JPH04132355U - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置

Info

Publication number
JPH04132355U
JPH04132355U JP3675491U JP3675491U JPH04132355U JP H04132355 U JPH04132355 U JP H04132355U JP 3675491 U JP3675491 U JP 3675491U JP 3675491 U JP3675491 U JP 3675491U JP H04132355 U JPH04132355 U JP H04132355U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
hot water
water heater
storage type
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3675491U
Other languages
English (en)
Inventor
博之 大西
Original Assignee
株式会社イナツクス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イナツクス filed Critical 株式会社イナツクス
Priority to JP3675491U priority Critical patent/JPH04132355U/ja
Publication of JPH04132355U publication Critical patent/JPH04132355U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 貯湯式温水器からの温水の逆流を防止する。 【構成】 給水本管10、三方継手金具12及び水抜き
栓40付きの逆止弁42を介して水が貯湯式温水器14
に供給され、給湯管16から温水が2ハンドル式混合水
栓20に供給される。三方継手金具12からの分岐給水
管22により水が2ハンドル式混合水栓20に供給され
る。三方継手金具12の分岐部よりも貯湯式温水器14
側にオリフィス等の減圧器を設ける。 【効果】 2ハンドル式混合水栓20の水バルブ26の
みを開いた直後に温水が吐出されることが防止される。
分岐給水管22等の熱劣化が防止される。2ハンドル式
混合水栓20への給水圧と給湯圧を同等化できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電気、ガス、石油等を熱源とする貯湯式温水器を有した給湯装置に係 り、特に、貯湯式温水器からの温水の逆流を防止するよう改良された給湯装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
第9図に貯湯式温水器を備えた給湯装置の構成図を示す。なお、第9図は2ハ ンドル式混合水栓に温水を供給するための給湯装置に関する。
【0003】 第9図において、給水本管10が貯湯式温水器14に接続されており、該給水 本管10の途中に減圧弁11と三方継手金具12が設けられている。14aは貯 湯式温水器のスイッチ、14bは同ランプである。貯湯式温水器の出湯口と2ハ ンドル式混合水栓20の温水受入口との間に給湯管16が配設され、該給湯管1 6の途中に逃し弁18が設けられている。前記三方継手金具12の分岐口と2ハ ンドル式混合水栓20の給水受入口との間に分岐給水管22が配設されている。
【0004】 2ハンドル式混合水栓20の湯バルブ24を開くと、貯湯式温水器14内の温 水が2ハンドル式混合水栓20に供給され、水バルブ26を開くと分岐給水管2 2から水が2ハンドル式混合水栓20に供給される。両バルブ24,26の開度 を手動調節することにより、所望温度の混合水が2ハンドル式混合水栓20から 吐水される。
【0005】 なお、通常の場合、逃し弁18のリリーフ圧は1kg/cm2 程度に設定され ている。また、前記減圧弁11の2次側圧力は0.6kg/cm2 程度に設定さ れている。
【0006】 第17図の符号28は貯湯式温水器からの水抜き用の排水栓である。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上記構成の給湯装置において、水バルブ26だけを開くと、開弁直後にわずか ながら貯湯式温水器14内の温水が逆流して2ハンドル式混合水栓20から流出 することが認められた。この原因は、水バルブ26を開いた直後にあっては、分 岐給水管22内の圧力が低下し、相対的に貯湯式温水器14内の圧の方が高くな り、この結果、貯湯式温水器14内の温水が逆流するためであると考えられる。
