JP2006149043A - 配電盤のインターロック装置 - Google Patents

配電盤のインターロック装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006149043A
JP2006149043A JP2004334105A JP2004334105A JP2006149043A JP 2006149043 A JP2006149043 A JP 2006149043A JP 2004334105 A JP2004334105 A JP 2004334105A JP 2004334105 A JP2004334105 A JP 2004334105A JP 2006149043 A JP2006149043 A JP 2006149043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit breaker
key
power supply
lock mechanism
cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004334105A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4515890B2 (ja
Inventor
Yuji Kotani
雄二 小谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terasaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Terasaki Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Terasaki Electric Co Ltd filed Critical Terasaki Electric Co Ltd
Priority to JP2004334105A priority Critical patent/JP4515890B2/ja
Publication of JP2006149043A publication Critical patent/JP2006149043A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4515890B2 publication Critical patent/JP4515890B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Trip Switchboards (AREA)
  • Patch Boards (AREA)

Abstract


【課題】
配電盤のケーブル区画内を安全に点検できる、構成の簡単な機械的なインターロック装置を提供する
【解決手段】
ケーブル及び接地スイッチとを収納した扉3a付のケーブル区画3と引出型遮断器を収納した扉1a付きの遮断器区画1を有する配電盤において、接地スイッチをON/OFFする接地スイッチ操作シャフト36を遮断器区画に収納し、扉1aの閉鎖状態でなければ遮断器本体17を断路位置に移動するとともに接地スイッチ13をONにすることができず、遮断器本体17が断路位置にあり接地スイッチ13がONでなければ扉1aを開放できないこととし、扉1aが開放状態において接地スイッチ13をOFFにすることができず、扉1aを開放状態においてロックするキーロック本体37、キー38及びロックピン39からなるキーロック機構のキー38をロック状態でのみ着脱可能とし、キー38をケーブル区画のキーロック機構のキーと共用とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、扉付の遮断器区画と扉付のケーブル区画とを有する配電盤の、前記ケーブル区画の点検を安全に行うためのインターロック装置に関する。
配電盤、特に高圧の配電盤は、外部の電源装置に接続された導帯を収納する母線区画、外部の負荷装置に接続されるケーブルを収納するケーブル区画及びこれらの導帯とケーブルの間に接続された遮断器が収納された遮断器区画を有し、各区画は事故が発生したとき他の区画に影響が及ばないように鉄板などによって互いに隔離されているとともに、点検などのため各区画に扉が設けられる。 なお、外部の電源装置及び外部負荷装置は、上記とは逆に、それぞれ上記ケーブル及び導帯に接続される場合もある。
次に、遮断器区画について説明すると、一般的には、遮断器区画内には引出枠と遮断器本体からなる引出型遮断器が収納される。 この引出型遮断器の遮断器本体は、電源側端子、負荷側端子及びこの両端子の間に設けられる開閉接触子とを有し、引出枠内の接続位置と断路位置との間で直線的に移動が可能なように設けられる。 そして、遮断器本体が接続位置にあるときは、遮断器本体の電源側端子及び負荷側端子がそれぞれ引出枠の電源側端子及び負荷側端子と接触した状態にあり、断路位置にあるときは両端子が断路した状態にある。 なお、この遮断器は引出枠の電源側端子及び負荷側端子のいずれか一方が隔壁から母線区画に、他方がケーブル区画にそれぞれ突き出るように取り付けられ、それぞれの端子に前述した導帯及びケーブルが接続される。
次に、ケーブル区画について説明すると、ケーブル区画内には、外部電源装置による発生電圧及び外部回路に蓄積しているかもしれない残留電荷による電圧が印加される可能性がある。 このケーブル区画の内部を点検するとき、感電事故などを防止するためケーブル区画内を無電圧にしておく必要がある。 その方法として、まず、前述の導帯に接続される外部回路からの電圧の侵入を防止するため遮断器本体を断路位置にし、次に、前述のケーブルを含めケーブルに接続される外部回路の残留電荷を大地に放電するための接地スイッチを設ければよい。 なお、ケーブルに外部電源装置が接続されるときは、この電源装置からの給電を阻止しておく必要もある。 すなわち、遮断器本体を断路位置に移動させ、接地スイッチをONにしなければケーブル区画の扉が開かないようなインターロック構成にしておけばよい。
このようなインターロック構成の従来の技術は、遮断器本体が断路位置にあるとき動作する位置スイッチを遮断器に設け、さらに、接地スイッチがONのとき動作する補助スイッチを設け、両スイッチがONになったときケーブル区画の扉の開操作を可能にするソレノイドバルブをケーブル区画に設置するような電気的なインターロック構成であった。
なお、遮断器本体を断路位置まで移動させるときの安全性も求められるが、この安全性を確保できる遮断器の構成の一例が特開平9−320408号公報に開示されている。 この公報に開示されている遮断器は次のような構成となっている。 すなわち、この遮断器は、1)引出枠の端子と本体の端子間が接触又は開離するとき両端子間にアークが発生することのないように、ON状態にある遮断器本体が接続位置と断路位置間を移動するときは、移動に先立って必ずOFF状態になるとともに、各位置の中間位置ではONにすることできず、2)外部電源装置の電圧による感電防止のため、遮断器本体が断路位置でなければ配電盤(遮断器区画)の扉を開閉することができず、3)上述のアークの発生防止や感電防止のため、配電盤(遮断器区画)の扉を閉じなければ遮断器本体を移動させることができない。 また、接地スイッチをONにするときは遮断器をOFFにしておく必要があるが、特開平7−241007号公報の従来の技術に関する記述には、遮断器本体を接続位置から断路位置に移動するまで接地スイッチをONにできない構造のものが開示されている。
