JPH04133916U - ドアトリムにおけるエスカツシヨンの取付構造 - Google Patents

ドアトリムにおけるエスカツシヨンの取付構造

Info

Publication number
JPH04133916U
JPH04133916U JP4214991U JP4214991U JPH04133916U JP H04133916 U JPH04133916 U JP H04133916U JP 4214991 U JP4214991 U JP 4214991U JP 4214991 U JP4214991 U JP 4214991U JP H04133916 U JPH04133916 U JP H04133916U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
escutcheon
door trim
door
attached
trim
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4214991U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2556480Y2 (ja
Inventor
明夫 篠宮
Original Assignee
河西工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 河西工業株式会社 filed Critical 河西工業株式会社
Priority to JP1991042149U priority Critical patent/JP2556480Y2/ja
Publication of JPH04133916U publication Critical patent/JPH04133916U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2556480Y2 publication Critical patent/JP2556480Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ドアトリムにおけるエスカッションの取付構造
において、取付作業を簡素化でき、しかもドアトリムか
らエスカッションが浮くことがなく、ドアトリムに密着
した状態でエスカッションを取付けることができるエス
カッションの取付構造を提供することを目的とする。 【構成】本体部31、折曲部32、嵌合用舌片33を備
えた略コ字状にエスカッション30を形成し、ドアトリ
ム20の側縁フランジ22下縁に嵌合用舌片33を突き
当てて、エスカッション30を回動操作してドアトリム
20に取付けることにより、ドアトリム20の側縁フラ
ンジ22にその上下側からエスカッション30を嵌合保
持するように取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ドアロック用ノブ周囲を覆うエスカッションを付設したドアトリ ムに関するもので、特に、エスカッションの取付構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、ドアパネルの室内面には、図6に示すように、内装材としてのドアトリ ム1が装着されている。
【0003】 そして、ドアパネルを室内側からドアロックするために、図示しないロック機 構を作動させるドアロック用ノブ2がこれも図示しないドアパネルに取付けられ ており、ドアトリム1には、このドアロック用ノブ2を収容する切欠部が設けら れ、この切欠部に見栄えを向上させるためにエスカッション3が取付けられてい る。
【0004】 このエスカッション3は、図7,図8に示すように、エスカッション3の裏面 に複数のピン4を突設しておき、ドアトリム1に設けた取付孔5内に挿入し、ド アトリム1の裏面側からピン4の先端にプッシュナット6を取付けることにより 、ドアトリム1にエスカッション3を取付けるようにしている。
【0005】 また、プッシュナット6に代えて、ピン4の先端部分を超音波溶着等によりカ シメ固定する方法も実施されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来、エスカッション3をドアトリム1に固定するには、ドアト リム1の側縁部にエスカッション3を載せて、エスカッション3に設けたピン4 にプッシュナット6を介して固定するという構成であるため、所定の取付強度を 得るためには、ピン4を多数突設し、固定点を多く設定する必要があり、取付作 業が煩雑になるという欠点が指摘されている。
【0007】 また、ドアトリム1にエスカッション3の裏面を密着した状態で固定するのが 難しく、しばしば、エスカッション3が浮いた状態で固定されることがあり、そ うした場合、エスカッション3周縁部に段差が生じ、極めて体裁の悪いものとな っている。
【0008】 この考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、本考案の目的とすると ころは、ドアロック用ノブの周囲を覆うエスカッションをドアトリムに取付ける エスカッションの取付構造において、取付作業を簡素化できるとともに、エスカ ッション周囲の見栄えを向上させたエスカッションの取付構造を提供することに ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、ドアパネルに取付けられるドアロック 用ノブを車室内側に露出させる切欠部を備えたドアトリムに、上記ドアロック用 ノブの周囲を覆うエスカッションを取付けるドアトリムにおけるエスカッション の取付構造において、 上記エスカッションの裏面には、ドアトリムの取付孔内に挿入される取付用ボ スが突設されているとともに、エスカッションの下縁に嵌合用舌片が設けられ、 この嵌合用舌片をドアトリムの側縁部に当接させた後、エスカッションを回動さ せて、エスカッション裏面の取付用ボスをドアトリムの取付孔内に挿入させるこ とにより、上記エスカッションがドアトリムの側縁部をその上下側から嵌合挟持 したことを特徴とする。
【0010】
【作用】
以上の構成から明らかなように、エスカッションに設けられた嵌合用舌片をド アトリムの側縁部に突き当てて、エスカッションを回動させて、エスカッション 裏面の取付用ボスをドアトリムの取付孔内に挿入すれば、ドアトリムにエスカッ ションを簡単に取付けることができる。
【0011】 さらに、ドアトリム側縁部にエスカッションを取付けた状態では、エスカッシ ョンが断面略コ字状に形成されているため、ドアトリムの側縁部をその上下側か らエスカッションが嵌合挟持するため、エスカッションがドアトリムから浮くこ とがなく、かつ取付固定点を少なく設定しても、確実かつ強固な取付が可能とな る。
【0012】
【実施例】
以下、本考案によるエスカッションの取付構造の実施例について、添付図面を 参照しながら詳細に説明する。
【0013】 図1ないし図3は本考案によるエスカッションの取付構造の第1実施例を示す もので、図1は本考案によるエスカッションを取付けたドアトリムを示す全体斜 視図、図2は同ドアトリムの断面図、図3はドアトリムにエスカッションを取付 ける状態を示す説明図、図4ないし図5は本考案によるエスカッションの取付構 造の別実施例を示す各断面図である。
【0014】 図1において、ドアパネル10の回動端縁側のほぼ中央にドアパネル10を車 体側にロックするロック機構が備えられ、パネル孔11にドアロック用ノブ12 が取付けられている。
