JPH0217895Y2 - - Google Patents

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JPH0217895Y2
JPH0217895Y2 JP1984198982U JP19898284U JPH0217895Y2 JP H0217895 Y2 JPH0217895 Y2 JP H0217895Y2 JP 1984198982 U JP1984198982 U JP 1984198982U JP 19898284 U JP19898284 U JP 19898284U JP H0217895 Y2 JPH0217895 Y2 JP H0217895Y2
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JP
Japan
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roller
opening
back plate
holder
paper
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JP1984198982U
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JPS61115684U (ja
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  • Sheet Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自重によるペーパー、シート等の挾
持とローラーを遊動規制した状態での挾持を可能
としたペーパー、シート等のホルダーに関する。
従来、ペーパーやシート等を挾持しうるホルダ
ーとして実公昭43−6419号などで示されるものが
ある。これらのホルダーでは、その第2図で示さ
れる如く、柔軟で弾性のある素材で形成したロー
ラーの自重により、該ローラーと傾斜面及びペー
パーを介してのローラーと背板の摩擦を利用し、
背板とローラー間に挾まれたペーパーやシートを
挾持可能としているが、これを平面状態で利用し
ようとするときには、その自重を用いることがで
きない為、使用不可能であると同時にローラーは
前板内で巾方向並びに上下の移動が自由であるこ
とからホルダーに振動が付与されると、挾持して
いるペーパーやシートなどが脱落するおそれがあ
つた。
本考案は、従来のこのようなホルダーの問題点
に鑑み、自重によるペーパー、シート等の挾持と
ローラーを遊動規制した状態での挾持を可能とせ
んとするものであり、この目的を達成する為に、 前板と背板を基端側で湾曲連設し且つ先端側に
向かつて狭まつた側面視倒U字形に弾力性を有す
る素材で一体形成するとともに、前板の中央部に
ローラー嵌合用の開口を形成してなるホルダー本
体と、前記開口の横巾よりも小さい横巾を有し、
前記背板に当接した状態で一部が開口内に遊動状
態で嵌合するとともに、側面に該開口内面縁に当
止する軸体を突設してなる円柱状のローラーとよ
りなり、ローラーの直径l、軸体の側端から中心
を経てローラーの一方の外面に至る距離l1、開口
下端の前板と背板内面間の距離l2及びホルダー本
体内奥部の前板と背板間の最大間隙l3の寸法関係
を、l>l3>l1>l2に設定して達成した。
本考案の詳細を図示した実施例に基づき更に説
明するに、第1図は本考案に係るペーパー、シー
ト等のホルダー説明斜視図であり、図中1として
示すものが倒U字形ホルダー本体であつて、合成
樹脂や金属などで一体的に形成されており、この
前板2にはローラー嵌合用の開口3を、例えば、
その側端縁が上下に並行なように形成されてい
る。次いで4として示すものは前記倒U字形ホル
ダー本体1に内装して挾持部を構成する為のロー
ラーであつて、前記開口3の横巾よりもやや小さ
い横巾を有し、直径がホルダー本体1の背板5内
面と前板2内面間の最大距離よりも大に設定する
とともに、ローラー4側面には前記開口3からロ
ーラー4が前方へ飛び出すことを防止する為の1
又は複数の軸体6を突設している。
ローラー4とホルダー本体1との大きさ関係
は、第2図に示す如く、ローラー4の直径はホル
ダー本体1の最大間隙l3よりも大であり、開口3
下部附近の背板5と前板2内面間の距離l2が軸体
6の側端からその中心を経てローラーの一方の外
面に至る距離l1よりも小さく設定してなるもので
ある。即ち、図中l1で示される距離はl2よりも大
であり、最大内径を示すl3よりも、又このl1は小
さく設定している。即ち、l3>l1>l2の関係に設
定され、l3は更に該ホルダーの外径lよりも小さ
く設定されている。
図中7はシート等を挿入案内する為の傾斜面で
ある。又8はローラー4の外面に形成した粗面部
分で、図例のものは多数の突歯を形成している。
而して、第2図の如き状態においては、従来の
ホルダーと同様に下方から背板5とローラー4間
にペーパーPやシート等を挿入すれば、該ローラ
ー4の自重でこのペーパーPやシートは、背板5
内面に押圧状態で挾持され、ペーパーPを下方に
引抜くときは、ローラー4が共に回転してその引
抜きを防止するものである。又、前板2のローラ
ー嵌合用の開口3下端部分における内面間距離l2
はローラー4の軸体6片面とローラー外面間の距
離l1に相当するよりも小さくしていることから、
このローラーを下方、即ち、距離l2の方向へ手な
どで強く回転移動すれば、ホルダー本体1の背板
5と前板2の弾性力で挾持され、このホルダー本
体1が立起したり転倒したりしてもローラー4は
回転せず固定されたままでペーパーPやシートな
どを挾持するものである。したがつて、第3図で
示す如く天板9の上面に前記本ホルダー本体1を
