JPH0413295A - 不揮発性半導体記憶装置の消去方法と不揮発性半導体記憶回路 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置の消去方法と不揮発性半導体記憶回路

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JPH0413295A
JPH0413295A JP2116243A JP11624390A JPH0413295A JP H0413295 A JPH0413295 A JP H0413295A JP 2116243 A JP2116243 A JP 2116243A JP 11624390 A JP11624390 A JP 11624390A JP H0413295 A JPH0413295 A JP H0413295A
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JP
Japan
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voltage
semiconductor memory
erasing
gate
erasion
Prior art date
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Pending
Application number
JP2116243A
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English (en)
Inventor
Takaaki Shimazaki
嶋崎 隆章
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
Application filed by Matsushita Electronics Corp filed Critical Matsushita Electronics Corp
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Publication of JPH0413295A publication Critical patent/JPH0413295A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、不揮発性半導体記憶装置の消去方法と不揮発
性半導体記憶回路に関するものである。
従来の技術 近年、電気的に書き込み消去可能な読み取り専用不揮発
性半導体記憶装置の1つとして、フローティングゲート
構造の不揮発性半導体記憶装置がよく知られている。こ
うした・フローティングゲート構造の不揮発性半導体記
憶装置の高集積化の実現にあたって、選択トランジスタ
と不揮発性メモリの2つの素子で1ビツトのデータを記
憶する2トランジスタ構造ではな(、不揮発性メモリの
1つで1ビツトのデータを記憶する1素子メモリセル型
不揮発性半導体記憶装置が使用されるようになってきた
第3図は従来の1素子メモリセル型不揮発性半導体−記
憶装置の断面およびその消去方法を示す図である。■は
P型シリコンからなる半導体基板、2は半導体基板1上
に形成された膜厚10nm程度の薄いゲート酸化膜、3
はゲート酸化膜2上に形成されたポリシリコンからなる
フローティングゲート、4はフローティングゲート3上
に形成されたポリシリコン酸化膜、5はポリシリコン酸
化膜4上に形成されたポリシリコンからなるコントロー
ルゲート、6は半導体基板1表面に形成されたN型拡散
層からなるソース、7は同じ(半導体基板1表面に形成
されたN型拡散層からなるドレインである。ここでドレ
イン7の一部はフローティングゲート3とオーバーラツ
プした構造としている。
ここで、不揮発性半導体記憶装置の消去とはフローティ
ングゲート3からソース6またはドレイン7に電子を抜
き去る動作をいう。消去時には、半導体基板1とコント
ロールゲート5を接地し、たとえばソース6を浮遊状態
にして、ドレイン7に12V程度の高電圧を印加する。
このときゲート酸化膜2の膜厚を10nm程度と薄(し
ているため、ドレイン7とフローティングゲート3のオ
ーバーラツプした部分のゲート酸化膜2中にlOMV/
cm程度の高電界か生じ、フォウラーノードハイム(F
 owler −NordheiIll)トンネル電流
が流れてフローティングゲート3に蓄積されていた電子
はフローティングゲート3からドレイン7へ抜けでる。
これによりしきい値電圧を0.7Vまで低下させ、電気
的な消去を行なうのが通常であった。
ところが、この構造の1素子メモリセル型不揮発性半導
体記憶装置は高集積化の点てはすぐれているが、電気的
消去可能な不揮性半導体記憶装置に特有である、消去後
にしきい値電圧が負になる現象(これを過消去という)
がおこってしまう。
この結果、消去した不揮発性半導体記憶装置がデプレッ
ション形になり、データの読み出し時に同じアレー上の
非選択のデプレッション形不揮発性半導体記憶装置にも
ドレイン電流が流れ、読み出し動作が不能になるといっ
た欠点があった。
次に過消去による読み出し動作不能に対処した1素子メ
モリセル不揮発性半導体記憶装置の断面およびその消去
方法を第4図に示す。1はP型シリコンからなる半導体
基板、2は半導体基板1上に形成した膜厚10nm程度
の薄いゲート酸化膜、3はゲート酸化膜2上の形成した
