JPH04133745U - 流し台 - Google Patents

流し台

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JPH04133745U
JPH04133745U JP4170691U JP4170691U JPH04133745U JP H04133745 U JPH04133745 U JP H04133745U JP 4170691 U JP4170691 U JP 4170691U JP 4170691 U JP4170691 U JP 4170691U JP H04133745 U JPH04133745 U JP H04133745U
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JP4170691U
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久昭 熊谷
宏 松下
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積水化学工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 流し台1の天板12下に設けられた収納室1
1の前面扉2を出入できるように取り付け、この前面扉
2の内面に座部31を取り付ける。 【効果】 この流し台1を使用するときには、前面扉2
を手前に引き出し、流しや調理台当の所望の場所に前面
扉2を移動させ、前面扉2に取り付けられている座部3
1に腰を下ろして、楽な姿勢で作業できる。作業が終了
すると、前面扉2を元の収納室11に収納する。このよ
うに、椅子が簡単に取り出すことができるので、老人や
身障者にとって使用し易い流し台である。又、前面扉2
を収納すると、狭い台所の邪魔にならず、又、前面扉2
の前面のみが見えるので美麗である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は流し台に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、流し台は、流し台の前に立って皿を洗ったり、調理したりするのが普通 であった。
【0003】 このように、流し台の前に立って皿を洗ったり、調理することは普通の人には 、作業し易く便利であるが、老人や身障者にとっては苦痛に感ずるものである。 かかる場合に、流し台の前に椅子を持ってきて、この椅子に腰掛けて、楽な姿 勢で皿を洗ったり、調理していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、狭い台所の流し台の前に椅子を置いていると、邪魔になり、不便であ るから、皿を洗うときや調理するときには、台所以外の所から椅子を持って来て 使用し、終わると、この椅子を台所以外の場所に移動していたが、老人や身障者 にとっては、この椅子の移動も苦痛に感じていた。
【0005】 そこで、本考案の目的は、老人や身障者が作業し易い流し台を提供することで ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するためになしたもので、流し台の天板下に設けられ た収納室の前面扉が出入自在に取り付けられ、この前面扉の内面に座部が取り付 けられているのである。
【0007】 このように、前面扉を出入自在に取り付る方法としては、種々ある。例えば、 前面扉の下端に車輪を取り付けてもよい。しかし、前面扉の下端に車輪を取り付 けるだけでは、この前面扉の内面に取り付けられた座部に腰を下ろすと、前面扉 が倒れ易く、安定性に欠けるから、前面扉の下部からほぼ直角の奥方向に向けて 底フレームを取り付け、この底フレームの下面に車輪を設けると、安定性が増し 、良好である。
【0008】 又、座部の最適高さは使用する人によって異なるから、前面扉に取り付けた座 部が上下方向に移動できるようにすると、便利である。 又、この座部付の前面扉を使用するときには、前面扉を流し台から手前方向に ほぼ一直線に引き出し、その後、流し台の上に取り付けられた装置、例えば、流 しや調理台やガスレンジ等の装置の前まで移動させ、この前面扉の内面に取り付 けられた座部に腰を下ろして使用するものである。
【0009】 このように前面扉を移動させて使用することが多いから、前面扉に底フレーム を取り付け、この底フレームの下面に、車輪、例えば、球が回転自在に取り付け られたボールカスターを取り付けて、前面扉が前後左右いずれの方向にも移動で きるようになし、この車輪に、例えばボールカスターであれば球に嵌まるガイド レールを収納室の床面に前面扉にほぼ直角方向に、その後、前面扉に平行に設け ると、この所定位置に設けられたガイドレールに沿って前面扉が移動し易くなり 便利である。
【0010】
【作用】
本考案では、流し台下の収納室の前面扉が出入自在に取り付けられ、この前面 扉の内面に座部が取り付けられているから、使用するときに、この前面扉を手前 に引き出し、所望の場所に移動させ、この座部に腰を下ろして、楽な姿勢で作業 でき便利である。
【0011】 又、使用が終わると、この座部が取り付けられている前面扉を元の状態に収納 すると、前面扉が邪魔になることがないし、前面扉の前面のみが見えるので、台 所が美麗になる。
【0012】 本考案において、この前面扉の下部にほぼ直角の奥方向に向けて底フレームが 取り付けられ、この底フレーム下面に車輪を取り付けると、前面扉が移動し易く 、且つ、前面扉に取り付けられた座部に腰を下ろしたとき、前面扉が倒れること なく安定する。
【0013】 本考案において、前面扉に取り付けられる座部が上下方向に移動できるように 取り付けられていると、使用する人に適した高さに座部を移動できるので便利で ある。
【0014】 本考案において、底フレームの下面に車輪を取り付け、この車輪の通路にガイ ドレールを設けると、前面扉が所定の通路に沿って移動し易くなる。
