JPH04134106U - 回路遮断器のインタロツク装置 - Google Patents

回路遮断器のインタロツク装置

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JPH04134106U
JPH04134106U JP4108591U JP4108591U JPH04134106U JP H04134106 U JPH04134106 U JP H04134106U JP 4108591 U JP4108591 U JP 4108591U JP 4108591 U JP4108591 U JP 4108591U JP H04134106 U JPH04134106 U JP H04134106U
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JP
Japan
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circuit breaker
lock
breaker body
fixed frame
interlock
Prior art date
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Pending
Application number
JP4108591U
Other languages
English (en)
Inventor
孝文 近藤
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インタロックを解除した時のみ遮断器本体の
固定枠に挿入することが可能となる安全性を高めた回路
遮断器のインタロック装置を得る。 【構成】 この回路遮断器のインタロック操作は、遮断
器本体1が挿入される固定枠2の側壁2aにキー12操
作により遮断器本体1の挿入路に直交して出入りするロ
ッド11aを有する錠11を設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は回路遮断器のインタロック装置に関し、特に並列回路における遮断 器のインタロックの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は例えば1988年11月発行の三菱低圧気中遮断器AE形取扱説明書IB63727- E(8811)RODに記載された従来のインタロックでなる遮断器本体および固定枠の外 観を示す斜視図、図6は図5の遮断器本体内に装備されたインタロック装置を示 す斜視図である。図において、1は遮断器本体、2は電気回路に配置され遮断器 本体1がガードレール(図示せず)に沿って挿入される固定枠、3は遮断器本体 1に装着されキー操作により連動するロッド3aを有する錠、4は遮断器本体1 内で機構部を保持する側板、5は支点5aで支持され係合部5b,5cを有する レバー、6は支点6aで支持されレバー5と係合するシーソー、7はシーソー6 と係合する溝7aを有しシーソー6に連動するオープンボタン、8は図示してい ないが6と同等のシーソーが支点6a部で支持されこれと係合して連動するクロ ースボタン、9は錠3のロックが解除されたとき、レバー5を復帰させる復帰バ ネである。
【0003】 次に動作について説明する。 従来この種のインタロック装置は遮断器本体1内に設けられていて、錠3のロ ッド3aをキーの操作で水平状態にすると溝5bと係合しレバー5は5aを支点 にして図では時計方向に移動する。これによりシーソー6と係合する5c部によ ってシーソー6は6aを支点にして回転し反対側の先端で遮断器をOFFとするも のでオープンボタン7も押された状態となる。これをロック状態とし、この場合 クロースボタン8も同時にロックされた状態となり操作できないことになる。次 にロック解除する場合は錠3のロッド3aをキーの操作により垂直方向にするこ とにより復帰バネ9で前述の機構が逆方向に動作してオープンボタン7配置を破 線10の位置に移動する。この状態で両ボタン7,8の操作が可能となるもので ある。このような遮断器本体1を並列回路それぞれに配設された固定枠に挿入し 回路切り替えに用いる場合一方をロック状態、他方をロック解除状態にセットす る。なお、錠3のロッド3aを操作するキーは1個を併用しかつ、ロック状態で ないと錠から取り外せないことで回路の短絡が防がれている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上述したインタロック装置では遮断器本体内部にインタロック錠 が設けられているため固定枠への挿入は、ロックの有無に関係なく同一外形で同 等仕様の遮断器本体であれば可能である。このため例えばインタロック装置のな い遮断器本体をどこからか持ってきて誤って一方の固定枠に挿入されることもあ り、既に他方の固定枠に装着されたインタロック付遮断器本体によって、回路遮 断器が同時にONすることになりインタロックがとれないことになり短絡事故等に 対する安全面での問題点があった。
【0005】 この考案はかかる問題点を解消する為になされたもので回路遮断器のインタロ ック操作を解除した時のみ遮断器本体を固定枠に挿入することが可能となる安全 性を高めた回路遮断器のインタロック装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る回路遮断器のインタロック装置は、遮断器本体が挿入される固 定枠の側壁にキー操作により遮断器本体の挿入路に直交して出入りするロッドを 有する錠を設けたものである。
