JPH04131323U - ブラシ - Google Patents
ブラシInfo
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- JPH04131323U JPH04131323U JP4602491U JP4602491U JPH04131323U JP H04131323 U JPH04131323 U JP H04131323U JP 4602491 U JP4602491 U JP 4602491U JP 4602491 U JP4602491 U JP 4602491U JP H04131323 U JPH04131323 U JP H04131323U
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Landscapes
- Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、編成した超極細繊維で製したブラ
シ材を用いることに依り、極めて良好なる磨き作用が奏
されるようにしたものである。 【構成】 ポリエステレ、アクリル、ナイロン、または
これらの混紡等にしてかつ0.1〜数ミクロン程度の超極
細糸に依って編成した超極細繊維で製したブラシ材1
を、ブラシ部Bに植設すると共に、当該ブラシ材1の腰
の無さを補うように、通常のブラシ毛2を植設したこと
を特徴とするブラシ。
シ材を用いることに依り、極めて良好なる磨き作用が奏
されるようにしたものである。 【構成】 ポリエステレ、アクリル、ナイロン、または
これらの混紡等にしてかつ0.1〜数ミクロン程度の超極
細糸に依って編成した超極細繊維で製したブラシ材1
を、ブラシ部Bに植設すると共に、当該ブラシ材1の腰
の無さを補うように、通常のブラシ毛2を植設したこと
を特徴とするブラシ。
Description
【0001】
本考案は、本考案は主として歯、爪等を磨くのに最適とするブラシに関するも
のである。
【0002】
そして本考案は、超極細糸に依って編織した超極細繊維製布材、または超極細
糸で形成した撚り糸を主材とすることに依り、極めて良好なる磨き作用が奏され
るようにしたものである。
【0003】
従来のブラシは、天然または人造のブラシ毛を単に植設して成る形態のもので
ある。
【0004】
人間の歯を例に採った場合、当該歯の表面は、顕微鏡で見ると多数の条状凹凸
が存在する。 然し乍、従来の歯ブラシであると、その毛先が歯表面の凹凸に内
に入らないため、充分な歯磨き作用、すなわち汚れ落とし作用を奏することが出
来なかった。 更に、爪または人体肌に於いても微細な溝または皺があり、通常
のブラシであると、当該部分に入り込んだ汚れを落とすことはなかなか出来なか
った。
本考案は超極細糸で編織した超極細繊維製布材、または超極細で形成した撚り
糸をブラシ材として用いることに依り、このような従来における問題の解消化を
図ったものである。
【0005】
本考案は、ポリエステレ、アクリル、ナイロン、またはこれらの混紡等にして
かつ 0.1〜数ミクロン程度の超極細糸に依って編成した超極細繊維製のブラシ材
1を、ブラシ部Bの所要個所に張設すると共に、当該ブラシ材1の腰の無さを補
うように、通常のブラシ毛2を植設したことを特徴とするブラシに係るものであ
る。
【0006】
図面に示す実施例は、本考案を歯ブラシとして実施した場合を示したものであ
る。
図に於いて、Aは柄部、Bはブラシ部であって、本考案は当該ブラシ部Bの形
成形態に特徴を有するものである。
【0007】
図2に於いて、1は超極細糸に依って編成した超極細繊維製のブラシ材であっ
て、ポリエステレ、アクリル、ナイロン、またはこれらの混紡等にしてかつ0.1
〜数ミクロン程度の超極細糸に依って編んだ繊維である。
【0008】
上記した超極細繊維の編み方であるが、これは図6に示すようなモケット状(
毛先が垂直状に立ち上がらせたような形態)と成した場合は、強い磨き力が得ら
れる。 そして、図7に示すようにパイル編みのようなループ状に編織した場合
は、比較的ソフトな磨き力となる。 更に、このようなパイル編みのループ部先
端に、シャーリング加工を施すことに依り、上記のようなモケット状に形成して
も良い。 このような編織形態は、ブラシの使用目的に応じて適宜選定するもの
である。
【0009】
また、前記ブラシ材1は、上記のように超極細糸に依って編んだ繊維製のもの
に代えて、超極細糸を所要本数を撚り合わせて形成したものを用いても良い。
【0010】
上記したブラシ材1はブラシ部Bの中央部分に帯状を呈するように張設してあ
る。
2は通常の歯ブラシ等に用いられるブラシ毛であって、当該ブラシ材1の張設
部分を両側から挾み込むように植設してある。 すなわち、超極細繊維製のブラ
シ材1は、腰が弱いため、当該ブラシ毛2で補強するように構成してある。
【0011】
図3は本考案の第2の実施例を示したものであって、前記したブラシ材1をブ
ラシ部Bの中央部分に対して島状に点在させるように張設すると共に、その周り
にブラシ毛2を植設することに依って、当該ブラシ毛2でブラシ材1の周りを囲
んでこれを補強するように構成したものである。
【0012】
ところで、超極細繊維製のブラシ材1だけでブラシを構成しても、極めて良好
なる磨き効果が得られる。 然し乍、当該ブラシ材1自体には腰が無く、従って
、例えば歯磨用ブラシとして実施した場合に、何んとなく頼り無い感じがするこ
とを余儀なくされる。 このような問題を解決するために、ブラシ毛2を植設し
て、歯磨き等に用いた場合に、使用上の弾力感を付与するようにしたものである
。 従って、ブラシ材1とブラシ毛2との植設形態は、図2及び図3に示すよう
な形態以外、両者を混在させるような形態としても良い。 換言すれば、ブラシ
材1自体の腰の無さを補うような植設形態であれば如何なるものであっても良い
。
【0013】
図5は本考案の第3の実施例を示したものであって、前記したブラシ毛2に代
えてゴム材等弾力性を具えた材料で製した突起状弾性細杆3を植設するように構
成したものである。 この場合は、前記したブラシ毛2に依る以上に強い弾力性
が得られる。 なお、当該突起状弾性細杆3の植設形態は、前述したブラシ毛2
の場合と同様に、ブラシ材1自体の腰の無さを補うような植設形態であれば如何
なるものであっても良い。
【0014】
上記した超極細繊維製のブラシ材1が奏する特性であるが、これは、編織する
糸が超極細であることに基づく被研磨面に対する密なる接触性が得られる。 そ
して、繊維の一本一本が柔軟で細く、磨き対象面にある微妙な凹凸内に入り込ん
で、凹部に付着した汚れの除去作用が奏される。 更に、超極細の毛部の密集に
