JPH0413019A - ドライヤー付空調機 - Google Patents

ドライヤー付空調機

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JPH0413019A
JPH0413019A JP2114444A JP11444490A JPH0413019A JP H0413019 A JPH0413019 A JP H0413019A JP 2114444 A JP2114444 A JP 2114444A JP 11444490 A JP11444490 A JP 11444490A JP H0413019 A JPH0413019 A JP H0413019A
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dryer
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Ichiro Kawamura
一郎 河村
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Noritz Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、サニタリー空間に設置されるドライヤー付空
調機に関する。
[従来の技術J 近年、浴室、トイレ及び洗面室(脱衣室)の室内を総称
するサニタリー空間に、空調機を設置することが普及し
つつある。しかし、この種既存の空調機は、あくまで室
内冷暖房をサニタリー空間にまで拡張するようにしたも
ので、髪や体を乾かすドライヤー機能までは搭載してい
ない。従って、洗面室で髪を乾かしたりセットする場合
ても、従来であれば、別途用意したハンディドライヤー
を使用するのが普通である。
[発明が解決しようとする課題] しかし、例えば湯上り時やシャワーを浴びた後に、洗面
室で髪や体を乾かし手早く身支度を整える目的等では、
ドライヤーがサニタリー用空調機と共に、天井や壁面に
据え付けられている方が使い勝手がよいと考えられる。
即ち、ドライヤーが空調機に組み込まれていれば、湯上
り時等には空調機からの送風で暖や涼をとりながら、同
時にドライヤーで髪を乾かすことができるし、しかも、
その際にはハンディドライヤーのようにドライヤー保持
の必要がないから両手が自由に使え、髪や体を拭いたり
、髪を手入したりするなどの動作が両手で自由奔放に行
えるものとなる。
また、ドライヤー機能の面に着目すると、ドライヤーも
空調機も温風発生手段として共通しておリ、それ故、ド
ライヤーを空調機に併設すれば、空調機でドライヤーを
バックアップすることも容易に可能となり、ドライヤー
単独の場合に比較すると、同一出力でも送風温度などの
諸点で、より幅の広い送風条件を選ぶことができる。
本発明は、上述した独自の発想のもとに、サニタリー用
空調機として従来比類ない、ドライヤーを搭載した空調
機を新たに提供する。
[課題を解決するための手段] すなわち、本発明に係るドライヤー付空調機は、サニタ
リー空間に設置される空調機であって、該空調機にドラ
イヤーを組み込んで構成している。
また、空調機に組み込まれるドライヤーのノズルは、好
ましくは遠隔操作で角度調整自在に設けられる。
[作用] このドライヤー付空調機では、ドライヤーが空調機と共
に組み込まれるため、ドライヤーの吸込側に空調機の熱
交換器を通過したエアを導くことか簡単に実現できる。
すなわち、こうすれば、例えば冬季には空調機を暖房運
転し、その熱量でドライヤー温風をバックアップして必
要な風量及び温度を確保したり、逆に夏季には空調機を
冷房運転してドライヤーノズルからスポット冷風を味合
うなど、空調機の能力を利用してドライヤーから幅広い
条件での送風を得ることが可能になる。
また、ドライヤー付空調機をサニタリー空間の天井等に
設置すれば、ドライヤーは空調機に支持されるため、髪
や体を乾かす際には、両手フリーの状態でドライヤーノ
ズルの下に立つだけでよく、湯上り時等での身仕度が快
適にかつスピーデイに行える。
さらに、ドライヤーノズルを遠隔操作で角度調整自在に
設けるようにすれば、送風方向をヘアードライやボディ
ドライに都合のよい向きに随時変向できるので、ドライ
ヤーの使い勝手が一層改善される。
[実施例] 以下、実施例を図示して説明する。
まず第1図には、本発明に係るドライヤー付空調機の設
置状態の一例が示される。即ち、ドライヤー付空調機1
の設置態様として、同図の如く、これを天井面しに埋め
込む天井埋込型とし、サニタリーSの洗面室(脱衣室)
において、洗面台Wに正対する位置の上方に据え込むよ
