JPH041306A - 透水性コンクリート製品 - Google Patents
透水性コンクリート製品Info
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- JPH041306A JPH041306A JP10266990A JP10266990A JPH041306A JP H041306 A JPH041306 A JP H041306A JP 10266990 A JP10266990 A JP 10266990A JP 10266990 A JP10266990 A JP 10266990A JP H041306 A JPH041306 A JP H041306A
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Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、透水性コンクリート製品であって、特に舗装
道路等で使用する透水性に優れたコンクリート製品に関
するものである。
道路等で使用する透水性に優れたコンクリート製品に関
するものである。
［従来の技術］
従来道路等で使用するコンクリート製品、例えば舗装用
の敷板、インターロッキングブロック、Ｕ字溝等の側溝
又はコンクリート管等に使用するコンクリート製品は、
たんにセメントにＪＩＳに規定されている細骨材（砂）
、粗骨材（砂利）を配合したものである。
の敷板、インターロッキングブロック、Ｕ字溝等の側溝
又はコンクリート管等に使用するコンクリート製品は、
たんにセメントにＪＩＳに規定されている細骨材（砂）
、粗骨材（砂利）を配合したものである。
「本発明が解決しようとする課題］
前記従来のコンクリート製品は、それ自体には透水性が
なく、これを道路に敷き詰め、その間隙に砂を詰めてい
るが、雨水等の地下浸透は殆どない。
なく、これを道路に敷き詰め、その間隙に砂を詰めてい
るが、雨水等の地下浸透は殆どない。
従って、現在使用されているコンクリート製品は雨水を
殆ど利用できず、大部分が排水溝から川、海にストレー
トに排出されている。
殆ど利用できず、大部分が排水溝から川、海にストレー
トに排出されている。
しかし、雨水は排水溝から川、海にストレートに流さず
、地下に出来るだけ浸透させ、街路樹や花壇等に供給す
れば都市の緑化等の環境改善にも資することができ或は
地下に浸透した雨水を地下水としても利用できるという
利点がある。
、地下に出来るだけ浸透させ、街路樹や花壇等に供給す
れば都市の緑化等の環境改善にも資することができ或は
地下に浸透した雨水を地下水としても利用できるという
利点がある。
現在、コンクリート製品の透水性を改善するため、細骨
材を用いず粗骨材とセメントベ−ストを用い、空隙率の
高い製品とした透水管が知られているが、この場合透水
率は改善できる反面、強度が弱くなるという欠点がある
。
材を用いず粗骨材とセメントベ−ストを用い、空隙率の
高い製品とした透水管が知られているが、この場合透水
率は改善できる反面、強度が弱くなるという欠点がある
。
本発明は、コンクリート製品の透水性を改善し、しかも
強度の高い透水性コンクリート製品を提供することにあ
る。
強度の高い透水性コンクリート製品を提供することにあ
る。
［課題を解決するための手段］
本発明は、コンクリート製品において、該コンクリート
製品にフェロアロイ製造時に副生ずるスラグの球状粒体
が混合されている高強度コンクリート製品である。
製品にフェロアロイ製造時に副生ずるスラグの球状粒体
が混合されている高強度コンクリート製品である。
本発明で使用するスラグとしては、フェロクロムスラグ
、フェロニッケルスラグ、フェロバナジウムスラグ、フ
ェロチタンスラグ等である。
、フェロニッケルスラグ、フェロバナジウムスラグ、フ
ェロチタンスラグ等である。
これらのフェロアロイスラグは、従来用いられている骨
材に比較して非常に硬く、高い強度を持ち、また耐火性
に優れ、熱膨張か小さく、かつ耐摩耗性に優れていると
いう特徴がある。
材に比較して非常に硬く、高い強度を持ち、また耐火性
に優れ、熱膨張か小さく、かつ耐摩耗性に優れていると
いう特徴がある。
前記各種スラグのうち硬度、強度、耐摩耗性その他の物
性に特に優れているものはフェロクロムスラグ、フェロ
ニッケルスラグであり、また最も好ましいのはフェロク
ロムスラグである。フェロクロムスラグはＭｇＯ，ＡＩ
、０３及びＳｈｏｗを主成分とし、スピネル型及びフォ
ルステライト型の結晶構造であることから硬度、強度、
耐摩耗性その他の物性に優れているものと考えられる。
性に特に優れているものはフェロクロムスラグ、フェロ
ニッケルスラグであり、また最も好ましいのはフェロク
ロムスラグである。フェロクロムスラグはＭｇＯ，ＡＩ
、０３及びＳｈｏｗを主成分とし、スピネル型及びフォ
ルステライト型の結晶構造であることから硬度、強度、
耐摩耗性その他の物性に優れているものと考えられる。
前記フェロアロイスラグは、溶融スラグを風砕して得ら
れる球状粒体を適宜篩分けした後、一定粒度巾のものを
単独に又は２種以上の粒度のものを混合して使用する。
れる球状粒体を適宜篩分けした後、一定粒度巾のものを
単独に又は２種以上の粒度のものを混合して使用する。
また、溶融スラグをスラグ取鍋に取り、自然冷却した塊
状スラグを破砕して得られる破砕体を前記球状粒体と混
合して使用することもできる。
状スラグを破砕して得られる破砕体を前記球状粒体と混
合して使用することもできる。
本発明のコンクリート製品は、前記フェロアロイスラグ
の球状粒体と他の骨材とセメントを混合し、適宜水を加
えて混練した後、通常用いられる成型機で成型する。
の球状粒体と他の骨材とセメントを混合し、適宜水を加
えて混練した後、通常用いられる成型機で成型する。
蔵で使用するセメントは、普通セメントの外、白色セメ
ント、早強セメント等各種のものが用いられるほか、さ
らに顔料等を加えて所望の色に着色することもできる。
ント、早強セメント等各種のものが用いられるほか、さ
らに顔料等を加えて所望の色に着色することもできる。
尚また、コンクリート製品への前記スラグの配合割合は
混合物総量１００重量％に対して少なくとも３０重量％
とする。即ち、３０重量％以Ｆではスラグを配合した際
の透水性を実質的に改善できないからである。
混合物総量１００重量％に対して少なくとも３０重量％
とする。即ち、３０重量％以Ｆではスラグを配合した際
の透水性を実質的に改善できないからである。
［発明の作用、効果］
以上の如く本発明はコンクリート製品中にスラグの球状
粒体を混合することによって、該コンクリート製品中の