【0008】 このように温水が逆流すると、冷たい水を吐出させようとした使用者にとって は意に反して温水が吐出されたことになり、給湯装置に何らかの故障が生じたの ではないかと無用の誤解が生じたり、あるいは不快感を憶えたりすることがある 。さらに、非耐熱構造となっている分岐給水管等の水流路に温度負荷がかけられ 、耐久性が損なわれる恐れもある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の給湯装置は、貯湯式温水器と、該貯湯式温水器に給水可能に接続され た給水本管と、該給水本管の途中に設けられた三方継手部と、該三方継手部に接 続された分岐給水管とを有する給湯装置において、前記三方継手部の流路分岐部 と貯湯式温水器との間の流路に、該貯湯式温水器からの温水の逆流防止用の逆止 弁を設けると共に、該逆止弁の弁部よりも上流側からの水抜き用の水抜き栓を設 け、且つ、該流路分岐部よりも分岐給水管側に減圧器を設けたことを特徴とする ものでる。
【0010】
【作用】
かかる本考案の給湯装置によると、貯湯式温水器からの温水の逆流が確実に防 止される。
【0011】 なお、本考案において、上記のように逆止弁の弁部よりも上流側からの水抜き 用の水抜き栓を設けることはきわめて重要である。即ち、単に貯湯式温水器から の温水の逆流を阻止する逆止弁を設けただけであると、給水本管の上流部の止水 栓を閉めて貯湯式温水器や給水本管内の水抜きをしようとする場合、逆止弁の弁 部よりも上流側の給水本管内の水を抜くことができない。(従って、例えば寒冷 地ではこの給水本管内の残留水が凍結する。) これに対し、上記のように水抜き栓を設けておくと、止水栓よりも下流側の給 水本管内の水をすべて抜き出すことが可能である。
【0012】 また、上記の如く、流路分岐部よりも下流側に逆止弁を設けると、その圧損に より貯湯式温水器からの出湯圧が低くなり、相対的に分岐給水管側の2ハンドル 式混合水栓等への給水圧が過度に大きくなる。そこで、本考案においては、分岐 給水管に減圧器を設け、分岐給水管からの出水圧を下げるようにしている。これ により、分岐給水管を2ハンドル式混合水栓につないだ場合、該2ハンドル式混 合水栓でのバルブ開度と水、湯の吐出量とがほぼ同程度に比例したものとなり、 該2ハンドル式混合水栓の湯水の混合割合の調節を容易に行なえるようになる。
【0013】
【実施例】
第8図は実施例に係る給湯装置の系統図であり、第1、2図は互いに異なる実 施例に係る流路分岐部の断面図である。図示の通り、三方継手金具12よりも貯 湯式温水器14側の給水本管10に水抜き栓40付きの逆止弁42が設けられて いる。また、三方継手金具12には次に説明する第1、2図の如く減圧器が設け られている。なお、三方継手金具12及び逆止弁42部分以外の給湯装置の構成 は、三方継手金具12よりも上流側の減圧弁11が省略されている点を除き前記 第9図と同様であり、同一部分は同一符号を以て示し、その説明を省略する。な お、水抜き栓40は、逆止弁42の弁部(チェック部)よりも上流側に配置され ている。
【0014】 第1図の実施例では、三方継手金具12の分岐部よりも分岐給水管22側に減 圧器としてのオリフィス30が設けられている。
【0015】 第2図の実施例では、このオリフィス30の代わりに多孔板32を配置してい る。なお、第3図は多孔板32の平面図であり、図示の如く板厚さ方向に多数の 透孔32aが貫設されている。
【0016】 上記のように、逆止弁42を設置することにより、貯湯式温水器14からの温 水の逆流が邪魔され、貯湯式温水器14内の温水が2ハンドル式混合水栓20へ 逆流することが防止される。また、水抜き栓40を設けており、逆止弁42の弁 部よりも上流側からの水抜きが可能となっている。さらに、減圧器(オリフィス 30、多孔板32)を設けているから、分岐給水器22への給水圧が低減される 。このため、2ハンドル式混合水栓20への該分岐給水管22からの給水圧と、 給湯管16からの給湯圧とを同程度にすることができ、バルブ24、26を同じ 程度に開いたときには水、湯ともほぼ同量程度供給される。このため、2ハンド ル式混合水栓20での湯水の混合割合の調節が容易になり、所望温度の混合水を たやすく吐出できる。
【0017】 本考案では、上記の多孔板32の代わりに、第4図及び第5図(第4図の5− 5線断面図)に示す如きメッシュ34を用いても良く、この種のメッシュと多孔 板32とを併用しても良い。メッシュとしては、第6図の如き山形断面形状のメ ッシュ34Aなど各種のものを用い得る。
【0018】 本考案では、減圧器として例えば第7図に示した定流量弁48を用いることが できる。第7図において、水は下方から上方に向って流れる。ゴム性の円盤形の 弁体50の中心孔52にニードル54の先端が入り込んでいる。給水圧が高くな り水量が増大しようとすると、弁体50が撓み、中心孔52内にニードル54が 深く入り込んだ状態となり、流量増加が抑制される。
【0019】
【考案の効果】
以上の通り、本考案の給湯装置によると、貯湯式温水器からの温水の逆流を防 止できる。このため、例えばこの貯湯式温水器から温水が供給される2ハンドル 式混合水栓において、水バルブのみを回したにもかかわらず温水が吐出されると いった不具合が確実に防止される。さらに、給水本管内の水抜きも行なえる。
