JPH04134798U - ユニツトキヤビン - Google Patents
ユニツトキヤビンInfo
- Publication number
- JPH04134798U JPH04134798U JP5114891U JP5114891U JPH04134798U JP H04134798 U JPH04134798 U JP H04134798U JP 5114891 U JP5114891 U JP 5114891U JP 5114891 U JP5114891 U JP 5114891U JP H04134798 U JPH04134798 U JP H04134798U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceiling
- panel
- cabin
- unit
- hardware
- Prior art date
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- Pending
Links
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Landscapes
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャビンの内側から居住区内の工事をできる
ようにして船内工事に要する時間を短縮させる。 【構成】 居住区1にユニットキャビン5を据え付けて
居住区のキャビンを作る。ユニットキャビン5の天井板
6の一部を取外しパネル6bとして取り外し自在に支持
させる。天井の取外しパネル6bをユニットキャビン5
の内側から取り外して、該ユニットキャビン5の内側か
ら居住区1の塗装工事等ができるようにする。
ようにして船内工事に要する時間を短縮させる。 【構成】 居住区1にユニットキャビン5を据え付けて
居住区のキャビンを作る。ユニットキャビン5の天井板
6の一部を取外しパネル6bとして取り外し自在に支持
させる。天井の取外しパネル6bをユニットキャビン5
の内側から取り外して、該ユニットキャビン5の内側か
ら居住区1の塗装工事等ができるようにする。
Description
【0001】
本考案は船体居住区に据え付けてキャビンを作るために用いるユニットキャビ
ンに関するものである。
【0002】
船体建造において居住区の内装工事を行う場合、従来は、多数の板材等の部材
を居住区域に持ち込み、大工技能者や他の多くの職種の技能者が入り混じって作
業手順に従い作業する、いわゆる木艤作業が一般的に採用されている。
【0003】
上記木艤作業は、概略的には下部ブロックや上部ブロックの搭載、殻取付、溶
接、歪取り、塗装、防熱、舗床、居室防熱、仕切及び間仕切、扉取付、壁内張根
太設置、窓枠組付、壁内張、天井根太設置、天井内張、家具取付、床敷物、船室
用具、装飾、椅子の配置、船室仕上、の順序で熟練技能者によって船内で行うも
のである。
【0004】
従来、上記木艤作業で居住区のキャビンを作る場合、船殻部材を1つ1つ取り
付けて図3に示す如く居住区1の外壁2やデッキ3を作り、塗装工事等をすべて
完了した後に、部材を単品で持ち込んで居住区のデッキ3上で各部材の組立、取
り付けを行ってキャビン4を作るようにしている。
【0005】
ところが、上記従来の方式では、居住区の外壁2やデッキ3を作って塗装工事
を行った後でなければキャビン4を作ることができず、キャビン4の造作と並行
してキャビン4内から船殻部材等の塗装工事を行うということはできないので、
船内での工事に多くの時間を必要としていた。
【0006】
そこで、本考案は、キャビンの内側からでも船殻の塗装等ができるようにして
船内での工事を効率よく短時間に行うことができるようにしようとするものであ
る。
【0007】
本考案は、上記課題を解決するために、側壁の頂部に天井板支持金物を取り付
け、且つ側壁の頂部間に天井フレームをかけ渡し、天井板を天井パネルと取外し
パネルに分けて、該取外しパネルを一部の天井板支持金物とこれに平行となるよ
う天井フレームより垂下させたパネル支持金物との間に取外しパネルを取り外し
自在に載置支持させると共に、その他の部分の天井板支持金物同士の間及び天井
板支持金物とパネル支持金物との間に天井パネルを内張りした構成とする。
【0008】
天井板の一部が部分的に取り外しできるので、本ユニットキャビンを地上から
居住区内に搬入して据え付けた後でも、天井板の一部を構成する取外しパネルを
キャビン内部から取り外してユニットキャビン外部の工事、たとえば、船殻部材
の塗装工事を行うことが可能となり、船内での工事を効率よく行うことが可能と
なる。
【0009】
以下、図面に基づき本考案の実施例を説明する。
【0010】
図1及び図2は本考案のユニットキャビンの一例を示すもので、地上にて組み
立てて船内の居住区内に搬入し居住区のキャビンとして造作させるためのユニッ
トキャビン5を、天井板6の一部を取り外して内部から外部での工事ができるよ
うな構造とする。
【0011】
詳述すると、部屋のレイアウトに合わせて建て込んだ側壁7の頂部に、天井板
支持金物8を取り付け、且つ各側壁7の頂部間に天井フレーム9をかけ渡し、上
記各側壁頂部の天井板支持金物8に両端部を載せて支持させることにより天井内
張りを行わせる天井板6を、天井パネル6aと取外しパネル6bとに分割し、上
記取外しパネル6bの取付位置に合わせて、上記天井フレーム9から天井板支持
金物8に対応させてパネル支持金物10を垂下させ、一部の側壁7側の天井板支
持金物8と上記パネル支持金物10との間に上記取外しパネル6bを載せて天井
の一部が取り外せるようにすると共に、残りの天井部は他の天井板支持金物8と
パネル支持金物10との間に天井パネル6aを支持させて天井内張りを行った構
成のユニットキャビン5とする。図3と同一のものには同一符号が付してある。
