JPH04131135U - 波付け鋼管付きケーブルの端末部 - Google Patents

波付け鋼管付きケーブルの端末部

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Publication number
JPH04131135U
JPH04131135U JP3639691U JP3639691U JPH04131135U JP H04131135 U JPH04131135 U JP H04131135U JP 3639691 U JP3639691 U JP 3639691U JP 3639691 U JP3639691 U JP 3639691U JP H04131135 U JPH04131135 U JP H04131135U
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JP
Japan
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cable
corrugated steel
steel pipe
cable core
core
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Pending
Application number
JP3639691U
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English (en)
Inventor
芳夫 角
光則 渡辺
Original Assignee
古河電気工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブルの端部でケーブルコアが存在しない
場合が生じるのを防止できる波付け鋼管付きケーブルの
端末部を提供する。 【構成】 防食層4及び波付け鋼管3の端部からケーブ
ルコア2を所定長突出させる。波付け鋼管3には、その
端部寄りの箇所にケーブルコア2を締付ける締付け部1
0を設ける。ケーブルコア2の突出部分の先端に、ケー
ブルキャップ8を装着する。ケーブルキャップ8とケー
ブルコア2の突出部分とに跨がる部分に、防水テープ巻
きによる防水封止部9aを設ける。波付け鋼管3の端部
とケーブルコア2の突出部分とに跨がる部分に、防水テ
ープ巻きによる防水封止部9bを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ケーブルコアの外周に波付け鋼管が被せられた波付け鋼管付きケー ブルの端末にケーブルキャップが液密に取り付けられている波付け鋼管付きケー ブルの端末部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電力ケーブルや通信ケーブルを外傷から防止したり、ネズミによる食害から防 止したりするため、そのケーブルコアの外周に波付け鋼管が被せられた波付け鋼 管付きケーブルが提案されている。
【0003】 図2及び図3は、このような波付け鋼管付きケーブル1の一例を示したもので ある。図示のように、該波付け鋼管付きケーブル1は、ケーブルコア2の外周に 波付け鋼管3が被せられ、該波付け鋼管3の外周には防食層4が被覆された構造 になっている。ケーブルコア2は、ケーブル導体5の外周に絶縁体6が被覆され 、該絶縁体6の外周には内部シース7が被覆された構造になっている。
【0004】 かかる波付け鋼管付きケーブル1においては、工場からの出荷時にその端末に 、図4に示すように、ケーブルキャップ8が防水テープ巻き等による防水封止部 9で液密に取り付けられ、雨水等の侵入を阻止するようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このような波付け鋼管付きケーブル1においては、波付け鋼管3と内部のケー ブルコア2との間に1mm程度のクリアランスがあるため、該波付け鋼管付きケー ブル1の布設時にケーブル自重,ケーブルローラや管路との摩擦や側圧等により 波付け鋼管3が変形して伸び、該ケーブル1の端部ではケーブルコア2がない場 合が生じ、接続不能になる問題点があった。
【0006】 本考案の目的は、ケーブルの端部でケーブルコアが存在しない場合が生じるの を防止できる波付け鋼管付きケーブルの端末部を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する本考案の構成を説明すると、本考案はケーブルコアの外 周に波付け鋼管が被せられた波付け鋼管付きケーブルの端末にケーブルキャップ が液密に取り付けられている波付け鋼管付きケーブルの端末部において、 前記波付け鋼管の端部から前記ケーブルコアが所定長突出され、前記波付け鋼 管にはその端部寄りの箇所に前記ケーブルコアを締付ける締付け部が設けられ、 前記ケーブルコアの突出部分の先端にはケーブルキャップが装着され、前記波付 け鋼管の端部と前記ケーブルコアの突出部分とに跨がる部分及び前記ケーブルキ ャップと前記ケーブルコアの突出部分とに跨がる部分には防水封止部が設けられ ていることを特徴とする。
【0008】
【作用】
このように、波付け鋼管の端部寄りの箇所にケーブルコアを締付ける締付け部 を設けると、該締付け部でケーブルコアが拘束され、該波付け鋼管が何等かの原 因で伸びた場合、該ケーブルコアの端部が該波付け鋼管の中に引き込まれるのを 防止することができる。
【0009】 また、ケーブルコアが波付け鋼管の中に多少引き込まれることがあっても、該 ケーブルコアは予め波付け鋼管の端部から所定長突出されているので、ケーブル コアの端部が波付け鋼管の中に入ってしまうのを防止することができる。
【0010】 ケーブルコアを突出させている波付け鋼管の端部は防水封止部で封止している ので、該波付け鋼管の端部からの水等の侵入を防止することができる。
【0011】 波付け鋼管の端部から突出したケーブルコアの端部は、ケーブルキャップを被 せて防水封止部で封止しているので、該ケーブルコアの端部からの水等の侵入を 防止することができる。