特開平9−320408号公報 特開平7−241007号公報
しかし、前述した従来の電気的インターロック装置は、インターロック回路のヒューズが溶断したり短絡事故が発生したときインターロックが無効になることへの不安があった。
したがって、本願発明は、配電盤のケーブル区画内を安全に点検できる、構成の簡単な機械的なインターロック装置を提供することを目的とする。
上述のような課題を解決するために、請求項1の発明は、電路中の外部電源装置及び外部負荷装置のうちのいずれか一方の外部装置が接続される導帯を収納した母線区画と、導帯が接続される端子及び外部装置のうちのいずれか他方の外部装置に接続されるケーブルが接続される端子とを有する引出型遮断器を収納した扉付きの遮断器区画と、ケーブル及び該ケーブルを接地する接地スイッチとを収納する扉付きのケーブル区画と、遮断器区画の表面から接地スイッチのON/OFF操作を可能にするスイッチ操作手段と、遮断器区画の表面から引出型遮断器の遮断器本体の移動を可能にする引出操作手段と、を有する配電盤の、遮断器区画とケーブル区画との間に構成されるインターロック装置において、遮断器本体が断路位置にあって、且つ、接地スイッチがON状態にあるときのみ、遮断器区画の扉の開放を可能にする遮断器区画扉インターロック機構と、ロック状態において遮断器本体の断路位置からの移動を阻止するとともに接地スイッチのOFF操作を阻止するキーロック機構であって、ロック状態でのみキーの着脱が可能な遮断器区画キーロック機構と、ロック状態においてケーブル区画の扉を閉鎖状態に維持するキーロック機構であって、該ロック状態でのみキーの着脱が可能なケーブル区画キーロック機構と、を有し、遮断器区画キーロック機構及びケーブル区画キーロック機構は、該両キーロック機構にのみ利用可能な互いに共用される唯一のキーによって操作されることとしている。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、遮断器区画の扉が開放状態にあるとき接地スイッチのOFF操作を阻止する接地スイッチOFF阻止インターロック機構を有し、遮断器区画キーロック機構は、ロック状態において遮断器区画の扉の閉鎖動作を阻止するキーロック機構であることとしている。
さらに、請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、ケーブルに関して遮断器と反対側に外部電源装置が接続される配電盤のインターロック装置であって、外部電源装置からの給電を阻止する給電阻止手段と、ロック状態において給電阻止手段の給電阻止機能を維持するとともに、該ロック状態でのみ着脱が可能なキーを有する給電阻止手段キーロック機構と、ロック状態において接地スイッチをOFFに維持するとともに、該ロック状態でのみ着脱が可能なキーを有する遮断器区画に備えられる接地スイッチキーロック機構と、を含み、給電阻止手段キーロック機構及び接地スイッチキーロック機構は、該両キーロック機構にのみ利用可能な互いに共用される唯一のキーによって操作されることとしている。
また、請求項4の発明は、請求項3の発明において、給電阻止手段は励磁回路を有する発電機からなる外部電源装置の励磁回路のスイッチであって、給電阻止手段キーロック機構は励磁回路スイッチがOFFの状態でのみキーの着脱が可能であることとしている。
また、請求項5の発明は、請求項3の発明において、2系統の外部電源装置に対応するそれぞれの配電盤を備え、2系統の配電盤はともに導帯にそれぞれの外部電源装置が接続され、2系統の配電盤は互いに共通のケーブルを有し、2系統の配電盤の遮断器をともにONにすることによって2系統の外部電源装置からの並列給電を可能にした電路の2系統の配電盤のインターロック装置であって、一方の系統の配電盤に対応する給電阻止手段は他方の系統の配電盤の遮断器本体の断路位置からの移動を阻止するロック機構であり、給電阻止手段キーロック機構はロック機構のロック状態でのみキーの着脱が可能であることとしている。
請求項1の発明によれば、遮断器区画扉インターロック機構によって、遮断器区画の扉の開放が可能となったとき、遮断器本体が断路位置にあることにより、外部電源装置の電圧や電路の残留電荷による電圧が遮断器本体にも遮断器本体を介してケーブル区画にも加わることがない。 また、接地スイッチがONになっていることにより、ケーブルに接続されている電路の残留電荷は放電され、ケーブル区画は無電圧の状態にある。 したがって、遮断器区画の扉を開放して遮断器区画キーロック機構をロックした状態でキーを取り外して、共用されるキーをケーブル区画キーロック機構に取り付けて扉を開放したときケーブル区画は無電圧状態にあり内部を安全に点検できる。
さらに、ケーブル区画内の点検が終わったときは、ケーブル区画の扉を閉じてロックしなければケーブル区画キーロック機構のキーを取り外せず、取り外したキーを遮断器区画キーロック機構に取り付けて扉を閉めなければ遮断器を接続位置に移動して給電できないため、双方の扉の閉め忘れによる危険が発生することはない。 すなわち、請求項1の発明によれば、キーロック機構を利用して機械的に遮断器区画とケーブル区画のインターロックを実現できるため、簡単な機構で安全な点検ができるという効果を奏する。
請求項2の発明は、請求項1の発明による効果のほかに、ケーブル区画の点検中、遮断器区画の扉が遮断器区画キーロック機構によって開放状態にロックされることとなっているため、対応するケーブル区画が点検中であることが配電盤の表面から明確に確認できるという効果を奏する。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明の効果のほかに、外部電源装置がケーブルに接続されている配電盤において、外部電源装置からの給電の阻止状態でなければ接地スイッチをONできず、接地スイッチがONであるときは外部電源装置からの給電が阻止されるため、感電事故や短絡事故などが発生することを防止できるため安全性が確保されるという効果を奏する。 すなわち、接地スイッチをONにするためには、キーを取り付けて接地スイッチキーロック機構をON可能な状態に切り換える必要がある。 このキーは給電阻止キーロック機構のキーと共用であるため、電源装置からケーブルへの給電を阻止したロック状態で給電阻止キーロック機構から取り外す必要がある。 したがって、接地スイッチをONにするとき短絡が生じることはない。 また、ONにした状態では接地スイッチキーロック機構からキーを取り外せないことによって、給電阻止キーロック機構をアンロック状態にすることができない。 このため、点検中に電源装置からケーブルに電圧が印加されることはない。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、給電阻止手段キーロック機構は発電機の励磁回路スイッチをOFFにした状態でロックできる構成とした機構としていることによって、外部電源装置をケーブルに接続する構成にしても安全性が確保できるという効果を奏する。 すなわち、母線区画の導帯に接続される外部負荷回路の残留電荷は遮断器本体が断路位置にあることによりケーブル区画に侵入しない。 また、ケーブルを含む外部電源回路の残留電荷は接地スイッチがONであることにより放電されており、給電阻止手段キーロック機構により発電機の電圧発生も阻止される。
