JPH04131137U - 電力ケーブルのミニクラツド直結接続部 - Google Patents

電力ケーブルのミニクラツド直結接続部

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JPH04131137U
JPH04131137U JP4561491U JP4561491U JPH04131137U JP H04131137 U JPH04131137 U JP H04131137U JP 4561491 U JP4561491 U JP 4561491U JP 4561491 U JP4561491 U JP 4561491U JP H04131137 U JPH04131137 U JP H04131137U
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JP
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mini
clad
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power cable
electrode
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Application number
JP4561491U
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English (en)
Inventor
博己 竹内
Original Assignee
住友電気工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 相確認やケーブルの死活判別のための検電を
可能にしたミニクラッド直結接続部を提供する。 【構成】 接続部に設けた絶縁栓内に高圧電極に対向さ
せて検電電極を埋設した電力ケーブルのミニクラッド直
結接続部。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は例えば 6.6kV用縮小ミニクラッド開閉装置と電力ケーブルの直結接続 部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2は従来のミニクラッド直結接続部の一例の縦断面図である。図面において 、1は架橋ポリエチレン絶縁ケーブル等の電力ケーブルで、11はケーブル導体、 12は絶縁層、13は外部半導電層、14は金属遮蔽層、15は上記金属遮蔽層14上に巻 付けた接地用の錫メッキ軟銅線、16は塩化ビニル等のプラスチックシースである 。2はミニクラッド開閉装置のブッシングで、2aはその導体部である。 ケーブル導体11の端部には圧縮により接続用の圧縮端子3が固着されており、 その一端はブッシング2の導体部2aに接続されている。ケーブル絶縁層12上には 絶縁性のスペーサ4を介してT形コネクタ5が装着されており、上記導体の接続 部を覆うと共に、ブッシング2をも覆い、その上部は開放されている。そして、 その開放部には内部に高圧電極7を埋込んだ絶縁栓6が位置しており、高圧電極 7はブッシング2に取付けられているボルト2bに螺合されている。上記絶縁栓6 の上部には絶縁栓6を回転するための回転工具差込み用の穴をもった金具20が埋 込まれている。21は絶縁栓6の上面を覆って設けたゴムキャップである。 一方電力ケーブル1側は、T形コネクタ5の端部からケーブルの外部半導電層 13にわたって半導電性の融着テープ17が施され、その上にはケーブルのプラスチ ックシース16にかけて絶縁テープ巻層18、さらにその上には保護テープ巻層19が 施されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のミニクラッド直結接続部には検電機構がなかったので、施設時 の相確認や死活線の判別を行なう場合には開閉装置内に設けた検電機構を使用し て作業する必要があり、検電作業が非常に複雑で手間を要した。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上述の問題点を解消し、ケーブル布設時や定期点検時に相確認やケー ブルの死活判別のための検電を可能にした電力ケーブルのミニクラッド直結接続 部を提供するもので、その特徴は接続部に設けた絶縁栓内に高圧電極に対向させ て検電電極を埋設したことにある。
【0005】
【実施例】
図1は本考案に係るミニクラッド直結接続部の具体例の縦断面図である。なお 、図面において、図2と同一符号は同一部位をあらわしている。 ケーブル導体11の端部に圧縮端子3を固着してブッシング2の導体部2aと接続 し、ケーブルの絶縁層12上にスペーサ4を介してT形コネクタ5を装着して電力 ケーブル1の端末部、導体接続部及びブッシング2を覆うのは図2に示す従来構 造と同様である。 本考案においては絶縁栓6内には、ブッシング2に取付けたボルト2bに螺合し た40mmφ前後の外径を有する高圧電極7と該電極7と絶縁距離が約15mmとなるよ うに対向させた位置に40mmφ前後の外径を有する検電電極8が埋込み成形されて いる。上記検電電極8には、該検電電極8を保護するための、頭部に取外し用ス テンレス製フック10を埋込み成形した導電性キャップ9をワンタッチで取付けら れる突起部8aが形成されている。
【0006】
【作用】
上述したように、本考案のミニクラッド直結接続部においては、埋込み高圧電 極7に対向させて検電電極8を埋込み成形した絶縁栓6を設けることにより、検 電電極8は導電性キャップ9を取外した状態では独立した形で分離され、機器ブ ッシング側に埋込んである高圧電極7の電圧を誘起することになり検電が可能と なる。上記導電性キャップ9の取外しは頭部に一体成形により設けたステンレス 製フック10を引張ることにより、ワンタッチで行なうことができる。 従って、検電電極8に誘起される誘起電圧が検電器の動作電圧以上になるよう に、埋込み電極7,8の外径寸法、絶縁距離を設定すればよい。
【0007】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のミニクラッド直結接続部によれば直結接続部に おいて簡単に検電や相確認作業が実施できるため、組立作業時の時間短縮及び安 全作業に効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のミニクラッド直結接続部の具体例の縦
断面図である。
【図2】従来のミニクラッド直結接続部の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 電力ケーブル 2 ミニクラッドブッシング 3 圧縮端子 5 T形コネクタ 6 絶縁栓 7 高圧電極 8 検電電極 9 導電性キャップ 10 フック

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミニクラッド開閉装置に直結された電力
    ケーブルの接続部において、上記接続部に設けた絶縁栓
    内に高圧電極に対向させて検電電極を埋設したことを特
    徴とする電力ケーブルのミニクラッド直結接続部。
JP4561491U 1991-05-20 1991-05-20 電力ケーブルのミニクラツド直結接続部 Pending JPH04131137U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010200514A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Furukawa Electric Co Ltd:The 寒冷地用ケーブル接続部材
JP2012249366A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 J-Power Systems Corp 機器直結t形用絶縁栓、及びそれを用いた機器直結t形終端接続部
JP2015165769A (ja) * 2015-06-22 2015-09-17 株式会社ジェイ・パワーシステムズ 機器直結t形用絶縁栓、及びそれを用いた機器直結t形終端接続部

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