JPH04132297A - 積層板の包装方法 - Google Patents
積層板の包装方法Info
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- JPH04132297A JPH04132297A JP25297990A JP25297990A JPH04132297A JP H04132297 A JPH04132297 A JP H04132297A JP 25297990 A JP25297990 A JP 25297990A JP 25297990 A JP25297990 A JP 25297990A JP H04132297 A JPH04132297 A JP H04132297A
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Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、積層板の包装方法に関するものである。さ
らに詳しくは、この発明は、湿気による積層板の反り防
止効果に優れた金属張積層板の包装方法に関するもので
ある。
らに詳しくは、この発明は、湿気による積層板の反り防
止効果に優れた金属張積層板の包装方法に関するもので
ある。
(従来の技術)
従来より、プリント配線板等に有用な金属張積層板につ
いては、その多数枚を積載して包装し、これを保存およ
び運搬するようにしている。
いては、その多数枚を積載して包装し、これを保存およ
び運搬するようにしている。
たとえば第4図に示したように、片面銅張積層板(ア)
等の場合には、その複数板を、銅箔面(イ)が上向きに
、かつ、基板(つ)が下向きになるように積載し、lO
枚程度積載するごとにクラフト紙(1)によって包装し
てきている。
等の場合には、その複数板を、銅箔面(イ)が上向きに
、かつ、基板(つ)が下向きになるように積載し、lO
枚程度積載するごとにクラフト紙(1)によって包装し
てきている。
この場合のクラフト紙は、保存および運搬中の積層板の
汚れを防ぐために使用している。
汚れを防ぐために使用している。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、積層板の種類によっては保存時等に湿気
の影響を受けやすく、この湿気によって積層板に反りの
発生が避けられないという欠点があった。
の影響を受けやすく、この湿気によって積層板に反りの
発生が避けられないという欠点があった。
すなわち、たとえば紙エポキシ樹脂基材片面銅張積層板
等の場合には、この湿気による影響は太き(、湿度50
%以上という高湿度の場所に保存する時には、第4図に
示したようにマイナス反り(オ)が発生することが避け
られなかった。これは、湿気が基板(つ)側においてよ
り多く吸湿され、銅箔面(イ)においては吸湿が少ない
ために、基板(つ)側の伸びが大きくなってマイナス反
りになるためである。
等の場合には、この湿気による影響は太き(、湿度50
%以上という高湿度の場所に保存する時には、第4図に
示したようにマイナス反り(オ)が発生することが避け
られなかった。これは、湿気が基板(つ)側においてよ
り多く吸湿され、銅箔面(イ)においては吸湿が少ない
ために、基板(つ)側の伸びが大きくなってマイナス反
りになるためである。
実際、20℃の温度で、湿度60%の場所に保存した場
合、最下部の10枚目の積層板のマイナス反りは非常に
大きなものとなる。
合、最下部の10枚目の積層板のマイナス反りは非常に
大きなものとなる。
従来使用しているクラフト紙(つ)は、このような湿気
を防ぐことができないため、基板(つ)が外側に面して
いる10枚目等の最下部の積層板での吸湿は大きく、マ
イナス反りがどうしても発生してしまう。このような反
りの発生は、積層板のプリント配線板等への加工におい
て障害となるものであった。
を防ぐことができないため、基板(つ)が外側に面して
いる10枚目等の最下部の積層板での吸湿は大きく、マ
イナス反りがどうしても発生してしまう。このような反
りの発生は、積層板のプリント配線板等への加工におい
て障害となるものであった。
この発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたもので
あり、従来の積層板の包装方法の欠点を改善し、吸湿に
よるマイナス反りの発生を抑えることのできる新しい積
層板の包装方法を提供することを目的としている。
あり、従来の積層板の包装方法の欠点を改善し、吸湿に
よるマイナス反りの発生を抑えることのできる新しい積
層板の包装方法を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段)
この発明は、上記の課題を解決するものとして、複数の
片面金属張積層板を、最上部および最下部において金属
箔面を外側に向けて積載し包装することを特徴とする積
層板の包装方法を提供する。
片面金属張積層板を、最上部および最下部において金属
箔面を外側に向けて積載し包装することを特徴とする積
層板の包装方法を提供する。
また、この発明の包装方法においては、アルミニウム包
装紙等の非吸湿性包装紙を用いて包装することや、最外
