JPH02194369A - ケーブルの誘電体損測定用分圧棒 - Google Patents

ケーブルの誘電体損測定用分圧棒

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JPH02194369A
JPH02194369A JP1358589A JP1358589A JPH02194369A JP H02194369 A JPH02194369 A JP H02194369A JP 1358589 A JP1358589 A JP 1358589A JP 1358589 A JP1358589 A JP 1358589A JP H02194369 A JPH02194369 A JP H02194369A
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JP
Japan
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hook
cable
resistor
voltage dividing
conductive metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP1358589A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Takechi
武智 啓
Atsushi Iga
淳 伊賀
Yasuhiko Fujiwara
靖彦 藤原
Kazuo Yamaguchi
和男 山口
Jiro Kawai
二郎 川井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shikoku Research Institute Inc
Shikoku Electric Power Co Inc
SWCC Corp
Original Assignee
Shikoku Research Institute Inc
Shikoku Electric Power Co Inc
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
Application filed by Shikoku Research Institute Inc, Shikoku Electric Power Co Inc, Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Shikoku Research Institute Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、活線状態のケーブルの誘電体損を測定する際
に用いられる分圧棒に関する。
(従来の技術) 電カケープルの絶縁体の誘電体損は、ケーブルの性能を
定める重要な要素のひとつである。一般にケーブルの誘
電体損はtanδを用いて評価される。未だ布設されて
いない出荷前のケーブルについてのtanδは、シェー
リングブリッジ等を使用して測定される。一方、活線状
態のケーブルについてのtanδの測定は、次のように
行なわれる。
第5図にその測定方法の説明図を示す。
図に示したケーブル1は、その導体2の一端2aが交流
電源3に接続され、他端2bが負荷4に接続されている
。そして、その一端2aは抵抗器5を介して測定部に接
続されている。一方、このケーブル1のシース7は、片
端が接地線8を介して直接接地されている。通常、ケー
ブルシース7の両端を直接接地すると、ケーブルシース
7で大きな誘導電流が循環するため、実線路ではこのよ
うな片端接地方式を採用する場合が多い。この接地線8
には、電流測定のためのカレントトランス9が装着され
ている。
上記抵抗器5には、電圧位相測定用端子10を設け、上
記カレントトランス9の出力の一端9aは接地し、他端
9bに充電電流測定用端子12を設ける。
このように結線すると、ケーブルシース7が片端接地の
ため、接地線8には、ケーブル1の静電容量に基づく充
電電流のみが流れる。従って、電圧位相測定用端子10
の出力は、第6図に示すように、ケーブル1の導体2に
印加される交番電圧Eに比例し、充電電流測定用端子1
2の出力は、ケーブルlの充電電流■に比例する。ta
nδは、この交番電圧IEと充電電流1の位相角から求
めることができる。
尚、実際に、図中−点鎖線で囲んだ検出部13と、演算
等のデータ処理を行なう測定部14とを一体にした活線
tanδ測定器も既に市販されている(ショウチエッカ
TD:昭和電線電纜株式会社商標)。
ところで、上記の測定方法では、第5図に示した検出部
13を構成している抵抗器5を分圧枠に組み込み、この
分圧枠なケーブル導体2の一端2aに電気的に接触させ
て電圧位相を取り出している。
第7図は、従来の分圧枠な用いて電圧位相を取り出す場
合の説明図である。
図において、抵抗器5は分圧枠15の内部に配設されて
おり、分圧枠15の先端には抵抗器5と電気的に接続さ
れているフック16が取付けられている。このフック1
6は導電性金属より成り、ケーブルへット17より延び
るケーブル導体の一端2aに引っ掛けられて電気的に接
触される。
従って、このフック16を介して活線状態のケーブルよ
り電圧を分圧して取り出すことができる。
抵抗器5の他端は、第5図に示した検出部13を介し、
電圧位相測定用端子10に接続される。
(発明が解決しようとする課題) ところで、電カケープルは、通常、三相交流で用いられ
る。従って、第4図に示すように、ケーブル1の端末で
は3つのケーブルヘッド17が、例えば、20cmの小
さな間隔を保持し、隣接して位置することになる。一方
、従来の分圧枠15は、上記したように、導電性金属か
ら形成されて露出しているフック16をケーブル導体2
に直接的に引っ掛ける構成を有している。このため、フ
ック16をケーブル導体に引っ掛けるべく一つのケーブ
ルヘッド17に接近させた場合には隣接する他のケーブ
ルヘッド17より延びるケーブル導体に接触し、相間で
フラッシュオーバが生じてしまう虞れがあった。従って
、従来の分圧枠15ではフック16を引っ掛ける際には
充分に注意してケーブルヘッド17のケーブル導体に接
近させる必要があった。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、安全に作
業性よくケーブルの誘電体損を測定することができる分
圧枠を提供することを目的とする。
(課題を解決するだめの手段) 本発明のケーブルの誘電体損測定用分圧棒は、棒本体の
先端に取付けられている導電性金属から成るフックを、
該フックの内側接触面のみを露出させて絶縁カバーにて
覆ったことを特徴とするものである。
(作用) 導電性金属から成るフックを絶縁カバーにて覆ったので
、測定するためのケーブル導体に接近させた場合でもそ
の近傍に位置する他のケーブル導体にフックが直接的に
接触することがない。
そして、絶縁カバーにてフックを内側接触面を露出させ
て覆ったので、測定するだめのケーブル導体にはフック
を引っ掛けるたりてその内側接触面が接触する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
第1図(A)、(B)は本発明に係るケーブルの誘電体
損測定用分圧棒(以下、分圧枠と称する)の先端部の拡
大正面図と拡大側面図、第2図及び第3図は同分圧棒の
正面図とその回路構成図である。
第2図において、20は棒本体を示している。
この棒本体20はガラス繊維強化プラスチック(FRP
)より形成され、その先端面に支持台21が取付けられ
ている。この支持台21はクロムメッキを施した黄銅等
の導電性金属より円盤状に形成されている。この支持台
21には同様の導電性金属から成るフック22が取付け
られている。棒本体20の先端部には抵抗器23が配設
され、抵抗器23の一端は支持台21と電気的に接続さ
れている。抵抗器23の他端は棒本体20の略中夫に配
されているアレスタ24に接続され、このアレスタ24
は棒本体20の外周面に設けた接地電極25に接続され
ている。この接地電極25は接地線26を介して接地さ
れる。また、分圧抵抗器23の他端には出力リード線2
7の一端が接続され、この出力リード線27の他端は棒
本体20の後端より導出され、測定部(電圧位相測定用
端子10)に接続される。
さて、フック22は絶縁カバー28にて覆われている。
この絶縁カバー28はポリアセタール樹脂やポリ塩化ビ
ニル等の絶縁材より形成され、第1図(A)、(B)に
示すように、フック22を覆うフック被覆部28Aと、
支持台21を覆う筒状被覆部28Bとから成る。フック
被覆部28Aは湾曲している内側が開口してフック22
の内側接触面22aが露出している。
以」二の構成を有する本発明の分圧枠は次のようにして
用いられる。即ち、棒本体20の下部を持ってフック2
2を測定ずべきケーブルヘッドのケーブル導体まで近づ
ける。この場合フック22及び支持台21は絶縁カバー
28にて覆われているので、フック22等は近傍の他の
ケーブル導体に絶縁カバー28を介して接触するだけで
ある。
従って、フラッシュオーバが生じることはない。
フック22を所定のケーブル導体に近づけた後にはフッ
ク22をこのケーブル導体に引っ掛ける。この場合フッ
ク22の内側接触面が露出しているので、フック22は
引つ掛(づるたけでケーブル導体に電気的接触する。従
って、ケーブル導体に印加されている電圧を取り出すこ
とができる。
上記実施例において、支持台21が棒本体2゜内に埋設
されている場合には、フック22のみをその内側接触面
を露出させて対応する形状の絶縁カバーにて覆う。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、導電性金属から
成るフックをその内側接触面のみを露出させて絶縁カバ
ーにて覆ったので、安全に、しかも作業性よく活線状態
のケーブルの電圧を分圧して取り出すことができる分圧
枠な提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、(B)は本発明に係る分圧枠の先端部の
拡大正面図と拡大側面図、第2図及び第3図は本発明に
係る分圧枠の正面図と回路構成図、第4図は従来の分圧
枠による電圧取り出し状態を概略的に示す図、第5図は
ケーブルの誘電体損測定方法の説明図、第6図は測定部
の動作説明図、第7図は電圧取り出し法の一般的説明図
である。 1、−−−一−−−−−−ケーブル、 2−−−一−−−−−−ケーブル導体、20−−−−−
−−一棒本体、 21−−−−−−−−一支持台、 一一一フツク、 一一一抵抗器、 一絶縁カバー  O