【0015】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。 図1〜5は本考案の一実施例を示すもので、図1は流し台の垂直断面図、図2 は図1のA−A線で切断した水平断面図、図3は車輪とガイドレールとの関係を 示す側面図、図4は前面扉に座部が取り付けられている状態を示す側面図、図5 は図4のB−B線で切断した断面図である。
【0016】 図において、1は流し台であり、12は流し1の天板である。11は流し台1 の天板12下の収納室であり、13は流しである。 2は前面扉であり、この前面扉2の内面には、椅子部3が取り付けられている 。又、この前面扉の下端にはほぼ直角の奥方向に向けて底フレーム4が取り付け られている。
【0017】 この底フレーム4には前に2個の球51と、後に2個の球52がそれぞれ回転 自在に取り付けられたボールカスターが取り付けられている。このボールカスタ ーは、図3に示すように、球51、52が嵌合金具53に嵌合されたものであっ て、このボールカスターが前面扉2の底フレーム4の下面に取り付けられると、 球51、52が何方の方向にも回転することができるから、この前面扉2は前後 、左右のいずれの方向にも容易に移動させることができる。
【0018】 6はガイドレールであり、このガイドレール6は収納室11の床面の奥部から 前部まで、前面扉2にほぼ直角に、その後、前面扉2に平行に設けられたもので あり、図3に示すように、このガイドレール6の上に、前の球51が載って移動 する。その結果、前面扉2がこのガイドレール6に沿って移動し易くなっている のである。
【0019】 椅子部3は、背凭れ35と座部34とからなる。そして、この椅子部3の背凭 れ35は前面扉2の内側の上部に上下方向に移動できるように取り付けられてい る。
【0020】 この椅子部3の取り付け構造を説明すると、図4〜5に示すように、断面C型 で中央に長手方向に通孔があるレール31が前面扉2の内側の上部に上下方向に 取り付けられている。
【0021】 このレール31を抱えるように、断面C型の嵌合治具32が摺動自在に嵌合さ れ、この嵌合治具32には、椅子部3の背凭れ35が取り付けられている。従っ て、この嵌合治具32、即ち、椅子部3はレール31に沿って、上下方向に移動 できる。
【0022】 この嵌合治具32には通孔が設けられ、レール31には長孔が設けられていて 、ボルト7がガイドレール31に設けられた長孔と嵌合治具32に設けられた通 孔とに通され、その先端にハンドル33が螺入されている。
【0023】 従って、このハンドル33を緩めて、嵌合治具32に取り付けられている椅子 部3をレール31に沿って、上下方向に、自由に摺動させることができ、又、ハ ンドル33を閉めて、椅子部3をレール31、即ち、前面扉2の内側に固定させ ることができる。
【0024】 次に、この流し台の使用方法を説明する。 流し13を使用するときには、流し台1の天板12下に設けられている収納室 11の前面扉2を手前に引き出し、その後、この前面扉2を収納室11に沿って 移動させて、前面扉2を流し13の前に移動させ、前面扉2に取り付けられてい る椅子部3の座部31に腰を下ろして、流し13を使用して皿等を洗う。
【0025】 又、調理台を使用したいときには、流し13を使用するときと同様にして、前 面扉2を調理台の前に移動させて、前面扉に取り付けられている椅子部3の座部 31に腰を下ろして、調理台を使用して調理する。
【0026】 この後部31の高さが適当でなく作業し難いようであれば、ハンドル33を緩 めて、椅子部3を上下に移動させて、座部31の高さを調節して使用する。 又、この流し13や調理台14の使用が終了すると、前面扉2を、取り出した ときと逆の手順で、天板12の下の収納室11に収納する。
【0027】 このように、本考案の流し台1は前面扉2を取り出し、前面扉の内面に取り付 けられた座部31に腰を下ろして楽な姿勢で作業できるので、老人や身障者等に とって極めて便利である。
【0028】 勿論、元気な人は、前面扉を取り出すことなく、立って作業することもできる 。 又、作業が終了すると、この前面扉2を天板12の下の収納室に収納できるの で、前面扉2が邪魔になることがなく、又、収納した後は、前面扉のみが見える から、台所が美麗である。
【0029】
【考案の効果】
本考案流し台は、流し台の天板の下に設けられた収納扉が出入自在に取り付け られ、この前面扉の内面に座部が取り付けられているから、使用するときに、前 面扉を手前に引き出し、所望の場所に移動させ、この座部に腰を下ろして、楽な 姿勢で作業できる。
【0030】 又、使用が終わると、前面扉を収納室に収納できる。 前面扉の下部に前面扉にほぼ直角に奥方向に底フレームを設け、この底フレー ムに車輪を取りつけると、前面扉が安定する。
【0031】 座部を前面扉に上下方向に摺動自在に取り付けると、座部の高さを調整できる 。 前面扉の底フレームの下面に車輪を、又、車輪の移動させる位置にガイドレー ルをそれぞれ設け、このガイドレールに沿って前面扉を移動させると簡単に移動 ができる。
【0032】 このように、本考案流し台は種々な特徴があるから、極めて便利である。特に 、老人や身障者には、便利で価値あるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案流し台の一実施例を示すもので、
流し台の垂直断面図である。
【図2】図2は図1のA−A線で切断した水平断面図で
ある。
【図3】図3は車輪とガイドレールとの関係を示す側面
図である。
【図4】図4は前面扉に座部が取り付けられている状態
を示す側面図である。
【図5】図5は図4のB−B線で切断した断面図であ
る。
【符号の説明】
1 流し台 11 収納室 12 天板 13 流し 2 前面扉 3 椅子部 34 座部 35 背凭れ 4 底フレーム 51、52 車輪 6 ガイドレール

