JPH04134354U - 屋外建築物のベンチレータ - Google Patents
屋外建築物のベンチレータInfo
- Publication number
- JPH04134354U JPH04134354U JP4828691U JP4828691U JPH04134354U JP H04134354 U JPH04134354 U JP H04134354U JP 4828691 U JP4828691 U JP 4828691U JP 4828691 U JP4828691 U JP 4828691U JP H04134354 U JPH04134354 U JP H04134354U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ventilator
- hole
- duct
- side wall
- outdoor building
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims abstract description 28
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Non-Flushing Toilets (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Ventilation (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 どのような側壁の屋外建築物の側壁にも取付
けることができ、しかも構成が簡単であると共に換気機
能に優れ、さらに室内への雨水等の浸入を防止できるベ
ンチレータを提供することにある。 【構成】 屋外建築物の側壁に、これに設けた穴に連通
して取付けるダクト部4と、このダクト部4の上部に、
これの横断面積より大きな横断面積を有する膨出部5を
有し、この膨出部5に換気用孔8を設け、ダクトの底部
にドレン孔7を設けた構成となっている。
けることができ、しかも構成が簡単であると共に換気機
能に優れ、さらに室内への雨水等の浸入を防止できるベ
ンチレータを提供することにある。 【構成】 屋外建築物の側壁に、これに設けた穴に連通
して取付けるダクト部4と、このダクト部4の上部に、
これの横断面積より大きな横断面積を有する膨出部5を
有し、この膨出部5に換気用孔8を設け、ダクトの底部
にドレン孔7を設けた構成となっている。
Description
【0001】
本考案は、屋外に設置される簡易便所、シャワー室、更衣室、チケット販売ボ
ックスまたは一般住宅家屋、ビル等の屋外建築物に取付けられて、これらの室内
の換気を行なうためのベンチレータに関するものである。
【0002】
上記屋外建築物のうち、例えば、簡易便所におけるベンチレータは便槽に接続
した臭気管を便所の外側に立設した構造になっているのが一般的である。
このようなベンチレータでは、臭気管が便所の外側に突出しているので、これ
が邪魔になると共に、これに物があたって破損しやすいという問題がある。
このため本考案の出願人は、実開平2−127295号にて上記ベンチレータ
を改良した簡易便所を出願した。
この出願におけるベンチレータは図4に示すようになっていて、2重壁構造に
なっている側壁aの下端と上端に通気孔b,cを設け、下側の通気孔bを便槽d
側に連通させ、また上側の通気孔cに、屋上に設けたダクトeに連通する構成と
なっており、ダクトeの換気用孔fは、雨水浸入防止のため下面のみに形成され
ている。
【0003】
上記改良されたベンチレータにあっては、便所の外側に突出することがなく、
また構成部材が少ないことにより、邪魔になることがなく、また構成が簡単であ
るという利点あるが、この従来例にあってはダクトeの下面のみに換気用孔fが
形成されているため、換気機構に劣り、また換気用孔fが下面に形成されていて
も雨水の浸入は避け難く、さらに部屋を構成する側壁が2重壁構造でなければ利
用できないとう問題があった。
【0004】
本考案は上記のことにかんがみなされたもので、どのような側壁の屋外建築物
の側壁にも取付けることができ、しかも、ベンチレータ自体としての構成が極め
て簡単であると共に、換気機能に優れ、ベンチレータから室内への雨水の浸入が
生じることのない屋外建築物のベンチレータを提供することを目的とするもので
ある。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案に係る屋外建築物のベンチレータは、有底
のダクト部と、このダクト部の上部に位置し、かつこのダクト部の横断面積より
大きな横断面積を有すると共に、天井を有する膨出部とを中空一体に構成し、上
記ダクトの下部側面に、屋外建築物の側壁に設けた穴に連通するための通気孔を
設けると共に、このダクトの底部にドレン孔を設け、また上記膨出部に換気用孔
を設けてなり、上記屋外建築物の側壁に取付けて用いるようにした構成となって
いる。
【0006】
屋外建築物の側壁に、これに設けた穴と通気孔が連通するようにしてベンチレ
ータを取付けることにより、屋外建築物の室内の空気は穴より通気孔を通ってベ
ンチレータへ抜けて室外へ排出される。このとき、ベンチレータの下部のダクト
部の上部がその横断面積が大きな膨出部となっていることにより上記室内の空気