【0007】
【作用】
この考案の回路遮断器のインタロック装置における錠は、遮断器本体の挿入路 に直交してロッドを出し遮断器本体が固定枠に挿入されるのを阻止する。
【0008】
【実施例】 実施例1. 以下、この考案の実施例1を図に基づいて説明する。図1は本考案の実施例1 による回路遮断器のインタロック装置を示す斜視図、図2は図1の上方より見た 回路遮断器を示す平面図、図3は実施例1におけるインタロック解除状態を示す 斜視図、図4は図3の上方より見た回路遮断器を示す平面図である。図において 、1ないし2は従来例と同様であるのでその説明は省略するが、1aおよび1b は遮断器本体1の側面および先端面を、2aは固定枠2の側壁を示している。1 1は固定枠2の側壁2aに固着され遮断器本体1の挿入路に直交して出入りする ロッド11aとその保持機構でなる錠、12は錠11に挿入されロッド11aの 出入りを操作するキー、13は遮断器本体の側板1aに固着された引出し取手、 14は遮断器本体1が固定枠2に挿入された定着状態をセットする止め金である 。
【0009】 次に動作について説明する。 図1の様にロック状態では遮断器本体1を固定枠2に挿入しようとしてもロッ ド11a先端部が遮断器本体1の先端面1bと係合し挿入を阻止する。又、キー 12の操作によりロッド11aを引っ込めてやると図2の様にロックが解除即ち 、ロッド11aとの係合がなくなり遮断器本体1は固定枠2に挿入可能となる。 なお、このとき、キー12はロッド完全に突出した状態即ち、ロック状態になら ないと錠11から抜けないため、例えば2組の固定枠に設けられた錠11に併用 される1個のキー12は同時に錠11のロックを解除することなく遮断器本体が 同時に挿入されることが防止できる。
【0010】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば遮断器本体が挿入される固定枠の側壁にキー 操作により遮断器本体の挿入路に直交して出入りするロッドを有する錠を設けた ので、錠のロック時ロッドが遮断器本体の挿入路に突出して遮断器本体が固定枠 に挿入されず錠のロック解除時のみ遮断器本体を固定枠に挿入できる安全性を高 めた回路遮断器のインタロック装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1による回路遮断器のインタロ
ック装置を示す斜視図である。
【図2】図1の上方より見た回路遮断器を示す平面図で
ある。
【図3】本考案の実施例1におけるインタロック解除状
態を示す斜視図である。
【図4】図3の上方より見た回路遮断器を示す平面図で
ある。
【図5】従来のインタロックでなる遮断器本体および固
定枠の外観を示す斜視図である。
【図6】図5の遮断器本体内に装備されたインタロック
装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 遮断器本体 2 固定枠 11 錠 11a ロッド 12 キー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気回路に配された固定枠に遮断器本体
    が挿入されて回路遮断をする回路遮断器が、キー操作に
    よりロッドが連動する錠を備えインタロックされる回路
    遮断器のインタロック装置において、上記錠が固定枠側
    壁に固着され上記キー操作により上記遮断器本体の挿入
    路に直交して出入りするロッドによって上記遮断器本体
    の挿入を阻止することを特徴とする回路遮断器のインタ
    ロック装置。
JP4108591U 1991-06-03 1991-06-03 回路遮断器のインタロツク装置 Pending JPH04134106U (ja)

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JPH04134106U true JPH04134106U (ja) 1992-12-14

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ID=31921953

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006149043A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 Terasaki Electric Co Ltd 配電盤のインターロック装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006149043A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 Terasaki Electric Co Ltd 配電盤のインターロック装置
JP4515890B2 (ja) * 2004-11-18 2010-08-04 寺崎電気産業株式会社 配電盤のインターロック装置

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