JPH04133940A - 用紙搬送装置 - Google Patents

用紙搬送装置

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JPH04133940A
JPH04133940A JP2253407A JP25340790A JPH04133940A JP H04133940 A JPH04133940 A JP H04133940A JP 2253407 A JP2253407 A JP 2253407A JP 25340790 A JP25340790 A JP 25340790A JP H04133940 A JPH04133940 A JP H04133940A
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Japan
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JP2253407A
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Inventor
Tsutomu Miura
勉 三浦
Shigeomi Koshimizu
重臣 越水
Tetsuo Ohara
徹雄 大原
Shinichi Hagiwara
真一 萩原
Eiichi Shimizu
栄一 清水
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Eastman Kodak Japan Ltd
Original Assignee
Eastman Kodak Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は用紙搬送装置、例えば複写機、プリンタ及び
文書読取装置なとて用紙を搬送用ガイドに沿って搬送さ
せる用紙搬送装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、用紙搬送ガイドに沿って用紙を搬送させる用紙搬
送装置は、複写機、プリンタあるいは文書読取装置など
で用いられている。
例えば、第5図各図は従来の用紙搬送装置の図である。
第5図(a)の側面図に示されるように、紙搬送装置の
用紙搬送ガイド100−1,100−2は、加工性、経
済性あるいは対静電気特性などから一般にステンレス鋼
板などの金属板が用いられている。
そして、例えば用紙の搬送方向を水平から垂直方向へ変
える場合は、同図(a)に見られるように、各用紙搬送
ガイド10.0−1,100−2をそれぞれ折り曲げた
曲率部が形成される。このような曲率部を持った用紙搬
送ガイド100−1゜100−2では、搬送中の用紙が
途中て紙づまり(ジャム)や折れ、あるいは傷損が発生
し易いため、所定の間隙が保持されるように固定ネジ1
02.104,1.06及び108などで図示省略の本
体フレームに固定されている。
すなわち、この支持構造を第6図で見ると、用紙搬送ガ
イド100−1の各固定箇所では、用紙搬送ガイドの両
端の一部がL字状に折り曲げられ、両端に位置する本体
フレーム110との間で固定ネジ102あるいは]04
で締め付は固定されている。
そして、この用紙搬送ガイド100−1を本体フレーム
110へ固定した状態を背面方向及び平面方向から見た
図が第5図(b)及び(c)又は(d)である。
一方、用紙搬送ガイド100−2における支持構造も上
記用紙搬送ガイド100−1の場合とL字状の折り曲げ
方向が異なる以外は同様であり、本体フレーム110に
対して用紙搬送ガイド100−2が固定ネジ106,1
08で固定され、用紙搬送ガイド同士の間隙を一定に保
っている。
そして、上記した用紙搬送ガイド100−1. 。
100−2には、これに沿って用紙に送り力を加えるフ
ィードローラ112、ターンローラ114及びフィード
ローラ116が搬送順に配列され、さらにこれらのロー
ラに対してニップローラ118.1.20,122が対
向して圧′接装置されている。
[発明が解決しようとする課題] 上記したように、従来の用紙搬送装置は、用紙搬送ガイ
ド100−1,100−2同士の間に所定間隙が保たれ
るように、固定ネジ102,104.106及び108
で本体フレーム110に支持固定されている。
ところが、第5図(a)に示される曲率部では、搬送す
る用紙が湾曲しながら通過するため、用紙が湾曲した際
に元の形状に戻ろうとする力(以下、反力という)が用
紙搬送ガイド100−1,100−2に働いて用紙搬送
ガイドが形状変化することがある。この反力は、搬送す
る用紙が厚く、また用紙の剛性が高くなるに従って強く
なるため、用紙搬送ガイドの形状変化の度合も大となる
そして、この用紙搬送ガイドの形状変化は、上下の用紙