基づき、汚れをミクロの空間に素早く吸い上げ(毛細管現象に基づく)、これを
保持することとなる。 また、親油性に優れているため、被研磨面の油膜の除去
も完全に拭き取ることが出来、従って、油膜の下に隠れている汚れの除去も果た
される。
【0015】
本考案は、ポリエステレ、アクリル、ナイロン、またはこれらの混紡等にして
かつ 0.1〜数ミクロン程度の超極細糸に依って編成した超極細繊維製のブラシ材
1を、ブラシ部Bの所要個所に張設するように構成したから、当該超極細糸の特
性に基づき、極めて良好なる磨き作用が奏されことと成る。 すなわち、糸が超
極細であることに基ずく上述したような被研磨面等に対する密なる接触性、毛部
密集に基づく汚れの吸い上げ性、並びに、油膜除去の達成化に基づき、従来には
全く無い卓越した磨き効果が得られることとなる。
【0016】
更に本考案は、前記ブラシ材1の腰の無さを補うように、通常のブラシ毛2を
植設するように構成したから、当該ブラシ毛2の存在は、極めて良好なるクッシ
ョン材として機能し、超極細繊維製のブラシ材1だけでブラシを構成した場合、
その腰の無さから、磨きに際する頼り無い感じがする、と言うような問題を良く
解消化し、磨き時の卓越した弾力感が付与される。
【図1】本考案を歯ブラシとして実施した場合の側面図
である。
である。
【図2】本考案を歯ブラシとして実施した場合の要部た
るブラシ部Bを示す拡大底面図である。
るブラシ部Bを示す拡大底面図である。
【図3】上記したブラシ部Bの他の実施例を示す拡大底
面図である。
面図である。
【図4】本考案を歯ブラシとして実施したものの他の実
施例を示す側面図である。
施例を示す側面図である。
【図5】同上歯ブラシの要部たるブラシ部Bを示す拡大
底面図である。
底面図である。
【図6】本考案に用いる超極細繊維の説明用拡大図であ
る。
る。
【図7】本考案に用いる超極細繊維の他の実施例を示す
説明用拡大図である。
説明用拡大図である。
A 柄部
B ブラシ部
1 超極細繊維製のブラシ材
2 ブラシ毛
3 突起状弾性細杆
Claims (8)
- 【請求項1】 ポリエステレ、アクリル、ナイロン、ま
たはこれらの混紡等にしてかつ 0.1〜数ミクロン程度の
超極細糸に依って編成した超極細繊維で製したブラシ材
(1)を、ブラシ部(B)に植設すると共に、当該ブラ
シ材(1)の腰の無さを補うように、通常のブラシ毛
(2)を植設したことを特徴とするブラシ。 - 【請求項2】 ブラシ材(1)を帯状に張設した部分を
囲むようにブラシ毛(2)を植設して成る請求項1に記
載のブラシ。 - 【請求項3】 ブラシ材(1)を群状に植設した部分を
囲むようにブラシ毛(2)を植設して成る請求項1に記
載のブラシ。 - 【請求項4】 ブラシ毛(2)に代えて、ゴム材等弾力
性を具えた材料で製した突起状弾性細杆(3)を植設す
るように構成した請求項1乃至請求項3の何れかに記載
のブラシ。 - 【請求項5】 ブラシ材(1)として、毛先を垂直状に
起毛させて編成した超極細繊維で製したもの用いて成る
請求項1乃至請求項4の何れかに記載のブラシ。 - 【請求項6】 ブラシ材(1)として、パイル編みのよ
うなレープ状に編成した超極細繊維で製したもの用いて
成る請求項1乃至請求項4の何れかに記載のブラシ。 - 【請求項7】 ブラシ材(1)として、パイル編みのよ
うな超極細繊維の各レープ状先端をシャーリング加工す
ることに依ってモケット状に形成したもの用いて成る請
求項1乃至請求項4の何れかに記載のブラシ。 - 【請求項8】 ブラシ材(1)として、超極細糸を所要
本数を撚り合わせて形成したものを用いて成る請求項1
乃至請求項4の何れかに記載のブラシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4602491U JPH04131323U (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4602491U JPH04131323U (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | ブラシ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04131323U true JPH04131323U (ja) | 1992-12-02 |
Family
ID=31925723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4602491U Pending JPH04131323U (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | ブラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04131323U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6651289B2 (en) | 2000-01-18 | 2003-11-25 | Masahiro Suzuki | Brush |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4943455A (ja) * | 1972-09-01 | 1974-04-24 | ||
JPS57134112A (en) * | 1981-02-12 | 1982-08-19 | Hotani Kk | Polishing material support wire of roll brush |
-
1991
- 1991-05-22 JP JP4602491U patent/JPH04131323U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4943455A (ja) * | 1972-09-01 | 1974-04-24 | ||
JPS57134112A (en) * | 1981-02-12 | 1982-08-19 | Hotani Kk | Polishing material support wire of roll brush |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6651289B2 (en) | 2000-01-18 | 2003-11-25 | Masahiro Suzuki | Brush |
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