JPH0532302Y2 - - Google Patents

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JPH0532302Y2
JPH0532302Y2 JP1985051350U JP5135085U JPH0532302Y2 JP H0532302 Y2 JPH0532302 Y2 JP H0532302Y2 JP 1985051350 U JP1985051350 U JP 1985051350U JP 5135085 U JP5135085 U JP 5135085U JP H0532302 Y2 JPH0532302 Y2 JP H0532302Y2
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case
ink ribbon
tip
stopper
ribbon
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は輸送時等にインクリボンがリボンカセ
ツトから流出するのを防止するリボン押えに関す
るものである。
第4図は、プリンタのインクリボン送り機構の
原理を示す図であり、以下にその原理の概略を説
明する。テープ状のインクリボン1は、図示しな
いモータにより駆動される一対のローラ2及びロ
ーラ3により矢印A方向に送られる。インクリボ
ン1は第5図に示すようにエンドレスとなつてお
り、ケース20内にジグザグ状に折りたたまれ
る。このようにインクリボン1とケース20等に
より構成されたリボンカセツト4は、この単位で
プリンタに装着される。ローラ2、ローラ3及び
ケース20を第6図、第7図により説明する。第
6図においてローラ2は駆動ローラであり矢印B
方向に回転する。ローラ3はヒンジ7を中心と
し、矢印C方向に回動可能なレバー6により保持
され、ローラ2の回転に追従して矢印D方向に回
転する。レバー6の一端に引張バネ8の一端を引
掛けローラ3を駆動用ローラ2側に、インクリボ
ン1をはさんで押し付ける構造としてある。駆動
ローラ2の回転により、インクリボン1はケース
20内に押し込まれ、ジグザグ状に折りたたまれ
る。第7図においてインクリボン1がケース20
内にスムーズに進入できるように、ローラ2及び
ローラ3には軸方向に複数個の溝13を設けてあ
る。この溝13内に、ケース20の一部より成る
つめ9を位置させ、インクリボン1がローラ2ま
たはローラ3に巻き付かない構造としてある。第
6図に示すようにつめ9はローラ2及びローラ3
の外径に沿つた形状としてあり、かつローラ2及
びローラ3の外径より内側に位置し、インクリボ
ン1の走行に支障をきたさないようにしてある。
第7図に示すようにローラ2及びローラ3の溝1
3の溝幅寸法は、可能な限り小さくしてある。こ
れはローラ2及びローラ3によるインクリボン1
の送りにより発生するローラ2及びローラ3表面
の摩耗を少なくするためである。よつて、つめ9
の厚さは必要最小限の薄さとなるため、つめ9の
強度は他のケース部に比べて弱い。第6図に示す
ようにつめ9の先端9a及びケース20の先端2
0aの位置は、ローラ2及びローラ3とインクリ
ボン1の接触点21と一致させてあり、インクリ
ボン1がケース20内にスムーズに進入できるよ
うにしてある。一方ケース20の先端20aはレ
バー6との干渉を避けるため、つめ9の先端9a
の位置とほぼ一致させてある。
一方、リボンカセツト4が輸送され、さらにプ
リンタに装着されるまでの間に、インクリボン1
がケース20から流出しないようにするため、第
8図に示す紙等でなるストツパ22をケース20
内に差し込み、ストツパ22の3角形角部22c
部でインクリボン1をケース20の側面に押し付
け、インクリボン1に摩擦力を付与している。リ
ボンカセツト4をプリンタへ装着する際に、スト
ツパ22の先端22a部を指先にてつまみ、ケー
ス20よりストツパ22を引き抜いてからリボン
カセツト4をプリンタに装着する。
一般に、ストツパ22の先端22a部の幅寸法
は第9図に示すように、ケース20のインクリボ
ン幅方向の内寸とほぼ一致させてある。
次に輸送中の状態について第10図を用いて説
明する。薄紙等でなる輸送用ケース31に梱包さ
れたリボンカセツト4に対し外力Fが矢印方向に
作用すると、薄板状のつめ9は、ストツパ22の
厚み分押し込まれ変形する。この状態が長時間継
続すると、つめ9は永久変形するかまたは破損す
る。この変形または破損したケース20をプリン
タに装着すると、ローラ2及びローラ3の回転に
より、インクリボン1が走行し、インクリボン1
はつめ9に引掛つてしまうか、ローラ2またはロ
ーラ3に巻き付くことによつてインクリボン1の
走行不能となることがある。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、リボンカセツトのケース部つめの永久変形
または折損を防ぎ、以つてインクリボンの走行を
安定にすることである。
本考案は、リボンカセツトのつめ先端とケース
先端位置が一致している場合、輸送中にカセツト
に働く外力を強度の高いケース先端にて受けもた
せることにより、強度の低いつめ部を保護できる
ことに着目し、ケースの外側にあるストツパ先端
部における幅寸法をケース内のインクリボン幅方
向のケースの内寸法よりも大きくして、前記ケー
スの先端とストツパの先端部が当接するように構
成することで、輸送中のつめに及ぼされる外力を
前記ストツパの先端部を介してケース先端が受け
持つよう工夫したものである。
本考案の一実施例を第1図〜第3図を参照して
以下説明する。第2図及び第3図においてインク
リボン1を収容するケース20のインクリボン1
