JP2003287000A - 多機能送風機 - Google Patents

多機能送風機

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JP2003287000A
JP2003287000A JP2002092134A JP2002092134A JP2003287000A JP 2003287000 A JP2003287000 A JP 2003287000A JP 2002092134 A JP2002092134 A JP 2002092134A JP 2002092134 A JP2002092134 A JP 2002092134A JP 2003287000 A JP2003287000 A JP 2003287000A
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air
blower
blowing
function
suction
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Osamu Aoyanagi
治 青柳
Yutaka Murakami
豊 村上
Yukimi Kosaka
由紀美 高坂
Kensaku Okabe
健作 岡部
Yoshinori Kobayashi
義典 小林
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の空気調和機のように、機器が設置され
た空間全体を均一に空調するのではなく、ユーザの必要
とする局所空間付近に特定して空質及び温熱環境の制御
を行うことができる多機能送風装置を提供する。 【解決手段】 容器1に蓄熱カプセル7及び芳香カプセ
ル8を入れ、ファン9とフィルタ4と吹出し風向角度を
規定する送風誘導翼5を具備した送風ユニット2を容器
1に対して着脱可能に取り付け、空調・空気清浄したい
対象である局所空間10に主たる風の流れを短絡的に形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、局所空間の空気
調和または空質調整を行うことができる多機能送風機に
かかるものである。
【0002】
【従来の技術】居住空間の空調、空気清浄には従来より
エアコンに代表される空気調和機や、空気清浄機が利用
されてきた。これらを用いて、例えばその機器が設置さ
れた部屋空間全体の温・湿度や空質をコントロールする
ようにしている。特に空気調和機などは、それが設置さ
れた空間に如何に広く送風し、温湿度などを空間内で均
一にするかということが訴求点のひとつになっており、
例えばこの観点に着目し部屋のコーナー部に設置でき広
角に送風できる空気調和機が特開平9−166353号
公報などにおいて提案されている。
【0003】また空調空間に対して広角に送風できる空
気調和機としては従来より天井埋め込み方空気調和機が
あり、例えば特開平6−74477号公報に示されるよ
うに中央部に空気の吸込み口を有し周囲の四方に吹出し
口を設けたものがあある。このような機器ではそれが設
置されている天井と対向する床面に如何に送風が到達す
るか、如何にロスを少なくして、空間の空気にその熱源
のエネルギーを行き渡らせるようにするかということが
訴求点のになっている。そのため、吹出し口から極吹き
出した空気が力短絡的に吸込み口に戻らないように、吹
出し口のフラップを制御したり、吹出しの風速を調整し
たりしている。
【0004】一方では、特開2001−280667号
公報に示されるように、冷房運転終了時に、熱交換器に
付着した結露水を乾燥させるために、吹出し口に設けた
フラップと風量を制御して、吹出した送風の主流が直接
吸込み口に戻るようにし、所定時間空気調和機の周囲だ
けで空気を循環させようとする発明も開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般の空気調
和機は上述のとおりその機器の設置された居住空間全体
をコントロールの対象とするものが主流であり、より広
範囲に対して均一な温熱環境を提供しようとしている。
従って基本的に人の存在する局所空間の空気状態をコン
トロールしようとするものではないため、実際上は在室
する人の快適性の確保だけでなく、在室する人を含めて
空間全体を空調するため、それに必要なだけのエネルギ
ーを消費していることになる。
【0006】また、特開平4−24454号公報に記載
の発明の空気調和機ではあえて送風を短絡させている
が、これはあえて居住者に蒸発した湿気による不快感を
感じさせないように工夫されたものであり、積極的に居
住者の快適性に寄与しようとするものではない。
【0007】本願発明は、吹出し口から送出された送風
を積極的に所定空間にて短絡させるようにすることで、
主として機器設置場所からの所定の局所に対して機器の
有する機能、例えば送風、冷暖房、芳香添加、脱臭、空
気清浄、などを供給するようにして機能に係るエネルギ
ー、リソースを居住者に対して効率的に利用することが
