JPH0413448A - 金属薄帯連続製造における冷却ロール膨脹度の測定方法 - Google Patents

金属薄帯連続製造における冷却ロール膨脹度の測定方法

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JPH0413448A
JPH0413448A JP11686890A JP11686890A JPH0413448A JP H0413448 A JPH0413448 A JP H0413448A JP 11686890 A JP11686890 A JP 11686890A JP 11686890 A JP11686890 A JP 11686890A JP H0413448 A JPH0413448 A JP H0413448A
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JP
Japan
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cooling roll
roll
metal piece
metal
degree
Prior art date
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Pending
Application number
JP11686890A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Sasaki
佐々木 庸夫
Hirotaka Tanaka
博孝 田中
Koichi Ono
大野 康一
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Nippon Metal Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Metal Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0413448A publication Critical patent/JPH0413448A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、連続鋳造によって金属薄帯(板)を製造する
際に、金属薄帯の形状を所定寸法内に制御するための、
冷却ロール膨脹度の測定方法に関する。
(従来技術とその問題点) 連続鋳造による金属薄帯(板)の製造装置では、溶融金
属はノズルを経て、単ロール方式または双ロール方式の
冷却ロールに供給され、該ロール表面で冷却・成形・加
圧されて所定寸法の薄帯が連続的に製造される。
その際、ロールは溶融金属から大量の熱を吸収するため
、かなり膨脹する。このロールの膨脹は薄帯の形状に直
接影響するばかりでなく、ロール周速の変化も引き起こ
すので、鋳造中のロールの膨脹変化を測定する事は重要
な問題である。公知の測定方法としては種々あるが、差
動トランスなどの接触式変位計では、ロール表面に微細
なキズ、温度ムラを作る事になり、薄帯の表面品質をい
ちちるしく劣化させる。また非接触式では、誘導電流、
超音波、レーザーを利用したものがあるが、誘導電流、
超音波を利用したものては雰囲気温度の影響が大きく、
また結反的にも不十分である。またレーザーを利用した
ものは、高価であるとともに本体の温度を一定に保つ必
要が在り、大型になりてしまい設置に問題がある。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は、金属薄帯の連続鋳造時に、金属薄帯の
形状を所定寸法内に制御するに有効な非接触式の冷却ロ
ール膨脹度の測定方法を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、冷却ロールと同じ曲率をもつ金属片を、
冷却ロールから数m m llt hだ位置にロールと
平行に配置して、該金属片と冷却ロールとの間の電気容
量を測定すれば、この電気容量の変化によって非接触で
冷却ロールの膨脹度を測定することが可能であることを
見い出し、本発明を完成したものである。即ち、本発明
は、連続鋳造における冷却ロールから数mm1lfれた
、ロールと同心円上の位置に、冷却ロールと同し曲率を
もつアンバー合金製の金属片をセラミックス製取り付け
台上に配置し、該金属片と冷却ロールとの間の電気容量
を連続的に測定し、該測定値の変化によって冷却ロール
の彫版変化を測定することを特徴とする金属薄帯連続製
造における冷却ロール膨脹度の測定方法である。
(実施態様および作用) 第1図〜第2図は、本発明の1例を示す説明図で、第1
図は単ロール方式の連続鋳造に適用した例、第2図は双
ロール方式に適用した例を示す。
第1図および第2図において、冷却ロールと同じ曲率を
もつ金属片(3)は、ロールから数mm離れた位置に、
ロールと平行に取り付け台(4)上に配置されている。
取り付け台(4)はマイクロステージ(5)によフて、
上下に移動調節できる。冷却ロール(1)と金属片(3
)との間の距離は、マイクロステージ(5)によって一
定の値にセットする。金属片(3)と冷却ロール(1)
との間の電気容量を連続的に測定していれば、ロールが
