JPH04132363U - 給湯機の排気室取付構造 - Google Patents

給湯機の排気室取付構造

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JPH04132363U
JPH04132363U JP3726291U JP3726291U JPH04132363U JP H04132363 U JPH04132363 U JP H04132363U JP 3726291 U JP3726291 U JP 3726291U JP 3726291 U JP3726291 U JP 3726291U JP H04132363 U JPH04132363 U JP H04132363U
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JP
Japan
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frame
top plate
water heater
brazing
opening
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Pending
Application number
JP3726291U
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Inventor
義則 川崎
浩樹 丸山
幸雄 木幡
光男 佐々木
Original Assignee
日本ユプロ株式会社
川崎製鉄株式会社
東陶機器株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給湯機における熱交換器等を被覆する枠体
と、その枠体に取付ける天板とをろう付けすることによ
って、給湯機の組立を容易に行うことができるととも
に、その接合部のシール性を良好として、ガス漏れ等を
防止することができる。 【構成】 熱交換器4等を被覆する枠体12の天井部に、
天板取付用開口部aを設けるとともに、その正面上方部
にも、排気口取付用開口部bを設けており、同開口部
a, bに、排気口取付部を有する天板16を嵌合状態に取
付け、そして、枠体12の各開口部a, bの開口周縁部
に、ろう付用受部19を設けて、ろう付けを行い、天板16
の天井板17と排気口取付板18とを接着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、枠体と、排気口取付部を有する天板を容易に取付ける給湯機の排気 室取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ガス等の燃料を燃焼させて、お湯を沸かす給湯機の一形態として、複数 のバーナを有する燃焼部の上部に、フィン付受熱管よりなる熱交換器を設け、さ らに、この熱交換器の外側枠体の周りに、受熱管を配設して、同受熱管の両端部 に、給水管と出湯管とを接続している。そして、燃焼部からの燃焼ガスで、給水 管から受熱管中に流れる水を加熱して、出湯管からお湯を吐出するようにしてい る。
【0003】 また、熱交換器30の上部には、図7に示すように、排気口31を設けて、同排気 口より燃焼部からの燃焼ガスを外気に排出するようにしている。熱交換器30の外 側枠体上部には、取付フランジ32を介して箱状の排気口取付部33を取付け、同取 付部33の一側面に排気口31を連結するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、かかる給湯機は、未だ、以下の解決すべき課題を有していた。
【0005】 即ち、熱交換器30の外側枠体と排気口取付部33との連結は、その接合部に、取付 フランジ32をそれそれ設け、各フランジ32をビス34で締付固定したり、或いは各 フランジ32をかしめ接合で固定していた。
【0006】 ところが、外側枠体と排気口取付部33とは、取付フランジ32を接合してその固 定を行っていたが、その接合部分の完全シールを困難とし、その接合部からの排 気漏れ等を起こしていた。そこで、取付フランジ32に、その間にパッキンを介し て、その接合部からの排気漏れ等を防止していたが、給湯機の組立作業時には、 取付フランジ間へのパッキンの取付作業、又はビス等による締付固定作業が必要 であることにより、その生産性を悪くしていた。
【0007】 本考案は、上記した課題を解決することができる給湯機の排気室取付構造を提 供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案では、枠体で被覆されて、下方より上方に向かって燃焼部、熱交換器、 排気室の順に設けた給湯機において、前記枠体の天井部及び正面上方部を開口し 、その開口部を閉塞する天板を嵌合し、さらに、枠体と天板との接合部を、ろう 付けで接着した特徴とする給湯機の排気室取付構造を提供するものである。
【0009】 また、本考案は、上記枠体と天板との接合部全周に、ろう付けを行って接着し たことを特徴としている。
【0010】 また、本考案は、上記枠体の開口部周縁部を折曲して、枠体と天板とを接着す るろう付用受部を設けたことを特徴としている。
【0011】
【実施例】
以下、添付図に示す実施例に基づいて、本考案を具体的に説明する。図1に、 本考案に係る給湯機1の全体構成を示す。図示するように、略直方体形状のケー ス2の内部の中途部に、燃焼部3、同燃焼部3の上方に、熱交換器4を配設する とともに、その上部に排気室4aを設けている。この燃焼部3は、略方形筒状の燃 焼室5の内部に、熱源としてのバーナ6を配設しており、同バーナ6は空気室7 を介してファン8と連通している。
【0012】 また、バーナ6の空気室7に面した開口部に、ガス供給管9とを連通した多数 のガスノズル10を臨ませおり、各ノズル10から噴出するガスと、ファン8で圧入 された空気室7からの空気とを、各バーナ6の内部で混合し、この混合気を各バ ーナ6の上部から燃焼室5中に噴出させて燃焼させるようにしている。11は熱交 換器4の上部に設けた排気室4aの排気口を示す。
【0013】 また、かかる熱交換器4は、枠体12内に熱交換用の多数のフィン12a を配設し 、しかも、ケース2の下面を貫通した給水管13と出湯管14との間に設けた受熱管 15を、給水管13の側から枠体12の下部外周面に巻回するとともに、枠体12の上方 内部において、フィン12a に貫通し、しかも、その内部を蛇行状に往復させてい る。そして、枠体12内において、燃焼室5からの燃焼ガスで、受熱管15中を流れ る水を加熱して、出湯管14から給湯機1の外部に吐出するようにしている。
【0014】 本考案では、上記の給湯機1の熱交換器4の構造に、その特徴を有するもので あり、以下、その構成を詳説する。即ち、図2に示すように、熱交換器4を被覆 した枠体12の天井部に、天板取付用開口部aを設けるとともに、その正面上方部 にも、排気口取付用開口部bを設けており、同開口部a, bに、排気口取付部を 有する天板16を嵌合状態に取付けている。
