JPH0413464A - ダイカスト金型のガス抜き制御方法および装置 - Google Patents

ダイカスト金型のガス抜き制御方法および装置

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JPH0413464A
JPH0413464A JP11539290A JP11539290A JPH0413464A JP H0413464 A JPH0413464 A JP H0413464A JP 11539290 A JP11539290 A JP 11539290A JP 11539290 A JP11539290 A JP 11539290A JP H0413464 A JPH0413464 A JP H0413464A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ダイカスト金型のガス抜き制御方法および
装置に関し、特にチルベントを用いたガス抜きにおける
排気状態の適正化に関する。
〔背景技術〕
従来より、ガイカスト成形においては、金型キャビティ
内に溶融金属を加圧充填して所定形状の製品を得ている
。この際、溶融金属の充填に伴って金型キャビティ内に
あった空気等を排出する必要があり、様々なエアーベン
ト機構が用いられており、例えば、第5図および第6図
に示すようなチルベント90が利用されている。
各図において、金型装置80は固定金型81と移動金型
82との型分割面83に金型キャビティ84が形成され
る。そして、各金型81.82の上部には型分割面83
に沿って一対のブロック91.92が対向配置される。
各ブロック91.92は、互いの対向面93.94を多
数の山形溝が連続する波形に形成され、相互の隙間tが
金型キャビティ84に連通ずるように構成される。各ブ
ロック91.92の対向面93.94は幅すを有し、ガ
ス抜き流路断面積aは隙間tと幅すとの積すなわちa=
tXbである。ここで、一方のブロック92は移動金型
82に対して手動操作式の送りねじ機構等により上下方
向に摺動可能とされ、他方のブロック91との隙間tを
調整できるように構成される。
このようなチルベント90を有する金型装置80で鋳造
を行うにあたっては、まず金型キャビティ84に連通さ
れた射出スリーブ85に溶湯86を供給し、射出プラン
ジャ87を進出させて射出を開始する。
射出スリーブ85内の溶湯86がキャビティ84内に射
出されると、それに伴ってキャビティ84内のガスはチ
ルベント90の隙間から外部に排出される。溶湯86の
充填が進み、キャビティ84内のガスが略全で排出され
て溶湯86が上部のチルベント90まで達すると、チル
ベント90の隙間内に流入した溶湯86は冷却されて凝
固し、それ以上の流出を阻止してキャビティ84内に充
填された溶湯86が保持されるようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前述したチルベント90における隙間tは通
常0.5mm以下と小さく、繰返し鋳造作業に使用する
と離型剤の付着堆積により流路断面積aが減少し、所期
のガス抜き状態が得られなくなる。
また、固定金型8Iと移動金型82との間に温度差があ
ると、各々の熱膨張差により各々に取付けられるチルベ
ント90の隙間tが変化することになり、所期のガス抜
き状態か得られなくなる。
特に、隙間tが減少した際にはガス抜きが不良となり、
鋳造製品に巣が発生して製品不良を発生するという問題
があった。さらに、このような場合、鋳造機の運転を停
止してチルベント90を掃除する必要があり、運転効率
が低下するほか、清掃の作業が煩雑になるという問題が
あった。
一方、製品不良等が発見された時点で可動側のブロック
92を移動させてチルベント90の隙間を再調整するこ
とが行われているが、従来方式では送りねじ機構等を手
動調整しており、操作性が悪いとともに確実な設定が得
にくいという問題があった。
本発明の目的は、自動的な調整により金型からのガス抜
き状態を常に適正に維持できるダイカスト金型の排気ガ
ス制御方法および装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の方法は、金型キャビティに連通された調整可能
な隙間を有するチルベントを用い、前記チルベントの隙
間を通して排出される金型キャビティからのガス流速を
監視し、前記ガス流速が予め設定された許容範囲を超え
た際に前記チルベントの隙間を増減調整して前記金型キ
ャビティからのガス排出を所定の適正状態に制御する、
という手順により構成される。
本発明の装置は、対向面に互いに入れ子状をなす山形溝
が形成された一対のブロックを所定間隔で配置しかつ相
互の隙間が金型キャビティに連通されたチルベントと、
前記チルベントの各ブロックを対向面に沿って相対移動
させて各々の山形溝の隙間を増減させる隙間調整手段と
、前記チルベントの前記隙間を通過するガス流速を計測
する流速計測手段と、前記流速計測手段で計測された流
速が予め設定した許容範囲を超えた際に前記隙間調整手