搬送ガイド100−1,100−2の設定間隙に変化を
もたらす。
すなわち、これを第5図の(a)で見ると、用紙搬送ガ
イド100−1,100−2が本体フレームに固定ネジ
102,106及び104,108のそれぞれの箇所で
締め付は固定されている。
従って、搬送される用紙によって用紙搬送ガイドに力が
加わると、各固定箇所を中心に用紙搬送ガイド100−
1,100−2の自由端はそれぞれ変位Sl、S2が起
きると共に、固定ネジ102゜106と104 108
との間の用紙搬送ガイドでは変位S3が起きる。
図中の二点鎖線は、各用紙搬送ガイドの変位時における
状態を示すものである。
このため、特に曲率部などでは用紙搬送ガイドが変位し
た結果、間隙が狭くなると搬送用紙のジャムやスキュー
(斜行)笠か発生するという問題がある。
また、従来はこれ以外に第5図(b)に示されるように
、本体フレーム110の間に用紙搬送ガイドl0CI−
1を挟んでネジで締め付は固定するため、用紙搬送ガイ
ド100=1の幅を「ω」とし、本体フレーム110の
幅をrWJとすると、ω−Wの状態で両者を組み合わせ
て固定ネジ102で固定するのが理想的である。
ところが、第5図(C)に示されるように、ωくWの場
合は、用紙搬送ガイド100−1の幅が足りないため、
無理に固定ネジ]02で締め(=Iけると用紙搬送ガイ
ド100−1の両側部124か歪んで変形するという問
題がある。
また、第5図(d)に示されるように、ω〉Wの場合は
、逆に用紙搬送ガイド100−1の幅が余るため、無理
に本体フレーム110の幅に合わせようとすると用紙搬
送ガイド100−1の中央部126付近が盛り上がって
しまうという問題がある。
そして、上記いずれの場合も用紙搬送ガイド同士の間隙
が変化するため、上記したような用紙ジャムやスキュー
が発生ずる。
そこで、これに対して用紙搬送ガイドと本体フレームと
の幅の寸法を高い精度で一致させれば良いが、そのため
には部品の加工精度を上げる必要があり、その分コスト
か高くなるとい′う問題かある。
発明の目的 本発明は、上記のような問題を解消することを課題とし
てなされたもので、その目的は、搬送する用紙の厚さや
剛性の異なる用紙を用いても常に用紙搬送ガイド相互間
を所定の間隙に保持して適正かつ信頼の高い搬送が行え
ると共に、部品の加工精度を下げて低コスト化すること
が可能な用紙搬送装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、上下2つの用紙搬送ガイド
同士が一定の間隙を保ちながら本体フレームに支持され
、その間隙に導かれた用紙をガイドして搬送ローラで搬
送させる本発明の用紙搬送装置は、前記各用紙搬送ガイ
ドの側縁部が側方からのガイド支持ピンで本体フレーム
に支持され、相対する用紙搬送ガイド同士の間隙方向に
対して位置決め規制されると共に、用紙の搬送方向に対
しては用紙搬送ガイドに一定の自由度を持たせる支持手
段により用紙搬送ガイドを支持したことを特徴としてい
る。
[作用コ 上記構成の用紙搬送装置によれば、各用紙搬送ガイドの
側縁部を側方からのガイド支持ピンで本体フレームに支
持する支持手段により、用紙搬送ガイド同士を所定の間
隙に保ちつつ、用紙の搬送方向に対しては用紙搬送ガイ
ドに一定の自由度を持たせている。
このため、用紙搬送時に用紙の反力か用紙搬送ガイドに
加わった場合は、各用紙搬送ガイドがガイド支持ピン位
置で所定の間隙に保持されつつ用紙搬送方向に移動する
ため、用紙搬送ガイドの変位を吸収することか可能とな
った。
従って、反力による用紙搬送ガイドの変位を最小限に抑
えて、用紙搬送ガイドの間隙を一定に保つため、搬送す
る用紙が厚く剛性が高いものであっても用紙ジャムやス
キューの発生し難い信頼性の高い用紙搬送を行うことが
できる。
また、側方から出されたガイド支持ピンによって用紙搬
送ガイドが本体フレームに支持されているため、本体フ
レームと用紙搬送ガイドとの幅方向の寸法精度に一定の
自由度がある。
このため、上記部品の加工精度を従来に比べて低く抑え
ることができることがらコストが低減化できる。
[実施例] 以下に、図面を参照しながら、本発明が適用される用紙
搬送装置の好適な実施例を説明する。
この実施例では、本発明の用紙搬送装置を文書情報を光
学的に読取ってデジタルデータに変換する文書読取装置
における文書パスに適用したものである。
第4図は本発明の一実施例における文書読取装置の全体
構成図を示したものである。
図示した装置は、水平吸込み/垂直排出パスを有シてお
り、更に、このパスはその流れ順に供給パス、読取パス
そして排出パスに区分されている。
そ1〜で、この装置では前記パスを実現するために、こ
こでは単一の駆動モータを有し、このモ夕駆動力が歯車