できる多機能送風機を簡単な構成にて提供するものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願発明の多機能送風機は、送風手段を有する送風
路を介して連通する吸込み部と吹出し部の間に、そこを
通過する空気流に対して熱的、空質的な変化を与える機
能付加手段を配置するとともに、吹出し部から吹き出す
空気流の主流が意図的に所定の空間で短絡、即ちショー
トサーキットするように送風量、吹出し空気流の風向、
等を調整して構成されるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本願発明の多機能送風機は、空気
流の吸込み部と、送風手段と、前記吸込み部を囲うよう
に配設された吹出し部と、前記吸込み部と前記吹出し部
とを連通させる送風路を形成するケーシングと、前記吸
込み部から前記吹出し部までの経路において通過する空
気流に対して熱的または質的に機能を付加する機能付加
手段とを有し、所定の空間で送風の主流を短絡させるよ
うに運転することを特徴とするものである。そして、こ
のように構成することで、主として空気流が循環する所
定の空間、即ちユーザが空調や空気清浄、方向添加など
の機能を必要とする局所空間に対して熱的または質的な
制御を行うことができるので、部屋などの空間全体に対
してするよりも、より効率的にユーザの必要とする機能
を供給することができる。
【0010】さらに、本願発明の多機能送風機は、吸込
み部と吹出し部は略同一方向に配置したものである。そ
して、このように構成することで、上記構成にて本多機
能送風機を設置した場所を基点とする所定の局所空間に
対して送風の短絡をよりしやすくすることができる。
【0011】さらに、本願発明の多機能送風機は、吹出
し部には、この吹出し部から吹き出す空気流の吹き出し
方向を決める吹出し方向偏向手段を有するものである。
そして、このように送風の吹出し方向を規定すること
で、所定の風量に対して意図する局所空間を形成するこ
とができる。
【0012】さらに、本願発明の多機能送風機は、送風
手段において風量は可変であるとともに、吹出し方向偏
向手段は吹出しの角度を調整することができるように構
成したものである。そして、このように構成すること
で、風量と吹き出し方向をユーザが任意に規定すること
ができ、ユーザの所望する局所空間を容易に形成するこ
とができる。
【0013】さらに、本願発明の多機能送風機は、吹出
し方向偏向手段により送風手段での風量が連動して制御
されるよう構成されたものである。そして、このように
構成することで、吹出し風量に応じて吹出し角度が連動
して変わるため、ユーザは風量と吹出し方向の関係のマ
ッチングを気にすることなく、所定の局所空間を形成す
ることが容易にできる。
【0014】さらに、本願発明の多機能送風機は、吹出
し方向偏向手段はフラップであり、このフラップは吸込
み口側に開閉するよう構成されたものである。そして、
このように構成することで、例えば本機を天井に据え付
けたり、壁面に埋め込んだりした場合にでも、容易に空
調などすべき空間を規定できる。
【0015】また、本願発明の多機能送風機は、吹出し
部は、吸込み部を備えた送風手段を容器状のケーシング
の開放部の略中央に配置することで構成されることを特
徴とするものである。そして、このように構成すること
で、吹出しのための回路を別途構成せずとも、吹出し口
が同時に形成されるため、更に安価に本体を構成するこ
とができる。
【0016】さらに、本願発明の多機能送風機は、吸込
み部を備えた送風手段は、ケーシングに対して着脱自在
に設けられていることを特徴とするものである。そし
て、このように構成することで、容器内に機能を有する
構成、例えば凍結した蓄熱材ボールや、アロマ発生物な
どを出し入れしやすく構成することができる。また、送
風手段の故障時にもそのユニットだけを交換できるの
で、簡易且つ安価に対応することができる。
【0017】また、本願発明の多機能送風機は、ケーシ
ングには、ケーシングの設置角度を変更調整する設置角
度調整手段が具備されていることを特徴とするものであ
る。そして、このように構成することで、吹出し方向を
任意に設定でき、ユーザの所望する局所空間位置を容易
に調整できる。
【0018】以下、図面を用いて、本願発明の実施の形
態について説明する。
【0019】(実施の形態1)図1は本願発明の第1の
実施の形態を示す多機能送風機の模式図であり、同図
(a)はその外観斜視図を示し、同図(b)は断面模式
図を示している。
【0020】まず、同図における機器の構成について説
明する。1は上方が開口した容器であり、その開口部に
送風ユニット2が支持部6を介して着脱可能に設置され
ている。そして、この送風ユニット2と容器1の開口部
との間に形成される開口部分が送風の吹出し部Bにな
る。一方、送風ユニット2は塵埃などを補修するフィル
タ4を吸込み部Aに設置するとともにその送風方向下流
にファン9を設置して構成している。更に送風ユニット
2は、その外周に吹出し部Bからの送風の吹出し方向を
規定する送風誘導翼5を具備している。また、容器1の
中には蓄熱材を内部に保持した蓄熱カプセル7や芳香材
を保持した芳香カプセル8などがファン9から下方に吹