膨張しこの距離が短かくなると電気容量は大きくなり、
・この測定値の変化によってロールの膨脹度を測定でき
る。
即ち、平行に置かれた2枚の金属板の間の電気容iQは
、F記式に示すようにその面積Sに比例し、板の間の距
離りに反比例するから、Q=εx(S/D)    Q
:電気容量S:板の面積 D:板間の距離 ε:空気の誘導率 この式によって金属片と冷却ロールとの間の電気容量を
連続的に測定すわば、測定値の変化によってロールの膨
脹度の変化を連続的に知ることができる。この測定に基
づいて、冷却ロール(1)と金属片(3)の間の距離の
調整、冷却ロール温度の調整等を行えば、連続鋳造され
る金属薄帯の形状を所定範囲内に正確に制御できる。
本発明の方法では、熱による測定への影響はほとんど無
い。即ち空気の誘電率は、かなりの高温までほとんど変
化しない。従って測定への影響は、取り付け台および金
属片の熱膨張によるものだけであるが、取り付け台をセ
ラミックス、金属片にはアンバー合金を用いれば、熱膨
張の影響を最小にでき、より正確な測定ができる。
さらに1、この方法は構造的にも簡単であり、ロール幅
方向のプロフィールの測定も、金属片(3)の枚数を増
やすことにより容易に達成できる(第2図)。即ち、複
数個の金属片(3)と冷却ロール(1)との間の電気容
量をそれぞれ別個に測定することによって、冷却ロール
の幅方向の膨脹度を測定できる。これに基づいてロール
の幅方向の温度を調整すれば、連続金属帯の形状を目的
とする一定範囲内に正確に制御できる。
次に実施例によって、本発明を具体的に説明する。
(実施例) 第1図の単ロール方式の装置(ロール径1400mm)
で、50mmX100mmの金属片(3)を使用して、
ロールと金属片との距離りを1〜5mmの範囲で変化さ
せ、鋳造時間を1〜5分の範囲で変えて試験した。
その結果を第3図及び第4図に示す。第3図は、式Q=
6×−において ε =8. 8542 S=50xlOO=5000mm2 D=1 〜5mm として得たQの値で、下表のとおりであった。
理論値は上記式に基く計算値であり、較正曲線は実際の
測定値に基く曲線である。第3図の使用範囲は、本発明
で十分な分解能を確保し、且つロールに金属片が接触し
ないで実施しうる、距離りの適切な範囲である。
第4図は、鋳造時間(分)とロール膨張量(mm)との
測定結果を示したグラフで、曲線Aは差動トランスによ
る測定値、曲線Bは本発明による測定値である。曲線A
(真の値を示す)に対して、曲線Bは絶対精度で±0.
1mm、分解能で0.01mm程度の正確度をもち、十
分な実用性を有する。
(発明の効果) 本発明によれば、非接触で冷却ロールの膨張度を測定で
きるので、比較的簡単に金属薄帯の形状を目的範囲内に
制御できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を単ロール方式に適用した1例を示す
斜視図。第2図は本発明を双ロール方式に適用した1例
を示す模式図、第3図および第4図は実施例における測
定結果を示すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 連続鋳造における冷却ロールから数mm離れた、ロール
    と同心円上の位置に、冷却ロールと同じ曲率をもつアン
    バー合金製の金属片をセラミックス製取り付け台上に配
    置し、該金属片と冷却ロールとの間の電気容量を連続的
    に測定し、該測定値の変化によって冷却ロールの膨脹変
    化を測定することを特徴とする金属薄帯連続製造におけ
    る冷却ロール膨脹度の測定方法。
JP11686890A 1990-05-08 1990-05-08 金属薄帯連続製造における冷却ロール膨脹度の測定方法 Pending JPH0413448A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0666708A (ja) * 1993-02-26 1994-03-11 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 被測定物の階級判別装置
JPH06288889A (ja) * 1992-04-03 1994-10-18 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 被測定物の階級判別装置
KR100361821B1 (ko) * 2000-07-20 2002-11-23 기아자동차주식회사 범퍼 상단면 강성 보강구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5696202A (en) * 1979-12-28 1981-08-04 Pentel Kk Detection device for outside concavity of electric good conductor
JPS58189503A (ja) * 1982-04-28 1983-11-05 Nippon Steel Corp 金属材料の断面積、断面形状測定装置

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