【0020】 また、温水流通が予定されていない流路に温水が流れることが防止されるから 、耐熱仕様でない流路部材の熱損傷、熱劣化が防止され、その耐久性も向上され る。 加えて、本考案の給湯装置を2ハンドル式湯水混合水栓に接続した場合、該混 合水栓への給水圧と給湯圧とを同程度にすることができ、湯水の混合割合の調節 を容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る給湯装置の三方継手金具の断面図
である。
【図2】異なる実施例に係る給湯装置の三方継手金具の
断面図である。
【図3】多孔板の平面図である。
【図4】メッシュの平面図である。
【図5】第4図の5−5線断面図である。
【図6】別のメッシュの断面図である。
【図7】定流量弁の断面図である。
【図8】実施例に係る給湯装置の流路系統図である。
【図9】従来の給湯装置の流路系統図である。
【符号の説明】
10 給水本管 11 減圧弁 12 三方継手金具 14 貯湯式温水器 16 給湯管 18 逃し弁 20 2ハンドル式混合水栓 22 分岐給水管 30 流路狭隘部(オリフィス) 32 多孔板 34 メッシュ 40 水抜き栓 42 逆止弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯湯式温水器と、該貯湯式温水器に給水
    可能に接続された給水本管と、該給水本管の途中に設け
    られた三方継手部と、該三方継手部に接続された分岐給
    水管とを有する給湯装置において、前記三方継手部の流
    路分岐部と貯湯式温水器との間の流路に、該貯湯式温水
    器からの温水の逆流防止用の逆止弁を設けると共に、該
    逆止弁の弁部よりも上流側からの水抜き用の水抜き栓を
    設け、且つ、該流路分岐部よりも分岐給水管側に減圧器
    を設けたことを特徴とする給湯装置。
JP3675491U 1991-05-23 1991-05-23 給湯装置 Pending JPH04132355U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3675491U JPH04132355U (ja) 1991-05-23 1991-05-23 給湯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3675491U JPH04132355U (ja) 1991-05-23 1991-05-23 給湯装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04132355U true JPH04132355U (ja) 1992-12-08

Family

ID=31918660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3675491U Pending JPH04132355U (ja) 1991-05-23 1991-05-23 給湯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04132355U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0897141B1 (en) A fitting housing device for a water heater
US6321396B1 (en) System for adapting a toilet for use as a bidet
JPH04132355U (ja) 給湯装置
US10876642B2 (en) Non-dripping sliding diverter valve
JP2002275966A (ja) 給湯装置
US20050132488A1 (en) Whirlpool tup and faucet/handheld shower combination
JP2002320566A (ja) 残水及び不適温水を逃がす吐水装置
JPH04132354U (ja) 給湯装置
CN217842797U (zh) 一种防止冷水窜水结构
JP2506925B2 (ja) 衛生洗浄装置
JPS5826504B2 (ja) 太陽熱温水器と温水ボイラ−の組合わせシステム
JP2520292Y2 (ja) シャワー装置
JP3022943U (ja) 電気温水器付給水装置
JP2520848Y2 (ja) 給水装置
JPS5924904Y2 (ja) 太陽熱温水器とボイラ−を併用した給湯回路用切替バルブ
JPH0725556Y2 (ja) 給湯器付風呂釜
JP2509097Y2 (ja) シャワ―装置
JPS6144039Y2 (ja)
JP2003139404A (ja) 混合水栓付先止め式貯湯電気温水器
JP2503787Y2 (ja) シャワ―システム
JPS5941265Y2 (ja) 分岐栓
JPH0234259Y2 (ja)
JPH03128772U (ja)
JP3576202B2 (ja) 温水供給装置
JPS61153340A (ja) 給湯給水システム装置