【0015】 そして、上記ドアパネル10の室内側に装着される自動車用ドアトリム20に は、ドアパネル10のパネル孔11と一致する箇所に切欠部21が設けられてお り、この切欠部21を通してドアロック用ノブ12が室内側に露出するようにな っている。
【0016】 さらに、この切欠部21を覆うエスカッション30は、図2に示すように、従 来の断面略L字状のものに代えて、断面略コ字状をなす樹脂成形体から構成され ており、便宜上、ドアトリム20の表面側に位置する部分を本体部31、ドアト リム20の側縁フランジ22に当接する部分を折曲部32、側縁フランジ22の 下縁に当接する部分を嵌合用舌片33と便宜上命名する。
【0017】 このように、本考案によるエスカッション30は、本体部31、折曲部32、 嵌合用舌片33を備えた断面略コ字状に形成されているため、ドアトリム20に 取付けた状態では、本体部31と嵌合用舌片33により側縁フランジ22の上下 側から嵌合挟持する構成であるため、エスカッション30をドアトリム20に対 して密着した状態で確実に固定することができる。
【0018】 このエスカッション30の取付方法は、図3に示すように、エスカッション3 0の嵌合用舌片33をまずドアトリム20の側縁フランジ22の下縁に当接した 状態で、図示するようにエスカッション30を反時計回り方向に回動させて、エ スカッション30の本体部31裏面に立設した取付用ボス34を取付孔23内に 挿入すれば、簡単に図2に示す取付状態を得ることができ、簡単な操作で、確実 かつ堅固な取付が期待できる。
【0019】 このように、本考案によれば、エスカッション30は、ドアトリム20の側縁 フランジ22を嵌合挟持する構成であるため、所望により、取付用ボス34を従 来の3箇所から2箇所に取付固定点を少なく設定しても取付強度が低下すること がない。
【0020】 また、これと付随して、ドア走行時において、ドアパネル10とドアトリム2 0との間の摩擦音,ビビリ音等を緩和するために、不織布を貼付する場合、嵌合 用舌片33の表面に不織布40を貼付すれば、不快音対策を簡単に行なうことが できる。
【0021】 次いで、図4,図5は本考案の別実施例を示すもので、エスカッション30の 嵌合用舌片33にドアパネル10に対する取付点を設置した実施例である。
【0022】 すなわち、図4に示すものは、嵌合用舌片33にクリップ装着孔35を設け、 クリップ装着孔35に樹脂クリップ50を装着して、ドアパネル10の嵌着孔1 3内に樹脂クリップ50を嵌着した実施例であり、図5は、ドアパネル10にス タッドボルト60を溶接固定しておき、このスタッドボルト60をエスカッショ ン30の嵌合用舌片33に設けた取付孔36内に装着して、ドアパネル10に対 するエスカッション30の取付を行なった実施例である。
【0023】 そして、図4,図5に示す実施例においては、エスカッション30にドアパネ ル10に対する取付点を設定することにより、ドアトリム20にクリップ装着孔 やスタッドボルト装着孔を形成することを廃止して、ドアトリム20のコストダ ウンを達成することが可能となる。
【0024】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案によるエスカッションの取付構造によれば、以下に 記載する格別の作用効果を有する。
【0025】 (1)エスカッションを断面コ字状に形成し、本体部と嵌合用舌片とによりドア トリムの側縁フランジをその上下側から嵌合保持する状態でエスカッションを取 付けるため、ドアトリムに対してエスカッションを密着した状態で取付けること が可能となり、従来生じていたエスカッションの浮き現象がなくなり、見栄えを 著しく向上させるという効果を有する。
【0026】 (2)エスカッションを断面コ字状に形成し、ドアトリムの側縁フランジの上下 側からエスカッションを嵌合保持してドアトリムに取付けるため、ドアトリムに 対するエスカッションの強固な取付が期待できるという効果を有する。
【0027】 (3)エスカッションに嵌合用舌片を設け、この嵌合用舌片の表面に不織布を貼 着すれば、ドアパネルとドアトリムとの間のビビリ音,摩擦音を吸収することが でき、車室内の静粛性に貢献できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるエスカッションの取付構造の一実
施例を示すもので、エスカッション,ドアトリム,およ
びドアパネルを示す全体斜視図。
【図2】本考案によるエスカッションをドアトリムに取
付けた状態を示す断面図。
【図3】本考案によるエスカッションをドアトリムに取
付ける状態を示す説明図。
【図4】本考案によるエスカッションの別実施例を示す
断面図。
【図5】本考案によるエスカッションの別実施例を示す
断面図。
【図6】エスカッションを取付けた従来の自動車用ドア
トリムを示す斜視図。
【図7】従来のエスカッションをドアトリムに取付ける
状態を示す説明図。
【図8】図6中VIII−VIII線断面図。
【符号の説明】
10 ドアパネル 11 パネル孔 12 ドアロック用ノブ 20 自動車用ドアトリム 21 切欠部 22 側縁フランジ 23 取付孔 30 エスカッション 31 本体部 32 折曲部 33 嵌合用舌片 34 取付用ボス 40 不織布 50 樹脂クリップ 60 スタッドボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアパネル(10)に取付けられるドアロ
    ック用ノブ(12)を車室内側に露出させる切欠部(2
    1)を備えたドアトリム(20)に、上記ドアロック用
    ノブ(12)の周囲を覆うエスカッション(30)を取
    付けるドアトリムにおけるエスカッションの取付構造に
    おいて、上記エスカッション(30)の裏面には、ドア
    トリム(20)の取付孔(22)内に挿入される取付用
    ボス(31)が突設されているとともに、エスカッショ
    ン(30)の下縁に嵌合用舌片(32)が設けられ、こ
    の嵌合用舌片(32)をドアトリム(20)の側縁部に
    当接させた後、エスカッション(30)を回動させて、
    エスカッション(30)裏面の取付用ボス(31)をド
    アトリム(20)の取付孔(22)内に挿入させること
    により、上記エスカッション(30)がドアトリム(2
    0)の側縁部をその上下側から嵌合挟持したことを特徴
    とするドアトリムにおけるエスカッションの取付構造。
JP1991042149U 1991-06-05 1991-06-05 ドアトリムにおけるエスカッションの取付構造 Expired - Lifetime JP2556480Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991042149U JP2556480Y2 (ja) 1991-06-05 1991-06-05 ドアトリムにおけるエスカッションの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991042149U JP2556480Y2 (ja) 1991-06-05 1991-06-05 ドアトリムにおけるエスカッションの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04133916U true JPH04133916U (ja) 1992-12-14
JP2556480Y2 JP2556480Y2 (ja) 1997-12-03