請求項5の発明は、請求項3の発明において、2系統の外部電源装置に対応して、外部電源装置が接続される母線区画、遮断器区画及びケーブル区画を有する2系統分の配電盤を有し、双方のケーブル区画のケーブルが共通である電路においてもこれらの配電盤のケーブル区画の点検の安全性が確保されるという効果を奏する。 例えば一方の系列の配電盤について説明すると、一方の系統のケーブル区画には、一方の系統の遮断器を介して該一方の系統の外部電源装置の電圧及び他方の系統の遮断器及び共通のケーブルを介して他方の系統の外部電源装置の電圧も印加される。 すなわち、請求項3に記載されている「ケーブルに関して遮断器と反対側に外部電源装置が接続された配電盤」とは、「(共通のケーブルに相当する)一方の系統のケーブルに関して一方の系統の遮断器と反対側に他方の系統の外部電源装置が接続された一方の系統の配電盤」のことであり、一方の系統の給電阻止手段キーロック機構は他方の系統の遮断器本体を断路位置位置でロックできる構成とした機構としている。 このような構成により、(共通のケーブルに相当する)一方の系統のケーブルに対する、該一方の系統の外部電源装置からの給電は該一方の系統の遮断器本体を断路位置にすることにより阻止されるとともに、他方の系統の外部電源装置からの給電は他方の系統の遮断器本体を断路位置にロックすることにより阻止される。 また、一方の系統の接地スイッチをONにすることによりケーブル回路中の残留電荷も放電される。
発明を実施するための最良の形態を、図1ないし図9に示されている実施例1において説明する。
まず、実施例1のインターロック装置が設けられた配電盤の概略構造について説明する。図2、図3及び図4を参照して、この配電盤は、正面側中間部に位置する遮断器区画1、上部に位置する低圧区画2、裏面側に位置するケーブル区画3、上部中央部に位置する母線区画4を有している。 これらの各区画は、事故が発生したとき他の区画に影響が及ばないように、遮断器区画1と低圧区画2の間は断面L字状の鉄板5、遮断器区画1とケーブル区画3及び母線区画4との間は鉄板6、ケーブル区画3と母線区画4との間は断面L字状の鉄板7によってそれぞれ隔離されており、遮断器区画1及びケーブル区画3にはそれぞれ扉1a及び扉3aが設けられている。
各区画について簡単に説明すると、母線区画4には(外部電源装置たる)三相の発電機9に接続された三相分の導帯10が収納され、ケーブル区画3には外部負荷装置11に接続されたケーブル12、ケーブル12や外部負荷装置11などの負荷回路に蓄積しているかもしれない残留電荷を大地に放電するための接地スイッチ13及びこの接地スイッチ13と後述する遮断器14を接続する導体15が収納されている。 また、遮断器区画1には、引出枠16と遮断器本体17を備えた引出型の遮断器14が収納されている。 この引出枠16はその底面及び背面においてそれぞれ遮断器区画1の底面の鉄板及び背面の鉄板6に固定されることによって接地されている。 また、引出枠16の背面部には、鉄板6に形成された孔を挿通して母線区画4及びケーブル区画3内に突き出るように、それぞれ上側の端子18及び下側の端子19が設けられている。 この上側の端子18は三相の接続導帯20を介して導帯10に接続され、下側の端子19にはケーブル12の一端が接続されている。
次に、上述した遮断器14について説明する。 図5ないし図7を参照して、遮断器本体17は、上側端子21、下側端子22及び図示のない開閉接触子を有し、引出枠16内の接続位置、試験位置及び断路位置の間で直線的に移動が可能である。 図6に示されているように遮断器本体17が最奥側に位置する接続位置にあるときは、遮断器本体17の上側端子21と下側端子22がそれぞれ引出枠16の上側の端子18及び下側の端子19と接触している。 この接続位置にあるときは、図示は省略されているが、引出枠16と遮断器本体17とに設けられた補助回路の端子も互いに接触している。 この接続位置から遮断器本体17を引き出すと、補助回路だけが接触した試験位置となり、さらに引き出すと主回路も補助回路も断路し図6において鎖線で示されている断路位置となる。
引出枠16には、遮断器本体17の移動を案内するレール23及び回転させることによって遮断器本体17を移動させる引出操作シャフト24を含む周知の引出操作装置が設けられている。 引出枠16の下部には引出枠スペース25が形成されており、引出枠スペース25の前面は、互いに階段状につながった下部カバー25aと上部カバー25bによってカバーされている。 引出操作シャフト24は、引出枠スペース25に収納されており、下部カバー25aに形成された孔25cを挿通する着脱自在の図示のない操作ハンドルを装着して回転操作できる。 なお、上部カバー25bは扉1aによって覆われる位置にあるのに対して、下部カバー25aは扉1aによって覆われない位置にあるため、所定の条件のもとで扉1aが閉じた状態であっても遮断器本体17の移動が可能である。
次に、上述した接地スイッチ13について、図1及び図5ないし図8を参照して説明する。 接地スイッチ13は、引出枠16の背面に取り付けられ接地部位に接続されたスイッチ側端子30、三相分の可動接触子杆31、スイッチ側端子30と可動接触子杆31とを接続する図示されていない導体及び可動接触子杆31と共に回転するクロスバー32を含む接触子部分を備える。 この接触子部分には、さらに、可動接触子杆31に対向するように取り付けられた盤側端子33が含まれており、盤側端子33は導体15によって引出枠16の下側の端子19に接続されている。 この接地スイッチ13は、接触子部分をON/OFFするために、クロスバー32の端部に取り付けられた歯車34と噛みあう歯車35を奥側の端部に備えた接地スイッチ操作シャフト36を有する。 接地スイッチ操作シャフト36は、引出枠16の引出枠スペース25に収納されており、その前面側の端面に形成された軸方向の図8に示されている六角穴36aに六角柱の先端を有する図示されない操作ハンドルを、引出枠スペースの下部カバー25aに形成された孔25dを挿通させて装着することによって回転操作できる。
すなわち、図1及び図8を参照して、図示のない操作ハンドルを装着して、接地スイッチ操作シャフト36を図8(ロ)において略90度反時計方向に回転させると、歯車35、歯車34を介して、可動接触子杆31がクロスバー32と共に回転し、図1(ロ)に示すごとく盤側端子33と接触したONの状態となる。 接地スイッチ操作シャフト36を逆方向に回転させるとOFFになる。
なお、この接地スイッチ13と前述の遮断器14との間には、図示と詳細説明は省略するが、遮断器本体17が断路位置以外の位置では接地スイッチ13をONにすることを阻止し、且つ、接地スイッチ13がON状態にあるとき遮断器本体17の移動を阻止するインターロック機構が形成されている。