がスムーズに排出される。
【0007】
本考案の実施例を図1から図3に基づいて説明する。
図中1は簡易便所等の屋外建築物Aの側壁、2はその天井である。3は上記側
壁1の外側面に取付けるベンチレータであり、このベンチレータ3は、有底のダ
クト部4と、このダクト部4の上部にダクト部4の横断面積より大きくして一体
成形された膨出部5とからなっている。そしてこのベンチレータ3の下部側面に
通気孔6が、また底部にドレン孔7が設けてある。また上記膨出部5の側面及び
頂面に換気用孔8が設けられている。さらに上記ダクト部側面に上記側壁1にビ
ス止めするための取付けブラケット9が複数個突設されている。
上記屋外建築物の側壁1には上記ベンチレータ3の通気孔6が連通する穴10
が開口してある。この穴10の上下方向の開口位置は屋外建築物の側壁1の上部
であれば特に位置を選ばないが、ベンチレータ3のダクト部4の長さの関係にお
いて、このベンチレータ3の膨出部5が屋外建築物の天井2より高くなる位置に
開口する。
上記ベンチレータ3の通気孔6にはガイド筒6aが突設してあり、このガイド
筒6aが側壁1の穴10に密に嵌合して連通するようになっている。
【0008】
上記構成において、ベンチレータ3は、これの通気孔6のガイド筒6aを側壁
1の穴10に嵌合してこれを側壁1の外面に沿わせ、ついで取付けブラケット9
をビス11にて側壁1に固着することにより取付けられる。
しかして、屋外建築物の室内の空気は穴10からベンチレータ3のダクト部4
に抜け、これを上昇して膨出部5の換気用孔8より大気中へ放出される。
ベンチレータ3内に、これの換気用孔8より浸入した雨水等はドレン孔7より
自然落下により排出される。
【0009】
本考案によれば、ダクト部4に設けられた通気孔6に連通する穴10と屋外建
築物の側壁1に設けるだけで、どんな建築物、例えば、1重壁構造あるいは2重
壁構造のいずれの側壁のものにも簡単に取付けることができる。またベンチレー
タ自体としての構成も簡単であり、またダクト部4の上部にこれの横断面積より
大きな横断面積を有する膨出部5を設けたことにより換気機能に優れたベンチレ
ータとすることができる。とくに、膨出部5の頂面に換気用孔8を設けた場合に
あっては最も換気機能を向上することができる。さらにこのベンチレータ3内に
雨水等が浸入してもドレン孔7より自然落下して建築物の室内に上記雨水等が浸
入することがない。
【図1】本考案に係るベンチレータの一例を示す斜視図
である。
である。
【図2】本考案に係るベンチレータを簡易便所に取付け
た状態を示す斜視図である。
た状態を示す斜視図である。
【図3】本考案に係るベンチレータの取付け状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】従来のベンチレータの要部を示す断面図であ
る。
る。
1 側壁、3 ベンチレータ、4 ダクト部、5 膨出
部、6 通気孔、7ドレン孔、8 換気用孔、9 取付
けブラケット、10 穴。
部、6 通気孔、7ドレン孔、8 換気用孔、9 取付
けブラケット、10 穴。
Claims (1)
- 【請求項1】 有底のダクト部と、このダクト部の上部
に位置し、かつこのダクト部の横断面積より大きな横断
面積を有すると共に、天井を有する膨出部とを中空一体
に構成し、上記ダクト部の下部側面に、屋外建築物の側
壁に設けた穴に連通するための通気孔を設けると共に、
このダクトの底部にドレン孔を設け、また上記膨出部に
換気用孔を設けてなり、上記屋外建築物の側壁に取付け
て用いることを特徴とする屋外建築物のベンチレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4828691U JPH04134354U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 屋外建築物のベンチレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4828691U JPH04134354U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 屋外建築物のベンチレータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04134354U true JPH04134354U (ja) | 1992-12-14 |
Family
ID=31926847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4828691U Pending JPH04134354U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 屋外建築物のベンチレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04134354U (ja) |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP4828691U patent/JPH04134354U/ja active Pending
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