JPH04131826U - カセツトハーフの検出スイツチ - Google Patents

カセツトハーフの検出スイツチ

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JPH04131826U
JPH04131826U JP3936791U JP3936791U JPH04131826U JP H04131826 U JPH04131826 U JP H04131826U JP 3936791 U JP3936791 U JP 3936791U JP 3936791 U JP3936791 U JP 3936791U JP H04131826 U JPH04131826 U JP H04131826U
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JP
Japan
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leaf spring
base
sensor lever
cassette half
detection switch
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Application number
JP3936791U
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English (en)
Inventor
浩文 久永
繁実 川口
Original Assignee
ミツミ電機株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気録音再生装置に用いられるカセットハー
フの検出スイッチを構成する上ケースと、該上ケースを
付勢する下リーフバネとの係合位置を改良して、該検出
スイッチを小型化することを目的とする。 【構成】 磁気録音再生装置に取り付けられる検出スイ
ッチ11の固設部分のベース12に凹欠部15a,15
aを形成した上ケース15を軸16で枢着し、該ベース
12に下リーフバネ13の基部13cを固設し、先端部
に設けた接点13aと基部13cとの間の作動側面に張
出部13b,13bを形成し、該下リーフバネ13は該
張出部13b,13bにて前記凹欠部15a,15aに
係合して上ケースを付勢する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はカセットハーフの検出スイッチに関し、特にヘッドフォンステレオ等 比較的小型な磁気録音再生装置に適するカセットハーフの検出スイッチに関する 。
【0002】
【従来の技術】
カセットハーフは各部の加工寸法が一定であるように規格で定められているが 、多少の寸法誤差は止むを得ず許されている。そこで、製造メーカーが違ったり 或いは製造ロットが違ったりすると、カセットハーフは許容誤差範囲内で仕上り 寸法にバラツキを生じることがある。カセットハーフの側面には、テープの種類 や録音消去の可否等の情報を高低で表示する手段が設けられ、録音再生装置には この情報を読み取る為の手段として検出スイッチが設けられている。上記検出ス イッチはコンパクトな構成であることにより一般に図3乃至図4で示したように リーフスイッチで構成されている。
【0003】 同図において、検出スイッチ1は、軸2でベース3に枢着される上ケース4を 、下リーフバネ5で反時計方向に付勢するように構成される。該下リーフバネ5 は基部を該ベース3に固定され、自由端5aが上ケース4の先端部4aに当接す ることによって該付勢を行っている。 センサレバー6は軸7によって該上ケース4の先端部4a近傍に枢着され、バ ネ受けカム6aを一体的に形成している。上リーフバネ8は基部を前記ベース3 に固定され、先端部でバネ受けカム6aを押圧し、センサレバー6を図3で示し たフリー状態、即ち中立姿勢に保持させている。検出スイッチ1は磁気録音再生 装置9に固設され、ベース3の端面10が最も高い面であるように構成されてい る。
【0004】 前記したように、カセットハーフの加工寸法は許容誤差の範囲内でバラツキを 生じるが、最小の誤差の値である場合にはカセットを矢印Aの方向から挿入した 時、カセットハーフの前記情報の設けられている側面がMINラインL1に沿っ て作動するのに対し、最大の誤差の値の場合にはMAXラインL2に沿って作動 する。