部に当板を配設して包装することを特徴としてもいる。
装紙等の非吸湿性包装紙を用いて包装することや、最外
部に当板を配設して包装することを特徴としてもいる。
このような包装方法によって、積層板の保存時、さらに
は運搬時等においても、吸湿による積層板の反りが抑え
られ、平板性が維持され、プリント配線板等への加工工
程に円滑に移行させることができる。
は運搬時等においても、吸湿による積層板の反りが抑え
られ、平板性が維持され、プリント配線板等への加工工
程に円滑に移行させることができる。
この発明の包装方法が対象とする積層板には、基板の片
面に銅、アルミニウム、ステンレス等の各種の金属箔を
配設して積層一体化成形したものや、さらには多層板等
も含まれる。基材の構成についても、紙、ガラスシート
等の基材にエポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリアミド
樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等の各種の樹脂を含浸し
たものや、樹脂シートを積層したものなどの各種のもの
がこの発明の対象として含まれる。
面に銅、アルミニウム、ステンレス等の各種の金属箔を
配設して積層一体化成形したものや、さらには多層板等
も含まれる。基材の構成についても、紙、ガラスシート
等の基材にエポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリアミド
樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等の各種の樹脂を含浸し
たものや、樹脂シートを積層したものなどの各種のもの
がこの発明の対象として含まれる。
(実施例)
以下、実施例を示してさらに詳しくこの発明の積層板の
包装方法について説明する。
包装方法について説明する。
実施例1
第1図に例示したように、エポキシ樹脂含浸紙基材の片
面に銅箔を積層して一体化成形した片面銅張積層板(1
)を10枚積載して包装した。この場合、積層板(1)
は、上部5枚と下部5枚との向きを逆にし、最上部およ
び最下部の積層板(1)の銅箔表面(2)がともに外側
を向くように配置した。
面に銅箔を積層して一体化成形した片面銅張積層板(1
)を10枚積載して包装した。この場合、積層板(1)
は、上部5枚と下部5枚との向きを逆にし、最上部およ
び最下部の積層板(1)の銅箔表面(2)がともに外側
を向くように配置した。
この積層板(1)の10枚の積載後、その全体を、従来
より使用しているクラフト紙(3)によって梱包した。
より使用しているクラフト紙(3)によって梱包した。
なお、片面銅張積層板(1)の厚みは1.6mmとし、
そのサイズは500 X 500wnとした。
そのサイズは500 X 500wnとした。
この包装した積層板を常盤上に置いて、20’Cの温度
、湿度60・%の条件下で30日間保存した。
、湿度60・%の条件下で30日間保存した。
この保存条件下において、スタートから30日後までの
積層板の反りの大きさを評価した。
積層板の反りの大きさを評価した。
その結果を示したものが表1である。
後述の比較例との対比からも明らかなように、マイナス
反りは極めて小さなレベルに抑えられていることがわか
る。
反りは極めて小さなレベルに抑えられていることがわか
る。
実施例2
従来法における、クラフト紙を第2図に示した構成から
なるアルミサランネックス(4)に代えて積層板を包装
した。
なるアルミサランネックス(4)に代えて積層板を包装
した。
このアルミサランネックス(4)は、ナイロン(16μ
m厚)、アルミニウム(7μm厚)およびポリプロピレ
ン(40μm厚)の3層構造がらなり、その吸湿性は極
めて小さなものである。
m厚)、アルミニウム(7μm厚)およびポリプロピレ
ン(40μm厚)の3層構造がらなり、その吸湿性は極
めて小さなものである。
この包装についても実施例Iと同様にして、反りを評価
した。マイナス反りの大きさは極めて小さなものであっ
た。プリント配線板加工への移行にも何ら支障のないも
のであった。
した。マイナス反りの大きさは極めて小さなものであっ
た。プリント配線板加工への移行にも何ら支障のないも
のであった。
その他の各種の構成を有するアルミニウムラミネート紙
等の非吸湿性包装紙を用いる場合にも、同様に優れた効
果が得られた。
等の非吸湿性包装紙を用いる場合にも、同様に優れた効
果が得られた。
実施例3
第1図に示した積載状態において、実施例2で用いたア
ルミサランネックス(4)によって包装した。
ルミサランネックス(4)によって包装した。
実施例1と同様に反りを評価したが、表1に示したよう
に反りの発生は効果的に抑制された。
に反りの発生は効果的に抑制された。
実施例4
第3図に示したように、従来と同様の積載状態において
、上下の最外部にエポキシ樹脂含浸の紙基材からなる当
板(5)を配設し、クラフト紙(3)によって包装した
。
、上下の最外部にエポキシ樹脂含浸の紙基材からなる当
板(5)を配設し、クラフト紙(3)によって包装した
。
実施例1と同様にして反りを評価したが、反りの発生は
極めて小さなレベルに抑えられた。
極めて小さなレベルに抑えられた。
