JPH04132452U - エアクリーナの支持構造 - Google Patents
エアクリーナの支持構造Info
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- JPH04132452U JPH04132452U JP3936591U JP3936591U JPH04132452U JP H04132452 U JPH04132452 U JP H04132452U JP 3936591 U JP3936591 U JP 3936591U JP 3936591 U JP3936591 U JP 3936591U JP H04132452 U JPH04132452 U JP H04132452U
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- JP
- Japan
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- bracket
- air cleaner
- body mount
- support piece
- bolt hole
- Prior art date
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- Granted
Links
- 241001247986 Calotropis procera Species 0.000 claims abstract description 8
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 取付け対象側壁のブラケットとエアクリーナ
のブラケットとの間にピッチの狂いがあるときの取付け
作業を容易にするとともに、ボリュームの大きいゴムブ
ッシュにより防振効果を高め得るエアクリーナの支持構
造を提供する。 【構成】 軸心方向に突出する螺軸2aを備えた支持片
2と、一側方に突出する突出部3bにボルト孔3cを設
けてなる支持片3とが上下位置関係に配され、両支持片
2,3とその中間に位置するゴムブッシュ4とが一体結
合されることによって構成されたボディマウント1を、
エアクリーナ5から延出するブラケット6と、その下方
に位置するエンジンルーム側壁から延出するブラケット
8,9との間に介在させ、前記螺軸2aと前記ボルト孔
3cを利用してボディマウント1を両ブラケット6,8
間に締結したことを特徴とする。
のブラケットとの間にピッチの狂いがあるときの取付け
作業を容易にするとともに、ボリュームの大きいゴムブ
ッシュにより防振効果を高め得るエアクリーナの支持構
造を提供する。 【構成】 軸心方向に突出する螺軸2aを備えた支持片
2と、一側方に突出する突出部3bにボルト孔3cを設
けてなる支持片3とが上下位置関係に配され、両支持片
2,3とその中間に位置するゴムブッシュ4とが一体結
合されることによって構成されたボディマウント1を、
エアクリーナ5から延出するブラケット6と、その下方
に位置するエンジンルーム側壁から延出するブラケット
8,9との間に介在させ、前記螺軸2aと前記ボルト孔
3cを利用してボディマウント1を両ブラケット6,8
間に締結したことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、エンジンルームに配置されるエアクリーナの支持構造に関するもの
である。
【0002】
自動車用エアクリーナの支持構造の一例として、図4に示すものが知られてい
る。同図において、5はエアクリーナであり、外側壁5aの3箇所には水平方向
に延出する上部ブラケット16が固定されている。7は自動車のエンジンルーム
内のエプロンパネルで、側壁7aには上部ブラケット16側の下部側に向けて延
出するL字状の下部ブラケット18が固定されている。これら上部ブラケット1
6と下部ブラケット18との間には、エアクリーナ5を支持するボディマウント
11が介設されている。このボディマウント11は、圧縮型であって略円筒状の
防振ゴム12を主体としており、中空部にスリーブ13が一体化されている。ま
た、防振ゴム12の外周中央部には、周溝12aが形成されており、この周溝1
2aに上部ブラケット16の穴16aが係合されている。
【0003】
そして、エアクリーナ5の取り付けに際しては、防振ゴム12のスリーブ13
にボルト14を挿通し下部ブラケット18の穴から突出させた螺部にナット14
aを螺合することによって固定する。このとき、防振ゴム12は、当初スリーブ
13の上下方向に膨出した状態にあるが、ナット14aの締め付けによって圧縮
され、スリーブ13の両端面と防振ゴム12の上下面とは面一になる。これによ
り、エアクリーナ5が3点で適正に支持されて安定に保持されるものである。
【0004】
ところが、上記エアクリーナの支持構造においては、防振効果が充分に発揮さ
れない不具合がある。即ち、自動車のエンジンルームの側壁7aに配設された下
部ブラケット18と、エアクリーナ5に設けられた上部ブラケット16との取り
付け位置が、製造時の寸法バラツキや製品の公差のバラツキによりずれることが
あると、3点間で穴のピッチが異なってくるために、スリーブ13に挿入したボ
