JPH04132669A - セラミックスのろう付方法 - Google Patents

セラミックスのろう付方法

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JPH04132669A
JPH04132669A JP25431390A JP25431390A JPH04132669A JP H04132669 A JPH04132669 A JP H04132669A JP 25431390 A JP25431390 A JP 25431390A JP 25431390 A JP25431390 A JP 25431390A JP H04132669 A JPH04132669 A JP H04132669A
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Japan
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ceramics
brazing
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thickness
strength
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JP25431390A
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Takahiro Yamakawa
孝宏 山川
Osamu Hanaoka
修 花岡
Nobuyuki Minami
信之 南
Hideto Yoshida
秀人 吉田
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Nihon Cement Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、接合強度の高いセラミックスのろう付方法に
関する。
〔従来の技術〕
従来、セラミックスとセラミックス又は金属とをろう付
する方法として、Tiを1〜3重量%含むろう材を用い
、接合面に対し圧力をかけ又はかけずに炉中で加熱する
、いわゆる活性金属法が用いられている。
このときの加熱温度としては、用いるろう材の液相線温
度ないし液相線温度プラス200℃程度まで幅広い領域
が用いられるが、いずれの場合も一定温度に保持後、降
温しで終了していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の加熱方法では、素材強度の高いセラミックスを用
いても、接合部分の強度が低く、セラミックスの特性を
生かせないという問題があった。
〔課題を解決するための手段〕
発明者らは、接合強度を改善すべく研究をすすめ、以下
に述べるような発明をするに至った。
即ち本発明は、セラミックスとセラミックス又は金属と
をろう付するに際し、Tiを1〜3重量%含有する厚さ
30μm以上のろう材箔を用い、接合面に対して垂直方
向に200〜1000g/cJの圧力をかけながら、該
ろう材の液相線温度以上液相線温度プラス10℃以下で
10分以上保持し、更にその後、液相線温度プラス50
℃以上の温度に昇温したのち降温することを特徴とする
セラミックスのろう付方法を要旨とする。
Tiを1〜3重量%含むろう打箔は市販されているもの
で良く、例えば国中金属工業社製TKC710(70,
6八g   27.4Cu−2Ti)  や、 GTE
WESGO社製Cu−八BA(92,75八g−2An
3Si−2.25Ti)などの合金箔が挙げられる。た
だし、箔の厚みが30μm未満では強度向上の効果は少
ない。接合面に対して垂直方向に圧力をかける方法につ
いても従来通りの方法、例えば組立て後重しを載せるな
どが用いられる。この際の圧力としては200〜100
0 g / crflの間に限定され、この範囲をはず
れると接合強度向上の効果は薄い。
〔作 用〕
一般に、ろう付層の厚みは薄ければ薄いほど接合強度は
高いといわれている。
このことはセラミックスを用いた場合にも原則的には同
じである。ところがセラミックスの場合、通常のろう材
とは濡れ性が悪いためにTiを数%添加した、いわゆる
活性ろうを用いるために、ただ単に薄いろう材を用いた
のではTiの絶対量が不足し、接合強度は低下する。
しかし、ろうに含まれるTiの量を増加させると、ろう
そのものの強度が低下し、結果として接合強度は向上し
ない。このような理由から、市販の活性ろうは通常2%
程度のTiを合作している。
さて、従来の加熱方法の場合、保持温度がろう材の液相
線温度より約50℃以上高いと、ろう材融液の粘性は充
分低いために接合部以外の部位へ拡がってゆく。このこ
とにより、ろう材層の厚みは用いた箔の厚みより薄くな
る。しかし同時に、セラミックスと反応すべきTiも接
合部以外へ移動した分、減少するため、強度の向上は少
ないものと考えられる。
一方、液相線温度プラス50’C以下であると、ろう材
融液の粘性が高く、接合部以外への拡がり(はみ出し)
は少ない。
したがって、セラミックスとTiの反応層は充分生成す
るが、ろう材層の厚みも厚いため、強度が低いものと考
えられる。
本発明では、液相線温度以上液相線温度プラス10℃以
下で10分以上保持することにより、セラミックスとT
jの反応層が充分生成し、しかるのちに液相線温度プラ
ス50℃以上に昇温することにより、ろう材が接合部以
外へ拡がり、接合部分のろう材層厚みが薄くなるために
、接合強度が向上するものと思われる。
かける圧力が20.0g/cmより小さいと、液相線温
度プラス50℃以上にしてもろう材層厚みが薄くなりに
くく、逆に1000g/c+flより大きいと、セラミ
ックスとTiが充分厚い反応層を生成する前にろう材が
接合部以外へ拡がってしまうため、反応不充分となり、
強度の向上がみられないものと思われる。
用いるろう打箔の厚みが30μm未満であると、はじめ
から反応に寄与すべきTiの絶対量が不足するため、強
度は向上しないものと思われる。
〔実施例〕
実施例1〜6.比較例1〜7 国中金属工業社製TKC−710(Ti含有量2重量%
)をろう材として用いた。箔の厚さは50μm、75μ
mのものが市販されているため、より厚いものはそれら
を組合せ、複数枚重ねて用いた。薄いものは50pmの
ものをガラス板にはりつけ、サンドペーパーで削って薄
くシて用いた。
セラミックスは、日本セラチック社製サイアロンASA
−CO5を用い、3X4X20mmの寸法のものを、3
×4の面で接合した。接合の方法は、2ツ割りの厚さ5
0mmのカーボンブロックに3×4×深さ35mmの角
穴を掘り、上記セラミックスを入れ、上記ろう打箔を3
×4に切断したものをその上に静置し、さらにセラミッ
クスを入れ、その上に重しの鉄板を載せた。
重しの重量を変えることにより圧力を変化させた。加熱
はI X I O−”Torrの真空中で行なった。
TKC−710ろうの液相線温度は785℃である。
加熱条件を変えてろう付を行ない、JIS−R1601
に準じて4点曲げ強度を測定した。各条件及び結果を第
1表に示す。
〔発明の効果] 本発明の方法によりセラミックスのろう付をすれば、そ
の接合体の接合強度が向上し、種々の部品にそのセラミ
ックスを用いることができるようになった。
特許出願人  日本セメント株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セラミックスとセラミックス又は金属とをろう付
    するに際し、Tiを1〜3重量%含有する厚さ30μm
    以上のろう材箔を用い、接合面に対して垂直方向に20
    0〜1000g/cm^2の圧力をかけながら、該ろう
    材の液相線温度以上液相線温度プラス10℃以下で10
    分以上保持し、更にその後、液相線温度プラス50℃以
    上の温度に昇温したのち、降温することを特徴とするセ
    ラミックスのろう付方法。
JP25431390A 1990-09-26 1990-09-26 セラミックスのろう付方法 Expired - Lifetime JP2945738B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114346346A (zh) * 2022-01-24 2022-04-15 天津大学 一种采用高熵合金钎焊连接高熵碳化物陶瓷的方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114346346A (zh) * 2022-01-24 2022-04-15 天津大学 一种采用高熵合金钎焊连接高熵碳化物陶瓷的方法
CN114346346B (zh) * 2022-01-24 2023-03-14 天津大学 一种采用高熵合金钎焊连接高熵碳化物陶瓷的方法

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