【0012】 波付け鋼管の端部とケーブルキャップとの間隔を予め測定しておくことにより 、ケーブル布設時にケーブルコアがどの程度引き込まれたのか、容易に測定する ことができる。
【0013】
【実施例】
図1は、本考案の一実施例を示したものである。なお、前述した図4と対応す る部分には、同一符号を付けて示している。
【0014】 本実施例の波付け鋼管付きケーブルの端末部においては、防食層4及び波付け 鋼管3の端部からケーブルコア2が所定長突出されている。波付け鋼管3には、 その端部寄りの箇所にケーブルコア2を締付ける締付け部10が設けられている 。該締付け部10は、例えば波付け鋼管3の長手方向の一部を圧縮機で圧縮する ことにより形成する。
【0015】 ケーブルコア2の突出部分の先端には、ケーブルキャップ8が装着されている 。該ケーブルキャップ8とケーブルコア2の突出部分とに跨がる部分には、防水 テープ巻きによる防水封止部9aが設けられている。また、波付け鋼管3の端部 とケーブルコア2の突出部分とに跨がる部分には、防水テープ巻きによる防水封 止部9bが設けられている。
【0016】 このような波付け鋼管付きケーブルの端末部は、波付け鋼管3の端部寄りの箇 所にケーブルコア2を締付ける締付け部10を設けているので、該締付け部10 でケーブルコア2が拘束され、ケーブル布設時に波付け鋼管3が何等かの原因で 伸びた場合、該ケーブルコア2の端部が該波付け鋼管3の中に引き込まれるのを 防止することができる。
【0017】 また、ケーブルコア2が波付け鋼管3の中に多少引き込まれることがあっても 、該ケーブルコア2は予め波付け鋼管3の端部から所定長突出されているので、 ケーブルコア2の端部が波付け鋼管3の中に入ってしまうのを防止することがで きる。
【0018】 ケーブルコア2を突出させている波付け鋼管3の端部は防水封止部9bで封止 しているので、該波付け鋼管3の端部から水等が侵入するを防止することができ る。
【0019】 波付け鋼管3の端部から突出したケーブルコア2の端部は、ケーブルキャップ 8を被せて防水封止部9aで封止しているので、該ケーブルコア2の端部からの 水等の侵入を防止することができる。
【0020】 波付け鋼管3の端部とケーブルキャップ8との間隔を予め測定しておくと、ケ ーブル布設時にケーブルコア2がどの程度引き込まれたのか、容易に測定するこ とができる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る波付け鋼管付きケーブルの端末部によれば 、下記のような効果を得ることができる。
【0022】 (1)波付け鋼管の端部寄りの箇所にケーブルコアを締付ける締付け部を設けて いるので、該締付け部でケーブルコアを拘束でき、このため波付け鋼管が何等か の原因で伸びた場合、ケーブルコアの端部が波付け鋼管の中に引き込まれるのを 防止することができる。
【0023】 (2)ケーブルコアが波付け鋼管の中に多少引き込まれることがあっても、該ケ ーブルコアは予め波付け鋼管の端部から所定長突出されているので、ケーブルコ アの端部が波付け鋼管の中に入ってしまうのを防止することができる。
【0024】 (3)ケーブルコアを突出させている波付け鋼管の端部は防水封止部で封止して いるので、該波付け鋼管の端部からの水等の侵入を防止することができる。
【0025】 (4)波付け鋼管の端部から突出したケーブルコアの端部は、ケーブルキャップ を被せて防水封止部で封止しているので、該ケーブルコアの端部からの水等の侵 入を防止することができる。
【0026】 (5)波付け鋼管の端部とケーブルキャップとの間隔を予め測定しておくと、ケ ーブル布設時にケーブルコアがどの程度引き込まれたのか、容易に測定すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る波付け鋼管付きケーブルの端末部
の一実施例を示す要部縦断面図である。
【図2】波付け鋼管付きケーブルの一例を示す横断面図
である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】従来の波付け鋼管付きケーブルの端末部の要部
縦断面図である。
【符号の説明】
1…波付け鋼管付きケーブル、2…ケーブルコア、3…
波付け鋼管、4…防食層、5…ケーブル導体、6…絶縁
体、7…内部シース、8…ケーブルキャップ、9,9
a,9b…防水封止部、10…締付け部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルコアの外周に波付け鋼管が被せ
    られた波付け鋼管付きケーブルの端末にケーブルキャッ
    プが液密に取り付けられている波付け鋼管付きケーブル
    の端末部において、前記波付け鋼管の端部から前記ケー
    ブルコアが所定長突出され、前記波付け鋼管にはその端
    部寄りの箇所に前記ケーブルコアを締付ける締付け部が
    設けられ、前記ケーブルコアの突出部分の先端にはケー
    ブルキャップが装着され、前記波付け鋼管の端部と前記
    ケーブルコアの突出部分とに跨がる部分及び前記ケーブ
    ルキャップと前記ケーブルコアの突出部分とに跨がる部
    分には防水封止部が設けられていることを特徴とする波
    付け鋼管付きケーブルの端末部。
JP3639691U 1991-05-22 1991-05-22 波付け鋼管付きケーブルの端末部 Pending JPH04131135U (ja)

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JP3639691U JPH04131135U (ja) 1991-05-22 1991-05-22 波付け鋼管付きケーブルの端末部

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JPH04131135U true JPH04131135U (ja) 1992-12-02

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