JPH04130295A - 付着間紙の検出方法 - Google Patents

付着間紙の検出方法

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JPH04130295A
JPH04130295A JP2251316A JP25131690A JPH04130295A JP H04130295 A JPH04130295 A JP H04130295A JP 2251316 A JP2251316 A JP 2251316A JP 25131690 A JP25131690 A JP 25131690A JP H04130295 A JPH04130295 A JP H04130295A
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Toshiya Sato
稔也 佐藤
Koji Nakao
浩治 中尾
Masao Watanabe
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、[を使用しているステンレス冷延鋼板等帯板
の製造設備の入側で、帯板に付着した未回収の間紙を検
出する際に用いるのに好適な、付着間紙の検出方法に関
する。
【従来の技術] ステンレス鋼板等の鋼板を巻き取るときには、鋼板同士
のずれによって発生するすり傷を防止するために、間紙
(クラフト紙、中性紙等からなる)を鋼板の間に挿入す
ることが一般に行われている。 この間紙は、次工程で不要となるため鋼板を次工程入側
で通板する時に回収される。 この際、間紙は正常に回収されればよいが、破断あるい
は2枚挿入(前工程において鋼板巻き取り途中に間紙が
不足し、他の間紙供給装置から間紙が供給されて、間紙
が二重に挿入されること)が生じた場合、間紙の一部は
未回収のまま鋼板に付着して処理設備内に入る恐れがあ
る。間紙が鋼板に付着したまま処理設備内に入ってしま
うと、該間紙は例えばウエルダ廻りで燃えたり、ロール
等に巻き付いたりして鋼板に製品品質上の不具合を生じ
させる恐れがある。 従って、前記のような未回収の間紙は鋼板に付着して処
理設備内に入る前に見つけ出して除去する必要がある。 従来、このような付着間紙は人が監視することが一般に
行われていたが、作業の効率化や作業環境の改善の見地
から、検出機器により検出することが蔓請されいる。 このため、付着間紙を検出する技術として、実開昭62
−55187において、電気抵抗ロール法が提案されて
いる。 【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、前記公報に記載された従来技術において
は、帯板例えば鋼板の振れ、間紙紙質の変化、あるいは
圧延油の浸透等によって、間紙の未検知や過検知が生じ
る場合があり、信頼性に欠けるという問題点があった。 又、前記従来の技術は、帯板にロールを接触させて付着
している間紙を検出する技術であるため、帯板製品に傷
を付ける恐れもあるという問題点があった。 本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたもので、
帯板に非接触で、且つ、安定して付着した間紙を検出で
きる付着間紙の検出方法を提供することを課題とする。
【l1題を解決する手段】 本発明は、帯板を処理ラインに搬送する際に帯板に付着
している間紙を検出する方法において、前記帯材の色を
光学的に検出し、検出色と基準色との色差に基づき、前
記間紙を検出することにより、前記課題を解決するもの
である。 又、前記基準色を、各帯材毎に、帯材先端部で検出され
る色とすることができる。 (作用1 発明者は、帯板に付着した間紙を検出するに際して、未
検知や過検知が生ぜず信頼性良く検出でき、且つ、非接
触で検出可能な技術を見出すべく、種々のテストや検討
を行った。 その結果、金属光沢のある鋼板等の帯板と間紙との間に
は大きな色の遠いがあり、この色の違いは帯板と間紙と
に明確な色差が存在することを意味していることを見出
した。そこで、発明者はこの色差に着目して、光学的に
鋼板の色を検出し基準色との色差から検出することが付
着間紙を検出するのに最も良いことを着想した。又、こ
の゛ように光学的に検出すれば、検出機器を帯板と非接
触とすることができ、帯板製品に傷を付けることなく安
定して間紙の付着を検出できる。 本発明は、前記のような知見に基づき創案されたもので
ある。 本発明により、付着間紙を検出するに際し帯板に接触す
ることなく、未検知や過検知となることを防止して信頼