うにするのが好適仕様例の一つに挙げられる。なお、第
1図において、30はドライヤー付空調機1の運転を遠
隔操作するために壁面に設けられているリモートコント
ローラを示す。
第2図には、ドライヤー付空調機1の底面、即ち天井面
Uから現われる空調機外観が図示されている。ドライヤ
ー空調機1は、後述するように、その内部に空調機本体
とドライヤーとを併設し、空調機本体側には吸気口6と
空調吹出ロアとを開口し、一方、ドライヤー側からは揺
動アーム式に枢支したドライヤーノズル18を空調機底
板5に設けた格納凹所9から下向きに角度調整自在に取
り付けている。
ドライヤー付空調機1の内部構造が第3図に示されてい
る。
空調機1は、機器全体が箱形のケース2に収容され、該
ケース2の下方開口部に前記吸気口6、空調吹出ロア等
を有する底板5を蓋着して組み立てられている。そして
、ケース2の内部には、空調機本体3が搭載されるとと
もに、空調ファンケース8で仕切られた片隅にドライヤ
ー4が組み込まれている。
空調機本体3は、内部通気経路の吸込側に熱交換器10
を、吹出側に空調用ファン(クロスフローファン)11
を配して構成される。熱交換器10には、空調室内機で
一般に利用されている冷媒循環方式が採用できる他、実
施例の場合には、暖房運転用に温水通水を併用している
。空調機本体3を、熱交換器10に冷媒等を通して空調
用ファン11を回転する運転状態に置くと、吸気口6か
ら吸込まれて熱交換器10を通過した温風もしくは冷風
か空調吹出ロアより連続的に吐出される通常のエアコン
機能を営むものとなる。
なお、12は空調吹出ロアからのエア吹出方向を自動的
に変向するオートルーバを示す。
また、第3図において、13は吸気口6に付設された温
度センサ(サーミスタ)で、空調吸込温度を検知してい
る。さらに、14は内部給気経路の吸込み側でケース2
にオプション部品として取り付けられる換気扇を示し、
必要に応じて外気を取り込み換気できるようにしている
一方、空調機本体3と共にケース2に組み込まれている
ドライヤー4は、セラミックヒータ16を内装した筒状
のドライヤーケース15の基端側に、ドライヤー用ファ
ン(シロッコファン)17を設け、該ファン17からヒ
ータ16を通して送風されるエアが、ドライヤーケース
15の下端部に接続される前記ドライヤーノズル18が
ら吹出すように構成されている。
このドライヤー4は、隣接する空調機本体3が保有する
温風(又は冷風)発生手段として能力を活用すべく、ド
ライヤー用ファン17の吸込側と空調機本体3における
熱交換器下流側の空間とを連通している。具体的には、
空調機本体3とドライヤー4とを仕切る前記空調ファン
ケース8に連通孔19を設けて、ドライヤー用ファン1
7に取り込まれる吸気に、空調機本体3の吸気口6から
熱交換器10を通過したエアが導入されるようにしてい
る。なお、第3図において20は、上記連通孔19に設
けた逆止弁(フラッパ)で、ドライヤー不使用時におけ
るドライヤー4から空調機本体3へのエアの吸込みを防
止する役目を果す。
次いで、ドライヤーケース15の下端部に接続されるド
ライヤーノズル18について説明する。
第4図と第5図に示すように、ドライヤーケース15に
はその下端部に、下方部21aと側方部21bを開放し
たノズルホルダ21が一体に膨出形成されており、この
ノズルホルダ21に、導風開口部22を設けたドライヤ
ーノズル18の上端接続部を挿入して、これを一対の回
転軸23で両側から回動自在に枢支している。ドライヤ
ーノズル18は、ケース2内に搭載されたドライブモー
タ24から回転軸23を介して同軸まわりに回転駆動さ
れ、ノズル角度が自在に調整できるようになっている。
すなわち、ドライヤー不使用の時には、第4図のように
、ドライヤーノズル18がノズルホルダ21の側方部2
1bがら前記底板5の格納凹所9に水平に保持される待
機姿勢を執り、一方ドライヤー使用時には、第5図のよ
うに、格納凹所9がら自動的に降下して来てノズルホル
ダ21の下方部21aから下向きに垂下される吹出姿勢
を執り、しかる後、後述するリモコン操作により通常予
想されるノズル角度の範囲;θ〜9o° (例えばθ=
60°)て゛自在調整されることになる。なお、上記使
用限界角度θは、これ以下のノズル角度では、ドライヤ
ーケース15の通風孔に対する導風間口部22の開通面
積が狭くなって、ドライヤーノズル18へのエア吹出が
悪くなる理由からも規定される。
ドライヤーノズル18の先端部には、図示のように、手
動(又は自動)式のスライドノズル25を装着し、該ス
ライドノズル25を伸縮してノズル長を適宜に調節でき