ポリシリコンからなるフローティングゲート、4はフロ
ーティングゲート3上に形成したポリシリコン酸化膜、
5はフローティングゲート3の沖積並びに上にポリシリ
コン酸化膜4を介して形成したポリシリコンからなるコ
ントロールゲート、6は半導体基板1表面に形成された
N型拡散層からなるソース、7は同じく半導体基板1表
面に形成されたN型拡散層からなるドレインである。こ
こでドレイン7の一部はフローティングゲート3とオー
バーラツプした構造としている。
この構造の不揮発性半導体記憶装置の消去時において、
過消去がおこって、しきい値電圧が負になり、70−テ
ィングゲート3の下の半導体基板1表面が導通状態にな
っても、フローティングゲート3の沖積に位置するコン
トロールゲート5の下の半導体基板1表面は、コントロ
ールゲート5にしきい値電圧以上の電圧かかからない限
り、導通状態にはならない。すなわち過消去が起こって
も、この不揮発性半導体記憶装置全体としてはエンハン
スメント形であるので読み出し動作には支障は生しない
ところがこの構造の1素子メモリセル型不揮発性半導体
記憶装置は過消去対策としてはすぐれているが、その面
積か、第3図に示した不揮発性半導体記憶装置の1.4
倍から2倍程度になってしまい、高集積化には適してい
ない。
発明が解決しようとする課題 前記の従来の不揮発性半導体記憶装置では、第3図のよ
うに高集積化に適した構造にすると、電気的に消去可能
な不揮発性半導体記憶装置に特有な過消去が起こってデ
ータの読み出し動作が不能になり、第4図のように過消
去に対処した構造にすると不揮発性半導体記憶装置の面
積が大きくなり高集積化には適さなくなるといった欠点
を有していた。
本発明は前記従来の課題を解決するもので、消去後のし
きい値電圧の制御性かたか(、過消去がおこらず、高集
積化に適した不揮発性半導体記憶装置の消去方法を提供
することを目的としている。
課題を解決するための手段 この目的のため、本発明ではフローティングゲート構造
を有する不揮発性半導体記憶装置の消去方法において、
ソース、ドレインのいずれかに消去用高電圧を印加し、
コントロールゲートに所望のしきい値制御用電圧を印加
し、前記ソースまたはドレインにチャンネル電流を検知
する装置を接続し、前記チャンネル電流を検知すると同
時に前記消去用高電圧の印加を遮断することから構成さ
れている。
作用 この構成によって、ソース6またはドレイン7に消去用
高電圧を印加し、70−ティングゲート3から電子が抜
けでてしきい値電圧が低下していったとき、しきい値電
圧がコントロールゲート5に印加した所望の電圧とほぼ
同じになるとチャンネル電流か流れはじめる。このチャ
ンネル電流を検知して同時に消去用高電圧の印加を遮断
すれば、コントロールゲート5に印加した電圧で規定さ
れるしきい値電圧を得ることができる。
実施例 以下本発明の実施例について、まず、第1図の1素子メ
モリセル型不揮発性半導体記憶装置の消去方法を示す断
面図を参照しながら説明する。
第1図において、1は比抵抗10〜15ΩcanのP型
シリコンからなる半導体基板、2は半導体基板1上に形
成された膜厚10nmのゲート酸化膜、3はゲート酸化
膜2上に形成された、電子が注入され情報が書き込まれ
た膜厚400nmのポリシリコンからなるフローティン
グゲート、4はフローティングゲート3上に形成された
膜厚25nmのポリシリコン酸化膜、5はポリシリコン
酸化膜4上に形成された膜厚400nmのポリシリコン
を用いたコントロールゲート、6は半導体基板1の表面
に形成されたN型拡散層からなるソース、7は同じく半
導体基板1の表面に形成されたN型拡散層からなるドレ
インであり、これらは従来例の第3図の構成と同じであ
る。また、8はソース6並びに半導体基板lに接続され
た容量30fFのコンデンサーである。ここで70−テ
ィングゲート3とコントロールゲート5のゲート長は1
.2μm、ゲート幅は1μm、ソース6、ドレイン7と
フローティングゲート3とのオーバーラツプ長は0.2
5μmである。またコンデンサー8は酸化膜をポリシリ
コン電極ではさんだ構造で、これはフローティングゲー
ト3とポリシリコン酸化膜4とコントロールゲート5を
形成する工程を用いて形成できる。コンデンサー8の電
極は一辺5μmの正方形である。
以上のように構成された不揮発性半導体記憶装置におい
て、半導体基板1とソース6をコンデンサー8を通して
接地し、一方ドレイン7に消去用高電圧12Vを、コン
トロールゲート5に消去後のしきい値電圧制御用電圧と
して1vを印加する。このときブローティングゲート3
の電圧Vfによって求められる。ここで、 vd・・・・・・ドレイン7の電圧 vpp・・・・・・コントロールゲート5の電圧Cc・
・・・・・フローティングゲート3と半導体基板1間の
静電容量 cd・・・・・・フローティングゲート3とドレイン7
間の静電容量 C1・・・・・・70−ティングゲート3とコントロー
ルゲート5間の静電容量 よって、フローティングゲート3の電圧は約2.3Vと
なり、フローティングゲート3のオーバーラツプしたゲ
ート酸化W12中には約9 、7 M V 7’、c+
nの高電界が生じフォウラーノルドノ\イム(Fowl
erNordheim) トンネル電流が流れてフロー
ティングゲート3に蓄積されていた電子はフローティン
グゲート3からドレイン7へ抜けでる。これにともない
しきい値電圧が低下する。しきい値電圧がIVとなると
チャンネル電流が流れはじめコンデンサー8に電荷が蓄