次に、実施例1に含まれる本発明の意図するインターロック作用を実現するための種々のインターロック機構やキーロック機構について説明する。 すなわち、この実施例1には、上述の接地スイッチ13がOFF状態のとき遮断器区画の扉1aの開放を阻止する遮断器区画扉インターロック機構、 接地スイッチ13をONにして扉1aを開いた状態で接地スイッチ13をOFFに戻すことを阻止する接地スイッチOFF阻止インターロック機構、 扉1aを開放状態に維持する、すなわち、ケーブル区画内を無電圧に維持するための遮断器区画キーロック機構 及び遮断器区画の扉1aが開いた状態でのみケーブル区画の扉3aの開放を可能にするケーブル区画キーロック機構を含んでいる。
まず、遮断器区画扉インターロック機構は、図8を参照して、接地スイッチ操作シャフト36の先端部近傍に軸方向に直交するように取り付けられた円柱状のロックピン40と扉1aの内側取り付けられたロックプレート41を備える。 図5を参照して、ロックプレート41は、扉1aの開閉に応じて引出枠スペースの上部カバー25bに形成されたロックプレート用孔25eを挿通して接地スイッチの内部に入り込むことができる。 このロックプレート41の端部にはロック係合端41aが形成されており、接地スイッチ13がOFF状態のとき扉1aを開放する操作を行うと、図8(イ)において鎖線で示されているロック係合端41aがロックピン40と係合し開放が阻止される。 また、接地スイッチ操作シャフト36を回転させて接地スイッチ13をONにすると、ロックピン40が、鎖線で示すごとく、ロック係合端41aと係合しない位置に移動する。 したがって、接地スイッチ13がOFFの状態では扉1aを開けることができず、ONにすれば開けることができる。
次に、接地スイッチOFF阻止インターロック機構は、図8を参照して、シャッタ面42aと腕42bを有する第1シャッタ42と、ロックプレート41の中間部に形成された斜縁41bとから構成される。 第1シャッタ42は、シャッタ面42が接地スイッチ操作シャフト36の六角穴36aを塞ぐ位置に移動可能なように、引出枠スペース上部カバー25bの内側に回転自在に取り付けられている。 この第1シャッタ42は、扉1aの閉鎖状態において、その腕42b(図8(イ)では(ロ)のX−Xにおける断面で示されている。)がロックプレート41の斜縁41b(図8(ロ)では(イ)のY−Yにおける断面で示されている。)と係合して、シャッタ面42が接地スイッチ操作シャフト36の六角穴36aを塞がない位置にあるため、接地スイッチ13をONにすることができる。 接地スイッチ13をONにして扉1aを開けるとロックプレート41が扉1aと共に回転し、その斜縁41bとの係合が解消して第1シャッタ42が反時計方向に回転し、図8(ロ)において鎖線で示されているごとく接地スイッチ操作シャフト36の六角穴36aを塞ぐ位置に移動するため、接地スイッチ13をOFFにできない。 なお、扉1aを閉じるとロックプレート41の斜縁41bが第1シャッタ42を時計方向に回転させて接地スイッチ操作シャフト36の六角穴の前面から退避し、接地スイッチ13をOFFにすることができる。
次に、遮断器区画キーロック機構は、図1を参照して、遮断器区画の内部に取り付けられたキーロック本体37とキー38とからなり、扉1aを開放してキー38をロック位置に回転させたときロックピン39が扉1a方向に突き出て扉1aの閉鎖を阻止する。 このキー38はロック位置にあるときだけ着脱が可能な構成となっているため、図1(ロ)に示すごとくキー38を取り外せば扉1aを閉鎖できない。 すなわち、キー38が取り外されている状態では接地スイッチ13をOFFにできない。
次に、ケーブル区画キーロック機構は、図9を参照して、ケーブル区画の扉3aの内側に取り付けられたキーロック本体60、扉3aが閉じられている状態でキーロック本体60と密接するようにケーブル区画3の側板に取り付けられたピンブロック61、ロックピン62及びキーとを有する。 図9(イ)において、このケーブル区画キーロック機構は、扉3aを閉じてキーをロック位置に回転させてロックピン62がピンブロック61に形成されている凹部にはまり込んで扉3aを開放できない状態でのみキーの着脱が可能な構造になっている。 しかし、扉3aが開放状態にあるときはキーをロック位置に回転できないようになっているため、キーを取り外せない構造になっている。 すなわち、キーロック本体60には係合状態においてキーの回転を可能にする図示されないラッチ機構が含まれており、このラッチ機構はピンブロック61のピン63がキーロック本体60に挿入されている状態でのみ係合状態にある。 このため、図9(ハ)において、扉3aが開放され、ピン63がキーロック本体60から離脱した状態ではキーをロック位置に回転することができない。 なお、このケーブル区画キーロック機構のキーを遮断器区画キーロック機構のキー38と共用とし、ただ一つしか用意されていないため、遮断器区画の扉1aを閉鎖した状態でケーブル区画の扉3aを開放することはできない。
以上のような構成の実施例1のインターロック装置の動作について説明する。 ケーブル区画3の内部を点検するときは、まず、遮断器本体17をOFFにして接続位置から断路位置まで移動する。 この状態では接地スイッチ13がOFFであるため、遮断器区画扉インターロック機構の機能により遮断器区画の扉1aを開けることはできない。 次に、操作ハンドルを接地スイッチ操作シャフト36に装着して回転させると接地スイッチ13がONになりケーブル区画3の内部が無電圧となる。 次に、操作ハンドルを取り外して扉1aを開放状態にすると接地スイッチOFF阻止インターロック機構により接地スイッチ13を再びOFFにすることができない。 次に、遮断器区画キーロック機構のキー38をロック位置に回転し抜き取ると、扉1aの開放状態が維持されケーブル区画3の内部の無電圧状態が維持される。 次に、取り外したキー38をケーブル区画キーロック機構に取り付けてアンロック位置に回転しケーブル区画の扉3aを開放して内部を点検する。 点検後、扉3aを閉鎖してキー38をロック位置に回転し、ケーブル区画キーロック機構から取り外して遮断器区画キーロック機構に取り付ける。 次に、遮断器区画キーロック機構に取り付けたキー38をアンロック位置に回転し扉1aを閉じ、接地スイッチ13をOFFにして、遮断器本体17を接続位置に移動させると給電を再開できる。 なお、このとき、ケーブル区画の扉3aが開放状態にあってはキー38を取り外せないため、扉3aの開放状態において扉1aが閉じられることはないため安全である。
次に、本発明のインタロック装置の実施例2を、図10及び図11を参照して説明する。なお、実施例1の構成と本質的に同等である構成については同一の符号を付して説明する。実施例2のインターロック装置は、外部電源装置が励磁回路を有する発電機9であって、発電機9の出力がケーブル12を介して引出枠16の下側の端子19に接続され、外部負荷装置11が導帯10に接続されている回路に使用される配電盤に備えられるものである。
まず、この実施例2のインターロック装置を備えた配電盤において、ケーブル区画3の内部を安全に点検するためには、少なくとも次の3点を満足する必要がある。
第1点は、負荷回路に蓄積されているかもしれない残留電荷がケーブル区画3の内部に侵入しないようにしておく必要がある。
