JPH04135485U - 粉粒体のホツパー - Google Patents

粉粒体のホツパー

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JPH04135485U
JPH04135485U JP7254491U JP7254491U JPH04135485U JP H04135485 U JPH04135485 U JP H04135485U JP 7254491 U JP7254491 U JP 7254491U JP 7254491 U JP7254491 U JP 7254491U JP H04135485 U JPH04135485 U JP H04135485U
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JP
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powder
hopper
granules
ventilation
closed
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JP7254491U
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康雄 鈴木
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旭テツク株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば自硬性砂鋳型の砂中の微粉にはレジン
が含まれていて再利用に有害であるなど、粉粒体を再生
利用する場合に、その粉粒体に含有している微粉を除去
したいことがある。一方、ホッパーに粉粒体を投入する
と、粉塵が発生するので除去したい。また、密閉したホ
ッパーへ粉粒体を貯蔵すると脱気または吸気が困難であ
りブリッジ現象を呈し、払出時に障害となる。これらの
ことを解決したい。 【構成】 粉粒体のホッパーの外側に、上下配列に複数
本の通気管をホッパー内部と連通させ、その取付位置か
ら上へ粉粒体の安息角よりも急な角度で設け、この複数
本の通気管どうしを連通させ、その連通管の上端を閉塞
し下端を開口し、その連通した複数の通気管を収容され
ていく粉粒体により順次下の位置の通気管から閉塞させ
る構造とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、粉粒体のホッパーに関する。
【0002】
【従来の技術】
良く知られているように粉粒体を搬送したり、貯留部へ投入したりすると、粉 粒体が空気を巻込み粉塵として舞い上がる。そして、この粉粒体が巻込む空気か ら発生する粉塵は多くが微粉体であり、この微粉体を不要とすることが多く、そ のため、ホッパー内から外部に逃がす必要がある。その発生した微粉体を外部に 放出する場合には集塵機を経由させる。
【0003】 またホッパー内に堆積する粉粒体はブリッジ現象を起こすから、粉粒体の取出 し時にホッパーの各所から空気を抜く必要がある。
【0004】 このため実開平1−132587号公報には、ホッパーの一部に微細多孔を有 する多孔質板体を設け、外気とホッパー内部とを隔離しつつ脱気用通気部とした 考案が示されている。
【0005】 また実開昭 62−168397号公報には、粉体輸送用バッグであるが、粉 体の払出部側と貯留容器側の2室を密閉させ、容器の粉体の払出口から容器の内 部に向かう発塵回収用の通気流路を設けたものが示されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところが粉体が堆積するホッパーに設けた微細多孔体は微粉体で閉塞する恐れ か多い。また微細多孔の孔径をより微細にしなければ微粉体が透過する恐れがあ るから、微細多孔の孔径を極めて微細なものにすると、空気は通過し難くなり、 通気孔としての役割が極めて減少する。
【0007】 また、粉体の払出側と貯留部側の2室を覆う密閉室を造り、払出口と容器の内 部を通気路により密閉隔壁を貫いて払出口の発塵を貯留室に戻すと、不必要な微 粉体の除去回収ができない。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記のような課題を解決するために考案されたもので、粉粒体のホ ッパーの外側に、上下配列に複数本の通気管をホッパー内部と連通させ、その取 付位置から上へ粉粒体の安息角よりも急な角度で設け、この複数本の通気管どう しを連通させ、その連通管の上端を閉塞し下端を開口し、その連通した複数の通 気管を収容されていく粉粒体により順次下位置の通気管から閉塞させる構造とし たことを特徴とする粉粒体のホッパーである。
【0009】
【作用と実施例】