【0015】 かかる天板16は、天井板17と、その前面に垂設した排気口取付板18とより断面 略L字状に構成されており、さらに、天井板17の左右側部に、枠体12の内部に挿 入される左右補助板16a を設けている。
【0016】 そして、枠体12の各開口部a, bに、天板16の天井板17と排気口取付板18とを 接合し、その接合部全周に、ろう付けを行って、枠体12と天板16との接着を行う ようにしている。
【0017】 本実施例では、各開口部a, bの周縁部に、枠体12と天板16との接着を行うう 為のろう付用受部19を設けており、同受部19に、ろうcを介して、枠体12と天板 16との接合を行うようにしている。本実施例では、図3に示すように、各開口部 a, bの周縁部を外側に折り曲げて、ろう付用受部19を形成しており、枠体12内 に、天板16に設けた左右補助板16a を挿入した状態に取付け、同受部19に、ろう cを載せて枠体12と天板16との溶着を行うようにしている。
【0018】 また、図4〜図6は、接着部の他の構造を示しており、天井取付用開口部aに おいては、枠体12の上端周縁部を内側部に折曲して、ろう付用受部19を形成して いる。また、排気口取付用開口部bにおいては、枠体12の正面の上端部を、一定 の間隔をあけて外方に折曲して、複数のろう付用受部19を形成している。本実施 例では、天板16を、天井板17と、その前面に垂設した排気口取付板18とより断面 略L字状に構成しており、さらに、天井板17の左右側部及び背部に、左右側接合 板20及び背側接合板21を取付けて、枠体12の左右側面及び背面の外側面に接合す るようにしている。
【0019】 さらに、図6において、枠体12の左右側面及び背面の中途部には、天板支持用 突部22をそれぞれ設けており、同突部22に天井板17の左右側部及び背部に、左右 側接合板20及び背側接合板21を当接して、同突部22によって天板16を支持してい る。また、枠体12の正面に設けたろう付用受部19は、一定の間隔をあけて形成さ れ、その間に、立上部23を設けており、排気口取付板18をろう付用受部19と立上 部23との間に配設して、同取付板18の支持と、同受部19に載置するろうcとの溶 着を行うようにしている。
【0020】 また、本実施例では、枠体12の正面において、ろう付用受部19の間及び排気口 取付板18の左右側縁部にも、ろう付けを行って、その接合部全周を溶着すること も可能としている。
【0021】 かかる構成によって、枠体12の上部に、排気口取付部を有する天板16を取付け て、その天井板17と排気口取付板18とで、天井取付用開口部aと、排気口取付用 開口部bとを閉塞する。そして、枠体12に設けたろう付用受部19に、ろうを載せ て、枠体12と天板16との接着を容易に行うことができる。
【0022】 さらに、本実施例では、予め、ろう付用受部19にろうcを付けて、枠体12に天 板16を嵌合状態に取付けて、枠体12を炉内に入れて、炉内でろう付用受部19上の ろうcを加熱して枠体12と天板16とを接着している。
【0023】
【考案の効果】
本考案では、熱交換器等を被覆する枠体の天井部と正面上方部とに設けた開口 部に、排気室を構成する天板を取付けて、その開口部を閉塞し、同開口周縁部を 折曲して設けたろう付用受部に、ろうを載せて、枠体と天板とを接着し、その連 結を行うことができる。さらに、ろう付けで枠体と天板とを全周接合部を接着す ることにより、その接合部を完全にシールし、その接合部からの排気漏れ等を確 実に防止することができる。
【0024】 このように、本考案によれば、枠体と天板との接合部をろう付けで接着するこ とにより、接合部のシール性を良好とし、排気漏れ等を確実に防止することがで きるとともに、給湯機の組立を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る給湯機の全体正面図である。
【図2】給湯機要部の構成を示す斜視図である。
【図3】同熱交換器の断面図である。
【図4】接着部の他の構成を示す正面図である。
【図5】給湯機要部の構成を示す斜視図である。
【図6】図4のI−I線断面図である。
【図7】従来技術の給湯機の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 給湯機 4 熱交換器 12 枠体 16 天板 19 ろう付用受部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 川崎 義則 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜町43番1号 日 本ユプロ株式会社内 (72)考案者 丸山 浩樹 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜町43番1号 日 本ユプロ株式会社内 (72)考案者 木幡 幸雄 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜町43番1号 日 本ユプロ株式会社内 (72)考案者 佐々木 光男 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜町43番1号 日 本ユプロ株式会社内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体で被覆されて、下方より上方に向か
    って燃焼部、熱交換器、排気室の順に設けた給湯機にお
    いて、前記枠体の天井部及び正面上方部を開口し、その
    開口部を閉塞する天板を嵌合し、さらに、枠体と天板と
    の接合部を、ろう付けで接着した特徴とする給湯機の排
    気室取付構造。
  2. 【請求項2】 上記枠体と天板との接合部全周に、ろう
    付けを行って接着したことを特徴とする請求項1記載の
    給湯機の排気室取付構造。
  3. 【請求項3】 上記枠体の開口部周縁部を折曲して、枠
    体と天板とを接着するろう付用受部を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の給湯機の排気室取付構造。
JP3726291U 1991-05-24 1991-05-24 給湯機の排気室取付構造 Pending JPH04132363U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019100553A (ja) * 2017-11-28 2019-06-24 株式会社ノーリツ 温水ユニット用の外装ケースの製造方法、温水ユニット用の外装ケースおよび温水ユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019100553A (ja) * 2017-11-28 2019-06-24 株式会社ノーリツ 温水ユニット用の外装ケースの製造方法、温水ユニット用の外装ケースおよび温水ユニット

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