1は上面右側にインクリボンカセット2 並びにテープカートリッジ3を装着し、テーププリンタ1本体のサーマルヘッド 4によってテープカートリッジ3内に収納したテープ5に印字するものである。 前記テープカートリッジ3に収納したテープ5は裏紙付きの粘着テープであり、 インクリボンカセット2のインクリボン6と同様に種々の色のものが用意されて いる。テーププリンタ1の前記インクリボンカセット2並びにテープカートリッ ジ3の装着部位には第1及び第2の駆動ローラ7,8、プラテンを兼ねる第1の 駆動ローラ7へ圧接自在なサーマルヘッド4、第2の駆動ローラ8へ圧接自在な ピンチローラ9、及びインクリボン6の巻取りリール軸10、供給リール軸11 が配設されている。
【0010】 夫々、任意に選択したインクリボンカセット2とテープカートリッジ3をテー ププリンタ1に装着すると、インクリボン6並びにテープ5は第1及び第2の駆 動ローラ7,8とサーマルヘッド4並びにピンチローラ9との間隙にセットされ る。そして、テーププリンタ1に設けられ、テープカートリッジ3の中心孔を貫 通して上方へ突出するロックつまみ12を矢印L方向へ回動すれば、テープカー トリッジ3及びインクリボンカセット2が固定されると同時に、サーマルヘッド 4とピンチローラ9とが夫々第1並びに第2の駆動ローラ7,8へ圧接し、前記 テープ5とインクリボン6を挟圧する。
【0011】 テーププリンタ1のキーボード13から文字や記号等を入力すると、その内容 は表示部14に表示され、キーボード13中の印刷キー15の打鍵による印刷指 令に従って第1並びに第2の駆動ローラ7,8が回転し、テープ5とインクリボ ン6とを密着させたまま同図中左方向へ走行させるとともに、サーマルヘッド4 が入力内容に従ってインクリボン6の感熱転写インクをテープ5の表面に転写す る。インクリボン6は、テーププリンタ1の巻取りリール軸10の回転により前 記テープ5の走行と連動してインクリボンカセット2内の巻取りリール16に巻 取られる。印字されたテープ5はテープカートリッジ3の左側へ排出され、テー ププリンタ1に設けた切断機構(図示せず)をカットキー17の打鍵によって作 動させることにより切断される。
【0012】 図2はテープカートリッジ3を示したものである。同図は上下に2分割して形 成したプラスチック製のケース21,22を分解した状態を示し、23はテープ を巻装したハブである。上下のケース21,22には夫々前記ハブ23の支持軸 24,25並びにテープガイド26,26…を立設し、支持軸24,25から放 射状にリブ27,27…、28,28…を設けてテープ5及びハブ23の回転を 円滑にしている。下ケース22の前方底面(図中手前)は開放し、前述したイン クリボンカセット2へ冠装できるように形成している。上ケース21と下ケース 22とを重ね合わせて圧接させれば、上ケース21の側部に設けた爪30,30 ,30,30が下ケース22の係合孔31,31,31,31へ嵌合してテープ カートリッジ3が組立てられる。
【0013】 図3は下ケース22に設けた支持軸25を示し、円筒状の軸内底面は開放され て前述したロックつまみ12を挿入できるように形成されている。支持軸25は すり割り32,32…を設けるとともに、先端部外周面に突起33,33…を設 けている。先端部位の外径D1 は、図4に示すハブ23の内径D2 よりも大径に 形成する。従って、支持軸25へハブ23を嵌入させるときは、突起33,33 …がハブ23の下端部へ接触するが、すり割り32,32…を設けてあるのでハ ブ23を圧入することができる。
【0014】 突起33,33…は面取りしてエッジを取除いてある。依って、ハブ23の下 端部を当接して押圧したときに、前記突起33,33…の斜面34が押圧されて 支持軸25の中心方向へ撓み、ハブ23を円滑に挿入することができ、組付性が 良好である。 そして、図4に示すように突起33,33…がハブ23の内周面に弾接するの でハブ23は遊転せず、印刷の際に引き出されるテープ5に適度なバックテンシ ョンが与えられる。
【0015】 尚、突起33,33…の数量や形状等は本実施例に限定するものではなく、種 々の改変をなすことができ、この考案がそれらの改変されたものに及ぶことは当 然である。
【0016】
【考案の効果】
この考案は、上記一実施例に於て詳述したように、波形座金等の部品を用いる ことなく、テープを巻装したハブの遊転を阻止して、テープの弛緩に起因するテ ープ詰まりやテープの損傷事故の虞れを解消している。従って、部品点数が削減 され、且つ、組付け性も改善されて生産性を向上し、コストの低減に寄与できる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】テーププリンタの平面図。
【図2】テーププリンタの分解斜視図。
【図3】支持軸部位の縦断面図。
【図4】支持軸とハブの嵌合状態を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 テーププリンタ 3 テープカートリッジ 5 テープ 23 ハブ 25 支持軸 32 すり割り 33 突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レタリングテープ作成を目的としたテー
    ププリンタ1に使用するテープカートリッジ3であっ
    て、テープ5を巻装したハブ23を前記テープカートリ
    ッジ3内に立設した支持軸25へ遊嵌したテープカート
    リッジ3に於て、前記支持軸25の外周面に突起33を
    設けて、前記支持軸25の外径D1 を前記ハブ23の内
    径D2 よりも大径とするとともに、前記突起33を面取
    りし、且つ、前記支持軸25にすり割り32を設け、前
    記突起33を前記ハブ23の内周面に弾接させたことを
    特徴とするテープカートリッジ。
JP4355991U 1991-06-11 1991-06-11 テープカートリツジ Pending JPH04135558U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4355991U JPH04135558U (ja) 1991-06-11 1991-06-11 テープカートリツジ

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JP4355991U JPH04135558U (ja) 1991-06-11 1991-06-11 テープカートリツジ

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JPH04135558U true JPH04135558U (ja) 1992-12-16

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ID=31923882

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JP4355991U Pending JPH04135558U (ja) 1991-06-11 1991-06-11 テープカートリツジ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003080352A1 (fr) * 2002-03-27 2003-10-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Cassette
JP2003276951A (ja) * 2002-03-27 2003-10-02 Brother Ind Ltd カセットとその分解方法及び分解用治具装置

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