段をフィードバック制御して前記金型キャビティのガス
排出を所定の適正状態に制御する制御手段と、を備えて
構成される。
〔作 用〕
このような本発明においては、実際にチルベントの隙間
を通して排出されるキャビティからのガス流速を監視し
て隙間を再調整するため、チルベントの機械的な隙間に
拘らず付着堆積物の厚みや金型の熱変形等をも含めた実
際の隙間調整により常に適正なガス抜き制御が確実に行
われる。また、流速計測ないし隙間調整の制御の自動化
が可能となり、これにより前述した各問題が解決され、
前記目的が達成される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、本実施例のダイカストマシン1には本
発明に基づくガス抜き制御が適用されている。
金型装置IOは固定金型11と移動金型12と有し、各
々の型分割面13には金型キャビティI4が形成されて
いる。固定金型11には金型キャビティ14に連通ずる
射出スリーブ15が取付けられ、その内部には図示しな
い給湯装置から溶湯16が供給されるとともに射出プラ
ンジャエフが挿入されている。射出プランジャ17はピ
ストンロッド18を介して図示しない射出駆動装置によ
り駆動され、スリーブ15内の溶湯16をキャビティ1
4内へ射出する。
ピストンロッド18の側面には磁性および非磁性が交互
に繰り返す縞模様の磁気スケール2工が形成されている
。このスケール21に面して磁気センサ22が設置され
、磁気センサ22はピストンロッド18つまり射出プラ
ンジャ17の進出量に応じた数のパルスを出力する。磁
気センサ22には射出速度演算回路23が接続され、こ
の演算回路23で計数演算することで射出プランジャ1
7の射出速度が計測される。これらにより射出速度計測
手段20が構成されている。
金型装置10の上部には型分割面13に沿って一対のブ
ロック31.32が対向配置され、各々の対向面33、
34の隙間35は金型キャビティ14に連通されている
。従って、溶湯16の射出に伴ってキャビティ14内の
ガスは隙間35を通して外部に排出されるとともに、溶
湯16がキャビティ14に充満して一部が隙間35内に
流入して冷却凝固することでキャビティ14が密閉され
る。これらによりチルベント30が構成されている。
チルベント30の隙間35を形成する各対向面33゜3
4は、それぞれ多数の水平な山形溝が連続する波形に形
成され、互いの山形溝が入れ子状に組み合わせられてい
る。また、ブロック31は固定金型11に固定されてい
るが、ブロック32は移動金型12に上下方向へ摺動自
在に支持されている。従って、チルベント30は移動側
のブロック32を昇降させることで隙間35の間隔調整
が行える。
金型装置10の上面にはデイフユーザブロック41が設
置され、このブロック41にはチルベント30の隙間3
5の延長線上を貫通する中絞り式のデイフユーザ42が
形成されている。また、ブロック41の下面には側面か
らデイフユーザ42の下端側開口に至る斜めの切欠き4
3が形成され、この切欠き43により固定金型11の上
面との間には絞りノズル44が形成され、このノズル4
4にはチルベント30からデイフユーザ42へと排出さ
れるガスの流速に応じて吸入される外気による二次気流
が生じる。ここで、絞りノズル44内には流速センサ4
5が設置され、このセンサ45により二次気流の流速か
計測される。
さらに、流速センサ45には流速演算回路46が接続さ
れ、この演算回路46での演算によりチルベント30か
らの排出ガス流速が計測される。これらにより流速計測
手段40が構成されている。
デイフユーザブロック41とチルベント30の移動側ブ
ロック32との間には送りねじ軸51が貫通されている
。このねじ軸51はデイフユーザブロック41側とブロ
ック32側とが逆ねじまたは差動ねじとされ、例えば1
回転でブロック32が0.1mm移動されるようになっ
ている。なお、ねじ軸51と同軸に圧縮コイルばね52
が配置され、デイフユーザブロック41とブロック32
とを離隔方向へ常時付勢してねじ軸51のバックラッシ
ュが防止されている。送りねじ軸51の上端はカップリ
ング53を介してモータ54に接続され、モータ54に
はロータリエンコーダ55が接続されている。モータ5
4およびエンコーダ55には駆動回路56が接続され、
駆動回路56は与えられた指令に応じてエンコーダ55
を参照しながら予め設定された所定回転角づつモータ5
4を回転させ、ブロック32を微小距離づつ移動させる
。これによりチルベント30の隙間35の調整が行われ
、これらにより隙間調整手段50が構成されている。
射出速度計測手段20、流速計測手段40および隙間調
整手段50はダイカストマシン1の動作制御を行う制御
装置60に接続されている。
制御装置60は、−殻内なマイクロコンピュータシステ
ムを用いて構成され、キーボード等の操作装置61、C
RT等の表示装置62、ブザーやランプ等の警報装置6
3を備えている。一方、制御装置60はガス抜き制御を
行う制御手段を兼ねるものであり、このためにデータ処