性を高く、且つ、安定して付着間紙を検出することがで
きる。従って、帯板処理ラインにおいて帯板に間紙が付
着した場合に発生する恐れのあった製品上のトラブルが
無くなる。又、間紙の付着状況を人が監視する必要性も
無くなる。 又、帯板に非接触で付着間紙を検出できるため帯板に傷
が生じることがない。又、発明者の調査によれば、本発
明実施装置で鋼板に付着した間紙の検出を行った際に、
色差に着目しているため、90%を越える検出率を得る
ことが確認できた。 なお、本発明の基準色を、帯材毎に、帯材先端部で検出
される色とすれば、各帯材毎に興なる検出状況に応じて
色差を検出でき付着間紙の検出精度を向上させることが
できる。
【実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。 この実施例は、第1図に示すような構成の鋼板1に付着
した間紙の検出装置である。 第1図に示すように、この検出装置は、主に、センサヘ
ッド部2と、コントロール部3とから構成されている。 前記センサヘッド部2は、鋼板1の色信号を検出するも
のであり、鋼板1に照射する参照光を発光するための、
例えば、ハロゲンランプからなる照明光源4と、前記鋼
板1が前記参照光を反射した光を受光して、赤(R)、
緑(G)、青(B)の各色成分に分解するための分光器
5とを有している。なお、図において、符号5Aは受光
レンズ、5R,5G、5BはR,G、B各色成分信号を
増幅するためのアンプである。又、前記光源4は鋼板1
法線方向に対して例えば45度の角度をなして参照光を
照射することができ、受光レンズ5Aは、それの反射光
を例えば鋼板1法線方向から受光することができる。 前記コントロール部3は、検出色信号から色差を演算し
て付着間紙の存在を検出するものであり、前記センサヘ
ッド部2から出力されるR、GSB各色成分信号を受信
するインターフェイス部6と、当該受信信号がアナログ
信号であるものをアナログ/デジタル(A/D)変換し
てデジタル化するためのA/D変換器7と、デジタル化
されたRlG、B成分信号から、鋼板の色差を演算(実
施例では鋼板毎にその先端部の色を基準色としてティー
チングしてこの基準色と検出色との色差を演算している
)により検出するための演算部8と、前記演算された色
差から鋼板に間紙が付着している有無の判断をするため
の判断部9と、鋼板1のRlG、B各色成分信号等を記
憶するためのメモリ10と、後記間紙除去装置16に間
紙が付着していることの検出信号を出力するための出力
部11と、間紙の付着していることを表示するための表
示部12と、演算条件や検出の開始指令等を入力するた
めのキーボード13とを有する。 なお、第1図において、符号14は、この付着間紙検出
装置、15は付着間紙である。    2、以下、実施
例の作用を説明する。 先ず、鋼板1が図中矢印方向に搬送されているときに、
照明光源4から参照光を当該鋼板1へ照射する。 鋼板1から反射した反射光を分光器でR,G。 Bの各色成分に分解し、その成分信号をコントロール部
3に入力する。 コントロール部3は、前記成分信号を、インタフェイス
部6を介してA/D変換器7でデジタル化し、演算部8
に入力する。 演算部8は、入力されたデジタル各色成分信号から演算
により色差を検出し、この検出色差の変化から鋼板1上
の間紙15の付着の有無を判断する。 実施例では、鋼板1の表面状態は鋼板1のコイル毎に各
々異なるもののため、先ず鋼板1の先端部において、そ
の鋼板1の色を読込みティー・チングを行う。これによ
り、鋼板1毎に精度良く色差を検出することができる。 又、前記読込みに際して、鋼板1の形状や、パスライン
変動等が外乱として働くため、同種の鋼板1でも色差に
違いが生じる。そこで、その外乱による色差の違いを補
正するべく、鋼板1の走行中に各色成分信号を数千回サ
ンプリングし、そのサンプリングされた色信号の各色に
ついての平均値を、基準色の代表値として読み込む。こ
れにより、基準色について外乱の影響を受けずに読み込
むことができ、色差検出精度を向上させることができる
。 従って、鋼板1に間紙15が付着してきた場合、色差が
例えば10以上変化するため、鋼板1の上に間紙14が
付着していることを精度良く検出できる。 第2図は、前記実施例装置を鋼板処理ラインに適用した
例を示すものである。 第2図の鋼板処理ラインは、焼鈍のための熱処理炉等の
プロセス部19を有しており、このプロセス部19人側
において、付着した間紙15を除去するための間紙除去
装置16が設けられている。 この間紙除去装置16は、上流側に設けられた実施例に