列及びプーリを介して各フィードローラを駆動させ、前
記パスに文書送り力を与えると共に、文書を所定方向に
ガイドして搬送させる用紙搬送ガイドとで構成された用
紙搬送装置を有している。
更に、本実施例の文書読取装置は、文書の両面から同時
に読取りが可能なように前記読取パスの両面にそれぞれ
後述の如く、第1光源、第2光源が配置され、また両光
源と対応して第1読取りブロック及び第2読取りブロッ
クがそれぞれ配置されている。
まず、文書パスに関してその構造を説明する。
装置ケース10の外部に供給トレイ12が突出しており
、後述する如く読取りに供される文書がこのトレイ12
上にストックされる。前記トレイ12と近接してフィー
ドローラ14とリタードローラ16とが上下に対向して
配置されており、ストックされた文書の最上紙のみが白
抜き矢印A方向から供給パスに吸い込まれる。
このために、フィードローラ14は図の反時計方向に、
そしてリタードローラ16も反時計方向に回転駆動され
、フィードローラ14が最上紙を吸込み方向に引ぎ込む
と共に、その下にストックされている文書は、リタード
ローラ16によってトレイ12側に押し戻され、効果的
な紙さばきが行われている。
前記フィードローラ14に続いて、供給パスは水平方向
に送りベルト18を有し、文書を次のターンローラ20
へ送り込む。
前記ターンローラ20は、供給パスの最後部を形成し、
文書を水平パスから垂直パスへ移行させる役割を果たし
ている。
垂直パスに移行した文書は、第4図に示すように、次の
読取りパスへ送られる。本実施例においては、この読取
りパスは第1アパーチヤプレート22、第2アパーチヤ
プレート24を含んでおり、文書が両アパーチャプレー
ト22.24の間を通過する際に所定の読取り作用が行
われる。
読取りパスを通過した文書は、次に排出パスに送られる
。そして、前記排出パスから白抜き矢印B方向に排出さ
れた文書は、装置外のストッカ26に順次ストックされ
る。
このように、文書読取装置内部には文書パスが形成され
、この文書パス内を文書情報の読取りが行われる文書が
搬送される。
そこで、本実施例において文書の搬送を行う用紙搬送装
置の構造を第1図乃至第4図を用いてさらに詳述する。
第1図(a)は、第4図において文書パスが水平から垂
直方向に移行するターンローラ20付近を詳細に示した
側面図である。同図(a)に示すように、文書パスは上
下2つの用紙搬送ガイド28.30から成り、所定の間
隙を保ちながら図示省略の本体フレームに支持されてい
る。この用紙搬送ガイド30の支持手段を背面から見た
図が同図(b)である。
そして、本体フレームとの支持構造を示した斜視図が第
2図である。第2図に示されるように、用紙搬送ガイド
30は、その両側に配置された本体フレーム32.34
の側方から突き出された複数の支持ピンによって支持さ
れている。この第2図中の支持手段であるC部分の詳細
図が第3図である。
第3図に示されるように、本実施例では支持手段が第1
のガイド支持ピン、切欠部及び第2のガイド支持ピンで
構成されている。
前記第1のガイド支持ピン36−1.36−2は、本体
フレーム34の側方から2木のガイド支持ピンが用紙の
搬送方向と直交方向に配列されて突き出され1、画ガイ
ド支持ピン36−1.362の間で用紙搬送ガイド30
の側縁部30aを挟持するものである。このため、用紙
搬送ガイド30は、相対する用紙搬送ガイド28との間
隙方向(図中の矢印り方向)には位置決め規制されるが
、用紙の搬送方向(図中の矢印E方向)には移動できる
ように自由度を持っている。
前記切欠部38は、上記第1のガイド支持ピンから少し
ずれた用紙搬送ガイド30の側縁部30aを矩形に切り
欠いたものである。
前記第2のガイド支持ピン40は、上記切欠部38の内
側で係合するように、本体フレーム34の側方から用紙
搬送ガイド30の切欠部38の位置にガイド支持ピンが
突き出されたものである。
従って、上記第1のガイド支持ピン36−1゜36−2
によって用紙の搬送方向に用紙搬送ガイド30が移動し
ても、切欠部38の何れかの両端で第2のガイド支持ピ
ン40に当接して停止するため、切欠部38の幅によっ
て用紙搬送ガイド30の自由度が一定範囲に制限される
この支持手段は、第1図で示す相対する用紙搬送ガイド
28の場合も同様に構成され、第1のガイド支持ピン4
2−1.42−2、第2のガイド支持ピン46及び切欠
部44によって構成されている。
また、本実施例では第1図(a)に示されるように、水
平パスの用紙搬送ガイド28.30の支持手段は、ガイ
ド板及びガイド支持ピンで構成されている。
前記ガイド板43.45は、用紙搬送ガイド28.30
の側縁部にそれぞれ板状物が固定され、該板状物には用
紙の搬送方向に所定幅の溝部43a、45aが設けられ