スラグがセメントを介して三次元構造状に結合され、該
コンクリート製品中に多数の微細空隙が形成でき、従っ
て透水性を有するものたらしめることができる。
粒体を混合することによって、該コンクリート製品中の
スラグがセメントを介して三次元構造状に結合され、該
コンクリート製品中に多数の微細空隙が形成でき、従っ
て透水性を有するものたらしめることができる。
他方、前記コンクリート製品中のスラグが、強度、耐摩
耗性に優れ、かつこれらが三次元構造状に結合されてい
るため、たんに砕砂を配合しただけのコンクリート製品
に比較して透水性が改善でき、従って道路等に使用する
各種コンクリート製品の透水性を向上せしめることがで
きる。
耗性に優れ、かつこれらが三次元構造状に結合されてい
るため、たんに砕砂を配合しただけのコンクリート製品
に比較して透水性が改善でき、従って道路等に使用する
各種コンクリート製品の透水性を向上せしめることがで
きる。
［実 施 例］
以下本発明を下記の各実施例を参照して具体的に説明す
る。
る。
フェロアロイスラグとしてフェロクロムスラグの球状粒
体を用い、まず前処理として該スラグをＪＩＳ篩で０．
６〜ｉ、 ２ｍｍ及び１．２〜２．５ｓｍに篩分けた。
体を用い、まず前処理として該スラグをＪＩＳ篩で０．
６〜ｉ、 ２ｍｍ及び１．２〜２．５ｓｍに篩分けた。
また、フェロクロムスラグの破砕体も同様に篩分けを行
った。
った。
これらの原料を表１に示す配合で計量、混合し、該混合
物を強制練りミキサーを用いて３分間混練した。次いで
、該混練物を振動成型機（振幅２ｍｍ、振動数６０００
ｒｐ■）に装入して５秒間振動させて成型し、２０℃で
２４時時間化後脱型した。成型品の１個の寸法は１０ｃ
ｍＸ２Ｏｃ園×８ｃ園である。
物を強制練りミキサーを用いて３分間混練した。次いで
、該混練物を振動成型機（振幅２ｍｍ、振動数６０００
ｒｐ■）に装入して５秒間振動させて成型し、２０℃で
２４時時間化後脱型した。成型品の１個の寸法は１０ｃ
ｍＸ２Ｏｃ園×８ｃ園である。
該成型品を２０℃で２７日間湿潤養生した後特性値を測
定した。特性値は透水性と曲げ強度を測定し、その結果
を表１に示した。
定した。特性値は透水性と曲げ強度を測定し、その結果
を表１に示した。
尚、比較例として通常用いられている砕砂を用いて同様
な操作を行い、その結果を表１に併記した。表１に示し
たように、本発明によるものは透水係数が高く、かつ強
度の低下も少ないことがわかる。
な操作を行い、その結果を表１に併記した。表１に示し
たように、本発明によるものは透水係数が高く、かつ強
度の低下も少ないことがわかる。
Claims (1)
- 道路に使用するコンクリート製品において、該コンクリ
ート製品にフェロアロイ製造時副生するスラグの球状粒
体が混合されていることを特徴とする透水性コンクリー
ト製品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10266990A JPH041306A (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 透水性コンクリート製品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10266990A JPH041306A (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 透水性コンクリート製品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH041306A true JPH041306A (ja) | 1992-01-06 |
Family
ID=14333641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10266990A Pending JPH041306A (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 透水性コンクリート製品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH041306A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001011811A (ja) * | 1999-06-29 | 2001-01-16 | Obayashi Road Corp | 透水性舗装構造 |
| US7884055B2 (en) | 2008-12-04 | 2011-02-08 | Intevep, S.A. | Ceramic microspheres for cementing applications |
| CN112551968A (zh) * | 2020-11-06 | 2021-03-26 | 浙江大学 | 一种沙漠砂-铬铁渣3d打印混凝土材料及其施工方法 |
-
1990
- 1990-04-18 JP JP10266990A patent/JPH041306A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001011811A (ja) * | 1999-06-29 | 2001-01-16 | Obayashi Road Corp | 透水性舗装構造 |
| US7884055B2 (en) | 2008-12-04 | 2011-02-08 | Intevep, S.A. | Ceramic microspheres for cementing applications |
| US8143196B2 (en) | 2008-12-04 | 2012-03-27 | Intevep, S.A. | Ceramic microspheres for cementing applications |
| US8291727B2 (en) | 2008-12-04 | 2012-10-23 | Intevep, S.A. | Apparatus for manufacturing ceramic microspheres for cementing applications |
| CN112551968A (zh) * | 2020-11-06 | 2021-03-26 | 浙江大学 | 一种沙漠砂-铬铁渣3d打印混凝土材料及其施工方法 |
| CN112551968B (zh) * | 2020-11-06 | 2022-01-04 | 浙江大学 | 一种沙漠砂-铬铁渣3d打印混凝土材料及其施工方法 |
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