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ケーブル導体に印加される交番電圧を検出するための抵
    抗器が内部に配されて絶縁材より形成されている棒本体
    と、該棒本体の先端に取付けられて前記抵抗器に電気的
    に接続され、前記ケーブル導体に引っ掛けることで接触
    される導電性金属から成るフックとを備えるケーブルの
    誘電体損測定用分圧棒において、前記フックをその内側
    接触面のみを露出させて覆う絶縁カバーを含むことを特
    徴とするケーブルの誘電体損測定用分圧棒。
JP1358589A 1989-01-23 1989-01-23 ケーブルの誘電体損測定用分圧棒 Pending JPH02194369A (ja)

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JP1358589A JPH02194369A (ja) 1989-01-23 1989-01-23 ケーブルの誘電体損測定用分圧棒

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JP1358589A JPH02194369A (ja) 1989-01-23 1989-01-23 ケーブルの誘電体損測定用分圧棒

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ID=11837262

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JP1358589A Pending JPH02194369A (ja) 1989-01-23 1989-01-23 ケーブルの誘電体損測定用分圧棒

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5903145B1 (ja) * 2014-10-21 2016-04-13 中国電力株式会社 間接活線工具用保護カバーおよび間接活線工具

Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62137572A (ja) * 1985-12-11 1987-06-20 Kawasou Denzai Kogyo Kk 不良がいし検出器
JPS62254078A (ja) * 1986-04-25 1987-11-05 Showa Electric Wire & Cable Co Ltd 活線tanδ測定装置
JPS63186159A (ja) * 1987-01-29 1988-08-01 Kawasou Denzai Kogyo Kk 不良がいし検出器

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