第2点は、発電機9やケーブル12に蓄積されているかもしれない残留電荷を大地に放電しておく必要がある。
第3点は、接地スイッチ13をONにする前に発電機9からの給電を阻止しておく必要があるとともに、点検中に発電機9から給電されないようにしておく必要がある。
上述の第1点及び第2点を満足するためには、点検中、遮断器本体17を断路位置に保持するとともに、接地スイッチ13をONにしておけばよい。 したがって、実施例2では、前述した実施例1と同様なインターロック装置に、第3点の条件を満足するようなインターロック機構を付加した構成としている。
すなわち、第3点の条件を満足する構成として二つのキーロック機構が設けられている。一つ目は、「特許請求の範囲」における給電阻止手段キーロック機構に相当するキーロック機構であって、発電機9の励磁回路を開閉する励磁スイッチをOFFにした状態でロックできる、図示されていない励磁回路キーロック機構である。 この励磁回路キーロック機構は、詳細説明は省略するが、励磁スイッチをOFFにロックした状態でのみキーの着脱が可能な構成となっている。
二つ目は、接地スイッチ13のON操作を阻止する接地スイッチキーロック機構である。図11を参照して、この接地スイッチキーロック機構について説明する。 接地スイッチキーロック機構は、引出枠スペースの下部カバー25a内側に取り付けられているキーロック本体43、図示されていないガイド手段によって左右方向にスライド自在の第2シャッタ44、キーロック本体43と第2シャッタ44とを連結して図示されていないキーの回転に応じて第2シャッタ44をスライドさせるレバー45、接地スイッチ13がON状態のとき第2シャッタ44が接地スイッチ操作シャフト36の六角穴36aの前面に移動することを阻止するストッパ46を備える。
キーロック本体43のキーは遮断器区画の扉1aが閉じられている状態であってもキー操作が可能であって、接地スイッチ13がOFFの状態にあるときこのロック機構がロック状態にあり、このロック状態においてのみキーの着脱が可能な構造となっている。 図11において鎖線で示されている状態はロック状態であって、第2シャッタ44が接地スイッチ操作シャフト36の六角穴36aの前面を覆っている。 この状態において、キーを取り付けてアンロック位置に回転すると、図11において実線で示したごとく、第2シャッタ44は右方向にスライドし接地スイッチ13をONにできる。 ONにすると、接地スイッチ操作シャフト36に取り付けられた実線で示されているストッパ46によって第2シャッタ44の左方向への移動が阻止される。 すなわち、このアンロック位置において、接地スイッチのON、OFF操作は自在であるとともに、この状態ではキーを取り外すことができない。 なお、このキーは励磁回路キーロック装置のキーと共用であってただ一つ用意されているが、前述の遮断器区画キーロック機構やケーブル区画キーロック機構のキー38とは共用ではない。
このような実施例2のインターロック装置を備えた配電盤のケーブル区画3の内部を点検するときは、発電機9の励磁回路スイッチをOFFにして励磁回路キーロック機構のキーを取り外す。 次に、遮断器本体17を断路位置まで移動させて、取り外した励磁回路キーロック機構のキーをロック状態にあるキーロック本体43に取り付けてアンロック位置方向に回転させ、操作ハンドルを取り付けて実施例1と同様に接地スイッチ13をONにする。この後の動作は実施例1と同様である。
次に、本発明のインタロック装置の実施例3を、図12ないし図14を参照して説明する。 なお、実施例3のインターロック装置は、それぞれ発電機と外部負荷装置と実施例1の配電盤とを含む2系例の電路に用いられるものであって、以下の説明においてこれらの系列を区別して説明する必要のある場合は、一方の系列に符合「A」を付し、他方の系列に符合「B」を付する。
図12を参照して、一方の系列は、発電機9A、スイッチ70Aを含む母線10A、共に母線10Aに接続されている実施例1で説明した外部負荷装置への給電用の配電盤71Aおよび後述する母線連結用の配電盤71ATを有する。 なお、以下に説明するごとく、母線連絡用の配電盤71ATは負荷装置用の配電盤71Aと本質的に同一構成であるため、構成部材などの符合は、配電盤71Aの各符号に「T」を付して区別する。 配電盤71Aは実施例1において説明した配電盤であり、ケーブル12Aには外部負荷装置11Aが接続されている。 また、配電盤71ATは、配電盤71Aと同様な互いに隔離された遮断器区画1AT、低圧区画2AT、ケーブル区画3AT及び母線区画4ATを有するとともに、遮断器14AT、接地スイッチ13AT、ケーブル12ATなども有する。 他方の系列にもこの一方の系列と同様に、発電機9B、スイッチ70B、負荷装置用の配電盤71B及び母線連結用の配電盤71BTが設けられいる。 なお、一方の系列のケーブル12ATと他方の系列のケーブル12BTは共通のケーブルであって負荷装置用の配電盤71Bと母線連結用の配電盤71BTとは常時接続されているとともに、両系列の配電盤71A、配電盤71AT、配電盤71B及び配電盤71BTは並べて設置されている。
このような配電盤群は例えば次のように用いられる。 すなわち、全ての発電機から給電され、全ての外部負荷装置が駆動しているときは、スイッチ70A、70BがON状態であり、遮断器14A、14AT、14B、14BTはON状態であり、接地スイッチ13A、13AT、13B、13BTはOFF状態である。 この状態のほか、例えば外部負荷装置11Aと外部負荷装置11Bの駆動容量の総和が小さくなったときは、例えばスイッチ70BをOFFにして発電機70Bを停止し、両外部負荷装置に発電機9Aのみから給電させることができる。
この実施例3のインターロック装置は、上述の母線連結用配電盤71AT及び母線連結用配電盤71BTのそれぞれケーブル区画3AT及びケーブル区画3BTの内部を安全に点検するために設けられたものであって、以下、母線連結用配電盤71ATのケーブル区画3ATを点検する場合について説明する。 この点検のためには少なくとも次の3点を満足する必要がある。
第1点は、一方の系統の発電機9Aからの出力が一方の系統のケーブル区画3ATに入り込まないようにする必要がある。
第2点は、共通のケーブル12AT、12BTに蓄積されているかもしれない残留電荷を大地に放電しておく必要がある。
第3点は、他方の系統の発電機9Bの出力が、共通のケーブル12BT、12ATを経由して一方の系統のケーブル区画3ATに入り込まないようにする必要がある。
上述の第1点及び第2点を満足するためには、点検中、一方の系統の遮断器本体17ATを断路位置に保持するとともに、一方の系統の接地スイッチ13ATをONにしておけばよい。 したがって、実施例3では、前述した実施例1と同様なインターロック装置に、第3点の条件を満足するようなインターロック機構を付加した構成としている。
すなわち、第3点の条件を満足させる構成として、二つのキーロック機構が付加される。
一つ目は、給電阻止手段キーロック機構に相当するキーロック機構であって、他方の系統の発電機9Bからケーブル12BTへの給電を防止するため、他方の系統の遮断器本体17BTを断路位置においてロックする遮断器本体移動阻止キーロック機構である。
