JPH04132528A - トイレットペーパーホルダー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は片手の操作だけで、トイレットペーパーを切断
できるように改善したトイレットペーパーホルタ−に関
する。

（従来の技術） 従来例のトイレットペーパーホルダーとしては、ロール
形のトイレットペーパーを支持するホルダー本体上を覆
うように、カバーを取り付けたものが一般的である。

トイレットペーパーを使用する時は、一方の手でペーパ
ーを引き出し、他方の手でカバーを押えながら、カバー
の端部でロール形のトイレットペーパーを切断していた
。

（発明が解決しようとする課題） このように構成したトイレットペーパーホルダーによれ
ば、使用時に両手を使わなければ、ロール形のペーパー
を切断することができないという欠点があった。

怪我をしたり、身体の不自由な場合には、苦労して切断
しなければならず、苦痛な動作であった。

本発明は、このような不具合を解決するためになされた
ものであり、片手で操作できるトイレットペーパーホル
ダーを、提供することを目的とする。

［発明の楕−成］ （課題を解決するための手段） 上記不具合を解決するために、本発明は次のような構成
としている。

ペーパーの切断部付近の一定位置に、ペーパーを導く第
１のカバーと、ホルダー本体に係止する係止手段を設け
た第２のカバーとを、ホルダー本体に回転可能な状態で
設けた。

（作用） ホルダー本体に第１のカバーと第２のカバーとを、回転
可能な状態で設けることにより、第１のカバーでロール
形ペーパーの使用による直径の大小にかかわらず、ペー
パーを常に切断部付近に導くようにした。

また、第２のカバーをホルダー本体に係止することによ
り、ペーパーの切断力によって、第２のカバーが回転移
動することもなくペーパーを押えるから、片手操作で切
断できるものである。

（実施例） 本発明の実施例について、図面を参照して説明する。

第１図は本発明のトイレットペーパーホルダーを示す斜
視図、第２図は第１図の分解斜視図である。

第１図で示すように、本発明のトイレットペーパーホル
ダー１０は、ロール形のトイレットペーパーを支持する
ホルダー本体１４と、このホルダー本体に取り付けたペ
ーパーを覆う第１のカバー３０と、この第１のカバーを
覆う第２のカバー４０とからなる。

第１のカバー３０と第２のカバー４０は、ホルダー本体
１４に設けられ、回転可能な支持手段であるビン２０に
より、図中の矢印方向へ回転可能な状態で取り付けられ
ている。

このようなトイレットペーパーホルダー１０について、
第２図を参照して更に詳細に説明する。

ホルダー本体１４は、壁面に取り付けられる基台］１の
両端から、突出体１２を設けたコ字形であり、突出体１
２の内側には、対向配置した一対のアーム１０と設けて
いる。このアームはトイレットペーパーの支持手段１５
であり、他の支持手段としては、着脱可能な状態で取り
付けられた棒状の軸を設けたものでも良い。

アーム１６は、常に図示の如く向いあった状態で突出し
、ホルダー本体１４のコ字形内に、その下方からトイレ
ットペーパーを押し上げると、アーム１６が矢印方向に
回転しながら、トイレットペーパーの回転中心部に位置
するものであり、この構造は公知の一般的な市販品と同
じである。

このホルダー本体１４の基台１１部分に、壁面への取付
孔１８や、後述するカバー支持用のビン２０を挿入する
為の挿入孔１９を設けている。

このホルダー本体１４の特徴としては、突出体１２の先
端部分にカバーを係止する為の、係止手段２２を設けて
いることである。この場合の係止手段２２としては、磁
石２５とその取付穴２４とからなり、金属製のカバーを
固着するものである。

この磁石２５は、その取付穴２４に圧入や接着等によっ
て取り付けられる。

第１のカバー３０は、金属や合成樹脂製の板よりなり、
その一端はトイレットペーパーを覆うように湾曲された
カバー本体３２であり、他端にはこの第１のカバー取付
用で、筒体よりなるビン挿入部３６を設けている。この
ビン挿入部３６側と直交する二辺には、突出片３８が設
けられると共に、この一対の突出片３８とビン挿入部３
６とで囲まれた部分は、トイレットペーパーを導出する
ための開口３４を設けている。

第２のカバー４０は、第１のカバー３０と略同形のカバ
ー本体４２よりなり、湾曲部側には、トイレットペーパ
ーを移動させる為の開口４４を設けると共に、第１のカ
バー３０と同様にして、筒体よりなる一対のビン挿入部
４６を設けている。

この第２のカバー４０が、磁石と吸引する金属製の場合
は不要であるが、磁石と吸引しない金属や合成樹脂製の
場合は、磁石と対応する位置に接合用の金属片を設ける
ものである。

このように形成したホルダー本体１４と、第１のカバー
３０及び第２のカバー４０との組立てを第３図及び第４
図を参照して説明する。

第３図はホルダー本体と第１のカバーを組み合せした状
態を示す斜視図、第４図は第３図に第２のカバーを組み
合せした状態を示す斜視図である。

第３図で示すように第１のカバー３０は、ビン挿入部３
６が、ホルダー本体１４に設けたビン挿入孔１９の軸芯
と一致するように配置する。第１のカバー３０は、その
両端に設けた突出片３８が、ホルダー本体１４の突出体
１２の一部に当接して保持されている。