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流し台天板下に設けられた収納室の前面
    扉が出入自在に取り付けられ、この前面扉の内面に座部
    が取り付けられていることを特徴とする流し台。
  2. 【請求項2】 収納室の前面扉には下部からほぼ直角の
    奥方向に向けて底フレームが取り付けられ、この底フレ
    ーム下面に車輪が取り付けられて、前面扉が出入自在に
    なっていることを特徴とする請求項1記載の流し台。
  3. 【請求項3】 収納室の前面扉の内面には座部が上下方
    向に移動可能に取り付けられていることを特徴とする請
    求項1記載の流し台。
  4. 【請求項4】 収納室の前面扉には下部からほぼ直角に
    奥方向に向けて底フレームが取り付けられ、この底フレ
    ームの下面に車輪が取り付けられ、この車輪に嵌まるガ
    イドレールを収納室の床面に、前面扉にほぼ直角方向
    に、その後、前面扉に平行に設け、前面扉がこのガイド
    レールに沿って移動可能であることを特徴とする請求項
    1記載の流し台。
JP1991041706U 1991-06-04 1991-06-04 流し台 Expired - Lifetime JP2547278Y2 (ja)

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JPH04133745U true JPH04133745U (ja) 1992-12-11
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200103345A (ko) * 2019-02-25 2020-09-02 소응섭 벽면 고정식 상판과 인출식 하부 수납장을 포함하는 싱크대

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50130573A (ja) * 1974-04-01 1975-10-15
JPH01126131U (ja) * 1988-02-22 1989-08-29
JPH02125639U (ja) * 1989-03-28 1990-10-16

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