Family

ID=31922719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991042149U Expired - Lifetime JP2556480Y2 (ja) 1991-06-05 1991-06-05 ドアトリムにおけるエスカッションの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2556480Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6019244U (ja) * 1983-07-19 1985-02-09 クラリオン株式会社 Am/fmラジオ受信機
JPH0189251U (ja) * 1987-12-04 1989-06-13

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6019244U (ja) * 1983-07-19 1985-02-09 クラリオン株式会社 Am/fmラジオ受信機
JPH0189251U (ja) * 1987-12-04 1989-06-13

Also Published As

Publication number Publication date
JP2556480Y2 (ja) 1997-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6039366A (en) Door handle assembly and method of mounting
JPH04133916U (ja) ドアトリムにおけるエスカツシヨンの取付構造
JP3552493B2 (ja) トリムにおける被取付部品の固定構造
JP4020386B2 (ja) ドアグリップの取付構造
JP2606084Y2 (ja) ピラートリムの取付構造
JPS5921244Y2 (ja) 自動車用インナ−ハンドルカバ−の取付け構造
JP2002347660A (ja) 車両用装飾部品の取付構造
JP2529075Y2 (ja) 自動車用内装部品の接合構造
JP3214189B2 (ja) ドアベント構造の組付方法
JPS59102620A (ja) 車両用ドアの補強構造
JPH0616062A (ja) シフトレバーブーツの取付装置
JP2001171353A (ja) バックドアロックカバーの取付構造
JP2524151Y2 (ja) 自動車用モールの取付構造
JP3989708B2 (ja) トリム部材の取付構造
JP2500913Y2 (ja) ル―フガ―ニッシュの取付構造
JPH0310404Y2 (ja)
JPH0582627U (ja) ドアロックエスカッションの取付構造
JPH0722332Y2 (ja) 自動車用ドアトリムの取付構造
JP2578244Y2 (ja) 内装部品の固定構造
JP3717729B2 (ja) シリンダ錠取付装置
JPH035471Y2 (ja)
JPH0126854Y2 (ja)
JPS6337345Y2 (ja)
JP2001323690A (ja) 車両ドアのシリンダ錠取付構造
JP3206789B2 (ja) 内装トリムの構造

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970730