このような状態から第４図で示すように、第２のカバー
４０を第１のカバー３０上に乗せる。この時、第２のカ
バー４０に設けた一対のビン挿入部４６が、第１のカバ
ーに設けたビン挿入部３６と一直線上に一致させ、第１
図で示したビン２゜を用いて、ホルダー本体１４に固着
する。このビン２０は、ナツト等の固定手段によって取
り付けられる。

このように構成したトイレットペーパーホルダー１０の
使用例について第５図を参照して説明する。第５図はト
イレットペーパーホルダー１０の使用例を示す説明図で
あり、トイレ・ノドペーパーの導出光をわかりやすく説
明する為に、第１、第２のカバーを少し持ち上げた状態
で示している。

第５図で示すように、ホルダー本体１４の下方よりコ字
形内へ、図示の矢印で示す方向にトイレットペーパー５
ｏを押し上げると、トイレットペーパーは前述した支持
手段１５によって支持される。

トイレットペーパー５０の先端は、第１のカバー３０に
設けた開口３４を通して、第１のカバー３０と第２のカ
バー４０との間がら、ボルダ−の外方へ引き出しておく
。トイレットペーパーの先端部が引き出されたら、第２
のカバー４０がら手を離すと、第２のカバーは、自重で
ホルダー本体１４に当接する。そして、両者に設けた磁
石と金属片よりなる係止手段２２によって、しっがりと
係止され使用可能な状態となる。

トイレットペーパーを使用するときは、トイレットペー
パーの必要量を引き出し、第１のカバー４０と利用して
、従来例のトイレ・ソトペーパーポルダーと同様に、切
断して使用することができる。

トイレットペーパーの先端が、第２のカバー４０から出
ていない場合は、先端部を持って引き出せないから、第
２のカバー４０に設けた開口４４から、第１のカバー３
０上に位置するペーパーを、指先で少し外方に送り出す
ことにより、その先端部を持って、トイレットペーパー
を引き出すことができる。

従って、第１のカバー３０と第２のカバー４０との間に
は、ペーパーの通る間隙を設けて置くと、更に効果的に
ペーパーを引き出すことができる。

トイレットペーパーの切断時に、第２のカバー４０を持
ち上げるような力が加わるが、第２のカバー４０は、ホ
ルダー本体１４と係止手段２２によって、接合し係止し
ているから、従来のようにカバーを押えながら、切断す
る必要が全くない。

よって、片手の操作でペーパーの送り出しや、切断がで
きるものである。

この係止手段としては、磁、石を利用する他に、圧接に
より接合する圧着片を用いたり、その他の一般的な係止
手段を用いたりすれば良い。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、第１と第２のカバ
ーによって、ペーパーの一定位置への導出と、切断時に
ペーパーを押えるような働きをさせたことにより、多く
の効果を得ることができた。

すなわち、トイレットペーパーの送り出しゃ、切断が片
手の操作でできるから、身体の不自由な場合でも容易に
使用することができた。

第１と第２のカバーは、独立して動かせるから、ペーパ
ーのホルダーへの取り付けも簡単である。

第１、第２のカバーは、係止手段によってボルダ−本体
に固定されているから、ペーパーを引き出す時に、カバ
ーがホルダーと当接して従来例のように音をたてること
はない、従って、強く引き出しても、その操作中がわが
らないくらい静がである。

トイレットペーパーは、その使用によって直径か小さく
なると、重なり合ったペーパーが離れる支持点と、カバ
ー先端の切断部が離れるから、Ｕ来は切断か困難であっ
たり、−直線状のきれいな状態で切断できなかった。し
かし、第１のカバー先端部がトイレットペーパーを、常
に切断部付近で支持するから、ロール状ペーパーの太さ
に関係なく、一定の条件で切断することができるように
なった等、多くの効果を得ることができた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のトイレットペーパーホルダーを示す斜
視図、第２図は第１図の分解斜視図、第３図は第２図で
示すホルダー本体と第１のカバーを組み合せした状態を
示す斜視図、第４図は第３図に第２のカバーを組み合せ
した状態を示す斜視図、第５図はトイレットペーパーホ
ルダーの使用例を示す説明図である。 ３８・・・・突出片、　　　４０・−・・・第２のカバ
ー４４・・・〜・・開口、 ５０・・・・・トイレットペーパー

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ロール形ペーパーの支持手段を設けたホルダー本体と、 このホルダー本体に回転可能な状態で、かつ前記ロール
   形ペーパーを覆うように取り付けられると共に、このロ
   ール形ペーパーを導出する開口を設けた第１のカバーと
   、 この第１のカバーを覆うように回転可能な状態で取り付
   けられ、前記ホルダー本体に係止する係止手段を設けた
   第２のカバーとからなることを特徴とするトイレットペ
   ーパーホルダー。