積される。
次に、第2図の1素子メモリセル型不揮発性半導体記憶
装置の消去方法を示す回路図を参照しながら説明する。
第2図において、9は1素子メモリセル型不揮発性半導
体記憶装置、10は不揮発性半導体記憶装置9のドレイ
ン7に接続されたスイッチング回路である。
第2図に示すように、不揮発性半導体記憶装置9のしき
い値電圧はコントロールゲート5に印加した電圧とコン
デンサー8での電圧降下との差で決まる。よってドレイ
ン7に60nAの電流が0.1μSeC間流れるとコン
デンサー8での電圧降下が0.3Vになる。この電圧0
.3Vをスイッチング回路10に伝えて、不揮発性半導
体記憶装置9の消去用高電圧を直ちに遮断すれば、消去
後のしきい値電圧が0.7vの不揮発性半導体記憶装置
をえることができる。
また、コントロールゲート5に消去後のしきい値電圧制
御用電圧として正の電圧を加える限り、過消去を防止す
ることができる。
また、電流検出回路とスイッチング回路は各メモリアレ
ーに1組または全メモリアレーに1組あればよいので、
大きなチップ面積は必要ではな(、本実施例の消去方法
は高集積化に適している。
以上述べたように、本実施例では消去時の電流を検出す
る回路と消去用電圧を遮断するスイッチング回路を設け
ることによって、セル面積が小さ(過消去のおこらない
不揮発性半導体記憶装置を実現することができる。
なお、本実施例ではコントロールゲート5に印加する電
圧をIVとしたが、所望のしきい値電圧によってかわり
うることは言うまでもない。
なお、本実施例ではコンデンサー8によりチャンネル電
流を検知したが、チャンネル電流を検知する方法ならい
かなる方法でもよく、たとえば抵抗を用いてもよい。
なお、本実施例ではチャンネル電流を検知する装置を半
導体基板1内に形成したが、個別素子を外づけしてもよ
い。
なお、本実施例ではフローティングゲート3とコントロ
ールゲート5の眉間絶縁膜をポリシリコン酸化膜とした
が、酸化膜と窒化膜からなる多層膜でもよい。
発明の詳細 な説明したところから明らがなように、本発明は、消去
時にコントロールゲートに電圧を印加し、チャンネル電
流を検知すると同時に消去用高電圧の印加を遮断するこ
とにより、消去後のしきい値電圧の制御性かたがく、過
消去がおこらず、高集積化に適した優れた不揮発半導体
記憶装置の消去方法を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の一実施例のおける不揮発性半
導体記憶装置の消去方法を示す断面図ならびに回路図、
第3図、第4図は従来の不揮発性半導体記憶装置の消去
方法を示す断面図である。 1・・・・・・半導体基板、2・・・用ゲート酸化膜、
3・・・・・・フローティングゲート、4・・・・・・
ポリシリコン酸化膜、5・・・・・・コントロールゲー
ト、6・・・・・・ソース、7・・・・・・ドレイン、
8・・・・・・コンデンサー、9・・・・・不揮発性半
導体記憶装置、10・・・・・・スイッチング回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板と、前記半導体基板内に形成された第
    1、第2の拡散層と、前記半導体基板上に形成されたフ
    ローティングゲートと、前記フローティングゲートに接
    続されたコントロールゲートと、前記第1の拡散層に接
    続されたチャンネル電流を検出する装置を備え、前記第
    2の拡散層に高電圧を、前記コントロールゲートに制御
    用電圧を印加し、、前記チャンネル電流を検出する装置
    でチャンネル電流を検出すると同時に前記第2の拡散層
    に印加された高電圧を遮断することを特徴とする不揮発
    性半導体装置の消去方法。 2 第1の拡散層がチャンネル電流検出回路を介して接
    地され、前記第1の拡散層にスイッチング回路が接続さ
    れ、前記スイッチング回路が第2の拡散層と接続されて
    いることを特徴とする不揮発性半導体記憶回路。
JP2116243A 1990-05-02 1990-05-02 不揮発性半導体記憶装置の消去方法と不揮発性半導体記憶回路 Pending JPH0413295A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5274599A (en) * 1992-04-22 1993-12-28 Fujitsu Limited Flash-type nonvolatile semiconductor memory having precise erasing levels
US5483485A (en) * 1992-03-25 1996-01-09 Seiko Epson Corporation Nonvolatile semiconductor system with automatic over erase protection

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US5483485A (en) * 1992-03-25 1996-01-09 Seiko Epson Corporation Nonvolatile semiconductor system with automatic over erase protection
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