ルト14にナット14aを締め付けるとき、コゼによってボルト14が傾いた状
態で締結される箇所が発生する。すると、スリーブ13の傾きにより、防振ゴム
12の一部が挟圧されて硬くなり振動の吸収能力の低下を招き、防振効果を著し
く低減させるものであった。
【0005】
本考案は、上記課題を解決することを目的としている。
【0006】
本考案においては、上記課題を解決するため、軸心方向に突出する螺軸を備え
た支持片と、一側方に突出する突出部にボルト孔を設けてなる支持片とが上下位
置関係に配され、両支持片とその中間に位置するゴムブッシュとが一体結合され
ることによって構成されたボディマウントを、エアクリーナから延出するブラケ
ットと、その下方に位置するエンジンルーム側壁から延出するブラケットとの間
に介在させ、前記螺軸と前記ボルト孔を利用してボディマウントを両ブラケット
間に締結したことを特徴とする。
【0007】
本考案のボディマウントを用いて自動車のエンジンルームの側壁に対し、エア
クリーナを例えば3点で取り付ける場合、まず、一方のブラケットのボルト孔に
ボディマウントの螺軸を挿入して固定する。次いで、突出部を他方のブラケット
のボルト孔に合致させようとする。このとき、ピッチの狂いによって合致しない
場合には、ゴムブッシュの若干のねじれ方向の変形を利用して、突出部と他方の
ブラケットの両孔を合致させ、ここにボルトナットを挿入して締結する。この際
、支持片の突出部が一側方に突出しているためにピッチの狂いを合致させてボル
トを挿入するのは容易である。又このときの締結作業は前記突出部を他方のブラ
ケットに固定する作業であるため、ナットの回転に伴う捻じれがゴムブッシュに
作用せず、ゴムブッシュが捻じれて亀裂の発生を惹起するといったこともなくな
る。
【0008】
また、このボディマウントは、上下支持片の中間にゴムブッシュを介在させる
ものであるから、ボリュームの大きい剪断型のボディマウントを構成することが
でき、防振効果を高めることができる。
【0009】
以下、本考案の一実施例について、図を参照しながら説明する。
【0010】
図1は、本考案に係るエアクリーナの支持構造を示す側面図である。
【0011】
このエアクリーナ5は、エンジンルーム内のエプロンパネル7に対し3個のボデ
ィマウントを用いて支持される構成となっている。
【0012】
このボディマウント1は、上部支持片2と下部支持片3との中間に、ゴムブッ
シュ4を一体結合している。上部支持片2は円形で、中央部にはゴムブッュ4の
軸心方向に突出するボルト螺軸2aを固着している。下部支持片3は略矩形状で
、基端部3aより一側方に突出させる突出部3bにボルト孔3cを設けている。
【0013】
ゴムブッシュ4は中央部分を小径とした円柱状で、前記上部支持片2に上面が、
前記下部支持片3の基端部3aに下面がそれぞれ加硫接着により固定されている
。これにより、両支持片2,3が上下位置関係に配されて、ゴムを主体としたボ
リュームの大きい剪断型のボディマウント1が構成される。
【0014】
前記エアクリーナ5は、図2に示す如く一側壁5aに2個の上部ブラケット6
が固着されるとともに、これに隣接する側壁5bに1個の上部ブラケット6が固
着されている(図3参照)。これら上部ブラケット6は平板状で、各側壁5a,
5bから外方に延出し先端側に螺軸挿通孔6aを設けている。
【0015】
前記エプロンパネル7の側壁7aには、2個の突出片を一体形成した下部ブラ
ケット8が固着されるとともに、サスペンション側の側壁7bにも下部ブラケッ
ト9が固着されている。これら下部ブラケット8,9は断面L字状で、各側壁7
a,7bから水平方向に延出し先端側にボルト孔8aを設けている。
【0016】
次に、上記エアクリーナ5の取付けについて説明する。
【0017】
このエアクリーナを例えば3点で支持する場合、まず、上部ブラケット6の螺軸
挿通孔6aにボディマウント1の螺軸2aを挿入してナット2bにより固定する
。次いで、突出部3bを下部ブラケット8,9のボルト孔8a・・にそれぞれ合
致させようとする。このとき、ピッチの狂いによって例えば、下部ブラケット9
の図示されないボルト孔と突出部3bのボルト孔3cとが合致しない場合には、
ゴムブッシュ4の若干のねじれ方向の変形を利用して、突出部3bと下部ブラケ
ット8,9の両孔8aにボルト10を挿入してナット10aを締結する。この際
、下部支持片3の突出部3bが一側方に突出しているため、ピッチの狂いを合致
させてボルト10を挿入するのは容易である。
【0018】
以上のように、本考案のボディマウントを用いて、エアクリーナを例えば3点
で支持する場合、ピッチの狂いによってボルト孔が合致しない状態が生じても、
ゴムブッシュは融通性があるうえ支持片の突出部が一側方に突出しているために
、ピッチの狂いを合致させてボルトを挿入しナットで締結するのは容易であり、
作業能率が高められる。又前記一側方に突出している支持片の突出部をブラケッ
トに固定する際のナット締結時の回転力はゴムブッシュに作用しないから、ゴム
ブッシュが捻れて亀裂が発生するといったこともなく、ボディマウントが長寿命
に保たれるうえエアクリーナを安定した状態で支持することができる効果がある
。
【0019】
