JPH04132809U - カウルトツプガーニツシユの取付装置 - Google Patents

カウルトツプガーニツシユの取付装置

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JPH04132809U
JPH04132809U JP4877691U JP4877691U JPH04132809U JP H04132809 U JPH04132809 U JP H04132809U JP 4877691 U JP4877691 U JP 4877691U JP 4877691 U JP4877691 U JP 4877691U JP H04132809 U JPH04132809 U JP H04132809U
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cowl top
top garnish
cowl
garnish
windshield glass
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実 佐々木
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スズキ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カウルトップガーニッシュの熱変形を、見栄
えを損ねることなく抑えることができるカウルトップガ
ーニッシュ取付装置を提供する。 【構成】 カウルトップガーニッシュ13にスクリュー17
により保持するクリップナット18を設け、クリップナッ
ト18にウインドシールドガラス15の一端部15a を摺動可
能に挟む挾付部材19を設けた。カウルトップガーニッシ
ュ13が熱を受けて伸縮し、これに伴って変形したような
場合、カウルトップガーニッシュ13は、クリップナット
18の挾付部材19がウインドシールドガラス15に沿って案
内されることにより移動する。このためカウルトップガ
ーニッシュ13の熱変形を確実に逃がすことができる。カ
ウルトップガーニッシュ13に大きな孔を設けていないの
で、見栄えを損ねることがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車におけるカウルトップガーニッシュの取付装置に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来、カウルトップガーニッシュの取付装置の一例として図3に示すものがあ る。このカウルトップガーニッシュの取付装置は、例えば図5に示す自動車1の カウル2に用いられている。図3において、車体前部のウインドシールドガラス 3は接着部材4を介してカウル2に支持されている。カウル2の上部を構成する カウルトップパネル5にはブラケット6が固着され、このブラケット6にボルト 7を挿入し、このボルト7にナット8を螺合させることによりブラケット6を介 してカウルトップパネル5にカウルトップガーニッシュ9が取付けられている。 この場合、前記ウインドシールドガラス3は、その一端部(下端部)3aが接着部 材4から下方に突出しており、その突出部3bにカウルトップガーニッシュ9の一 端部9aが重なるようにしてカウルトップガーニッシュ9が配置されている。
【0003】 図4にカウルトップガーニッシュ取付装置の他の例を示す。このものは、図3 に示したものに比べてブラケットを省略し、カウルトップガーニッシュ9をボル ト7及びナット8により直接カウルトップパネル5に取付けている(カウルの構 造例として特開平1-208220号公報参照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、カウルトップガーニッシュは熱を受けて伸縮して変形することがあ るが、上述した従来のカウルトップガーニッシュの取付装置では、カウルトップ ガーニッシュ9の熱変形を吸収することができなかった。この対策としてカウル トップガーニッシュ9の、ボルト挿入孔9bをあらかじめ長孔に形成しておき、こ れによりカウルトップガーニッシュ9の伸縮に伴う変形を逃がすことが考えられ るが、この場合ボルト挿入孔9bが大きくなって見栄えを損ねてしまうという問題 があった。
【0005】 本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、カウルトップガーニッシュの熱 変形を、見栄えを損ねることなく抑えることができるカウルトップガーニッシュ 取付装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、ウインドシールドガラスを接着部材を 介してカウルに支持し、該カウルの上部を構成するカウルトップパネルの上側に 配置するカウルトップガーニッシュの端部を、前記ウインドシールドガラスに重 ねて設けた自動車において、カウルトップガーニッシュにスクリューにより保持 するナットを設け、このナットに前記接着部材から下方に突出するウインドシー ルドガラスの端部を摺動可能に挟む挾付部材を設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