ている。
前記ガイド支持ピン47.48は、本体フレムから側方
に伸びて上記ガイド板43,4.5の溝部43a、45
aを可動なように支持する支持ピンである。
従って、この水平パスの支持手段の場合もガイド板43
.45を溝部43a、45aに沿ってガイド支持ピン4
7.48で支持しているため、用紙搬送ガイド28.3
0同士を所定間隙に保持しながら用紙搬送方向へは移動
可能である。
このように、本実施例の文書パスを構成する用紙搬送ガ
イド28.30は、上記各支持手段によって本体フレー
ムに支持されている。
更に、文書パスは第1図<a>に示されるように、用紙
に送り力を加えるフィードローラ50、ターンローラ2
0及びフィードローラ52が順に配列され、これら各ロ
ーラに対してニップローラ54.56.58が対向して
圧接配置されている。
以上のようにして本実施例の文書パスが形成されており
、この文書パスに文書が吸い込まれ、かつ確実に排出さ
れていることを監視するために、文書パスに沿ってセン
サが配置されている。
すなわち、第4図に示されるように、本実施例において
、入側文書センサ60は送りベルト18の手前に設けら
れており、発光器と受光器を含む光学センサからなる。
このセンサ60の照射光は文書パスを横切って上方に照
射されており、この照射位置に文書パスの上側でリフレ
クタ62が設けられている。
従って、供給パスに文書が存在しない場合には、入側文
書センサ60はリフレクタ62からの反射光を受光し、
一方供給パスに文書が吸い込まれた状態では、文書によ
って照射光か遮光されるので、これによって文書の入り
を検知することができる。
更に、この入側文書センサ60は、文書のり一ドエッジ
を検出することによって、文書パスの送り速度から後述
する読取り位置に文書が到達するタイミングを指示する
ことが可能である。
次に、文書読取り部の構造を説明する。
両アパーチャプレート64.6.6の略中央部がそれぞ
れ第1及び第2読取り位置を形成している。
そして、前記両読取り位置へ所定の照射光を照射するた
めに光源64.66か設けられており、図の鎖線で示す
如く、前記読取り位置に向かって光を照射する。
前述した両照射光は、文書面にて反射され、その輝度に
応じた反射光を生じさせ、図の鎖線で示す如き反射光が
後述する読取りブロックに導かれる。
文書の表側の反射光を読取るために、装置には読取りブ
ロック68.70が設けられている。
すなわち、第1読取りブロック68は、レンズ系72を
含み、前記第1読取り位置からの反射光は、レンズ系7
2を通って受光部74に入射し、1ライン毎に受光部7
4でライン読取りされる。
一方、第2読取りブロック70は、前記第1読取りブロ
ック68とほぼ同一の構造からなり、その内部にレンズ
系76そして受光部78を有しており、前記第2読取り
位置からの反射光はレンズ系76を通って受光部78に
入射する。
以上のようにして、本実施例の文書パス及び読取り装置
の椙造が理解され、以下に文書読取り時の作用を簡単に
説明する。
トレイ12に積層された文書は、その最上紙のみがフィ
ードローラ14から文書パスに吸い込まれ、その下にあ
る文書は、リタードローラ]6によって紙さばきされ、
この結果、文書パスには1枚ずつ順次文書が送り込まれ
ることとなる。
文書が入側文書センサ60に到達した段階で、センサ6
0は文書の吸い込みを検知し、図示していないコントロ
ーラに信号を供給する。コントローラは、予め既知のセ
ンサ60から読取り位置までの長さ、そして文書送り速
度により所定の遅延時間を与えて各読取りブロック68
.70の読取り開始指令が待機される。
そして、文書パス中を文書が搬送される場合、特に第1
図(a)に示すような曲率部を文書が通過する場合には
、用紙搬送ガイド28.30に用紙の反力が作用して変
位を受ける。この時の変位は、第1図(a)中の矢印で
示すように、ガイド支持ピン47.48を中心として上
下方向と用紙搬送方向の2つの力に分力される。
しかし、前述したように本実施例における支持手段は、
用紙搬送ガイド28.30を間隙方向には位置決め規制
するが、用紙搬送方向には自由度を持っている。このた
め、第1図(a)の水平・垂直パスの何れの支持手段に
おいても用紙搬送ガイド相互の間隙が一定に保持され、
用紙搬送ガイド28.30の自由度によって変位を吸収
することができる。従って、用紙搬送中の反力による用
紙搬送ガイド28.30の間隙の変化が最小限に抑えら
れ、適正な搬送が行える。
また、本実施例の支持手段は、第1図(b)に示される
ように、用紙搬送ガイドを側方からのガイド支持ピンで
支持するため、本体フレーム幅に対して用紙搬送ガイド
の幅が短めであればよく、多少の加工誤差があっても支
持に支障が出ない。