るようにしてもよい。
第6図と第7図には、ドライヤーノズル18の駆動機構
の詳細が示される。ドライヤーノズル18が接続される
ドライヤーケース15の一側には、ドライヤーノズル1
8を駆動するドライブモータ24にステッピングモータ
が搭載されている。
このモータ24は、その駆動軸24aがドライヤーノズ
ル18をノズルホルダ21に枢支している一方の回転軸
23と連結されて、該回転軸23と一体にドライヤーノ
ズル18を回転駆動す名。
また、上記駆動側と反対側でノズルホルダ21に枢支さ
れる回転軸23には、その延出端部に、゛回転軸23の
回転位相、即ち、ドライヤーノズル18の回転角度を検
知する角度センサ26を付設している。この角度センサ
26は、回転軸23に固定したカム27と、該カム27
の回転軌道に配しなリミットスイッチ28とがらなり、
回転軸23の回転位相に伴ってカム面がスイッチレバー
29と接離動作して、リミットスイッチ28のスイッチ
状態がON 、OFF切り換わる。具体的には、第7図
に示すように、ノズル角度が前記の使用限界角度6未満
でスイッチOFFに、使用限界角度θ以上でスイッチO
Nとなるように設定されている。
以上のような駆動機構を具備したドライヤーノズル18
の角度調整は、本ドライヤー付空調機1に付帯される前
記リモートコントローラ30による遠隔操作によって行
われる。即ち、ドライヤー付空調機1の運転状態は、第
8図に示すように、リモコン30の各設定スイッチから
制御部(マイクロコンピュータシステム)40を介して
指令される信号によって制御されることになる。
ドライヤーノズル18の制御動作例について説明すると
、まずリモコン30のドライヤースイッチ31をONに
すると、制御部40からドライブモータ24に90°駆
動信号が出力され、ドライヤーノズル18は第4図の待
機姿勢から第5図実線のように垂直吹出姿勢を執る。次
いで、リモコン30のアーム調整スイッチ32を操作す
ると、ドライブモータ24が駆動してノズル角度を適宜
に調整することかできる。このとき、もしノズル角度か
使用限界角度0未満になると、前記角度センサ26から
のスイッチ信号を入力している制御部40のノズル角度
判別手段41がこれを判別し、ドライブモータ24に反
転信号を出力してノズル角度を使用限界角度θに維持す
るように動作する。
言い換えると、ドライヤー運転状態では、リモコン30
のアーム調整スイッチ32を角度減少方向に押し続けて
も、ノズル角度が使用限界角度θを下回ることがない。
また、ドライヤー使用後に、リモコン30のドライヤー
スイッチ31をOFFにすると、ドライヤーノズル18
は自動的に角度減少方向に駆動される。そして、このと
きには、角度センサ26により制御部40のノズル角度
判別手段41が使用限界角度θを判別すると、ドライブ
モータ24に更に角度θだけノズル角度を減少する駆動
信号を出力し、ドライヤーノズル18を水平格納姿勢に
復帰させるように制御する。この際、ノズル角度判別手
段41で使用限界角度θを判別すると、これに連動して
、少なくともドライヤー内蔵し−タ16がOFFに切り
換わるように構成される。
なお、第8図に示すリモコン3oにおいて、33はドラ
イヤー用ファン17の風量切換スイッチを、34はヒー
タ16のON、OFFスイッチを示す。また、35は空
調機本体3の運転スイッチを示している。
なお、ドライヤー使用時においては、リモコン操作で人
為的に空調機本体3をバックアップ運転するようにして
もよいし、あるいは制御部4oに前記温度センサ13が
らの吸気温度を入力してバックアップ要否を判別するバ
ックアップ判別手段42を設け、吸気温度が低い場合は
自動的に空調機本体3を暖房運転状態にセットするよう
にして6よい。
以上の構成からなるドライヤー付空調機1をサニタリー
空間に設置しておけば、第1図に見るように、湯上り時
等には空調機1の下に立ち、必要応じ空調吹出ロアがら
の送風で暖や涼をとりながら、同時にドライヤーノズル
18がらの送風で髪や体を乾かすことができる。この際
、室温の低い冬季であれば空調機本体3を暖房運転し、
その熱量でドライヤー温風をへ′ツクアップするように
すると、ドライヤー温風温度、風量が十分に確保され、
ドライヤー能力がアップする。また、反対に室温の高い
夏季であれば、空調機本体3を冷房運転にしてドライヤ
ーノズル18からスポット冷風を味合うことも可能であ
る。
このようにドライヤー4を空調機に組み込むことにより
、ドライヤー4に空調機本体3の空調パワーを付加する
ことでき、ドライヤー単独の出力では得られない幅広い
送風条件を引き出すことができて、より快適なヘアード