図1に示すように、粉粒体のホッパー(1)の外側に、上下配列に複数本の通 気管(2)をホッパー(1)内部と連通させて取付位置から上へ、粉粒体の安息 角(Θ)よりも急な角度で設け、この複数本の通気管(2,2...)どうしを 連通させ、粉粒体のホッパー(1)内へ輸送されてきた粉粒体を、その粉粒体投 入口(5)から粉粒体のホッパー(1)内に落下させると、粉粒体が空気を巻込 んで、いわゆる微粉体が粉塵となって自然現象的に発生する。そして連通した複 数の通気管(2,2...)は、収容されていく粉粒体により順次に下の位置の 通気管から閉塞させられ、まだ閉塞させられていない各通気管(2,2...) は、上端が閉塞させられ下端が開口している連通管(4)から外気を取り入れ、 この舞い上がった粉塵は、集塵機への吸引ダクト(3)を経て吸引される。
【0010】 粉粒体のホッパー(1)内に粉粒体が蓄積されてくると、下部の通気管(2) の方から次第に粉粒体で閉塞される。しかし、各通気管(2,2...)はそれ ぞれ取付位置から上へ粉粒体の安息角(Θ)よりも急な角度で設けられているか ら、各通気管(2,2...)から粉粒体がこぼれ出ることはない。
【0011】 もちろん、各通気管(2,2...)が閉塞された部分は吸引されなくなり、 その通気管(2,2...)のすぐ上方にある通気管(2)が激しい吸引力とな る。そして粉粒体が蓄積されるにしたがって順次上方の通気管(2)へと移動し ていく。
【0012】 つまり、各通気管(2,2...)は、通気管(2,2...)どうしを連通 させた通気路の下端を開口した近い位置が通気の抵抗は小さくなることから、強 力に外気を吸引する。そして、今一番吸引力の強い部位が粉粒体の蓄積によって 通気管を塞がれると、その次の上方の通気管(2)が今度は強力に吸引されるよ うになり、粉粒体自体によって制御されていくことになる。
【0013】 かくして、ホッパーに落下した粉粒体から舞い上がる粉塵は、取り入れた外気 とともに集塵機の方に吸引され、集塵されることになる。そして通気管(2)の 通気抵抗の小さなところの、すなわち、吸引力が強いところの近傍が粉塵の発生 源であり、ホッパー内の集塵効率を高める。
【0014】 ホッパーから粉粒体を払い出す場合、貯蔵された粉粒体の内部に存在する気体 が、移動する粉粒体に近い位置の通気管(2)から置換流通するから、粉粒体に よるブリッジができにくく、粉粒体の払出が円滑になる。
【0015】 また、粉粒体の冷却が必要な場合、通過気体によって冷却されるから、粉粒体 の温度管理ができる。
【0016】 なを連通管(4)の配列は、複列、蛇行列、斜列などであっても良い。
【0017】
【考案の効果】
本考案の粉粒体のホッパーでは、粉粒体の輸送の場合、ホッパーに落下した粉 粒体から舞い上がる粉塵が、集塵機の方に吸引されて集塵され、ホッパーへの粉 粒体の収容中の集塵効率が高まり、ホッパーから粉粒体を払い出す場合、粉粒体 の内部に存在する気体が置換流通して、粉粒体の払い出しが円滑になり、また、 粉粒体の温度管理が可能となるという効果があり、本考案は産業の発達に寄与す るところ極めて大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の説明図である。
【符号の説明】
1 ホッパー 2 通気管 3 吸引ダクト 4 連通管 5 粉粒体投入口 6 集塵機 Θ 粉粒体の安息角

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求頂1】 粉粒体のホッパーの外側に、上下配列に
    複数本の通気管をホッパー内部と連通させ、その取付位
    置から上へ粉粒体の安息角よりも急な角度で設け、この
    複数本の通気管どうしを連通させ、その連通管の上端を
    閉塞し下端を開口し、その連通した複数の通気管を収容
    されていく粉粒体により順次下位置の通気管から閉塞さ
    せる構造としたことを特徴とする粉粒体のホッパー。
JP1991072544U 1991-05-31 1991-05-31 粉粒体のホッパー Expired - Lifetime JP2548522Y2 (ja)

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JPH04135485U true JPH04135485U (ja) 1992-12-16
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5253966A (en) * 1975-10-29 1977-04-30 Fuji Photo Film Co Ltd Resin compound
JPS52143184U (ja) * 1977-04-26 1977-10-29
JPH01179893U (ja) * 1988-06-08 1989-12-25

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5253966A (en) * 1975-10-29 1977-04-30 Fuji Photo Film Co Ltd Resin compound
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JPH01179893U (ja) * 1988-06-08 1989-12-25

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