当板を他の樹脂シートに代えた場合、さらには最下部に
のみ配設した場合にも同様の効果が得られた。
のみ配設した場合にも同様の効果が得られた。
比較例
従来方法、すなわち、銅箔面を全て上向きにして積載し
、クラフト紙によって包装した場合についても実施例1
と同様に反りの大きさを評価した。
、クラフト紙によって包装した場合についても実施例1
と同様に反りの大きさを評価した。
表1にその結果を示したが、最下部の10枚目の積層板
のマイナス反りは極めて大きなものとなった。
のマイナス反りは極めて大きなものとなった。
(発明の効果)
この発明により、以上詳しく説明した通り、保存時等に
吸湿による積層板の反りを抑え、積層板をプリント配線
板等の加工工程に円滑に移行させることができる。
吸湿による積層板の反りを抑え、積層板をプリント配線
板等の加工工程に円滑に移行させることができる。
第1図は、この発明の一実施例を示した斜視断面図であ
る。第2図は、この発明に用いる包装紙の一例を示した
断面構成図である。 第3図は、さらにこの発明の別の実施例を示した斜視断
面図である。 第4図は、従来の包装方法を例示した断面図である。 l・・・片面銅張積層板 2・・・銅箔表面 3・・・クラフト紙 4・・・アルミサランネックス 5・・・当 板 代理人 弁理士 西 澤 利 夫第 図 第 図 第 図
る。第2図は、この発明に用いる包装紙の一例を示した
断面構成図である。 第3図は、さらにこの発明の別の実施例を示した斜視断
面図である。 第4図は、従来の包装方法を例示した断面図である。 l・・・片面銅張積層板 2・・・銅箔表面 3・・・クラフト紙 4・・・アルミサランネックス 5・・・当 板 代理人 弁理士 西 澤 利 夫第 図 第 図 第 図
Claims (3)
- (1)複数の片面金属張積層板を、最上部および最下部
において金属箔面を外側に向けて積載し包装することを
特徴とする積層板の包装方法。 - (2)複数の片面金属張積層板を、アルミニウム紙等の
非吸湿性包装紙によって包装することを特徴とする積層
板の包装方法。 - (3)最外部に当板を配設して複数の積層板を包装する
ことを特徴とする積層板の包装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25297990A JPH04132297A (ja) | 1990-09-22 | 1990-09-22 | 積層板の包装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25297990A JPH04132297A (ja) | 1990-09-22 | 1990-09-22 | 積層板の包装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04132297A true JPH04132297A (ja) | 1992-05-06 |
Family
ID=17244817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25297990A Pending JPH04132297A (ja) | 1990-09-22 | 1990-09-22 | 積層板の包装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04132297A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005170510A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-30 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | アクリル系樹脂板の防湿包装方法 |
JP2012131570A (ja) * | 2010-12-01 | 2012-07-12 | Aica Kogyo Co Ltd | 繊維質基材樹脂含浸積層板の積層物の梱包構造及び繊維質基材樹脂含浸積層板の積層物の梱包方法 |
-
1990
- 1990-09-22 JP JP25297990A patent/JPH04132297A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005170510A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-30 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | アクリル系樹脂板の防湿包装方法 |
JP4500144B2 (ja) * | 2003-11-21 | 2010-07-14 | 三菱レイヨン株式会社 | アクリル系樹脂板の防湿包装方法 |
JP2012131570A (ja) * | 2010-12-01 | 2012-07-12 | Aica Kogyo Co Ltd | 繊維質基材樹脂含浸積層板の積層物の梱包構造及び繊維質基材樹脂含浸積層板の積層物の梱包方法 |
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