二つ目は、実施例2において用いられている図11に示されている接地スイッチキーロック機構と同一のものである。
図13及び図14を参照して、この他方の系統の母線連結用の配電盤71BTの遮断器本体移動阻止キーロック機構について説明する。 なお、図13及び図14並びにこの説明において、符合に付する「A」、「B」、「T」などの文字の表記を省略する。 遮断器本体移動阻止キーロック機構は、遮断器本体の移動に追随して平行に移動するバー47、バー47Tの先端部に形成された切欠き47a、引出枠スペースの下部カバー25aに取り付けられたキーロック本体48、図示されていないキーの回転に応じて回転するレバー49、バー47と同軸上に位置し下部カバー25aに設けられた可動ブッシング50、可動ブッシング50をスライド自在に保持するフレーム51、可動ブッシング50をバー47方向に付勢するばね52を備える。
可動ブッシング50は段付形状であり、図13(イ)を参照して、遮断器本体17Bが断路位置以外にあるときは、先端部50aがフレーム51から突き出してバー47と離間して対向する位置にある。 この位置において、遮断器本体移動阻止キーロック機構のキーロック本体48のキーをロック位置方向に回転させたとき、図13(ロ)に示すごとく、レバー49が可動ブッシングの先端部50aと当接しロック位置まで回転しない。 遮断器本体17Bを断路位置まで移動させると、バー47の先端部によって可動ブッシングの先端部50aがフレーム51内に退避する。 この状態でキーをロック位置方向に回転させると、図14に示すごとく、レバー49がバー47の切欠き47aに嵌まり込みロック位置まで回転する。 このロック位置にあっては、レバー49とバー47の切欠き47aが係合可能であるため遮断器本体17Bを断路位置以外の位置に移動させることができない。
この他方の系統の母線連結用の配電盤71BTの遮断器本体移動阻止キーロック機構のキーロック本体48BTのキーは、遮断器区画1BTの扉1aTが閉じられている状態であってもキー操作が可能であって、ロック状態のときのみキーの着脱が可能な構造となっている。 さらに、この他方の系統の母線連結用の配電盤71BTの遮断器本体移動阻止キーロック機構のキーは、ただ一つ用意されており、一方の系統の母線連結用の配電盤71ATの接地スイッチ13ATに設けられた接地スイッチキーロック機構のキーと共用であるが、他のいかなるキーロック機構のキーとも共用ではない。
このような実施例3のインターロック装置を備えた配電盤の一方の系統の母線連結用の配電盤71ATのケーブル区画3ATの内部を点検するときは、双方の系統の遮断器本体17AT及び遮断器本体17BTをOFFにして断路位置まで移動させる。 そして、他方の系統の遮断器14BTの遮断器本体移動阻止キーロック機構のキーロック本体48BTのキーをロック位置に回転しキーを取り外す。 次に、取り外したキーを一方の系統の接地スイッチ13ATの接地スイッチキーロック機構のキーロック本体43ATに取り付けてアンロック位置に回転させ、操作ハンドルを取り付けて実施例1と同様に一方の系統の接地スイッチ13ATをONにする。この後の動作は実施例1と同様である。
以上の実施例3の説明は、一方の系統の母線連結用の配電盤71ATのケーブル区画3ATの内部を点検する場合の構成について説明したが、他方の系統の母線連結用の配電盤71BTのケーブル区画3BTも、同様な方法で安全に点検できる。
本発明による配電盤のインターロック装置の実施例1の遮断器区画キーロック機構を説明する図であって、(イ)アンロック状態及び(ロ)ロック状態を示す平面図である。 図1のインターロック装置を備えた配電盤の回路図である。 図2の配電盤の概略側面図である。 図3の正面図である。 図2の配電盤に収納されている遮断器及び接地スイッチの正面図である。 図5の側面図である。 図5の背面図である。 図1の実施例1の遮断器区画扉インターロック機構及び接地スイッチOFF阻止インターロック機構を説明する(イ)平面図及び(ロ)正面図である。 図2の配電盤のケーブル区画に備えられたケーブル区画キーロック機構を説明する図であって、(イ)ロック状態、(ロ)アンロック状態及び(ハ)扉開放状態を示す平面図である。 本発明による配電盤のインターロック装置の実施例2を備えた配電盤の回路図である。 図10の実施例の接地スイッチキーロック機構を説明する(イ)平面図及び(ロ)正面図である。 本発明による配電盤のインターロック装置の実施例3を備えた配電盤の回路図である。 図12の実施例の遮断器本体移動阻止キーロック機構のアンロック状態を説明する(イ)平面図及び(ロ)正面図である。 図12の実施例の遮断器本体移動阻止キーロック機構のロック状態を説明する(イ)平面図及び(ロ)正面図である。
符号の説明
1 遮断器区画、1a 扉
3 ケーブル区画、3a 扉
9 発電機
10 導帯
11 外部負荷装置
12 ケーブル
13 接地スイッチ
14 遮断器
16 引出枠
17 遮断器本体
24 引出操作シャフト
25 引出枠スペース、25a 下部カバー、25b 上部カバー、25c 孔、25d 孔、25e 孔
30 スイッチ側端子
31 可動接触子杆
32 クロスバー
33 盤側端子
36 接地スイッチ操作シャフト、36a 六角穴
37 キーロック本体
38 キー
41 ロックプレート、41a ロック係合端、41b 斜縁
42 第1シャッタ、42a シャッタ面、42b 腕
43 キーロック本体
44 第2シャッタ
45 レバー
46 ストッパ
47 バー、47a 切欠き
48 キーロック本体
49 レバー
50 可動ブッシング、50a 先端部
51 フレーム
52 ばね
60 キーロック本体
61 ピンブロック
62 ロックピン
63 ピン
71 配電盤

Claims (5)

  1. 電路中の外部電源装置及び外部負荷装置のうちのいずれか一方の外部装置が接続される導帯を収納した母線区画と、
    前記導帯が接続される端子及び前記外部装置のうちのいずれか他方の外部装置に接続されるケーブルが接続される端子とを有する引出型遮断器を収納した扉付きの遮断器区画と、
    前記ケーブル及び該ケーブルを接地する接地スイッチとを収納する扉付きのケーブル区画と、
    前記遮断器区画の表面から前記接地スイッチのON/OFF操作を可能にするスイッチ操作手段と、
    前記遮断器区画の表面から前記引出型遮断器の遮断器本体の移動を可能にする引出操作手段と、
    を有する配電盤の、前記遮断器区画と前記ケーブル区画との間に構成されるインターロック装置において、
    前記遮断器本体が断路位置にあって、且つ、前記接地スイッチがON状態にあるときのみ、前記遮断器区画の扉の開放を可能にする遮断器区画扉インターロック機構と、
    ロック状態において前記遮断器本体の断路位置からの移動を阻止するとともに前記接地スイッチのOFF操作を阻止するキーロック機構であって、前記ロック状態でのみキーの着脱が可能な遮断器区画キーロック機構と、
    ロック状態において前記ケーブル区画の扉を閉鎖状態に維持するキーロック機構であって、該ロック状態でのみキーの着脱が可能なケーブル区画キーロック機構と、
    を有し、