従って、従来のような用紙搬送ガイドの取り付は時に応
力の発生がなく、取りトjけ歪が生じないため、部品の
加工精度を低くして加工コストを低減化することが可能
である。
このようにして搬送された文書は、第4図に示す読取り
位置に文書が到達し、必要に応じて表及び裏のいずれか
一方、あるいは両者から読取りブロック68.70が所
望の反射データを取り込んで記憶する。
もちろん、文書内の読取り位置をトリミングすることに
よって、コントローラに文書内の必要な位置のみを読取
らせることも可能である。
必要な文書面が読取られた文書は、排出パスから装置外
のストッカ26に排出され、自動的に連続文書読取りが
行われることとなる。
以上述べたように、本実施例の文書読取装置における用
紙搬送装置は、文書パスを構成する用紙搬送ガイドが側
方からのガイド支持ピンで一定の自由度をもって本体フ
レームに支持されたことにより、文書搬送中の反力によ
る用紙搬送ガイドの変位がその支持手段によって吸収さ
れるため、用紙搬送ガイド相互の間隙の変化を最小に抑
えつつ文書を搬送することが可能となった。
また、側方からガイド支持ピンで支持することにより、
用紙搬送ガイドの幅方向に自由度が生まれたため、部品
加工精度を低下させてコストダウンすることができる。
従って、文書情報の読取りを行う文書搬送中の文書ジャ
ムやスキューの発生を防止する信頼性の高い安価な用紙
搬送装置とすることが可能となった。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の用紙搬送装置は、用紙搬
送ガイドの側縁部を側方からのガイド支持ピンで支持す
る支持手段により、相対する用紙搬送ガイド同士を間隙
方向に規制しながら、用紙の搬送方向に一定の自由度を
持たせている。このため、用紙の反力による用紙搬送ガ
イドの変位がその自由度によって吸収され、間隙を一定
に保つ方向に働くので、用紙ジャムやスキューの発生を
防止することができる。
また、部品加工精度が低く抑えられるので、低コスト化
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図各図は本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を示
す図で、その(a)は側面図、(b)は同図(a)の一
部背面図、 第2図は用紙搬送ガイドの本体フレームへの支持構造を
示す斜視図、 第3図は第2図中のC部分詳細図、 第4図は本発明の一実施例における文書読取装置の全体
構成図、 第5図は従来の用紙搬送装置の図で、その(a)は側面
図、(b)は同図(a)の一部背面図、(c)、  (
d)は同図(b)の平面図、第6図は従来の用紙搬送ガ
イドの支持構造を示す斜視図である。 28、 30  ・・・ 用紙搬送ガイド32、 34
  ・・・ 本体フレーム36−1.36−2.42−
1.42−2・・・ 第1のガイド支持ピン 38、44  ・・・ 切欠部 0、46  ・・・ 3、45  ・・・ 3a、  45a 7.48 ・・・ 第2のガイド支持ピン ガイド板 ・・・ 溝部 ガイド支持ピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上下2つの用紙搬送ガイド同士が一定の間隙を保
    ちながら本体フレームに支持され、その間隙に導かれた
    用紙をガイドして搬送ローラで搬送させる用紙搬送装置
    において、前記各用紙搬送ガイドの側縁部が側方からの
    ガイド支持ピンで本体フレームに支持され、相対する用
    紙搬送ガイド同士の間隙方向に対して位置決め規制され
    ると共に、用紙の搬送方向に対しては用紙搬送ガイドに
    一定の自由度を持たせる支持手段により用紙搬送ガイド
    を支持したことを特徴とする用紙搬送装置。
  2. (2)請求項1記載の用紙搬送装置において、前記支持
    手段が、 前記用紙搬送ガイドの側縁部を側方から挟持する第1の
    ガイド支持ピンと、 前記用紙搬送ガイドの側縁部に設けられた矩形の切欠部
    と、 該切欠部内に係合させて用紙搬送ガイドの用紙搬送方向
    への移動を一定に制限する第2のガイド支持ピンと、 で構成されたことを特徴とする用紙搬送装置。
  3. (3)請求項1記載の用紙搬送装置において、前記支持
    手段が、 前記用紙搬送ガイドの側縁部に固定され、用紙の搬送方
    向に所定幅の溝部が形成されたガイド板と、 前記溝部と係合して用紙搬送ガイドを本体フレームに対
    して可動に支持するガイド支持ピンと、で構成されたこ
    とを特徴とする用紙搬送装置。
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