ライやボディドライを演出することが可能になる。
また、このドライヤー付空調機1では、ドライヤーノズ
ル18が空調機本体1と共に天井面に保持されるため、
髪や体を乾かずときには、両手フリーの状態でよい。こ
れ故、湯上り時等の身仕度が両手使いで自由奔放に手際
良く行える。そして、ドライヤーノズル18の角度調整
がドライヤー4及び空調機本体3の運転操作を含めて、
手近な壁面6二設けられるリモコン30の遠隔操作によ
り行えるため、ノズル角度の調整も至便となり、−層使
い勝手の便が改善されるものとなる。
[発明の効果] 以上の通り、本発明のドライヤー付空調機では、空調機
にドライヤーを組み込んだことにより、ドライヤーの送
風に空調機の暖房又は冷房能力を付加することが可能で
、サニタリーの室温等に応じてドライヤーからの送風条
件を広範に設定できるという効果が得られる。
また、ドライヤーを空調機に組み込むと、ハンディドラ
イヤーのようにドライヤー保持の必要がなく、髪等を乾
かしたりセットする動作が両手使いで自由に行えて、湯
上り等の身支度が迅速かつ快適に行える。
さらに、空調機に保持されるドライヤーノズルを遠隔操
作で角度調整自在に設けたことにより、ノズルからの送
風方向が所望の角度に簡単に調整でき、ドライヤー送風
条件に適性値が選べることやドライヤー保持無用の点と
相まって、この種ドライヤーの使い勝手が一層改善され
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示す。第1図はドライヤー付
空調機の設置状態を示すサニタリー空間の透視図、第2
図はドライヤー付空調機の底面図である。第3図はドラ
イヤー付空調機の断面概要図、第4図と第5図はドライ
ヤーノズル取付部の断面概要図である。第6図はドライ
ヤーノズル取付部の詳細断面図であり、第7図は第6図
の側面図である。第8図はドライヤー付空調機の制御回
路を示すブロック図である。 1・・・ドライヤー付空調機、2・・・ケース、3・・
・空調機本体、4・・・ドライヤー、6・・・吸気口、
7・・・空調吹出口、10・・・熱交換器、11・・・
空調用ファン、15・・・ドライヤーケース、16・・
・ヒータ、17・・・ドライヤー用ファン、18・・・
ドライヤーノズル、19・・・連通孔、23・・・回転
軸、24・・・ドライブモータ、26・・・角度センサ
、30・・・リモコン、40・・・制御部。 第1図 第6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.サニタリー空間に設置される空調機であって、該空
    調機にドライヤーを組み込んだことを特徴とするドライ
    ヤー付空調機。
  2. 2.ドライヤーノズルを遠隔操作で角度調整自在に設け
    たことを特徴とする請求項1記載のドライヤー付空調機
JP2114444A 1990-04-27 1990-04-27 ドライヤー付空調機 Expired - Fee Related JPH076686B2 (ja)

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JPH076686B2 JPH076686B2 (ja) 1995-01-30

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001012763A (ja) * 1999-07-01 2001-01-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空調換気システム
JP2011043325A (ja) * 2010-10-25 2011-03-03 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和装置
JP2017198421A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 シャープ株式会社 空気調和機および遠隔操作装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017198421A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 シャープ株式会社 空気調和機および遠隔操作装置

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JPH076686B2 (ja) 1995-01-30

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