    前記遮断器区画キーロック機構及び前記ケーブル区画キーロック機構は、該両キーロック機構にのみ利用可能な互いに共用される唯一の前記キーによって操作されることを特徴とする配電盤のインターロック装置。
  2. 前記遮断器区画の扉が開放状態にあるとき前記接地スイッチのOFF操作を阻止する接地スイッチOFF阻止インターロック機構を有し、
    前記遮断器区画キーロック機構は、ロック状態において前記遮断器区画の扉の閉鎖動作を阻止するキーロック機構であることを特徴とする請求項1の配電盤のインターロック装置。
  3. 前記ケーブルに関して前記遮断器と反対側に前記外部電源装置が接続される前記配電盤のインターロック装置であって、
    前記外部電源装置からの給電を阻止する給電阻止手段と、
    ロック状態において前記給電阻止手段の給電阻止機能を維持するとともに、該ロック状態でのみ着脱が可能なキーを有する給電阻止手段キーロック機構と、
    ロック状態において前記接地スイッチをOFFに維持するとともに、該ロック状態でのみ着脱が可能なキーを有する前記遮断器区画に備えられる接地スイッチキーロック機構と、を含み、
    給電阻止手段キーロック機構及び接地スイッチキーロック機構は、該両キーロック機構にのみ利用可能な互いに共用される唯一のキーによって操作されることを特徴とする、請求項1又は請求項2の配電盤のインターロック装置。
  4. 前記給電阻止手段は励磁回路を有する発電機からなる前記外部電源装置の前記励磁回路のスイッチであって、前記給電阻止手段キーロック機構は前記励磁回路スイッチがOFFの状態でのみキーの着脱が可能であることを特徴とする、請求項3の配電盤のインターロック装置。
  5. 2系統の前記外部電源装置に対応するそれぞれの前記配電盤を備え、2系統の前記配電盤はともに前記導帯にそれぞれの前記外部電源装置が接続され、2系統の前記配電盤は互いに共通の前記ケーブルを有し、2系統の前記配電盤の前記遮断器をともにONにすることによって2系統の前記外部電源装置からの並列給電を可能にした電路の2系統の前記配電盤のインターロック装置であって、
    一方の系統の前記配電盤に対応する前記給電阻止手段は他方の系統の前記配電盤の前記遮断器本体の断路位置からの移動を阻止するロック機構であり、前記給電阻止手段キーロック機構は前記ロック機構のロック状態でのみキーの着脱が可能であることを特徴とする、請求項3の配電盤のインターロック装置
JP2004334105A 2004-11-18 2004-11-18 配電盤のインターロック装置 Active JP4515890B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004334105A JP4515890B2 (ja) 2004-11-18 2004-11-18 配電盤のインターロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004334105A JP4515890B2 (ja) 2004-11-18 2004-11-18 配電盤のインターロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006149043A true JP2006149043A (ja) 2006-06-08
JP4515890B2 JP4515890B2 (ja) 2010-08-04

Family

ID=36628090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004334105A Active JP4515890B2 (ja) 2004-11-18 2004-11-18 配電盤のインターロック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4515890B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011097674A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Toshiba Corp 電気車用電源装置
KR101203913B1 (ko) 2010-03-15 2012-11-23 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 스위치 기어
CN105790089A (zh) * 2016-05-12 2016-07-20 楼天涯 一种用于电力设备的配电柜
KR101764628B1 (ko) 2017-02-22 2017-08-03 주식회사 이피이 안전키가 장착된 배전반
CN107465139A (zh) * 2017-08-16 2017-12-12 上海洪电电气有限公司 一种开关柜手车推进机构
CN108333513A (zh) * 2018-03-09 2018-07-27 中广核核电运营有限公司 发电机电气试验区域联锁系统及其操作方法
KR101925408B1 (ko) * 2017-03-06 2018-12-05 천호산업주식회사 배전반
CN109244922A (zh) * 2018-09-14 2019-01-18 广东求精电气有限公司 一种开关柜的推拉结构
CN109244921A (zh) * 2018-09-14 2019-01-18 广东求精电气有限公司 一种开关柜的机械联锁结构
KR20190095033A (ko) * 2018-02-06 2019-08-14 엘에스산전 주식회사 배전반의 잠금장치
CN110504637A (zh) * 2019-09-19 2019-11-26 四川灵通电讯有限公司 具有主动安保功能的高压远供电源设备及互锁防护方法
WO2021157427A1 (ja) * 2020-02-05 2021-08-12 株式会社Kelk 残留電荷除去装置
CN113314983A (zh) * 2021-05-27 2021-08-27 杭州惠嘉信息科技有限公司 一种抽屉式计量模块柜及其维护方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4300735A1 (en) * 2022-06-27 2024-01-03 Schneider Electric Industries SAS Cable access arrangement for a switchgear cubicle

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6184609U (ja) * 1984-11-06 1986-06-04
JPH0377205U (ja) * 1989-11-24 1991-08-02
JPH04134106U (ja) * 1991-06-03 1992-12-14 三菱電機株式会社 回路遮断器のインタロツク装置
JPH1146410A (ja) * 1997-07-28 1999-02-16 Mitsubishi Electric Corp 電気設備のインターロック装置