また、このボディマウントは、上下支持片の中間にゴムブッシュを介在させる
ものであるから、ボリュームの大きい剪断型のボディマウントを構成することが
でき、防振効果を高めることができる利点もある。
【図1】本考案の実施例のエアクリーナの支持構造を示
す側面図である。
す側面図である。
【図2】エアクリーナに取付けられたボディマウントの
斜視図である。
斜視図である。
【図3】エアクリーナの取付け状態を示す概略平面図で
ある。
ある。
【図4】従来のエアクリーナの支持構造を示す側面図で
ある。
ある。
1 ボディマウント
2 支持片
3 支持片
4 ゴムブッシュ
5 エアクリーナ
6 ブラケット
8 ブラケット
9 ブラケット
Claims (1)
- 【請求項1】 軸心方向に突出する螺軸を備えた支持片
と、一側方に突出する突出部にボルト孔を設けてなる支
持片とが上下位置関係に配され、両支持片とその中間に
位置するゴムブッシュとが一体結合されることによって
構成されたボディマウントを、エアクリーナから延出す
るブラケットと、その下方に位置するエンジンルーム側
壁から延出するブラケットとの間に介在させ、前記螺軸
と前記ボルト孔を利用してボディマウントを両ブラケッ
ト間に締結したことを特徴とするエアクリーナの支持構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991039365U JP2534555Y2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | エアクリーナの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991039365U JP2534555Y2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | エアクリーナの支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04132452U true JPH04132452U (ja) | 1992-12-08 |
JP2534555Y2 JP2534555Y2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=31920654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991039365U Expired - Lifetime JP2534555Y2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | エアクリーナの支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2534555Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006169992A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用内燃機関の吸気装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000213428A (ja) * | 1999-01-22 | 2000-08-02 | Suzuki Motor Corp | エアクリ―ナの支持構造 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4950603U (ja) * | 1972-08-11 | 1974-05-04 | ||
JPS5229310U (ja) * | 1975-08-21 | 1977-03-01 | ||
JPS6266259U (ja) * | 1985-10-15 | 1987-04-24 | ||
JPH02135627U (ja) * | 1989-04-18 | 1990-11-13 |
-
1991
- 1991-05-29 JP JP1991039365U patent/JP2534555Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4950603U (ja) * | 1972-08-11 | 1974-05-04 | ||
JPS5229310U (ja) * | 1975-08-21 | 1977-03-01 | ||
JPS6266259U (ja) * | 1985-10-15 | 1987-04-24 | ||
JPH02135627U (ja) * | 1989-04-18 | 1990-11-13 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006169992A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用内燃機関の吸気装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2534555Y2 (ja) | 1997-04-30 |
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