の入口部先端には、つめ9がケース20の両サイ
ドから中心に向けられて設けられている。このつ
め9の先端9aはケース20の先端20a位置と
一致している。インクリボン1がケース20から
不用意に流出しないように、ケース20のつめ9
側には、紙等でなるテープ状のストツパ30が差
し込んである。ストツパ30のケース20外側に
当る先端部30aは、指先にてつまみケース20
より引き抜くことができるように設けられてい
る。本考案においては、第1図に示すようにこの
ストツパ30の形状を次の如く工夫したものであ
る。
ストツパ30の先端部30aに凸部30bを設
け、ストツパ30の先端部30aの幅寸法H2
第2図に示すケース20のインクリボン1の幅方
向内寸法H1よりも大きくした。よつて、第2図
の矢印方向からの外力Fが作用してもストツパ3
0を介して強度の高いケース20の先端にて外力
を受けとめるため、つめ9に作用する外力を軽減
できる。
上記実施例においては、ストツパ30の両端部
の幅寸法を大きくしたが、片端部のみの幅寸法を
大きくしても同様な効果が得られる。
本考案によれば、リボンカセツトに外力が作用
しても、つめ部に作用する外力を軽減できるた
め、つめ部の変形または折損を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案リボン押えを構成するストツパ
の一実施例を示す斜視図、第2図は第1図のスト
ツパをカセツトに挿入した状態を示す側面図、第
3図は第2図の一部断面した平面図、第4図はリ
ボン送り機構の概略構成を示す斜視図、第5図は
カセツトの一例を示す斜視図、第6図はリボン駆
動部の一例を示す平面図、第7図は第6図のEE
断面図、第8図は従来のストツパをカセツトに挿
入した状態を示す一部断面平面図、第9図は第8
図のBB断面図、第10図は従来のストツパを挿
入したカセツトを輸送用ケースに収納した状態を
示す断面側面図である。 図において、1はインクリボン、2はローラ、
3はローラ、4はリボンカセツト、6はレバー、
7はヒンジ、8はバネ、9はつめ、9aはつめ先
端、13は溝、20はケース、20aはケース先
端、21は接触点、22,30はストツパ、22
a,30aはストツパ先端、22b,30bはス
トツパ先端凸部、22cはストツパの角部、31
は輸送用ケースである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 テープ状の印字用のインクリボンと、該インク
    リボンを収納し、プリンタに装着された時にイン
    クリボンをその内部に入れるための駆動用ローラ
    の軸方向に垂直な方向に延びた複数の溝内に挿入
    される複数のつめを有するつめ部、及び該つめ部
    の上部にあつて少なくとも該つめ部と同じ位置ま
    で延びた先端を有するケースと、該ケース内部に
    配置されていてインクリボンをケース側面に押し
    付ける三角形角部とケース外側にあつてケースの
    つめ部を覆うように配置された先端部とを有して
    おり、輸送時に、ケース外側へのインクリボン流
    出を防止すると共に、プリンタの使用時に、ケー
    スから取り外されるストツパからなるリボンカセ
    ツトにおいて、 前記ストツパの先端部における幅寸法を、ケー
    ス内のインクリボン幅方向のケースの内寸法より
    も大きくし、前記ケースの先端とストツパの先端
    部が当接し得るように構成したことを特徴とする
    リボンカセツト。
JP1985051350U 1985-04-05 1985-04-05 Expired - Lifetime JPH0532302Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985051350U JPH0532302Y2 (ja) 1985-04-05 1985-04-05

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985051350U JPH0532302Y2 (ja) 1985-04-05 1985-04-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61166865U JPS61166865U (ja) 1986-10-16
JPH0532302Y2 true JPH0532302Y2 (ja) 1993-08-18

Family

ID=30570314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985051350U Expired - Lifetime JPH0532302Y2 (ja) 1985-04-05 1985-04-05

Country Status (1)

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JP (1) JPH0532302Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5466913U (ja) * 1977-10-18 1979-05-12
JPS5494413U (ja) * 1977-12-09 1979-07-04
JPS54179209U (ja) * 1978-06-05 1979-12-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61166865U (ja) 1986-10-16

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