係る付着間紙検出装置14により115が検出された場
合に、該間紙15を鋼板1から除去するための、ロール
周面にブラシが固・定されていて回動、且つ、上下動可
能なブラシロール17と、除去された間紙を空気等の気
体を吹付けることによってライン外へ排除するためのエ
アノズル18とを有する。なお、図において符号20は
、前記付着間紙検出装置14から出力される間紙付着検
出信号に基づき、前記ブラシロール17を回転させる回
転駆動部、21は前記検出信号に基づき、前記ブラシロ
ール17を上、下動させるためのシリンダである。 この鋼板処理ラインにおいては、鋼板が図中矢印方向に
搬送される際に、付着間紙検出装置14は、間紙15が
鋼板1に付着していることを上流側で検出すると、まず
、その検出信号を下流に設けられた間紙除去信号16に
入力する。該間紙除去信号16は、この検出信号に基づ
き回転駆動部20、シリンダ21によりブラシロール1
7を回転させ下降させる。ブラシロール17は鋼板上を
掃き、同時に、エアノズル18から空気を鋼板に吹き付
けて間紙18を鋼板1上から除去する。 以上のように、下流側にあるプロセス部19に入る前に
間紙の除去を完了させて、プロセス部19においての品
質上のトラブルを未然に防止する。 なお、前記実施例においては、帯板として鋼板を例示し
たが、本発明により付着間紙を検出可能な帯板は鋼板に
限定されず、光学的に色が検出可能な条件下であれば、
いずれの帯板についても間紙を検出することができる。 又、前記実施例では、鋼板1毎にその先端部において、
色信号のサンプリングにより基準色を決めでいたが、本
発明を実施する際に用いる基準色はこれに限定されず、
例えば鋼板コイル毎に予め基準色のデータを格納してお
き、鋼板や処理内容に応じた基準色データを読み出して
用いるようにすることができる。 【発明の効果】 以上説明した通り、本発明によれば、帯板に接触するこ
となく、信頼性高く、且つ、安定して、帯板に付着した
間紙を検出することができる。 従って、間紙を精度良く検出でき、これにより、帯板処
理前に間紙を除去できるため、間紙、が付着したため生
じる恐れがあった製品上のトラブルの発生を未然に防止
することができる。又、帯板に検出装置が接触しないた
め、傷を発生させることがない。又、間紙の付着状況の
監視を人がする必要がないため、作業能率が格段に向上
できる等の優れた効果が得られる。 又、発明者の調査によれば、本発明により間紙を検出し
た際に、90%を越える検出率を得ることができるとい
う優れた効果が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る付着間紙検出装置の構
成を示す、一部所面図を含むブロック図、第2図は、前
記検出装置が適用された間紙除去装置の構成を示すブロ
ック図を含む断面図である。 1・・・鋼板、      2・・・センサヘッド部、
3・・・コントロール部、 4・・・照明光源、5・・
・分光器、     6・・・インタフェイス、7・・
・A/D変換器、  8・・・演算部、9・・・判断部
、     10・・・メモリ、11・・・出力部、 
    12・−・表示部・13・・・キーボード、 14・・・付着間紙検出装置、 15・・・間紙(付着間紙)、 16・・・間紙除去装置、 17−・・ブラシロール、
18・・・エアーノズル、 19・・・プロセス部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)帯板を処理ラインに搬送する際に帯板に付着して
    いる間紙を検出する方法において、 前記帯材の色を光学的に検出し、 検出色と基準色との色差に基づき、前記間紙を検出する
    ことを特徴とする付着間紙の検出方法。
  2. (2)請求項1において、前記基準色を、各帯材毎に、
    帯材先端部で検出される色とすることを特徴とする付着
    間紙の検出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06167576A (ja) * 1992-11-30 1994-06-14 Kawasaki Steel Corp 付着間紙の検出方法及び帯板処理ライン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06167576A (ja) * 1992-11-30 1994-06-14 Kawasaki Steel Corp 付着間紙の検出方法及び帯板処理ライン

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