このような構成とすれば、カウルトップガーニッシュが熱を受けて伸縮し、こ れに伴って変形したような場合、カウルトップガーニッシュは、クリップナット の挾付部材がウインドシールドガラスに沿って案内されることにより移動する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例のカウルトップガーニッシュの取付装置を図1及び図 2に基づいて説明する。図において、10はカウルトップパネル11とカウルアッパ パネル12とから構成されるカウル、13はカウルトップパネル11の上側に配置する カウルトップガーニッシュである。カウルトップパネル11及びカウルアッパパネ ル12の重合部14にはウインドシールドガラス15が接着部材16を介して支持され、 その一端部15a が接着部材16から突出している。
【0009】 カウルトップガーニッシュ13にはスクリュー17により保持されるクリップナッ ト18が設けられている。このクリップナット18には略コ字形の挾付部材19が一体 に設けられている。この挾付部材19は前記ウインドシールドガラス15の一端部15 a を摺動可能に挟め得るようになっている。
【0010】 このように構成されたカウルトップガーニッシュの取付装置では、カウルトッ プガーニッシュ13が熱を受けて伸縮し、これに伴って変形したような場合、カウ ルトップガーニッシュ13は、クリップナット18の挾付部材19がウインドシールド ガラス15に沿って案内されることにより矢印A方向に移動し、これによりカウル トップガーニッシュ13の熱変形を確実に逃がすことになる。さらに、従来のもの と異なって大きな孔を設けていないので、見栄えを損ねることがない。ところで 、ウインドシールドガラスとボディの寸法ばらつきがあった場合にも、カウルト ップガーニッシュとウインドシールドガラスとの位置関係が一定のものになって いることが望まれるが、従来のものにあっては、ウインドシールドガラスとボデ ィの寸法ばらつきに対応できず寸法ばらつきによってカウルトップガーニッシュ とウインドシールドガラスとの位置関係が変化してしまうことが起こり得た。こ れに対して本実施例のものによれば、カウルトップガーニッシュ13に固定するク リップナット18に挾付部材19を設け、挾付部材19を介してカウルトップガーニッ シュ13をウインドシールドガラス15に沿って移動可能としているので、仮令ウイ ンドシールドガラス15とボディの寸法ばらつきがあったとしても、カウルトップ ガーニッシュ13とウインドシールドガラス15との関係を一定のものにすることが できる。
【0011】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成したカウルトップガーニッシュの取付装置 であるから、カウルトップガーニッシュが熱変形したような場合、カウルトップ ガーニッシュが、挾付部材を介してウインドシールドガラスに沿って移動するの で、カウルトップガーニッシュの熱変形を確実に逃がすことになる。さらに、従 来のものと異なって大きな孔を設けていないので、見栄えを損ねることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るカウルトップガーニッシュの取付
装置を示す分解斜視図である。
【図2】同カウルトップガーニッシュの取付装置を示す
断面図である。
【図3】従来におけるカウルトップガーニッシュの取付
装置の一例を示す断面図である。
【図4】カウルトップガーニッシュの取付装置の他の例
を示す図である。
【図5】カウルトップガーニッシュの取付装置が用いら
れる自動車の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 カウル 11 カウルトップパネル 13 カウルトップガーニッシュ 15 ウインドシールドガラス 15a 一端部 16 接着部材 17 スクリュー 18 クリップナット 19 挟付部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドシールドガラスを接着部材を介
    してカウルに支持し、該カウルの上部を構成するカウル
    トップパネルの上側に配置するカウルトップガーニッシ
    ュの端部を、前記ウインドシールドガラスに重ねて設け
    た自動車において、カウルトップガーニッシュにスクリ
    ューにより保持するナットを設け、このナットに前記接
    着部材から下方に突出するウインドシールドガラスの端
    部を摺動可能に挟む挾付部材を設けたことを特徴とする
    カウルトップガーニッシュの取付装置。
JP1991048776U 1991-05-31 1991-05-31 カウルトップガーニッシュの取付装置 Expired - Fee Related JP2595097Y2 (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4934330A (ja) * 1972-07-28 1974-03-29
JPS5328900U (ja) * 1976-08-20 1978-03-11
JPS5948173A (ja) * 1982-09-13 1984-03-19 Sharp Corp 自動訂正機能を備えた電子式タイプライタ
JPS61244618A (ja) * 1985-04-24 1986-10-30 Mazda Motor Corp 車両のウインドガラスの取付構造

Patent Citations (4)

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JPS61244618A (ja) * 1985-04-24 1986-10-30 Mazda Motor Corp 車両のウインドガラスの取付構造

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