【0005】 カセットハーフがMAXラインL2に沿って作動した場合、図4で示したよう にセンサレバー6がカセットハーフに押動されて上リーフバネ8に抗して時計方 向に回動し、上ケース4の先端部4aと下リーフバネ5の自由端5aとが夫々最 も半径の大きい部分で当接しているため、該当接部分がベース3の端面10の線 を越えてしまう。この端面10から先端部4a、自由端5aが越えた量を長さd とすると、検出スイッチ1の占有スペースは長さdだけ大きいものを必要とする 。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
前述したように従来の検出スイッチはカセットハーフの加工寸法のバラツキで 大きい寸法のものが挿入された場合、作動量も大きくなり、取付端面よりもハミ 出すためその余有分をスペースに見込んで設計しなくてはならず、磁気録音再生 装置をコンパクト化させる妨げとなる問題点があった。
【0007】 そこで、カセットハーフが許容誤差の範囲内で小さい寸法のものでも正しく情 報読取りを行い、且つ大きい寸法のものでも取り付けの端面内で作動し、磁気録 音再生装置をコンパクト化させるために解決すべき技術的課題が生じてくるので あり、本考案はこの課題を解決することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を解決するために提案されたものであり、基部をベースに 固定され、先端部でセンサレバーと一体のバネ受けカムを押圧する上リーフバネ と、該上リーフバネに対して並設され、基部を該ベースに固定され、先端部に該 上リーフバネと接離する接点を備え、基部と接点との間の端面に上ケースに担持 される張出部を形成してなる下リーフバネと、基部を該ベースに枢着され、挿入 抽出されるカセットハーフによってフリー状態から作動せしめられるセンサレバ ーを先端部に枢着した上ケースとを備え、前記センサレバーはカセットハーフの 挿入前は上リーフバネによってフリー状態に保持され、カセットハーフの挿入抽 出操作に連動して該センサレバーは上リーフバネの付勢に抗して正逆転し、セン サレバーと一体のバネ受けカムで上リーフバネを下リーフバネの接点に対し接離 作動せしめることを特徴とする検出スイッチを提供するものである。
【0009】
【作用】
この考案は上リーフバネに接離する下リーフバネの接点の位置と、下リーフバ ネの基部の位置との間の位置で上ケースに下リーフバネが当接するようにし、該 当接位置の作動半径が極めて小さくなり、この為センサレバーの作動によって上 ケースも下リーフバネの先端部が検出スイッチの端面から逸脱することがなくな り、磁気録音再生装置の検出スイッチ取付スペースに逃げ空間を設ける必要を不 要とした。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面に従って詳述する。図1は検出スイッチ11 の裏面図で、図2は図1中の線X−X部断面図である。図1において検出スイッ チ11を取付けるためのベース12は下リーフバネ13,13の基部13c,1 3c,13c,13cと上リーフバネ14,14の基部14a,14aとをモー ルド成形で一体的に固定し、また上ケース15を軸16,16で枢着している。 下リーフバネ13,13は先端の自由端部分に接点13a,13aを形成し、又 、該接点13a,13aと基部13cとの間に張出部13b,13b,13b, 13bを形成している。第1のセンサレバー17はカセットハーフのテープがハ イポジションテープであるか否か、又カセットハーフの録音消去防止用爪の折損 の有無を検出する。第2のセンサレバー18はカセットハーフの有無を検出する 。該第1のセンサレバー17、第2のセンサレバー18は夫々軸19,19,1 9,19によって上ケース15に枢着されている。
【0011】 図2において示される第1のセンサレバー17は、上リーフバネ14によって 図中左方に押圧され、図示のフリー状態(中立姿勢)を保持されている。また下 リーフバネ13はその張出部13bを上ケース15に形成したバネ受け用の凹欠 部15aに係止されている。尚、図1では該凹欠部を符号15a,15a,15 a,15aで示している。
【0012】 図2に於て、今矢印A方向からカセットハーフが挿入されて来ると、第1のセ ンサレバー17が軸19を支点として反時計方向に回動させられる。勿論、第2 のセンサレバー18も図1に於て同様に回動させられる。然し乍ら第2のセンサ レバー18は第1のセンサレバー17と同構造のバネ受けカムが設けられ、上リ ーフバネ14によって該同じ形状のバネ受けカムはバネ受けカム17aと同様に 作動するので、第1のセンサレバー17の説明を以て第2のセンサレバー18の 説明に代えるものとする。
【0013】 前記の如くカセットハーフが第1のセンサレバー17を回動させてテープの種 類に応じた情報に基づき該レバー17をフリー状態に復帰せしめるか又は反時計 方向に回動せしめた状態を保たせるかの何れかを行った後、該カセットハーフを 矢印Bの方向に抽出すると、第1のセンサレバー17はフリー状態であった時に は該フリー状態から時計方向に回動させられ、反時計方向に回動させられた状態 であった時にはフリー状態に回動復帰する。