理部64、管理値記憶部65、状態判定部66および調
整制御部67を備えている。
データ処理部64は、射出速度計測手段20および流速
計測手段40の計測結果に基づいて成形サイクル毎の射
出速度曲線Cおよびガス流速曲線Bを出力するものであ
り、出力される各曲線B、Cは操作装置61からの指令
入力により表示装置62に表示される(第2図参照)。
管理値記憶部65は、動作制御の際の基準値等を記憶し
ておくものであり、ガス抜き制御用に管理値Aが記憶さ
れている。この管理値Aは入力装置61から入力設定さ
れたものであり、前述したガス流速曲線Bに対して許容
範囲±βとなる上限値AHおよび下限値ALで与えられ
る(第2図参照)。
状態判定部66は、流速計測手段40で計測されたガス
流速を管理値記憶部65の管理値Aと比較し、許容範囲
外であれば警報装置63および表示装置62により警報
を発するとともに、許容範囲を逸脱した程度に応じて調
整要求を出力する。
調整制御部67は、状態判定部66からの調整要求に応
じて隙間調整手段50を起動し、フィードバック制御に
よるチルベント30の隙間35の調節を行う。
このような本実施例においては、制御装置60の制御の
もとて金型装置10に対する溶湯射出〜成形〜型開閉等
の成形サイクルを繰返してダイカスト成形作業を行う。
金型キャビティ14に溶湯16を射出する際には、制御
装置60で射出速度計測手段20を監視しながら射出駆
動装置を作動させ、第2図の射出速度曲線Cに示すよう
に最初は低速で、最後は高速で充填を行う。
金型キャビティ14内に溶湯16が充填されると、元々
キャビティ14内にあった空気等は追い出されてチルベ
ント30から排出される。この際、チルベント30の隙
間35からの排出ガスの流速は流速計測手段40により
計測され、制御装置60で監視される。
この際、データ処理部64からの流速データは、比較判
定部66において管理値記憶部65に設定された許容範
囲AH−ALの間にあるか否かが調べられる。
制御手段60は、監視の間にガス流速が許容範囲外にな
ると、調整制御部67により隙間調整手段50を起動し
てチルベント30の隙間35を調整する。
すなわち、調整制御部67は比較判定部66での比較結
果に基づいて駆動回路56に必要な調整量を指示し、駆
動回路56はエンコーダ55を参照しなからモータ54
により送りねじ軸51を必要な角度回転させてチルベン
ト30の移動側ブロック32を昇降させる。これにより
、チルベント30の隙間35が増減される。
例えば、第3図のように、チルベント30の移動側のブ
ロック32が固定側のブロック31に対して上昇した状
態にあると、隙間35の間隔は各対向面33゜34の山
形部分が接近した狭い側の間隔t1で与えられる。ここ
で、成形サイクルの繰返しに伴って隙間35に離型材等
が付着堆積して間隔t1が狭まった場合、当該部分を通
過するガスが減って流速が低くなる。この流速の低下に
応じて移動側のブロック32を固定側のブロック31に
対して下降させれば、隙間35の間隔は最大で第4図の
ように山形部分の両側が同一となる状態の間隔t2まで
拡げられ、離型材等が付着堆積したままでも所期のガス
流速が確保される。
このような本実施例によれば、流速計測手段40および
制御装置60により実際にチルベント30の隙間35を
通して排出されるキャビティ14からのガス流速を監視
し、制御装置60および隙間調整手段50により必要に
応じて隙間35を再調整するため、チルベント30によ
る常に適正なガス抜き制御を確実に行うことができる。
特に、チルベント30の隙間35に対し、機械的な間隔
設定や調整ではなく、実際に排出されるガスの状態に基
づいて間隔を調整することで、隙間35における付着堆
積物の厚みや金型の熱変形等をも含めた実際の隙間部分
の間隔調整を行うことができ、当該部分を通してのガス
排出状態を常に適正な状態に維持することができる。
このため、従来のように成形作業の繰返しに伴ってチル
ベント隙間が挟まり、ガス抜きが不良となって鋳造製品
に巣が発生する等の問題が生じないようにできる。また
、チルベント隙間の清掃を頻繁に行う必要がなくなり、
運転の際の煩雑さが解消できるとともに、頻繁に鋳造機
の運転を停止する等の必要がなく、運転効率を向上する
ことができる。
さらに、流速計測ないし隙間調整の制御を自動化するこ
とができるため、従来の手動式の調整に比べて作業を極
めて容易にできるとともに、状態に応じた確実な設定を
得ることができる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
以下に示すような変形をも含むものである。
すなわち、前記実施例においては、移動側ブロック32
を固定側のブロック31に対して上方に移動させて隙間
35を狭めておき(第3図の状態)、必要に応じてブロ
ック32を下げることで隙間35を拡げる(第4図の状
態)のに限らず、予めブロック32を下げて隙間35を
狭くしておき、上げることで拡げてもよい。
また、隙間調整手段35としては、送りねじ軸51およ