JP2002135919A (ja) * 2000-10-27 2002-05-10 Taito Kogyo Kk スイッチギヤ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6184609U (ja) * 1984-11-06 1986-06-04
JPH0377205U (ja) * 1989-11-24 1991-08-02
JPH04134106U (ja) * 1991-06-03 1992-12-14 三菱電機株式会社 回路遮断器のインタロツク装置
JPH1146410A (ja) * 1997-07-28 1999-02-16 Mitsubishi Electric Corp 電気設備のインターロック装置
JP2002135919A (ja) * 2000-10-27 2002-05-10 Taito Kogyo Kk スイッチギヤ

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011097674A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Toshiba Corp 電気車用電源装置
KR101203913B1 (ko) 2010-03-15 2012-11-23 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 스위치 기어
CN105790089A (zh) * 2016-05-12 2016-07-20 楼天涯 一种用于电力设备的配电柜
KR101764628B1 (ko) 2017-02-22 2017-08-03 주식회사 이피이 안전키가 장착된 배전반
KR101925408B1 (ko) * 2017-03-06 2018-12-05 천호산업주식회사 배전반
CN107465139A (zh) * 2017-08-16 2017-12-12 上海洪电电气有限公司 一种开关柜手车推进机构
CN107465139B (zh) * 2017-08-16 2023-11-03 上海洪电电气有限公司 一种开关柜手车推进机构
KR102471510B1 (ko) 2018-02-06 2022-11-28 엘에스일렉트릭(주) 배전반의 잠금장치
KR20190095033A (ko) * 2018-02-06 2019-08-14 엘에스산전 주식회사 배전반의 잠금장치
CN108333513A (zh) * 2018-03-09 2018-07-27 中广核核电运营有限公司 发电机电气试验区域联锁系统及其操作方法
CN108333513B (zh) * 2018-03-09 2024-03-12 中广核核电运营有限公司 发电机电气试验区域联锁系统及其操作方法
CN109244921A (zh) * 2018-09-14 2019-01-18 广东求精电气有限公司 一种开关柜的机械联锁结构
CN109244922B (zh) * 2018-09-14 2020-10-09 广东求精电气有限公司 一种开关柜的推拉结构
CN109244921B (zh) * 2018-09-14 2020-10-02 广东求精电气有限公司 一种开关柜的机械联锁结构
CN109244922A (zh) * 2018-09-14 2019-01-18 广东求精电气有限公司 一种开关柜的推拉结构
CN110504637A (zh) * 2019-09-19 2019-11-26 四川灵通电讯有限公司 具有主动安保功能的高压远供电源设备及互锁防护方法
CN110504637B (zh) * 2019-09-19 2024-05-07 四川灵通电讯有限公司 高压远供电源设备进行互锁防护的方法
WO2021157427A1 (ja) * 2020-02-05 2021-08-12 株式会社Kelk 残留電荷除去装置
CN113314983A (zh) * 2021-05-27 2021-08-27 杭州惠嘉信息科技有限公司 一种抽屉式计量模块柜及其维护方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4515890B2 (ja) 2010-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4515890B2 (ja) 配電盤のインターロック装置
US8288669B2 (en) Electric switchgear
US6066814A (en) Interlock for switchgear
KR101150330B1 (ko) 전원차폐형 자동접속 모터 컨트롤 센터
US8283585B2 (en) Electric switchgear
JP4848018B2 (ja) 電力用閉鎖配電盤
US10693284B2 (en) Grounding switch for use in metal-clad switchgear
CN103441439A (zh) 一种装有隔离开关、真空断路器及接地开关的开关柜
US2735042A (en) Metal clad switchgear
EP3427356B1 (en) Racking interlocking systems for withdrawable circuit breakers
WO2018055829A1 (ja) スイッチギヤ
CN108074774B (zh) 用于接地开关的凸轮选择器
CN105762695B (zh) 用于电气开关设备的开关柜及其组装方法
KR101793548B1 (ko) 가스절연 부하개폐기의 인터록 장치
KR101251604B1 (ko) 전원차폐형 자동 접속 모터 컨트롤 센터
JPH1169518A (ja) 配電盤用引出形接地装置
JP5649604B2 (ja) 配電盤用キーインターロック方法
KR100339331B1 (ko) 배전반의 차단기와 단로기의 인터록 장치
CN108475593B (zh) 用于断开接触器的断路器设备和装置
KR101687722B1 (ko) 가스절연 부하개폐기의 접지 위치 잠금장치
CN113300262B (zh) 用于具有电气开关设备和滑入式单元的电气系统的改进的安全机构
JP2014117001A (ja) 鉄道車両用の蓄電池装置
JPH069420Y2 (ja) 遮断器の連動装置
PL69121Y1 (pl) Urządzenie zabezpieczające
JPH0140252Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070711

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100511

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100513

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4515890

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140521

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250