【0014】 上記したような第1のセンサレバー17がフリー状態から反時計方向或いは時 計方向の回動を行うに際し、カセットハーフの加工寸法が小さい場合にはMIN ラインL1に沿ってカセットハーフが進退するから当然第1のセンサレバー17 の回動量も小さく、従ってバネ受けカム17aが上リーフバネ14を押圧作動せ しめても、下リーフバネ13の接点13aに接触する程度の回動を行う。しかし 、カセットハーフの加工寸法が大きい場合にはMAXラインL2に沿って挿入さ れるので、第1のセンサレバー17のみならず上ケース15迄も時計方向に回動 作動させてしまい、第1のセンサレバー17も勿論最大限の反時計方向の回動を させられる。然し乍ら上リーフバネ14はバネ受けカム17aの回動角度に拘わ らず、カムの変位量に応じて作動するから下リーフバネ13を端面20を越えて 作動させるには至らない。また、カセットハーフによる上ケース15の前記回動 でも端面20を越える作動をさせるには至らない。カセットハーフが矢印Bの方 向に抽出されると、第1のセンサレバー17はフリー状態になり、図2で示した 状態に復帰する。
【0015】 以上に於て、カセットハーフの進退作動に関連する第1のセンサレバー17に 就いて説明を行ったが、第2のセンサレバー18も同様な作動を行う。 尚、この考案は、この考案の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことがで き、そして、この考案が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0016】
【考案の効果】
この考案は上記一実施例に詳述したように、上ケースの軸部分から下リーフバ ネの接点迄の間で上ケースの係合を行うようにしたので、バネの係合部のスパン が短くなり、装置全体を該下リーフバネの長さ方向にコンパクト化できる。又、 上記係合は下リーフバネに張出部を設け、これを上ケースに形成した凹欠部に係 止したので厚さ方向にも突出する部分がなく、従って装置全体を厚さ方向にもコ ンパクト化し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】検出スイッチの裏面図。
【図2】図1のX−X線部の模式的断面図。
【図3】従来の検出スイッチの静止状態を示す模式的断
面図。
【図4】従来の検出スイッチの作動状態を示す模式的断
面図。
【符号の説明】
11 検出スイッチ 12 ベース 13 下リーフバネ 13a 接点 13b 張出部 13c 基部 15 上ケース 15a 凹欠部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部をベースに固定され、先端部でセン
    サレバーと一体のバネ受けカムを押圧する上リーフバネ
    と、該上リーフバネに対して並設され、基部を該ベース
    に固定され、先端部に該上リーフバネと接離する接点を
    備え、基部と接点との間の端面に上ケースに担持される
    張出部を形成してなる下リーフバネと、基部を該ベース
    に枢着され、挿入抽出されるカセットハーフによってフ
    リー状態から作動せしめられるセンサレバーを先端部に
    枢着した上ケースとを備え、前記センサレバーはカセッ
    トハーフの挿入前は上リーフバネによってフリー状態に
    保持され、カセットハーフの挿入抽出操作に連動して該
    センサレバーは上リーフバネの付勢に抗して正逆転し、
    センサレバーと一体のバネ受けカムで上リーフバネを下
    リーフバネの接点に対し接離作動せしめることを特徴と
    するカセットハーフの検出スイッチ。
JP3936791U 1991-05-29 1991-05-29 カセツトハーフの検出スイツチ Pending JPH04131826U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02128B2 (ja) * 1979-09-28 1990-01-05 Nisshin Steel Co Ltd

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02128B2 (ja) * 1979-09-28 1990-01-05 Nisshin Steel Co Ltd

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