固定し、この状態でペーパーPやシート、例え
ば、ラジオアイソトープペーパーをローラー4を
回転させて取付け、そしてこのローラー4を前記
l2巾の部分まで強く移動させて挾持し、且つ断面
コ字形止め具10で一端を止めれば天板9上にペ
ーパーPなどを固定できるとともに各種作業の対
象としたあと、このペーパーPを取外すときは止
め具10を外し、そして前記ホルダー本体1のロ
ーラー4を第3図の図中上方、即ち、ホルダー本
体1の最大巾l3方向へ回転させれば、これらペー
パーPやシートは自由に引抜くことができるもの
である。
以上の如く本考案に係るペーパー、シート等の
ホルダーは、前板と背板を基端側で湾曲連設し且
つ先端側に向かつて狭まつた側面視倒U字形に弾
力性を有する素材で一体形成するとともに、前板
の中央部にローラー嵌合用の開口を形成してなる
ホルダー本体と、前記開口の横巾よりも小さい横
巾を有し、前記背板に当接した状態で一部が開口
内に遊動状態で嵌合するとともに、側面に該開口
内面縁に当止する軸体を突設してなる円柱状のロ
ーラーとで構成し、そしてローラーの直径l、軸
体の側端から中心を経てローラーの一方の外面に
至る距離l1、開口下端の前板と背板内面間の距離
l2及びホルダー本体内奥部の前板と背板間の最大
間隙l3の寸法関係を、l>l3>l1>l2に設定して
いることから、自重によるペーパー、シート等の
挾持を可能とすると同時にローラーを前板と背板
の弾性力に抗して強制的に回転させて前板と背板
間の巾のより狭い位置に移動させ、ローラーを遊
動規制した状態で前板と背板の弾性力にて更に強
く挾持することができ、またペーパー、シート等
を挾持するに際し、ローラーの自重による挾持
と、それに加えて前板と背板の弾性力による強い
挾持を選択することができ、それにより平面状態
での利用が可能となる。更に、ローラーの一部は
ホルダー本体の前板の開口に遊動状態で嵌合して
いるので、指により該ローラーの外周面を押圧し
ての回転操作を容易に行うことができる。その
上、ホルダー本体を前板と背板を基端側で湾曲連
設し且つ先端側に向かつて狭まつた側面視倒U字
形に弾力性を有する素材で一体形成したので、構
造が極めて簡単になり、部品点数が少なく安価に
製造できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るホルダーの説明用斜視
図、第2図は側面図、第3図は使用状態の説明斜
視図である。 1:ホルダー本体、2:前板、3:開口、4:
ローラー、5:背板、6:軸体、7:傾斜面、
8:粗面部分、9:天板、10:止め具、P:ペ
ーパー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前板と背板を基端側で湾曲連設し且つ先端側に
    向かつて狭まつた側面視倒U字形に弾力性を有す
    る素材で一体形成するとともに、前板の中央部に
    ローラー嵌合用の開口を形成してなるホルダー本
    体と、 前記開口の横巾よりも小さい横巾を有し、前記
    背板に当接した状態で一部が開口内に遊動状態で
    嵌合するとともに、側面に該開口内面縁に当止す
    る軸体を突設してなる円柱状のローラーと、 よりなり、ローラーの直径l、軸体の側端から中
    心を経てローラーの一方の外面に至る距離l1、開
    口下端の前板と背板内面間の距離l2及びホルダー
    本体内奥部の前板と背板間の最大間隙l3の寸法関
    係を、l>l3>l1>l2に設定してなることを特徴
    とするペーパー、シート等のホルダー。
JP1984198982U 1984-12-30 1984-12-30 Expired JPH0217895Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984198982U JPH0217895Y2 (ja) 1984-12-30 1984-12-30

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JP1984198982U JPH0217895Y2 (ja) 1984-12-30 1984-12-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61115684U JPS61115684U (ja) 1986-07-22
JPH0217895Y2 true JPH0217895Y2 (ja) 1990-05-18

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ID=30758479

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JP1984198982U Expired JPH0217895Y2 (ja) 1984-12-30 1984-12-30

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JP (1) JPH0217895Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS436419Y1 (ja) * 1965-03-19 1968-03-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS436419Y1 (ja) * 1965-03-19 1968-03-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61115684U (ja) 1986-07-22

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