【0012】
上記ユニットキャビン5を居住区1の内装工事に伴い搬入して据え付けると、
天井板6の一部をなす取外しパネル6bを取り外して、ユニットキャビン5の内
側からユニットキャビン5の外側の工事を行うことが可能となる。
【0013】
ユニットキャビン5の外側の工事としては、ユニットキャビン5を地上から搬
送して居住区1内へ搬入するときに居住区外壁2の工事孔11の復旧工事や塗装
工事があり、これらの工事をユニットキャビン搭載後にユニットキャビン5の内
側から行うことができる。これにより従来、船殻の溶接や塗装工事を完了後でな
ければ行われなかったキャビンの造作を、かかる工事と並行して行うことが可能
となり、船内工事の時間を短縮することができる。
【0014】
又、居住区1の外壁2の内面に防熱材を内張りして防熱構造とする場合に、ユ
ニットキャビン5の一側の側壁を防熱材入りのパネルとしておけば、該ユニット
キャビンの防熱材入りパネルの側方の居住区外壁の内面への防熱材の内張りを省
略できると共に、該外壁の上部にのみ内張りした防熱材とユニットキャビン側壁
頂部との間を塞ぐ防熱板の設置工事を、取外しパネル6bを取り外してユニット
キャビン5の内側から行わせることも可能となる。
【0015】
以上述べた如く、本考案のユニットキャビンによれば、天井板を部分的に取り
外せるようにしてキャビン内側から外側の工事ができるようにしてあるので、居
住区の内装工事において、ユニット化したキャビンを居住区内の船殻部材への塗
装工事が完了する以前にでも居住区内に搬入し据え付けて、その天井の取外しパ
ネルを取り外すことによりキャビンの内側から船殻部材の溶接工事、塗装工事を
実施することができ、作業環境の悪い船内工事を効率よく行うことができると共
に船内工事時間を大幅に短縮することができる、という優れた効果を奏し得る。
【図1】本考案のユニットキャビンの概略を示す切断側
面図である。
面図である。
【図2】図1のA方向からの平面図である。
【図3】従来の居住区のキャビンを示す概略図である。
1 居住区
2 外壁
3 デッキ
5 ユニットキャビン
6 天井板
6a 天井パネル
6b 取外しパネル
7 側壁
8 天井板支持金物
10 パネル支持金物
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)考案者 松田 政洋
愛知県知多市北浜町11番1号 石川島播磨
重工業株式会社愛知工場内
(72)考案者 上野 孝
広島県呉市昭和町2番1号 石川島播磨重
工業株式会社呉第一工場内
(72)考案者 岡本 一司
広島県呉市昭和町2番1号 石川島播磨重
工業株式会社呉第一工場内
(72)考案者 菊本 秀昭
兵庫県相生市相生5292番地 石川島播磨重
工業株式会社相生第一工場内
(72)考案者 出田 晃裕
兵庫県相生市相生5292番地 石川島播磨重
工業株式会社相生第一工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 側壁の頂部に天井板支持金物を取り付
け、且つ側壁の頂部間に天井フレームをかけ渡して、側
壁の一部と平行に延びるパネル支持金物を天井フレーム
より垂下させ、天井板を天井パネルと取外しパネルに分
けて、該取外しパネルを一部の天井板支持金物と上記パ
ネル支持金物との間に取り外し自在に載置支持させると
共に、該取外しパネルの支持位置を除く他のすべての個
所の天井板支持金物同士の間及び天井板支持金物とパネ
ル支持金物との間を上記天井パネルで内張りしてなるこ
とを特徴とするユニットキャビン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5114891U JPH04134798U (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | ユニツトキヤビン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5114891U JPH04134798U (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | ユニツトキヤビン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04134798U true JPH04134798U (ja) | 1992-12-15 |
Family
ID=31928215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5114891U Pending JPH04134798U (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | ユニツトキヤビン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04134798U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6127787B2 (ja) * | 1982-02-10 | 1986-06-27 | Hitachi Ltd | |
JPH0321353U (ja) * | 1989-07-10 | 1991-03-04 |
-
1991
- 1991-06-07 JP JP5114891U patent/JPH04134798U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6127787B2 (ja) * | 1982-02-10 | 1986-06-27 | Hitachi Ltd | |
JPH0321353U (ja) * | 1989-07-10 | 1991-03-04 |
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