びモータ54によりブロック32を昇降駆動するものに
限らず、流体圧式シリンダ装置や他のアクチュエータ等
を用いてもよく、要するに移動側のブロック32を固定
側のブロック31に対して必要なだけ移動〜位置決めで
きる構造であればよい。
さらに、ブロック32の昇降駆動の際に、ロークリエン
コーダ55でモータ54および送りねじ軸51の回転を
検出してブロック32の高さ位置を間接的に検出するも
のに限らず、直線式の位置検出手段等を用いてブロック
32の高さ位置を直接検出するようにしてもよい。
また、チルベント30としては、ブロック31.32の
上下方向の相対移動により各々の対向面33.34に形
成された水平方向の山形どうしの間隔を加減してチルベ
ント30の隙間35を調整するものに限らず、例えば、
対向面33.34の山形を斜めに形成しておき、各ブロ
ック31.32を上下または水平方向に相対移動させて
もよく、あるいは隙間35内に進出する弁体等を用いて
通過ガス量を加減してもよく、要するに外部からの操作
により隙間35の間隔調整が行える構造であればよい。
さらに、流速計測手段40としては、チルベント30の
隙間35に続くデイフユーザ42を設け、このデイフユ
ーザ42に連通される絞りノズル44内に配置された流
速センサ45を用いるものに限らず、単に隙間35の出
口側に流速センサ45を設置してもよく、要するに隙間
からの排出ガス流量を確実に計測できるものであればよ
い。
一方、制御装置60は前記実施例の構成に限らず、具体
的な回路構成等は実施にあたって適宜選択すればよく、
例えば流速計測手段40の流速演算回路46や隙間調整
手段50の駆動回路56等をも組み込んだものとしても
よい。
また、制御装置60には制御手段としてデータ処理部6
4〜調整制御部67を設けたが、これらはマイクロコン
ピュータシステム上にソフトウェアにより実現されるも
の、あるいは専用のハードウェアにより実現されるもの
等、各々を具体化する手段は実施の際に適宜選択すれば
よい。
さらに、制御手段としての監視〜調整の判定に用いる管
理値Aとしては、一連の成形サイクルにおける標準的な
流速曲線Bに対して上下に一定の許容範囲βをとったA
H,ALに限らず、基準値に対して許容範囲γ%をとっ
たものとしてもよい。
また、各成形サイクル毎に判定を行うのではなく、複数
回の成形サイクルの平均値をとって判定を行ってもよく
、監視〜判定〜調整の手順についても実施の際に適宜選
択することができる。
さらに、管理値Aの設定は操作装置61からの外部入力
に限らず、制御装置60に設けた自動設定装置等により
ダイカストマシンlの設置時にキャリウブレーションを
行って自動的に管理値Aを設定、記憶するようにしても
よい。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、自動的な調整が行
え、作業効率を向上できるとともに、調整が正確かつ確
実に行えるため、金型からのガス抜き状態を常に適正に
維持することができ、成形品の品質をも向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は同実
施例のガス流速曲線および管理値等を示すグラフ、第3
図および第4図はそれぞれ同実施例におけるチルベント
の隙間調整を示す図、第5図は従来例を示す断面図、第
6図は第5図の■−■線矢視図である。 1・・・ダイカストマシン、IO・・・金型装置、14
・・・金型キャビティ、30・・・チルベント、31.
32・・・ブロック、33.34・・・対向面、35・
・・隙間、40・・・流速計測手段、50・・・隙間調
整手段、60・・・制御手段である制御装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金型キャビティに連通された調整可能な隙間を有
    するチルベントを用い、 前記チルベントの隙間を通して排出される金型キャビテ
    ィからのガス流速を監視し、 前記ガス流速が予め設定された許容範囲を超えた際に前
    記チルベントの隙間を増減調整して前記金型キャビティ
    からのガス排出を所定の適正状態に制御することを特徴
    とするダイカスト金型のガス抜き制御方法。
  2. (2)対向面に互いに入れ子状をなす山形溝が形成され
    た一対のブロックを所定間隔で配置しかつ相互の隙間が
    金型キャビティに連通されたチルベントと、 前記チルベントの各ブロックを対向面に沿って相対移動
    させて各々の山形溝の隙間を増減させる隙間調整手段と
    、 前記チルベントの前記隙間を通過するガス流速を計測す
    る流速計測手段と、 前記流速計測手段で計測されたガス流速が予め設定した
    許容範囲を超えた際に前記隙間調整手段をフィードバッ
    ク制御して前記金型キャビティのガス排出を所定の適正
    状態に制御する制御手段とを有することを特徴とするダ
    イカスト金型のガス抜き制御装置。
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