出される送風に暴露されるように配置されている。な
お、蓄熱カプセルは蓄冷されていても温熱を蓄熱されて
いてもよいし、またカプセル状ではなく氷塊そのままで
もよい。容器1はガラスなど透明な材質で形成されてい
る場合には蓄熱カプセル7や芳香カプセル8は視覚的に
心地よい様々な色彩に塗色されているものが好ましい。
また、本実施の形態では蓄熱カプセル7や芳香カプセル
8に限定して説明しているが、容器1に入れるものとし
ては殺菌作用を示すわさび成分を具備した材料や吸湿性
のあるシリカゲルのような材料など、送風に対して温熱
的、空質的に効果を与えることができるものであれば限
定するものではない。また、吸込み部にはフィルタ4で
はなく、電気集塵型の集塵装置を配置したり、ここに芳
香材を配置させることも可能である。
【0021】次に同図(b)を用いて上記構成での本多
機能送風機の設置・動作について説明する。まず、容器
1に蓄熱カプセル7及び芳香カプセル8を入れ、送風ユ
ニット2を容器1に対して取り付ける。そして、電源
(図示せず)を接続してONし、ファン9を動作させ
る。すると、本多機能送風機の周囲でファン9、容器1
内部、吹出し部B、空調・空気清浄したい対象である局
所空間10、フィルタ4の順に主たる風の流れが形成さ
れる。無論、吹き出された送風は一部拡散もするが、送
風の主流は上述のように本機周辺の局所空間で短絡され
る。ここで、風量及び送風誘導翼5の角度は、空調・空
気清浄対象の局所空間10の広さに対して予め決められ
ている。
【0022】送風誘導翼5は着脱可能として様々な角度
設定の送風誘導翼を準備しておき、それに連動或いはマ
ニュアル設定によりファン9での風量を調節できるよう
にして局所空間10の広さを任意に変えられるようにし
てもよい。
【0023】上記のような局所空間での送風の短絡的な
流れを形成することで、従来の空気調和機のように部屋
空間全体に冷温熱、芳香などのリソースを分散させるの
ではなく、主としてユーザの必要な空間に限定して供給
することで上記リソースをユーザなどに対してより有効
に提供することが出来る。
【0024】(実施の形態2)次に図2及び図3を用い
て、本願発明の第2の実施の形態に付いて説明する。ま
ず、図2は第2の実施の形態を示す多機能送風機及びそ
の詳細部の模式図であり、同図(a)はその断面模式図
を示し、同図(b)は可動送風誘導翼11を構成する翼
片を、また同図(c)は可動送風誘導翼11の構成例を
示している。
【0025】本実施の形態では実施の形態1で説明した
送風誘導翼5の代わりにその角度が可変に構成された可
動送風誘導翼11を用いるというものである。可動送風
誘導翼11は図2(b)に示されるような略扇形状の翼
片11bを複数図2(b)に示されるように軸部11c
を共有して環状に可動なように連接して構成されてい
る。また、翼片11aの一枚には摘み部11aが形成さ
れており、この部分を持って可動送風誘導翼11全体の
角度を変更することが出来るように構成されている。な
お、摘み部11aは必須構成要件ではなく、翼片11a
自体を持って角度変更することも出来る。
【0026】一方、図3では前記の可動送風誘導翼11
を容器開口部周囲に設けて吹出し部Bでの風向を変更で
きるように構成された多機能送風機の断面模式図が示さ
れている。同図では送風ユニット2側の送風誘導翼5は
角度固定型のものが記載されているが、こちらも可動送
風誘導翼11としてもよく、また送風ユニット側にも可
動送風誘導翼を用いた場合には、容器開口部周囲に設け
た可動送風誘導翼と連動して送風の吹出し角度が変更で
きるようにしてもよい。
【0027】また、可動送風誘導翼11の角度に応じて
風量調整回路13によりファン9の風量を連動して変更
できるようにすれば、ユーザは吹出し角度の変更に応じ
て風量を設定する煩わしさがなく、好適である。この場
合、可動送風誘導翼11の角度変更に応じてスライドま
たは回転するなどして変化する機械的な抵抗装置(図示
せず)を設けて、その抵抗値の変化によりファン9に供
給される電圧が変化するように構成することも可能であ
る。
【0028】また、風量や可動送風誘導翼11の角度に
応じて容器下部に設置された照明ユニット14におい
て、照明がつくようにしてもよい。例えば、ユーザの要
望に応じて使用不使用の設定は可能であるとしておき、
機器のON時に点灯し風量が上がるとより発光手段15
での光量が増すか、照明ユニットは数種類の色彩で発光
できるようにしてあり、風量や羽根角度に応じて色彩が
かわるようにしてもよい。また図示はされていないが、
蓄熱材の温度や周囲温度を検知して光量・色彩を変更す
るようにしてもよい。
【0029】(実施の形態3)次に図4及び図5を用い
て、本願発明の第3の実施の形態に付いて説明する。ま
ず、図4は第3の実施の形態を示す多機能送風機の設置
角度を規定する構成の模式図であり、同図(a)は角度
設定手段17を容器1に装着して角度調整可能なように
構成した一例示し、同図(b)は胴部周囲に突起15が
構成された略卵型形状の容器の一例が示されている。
【0030】本機は図1などで示したような直立した状
態だけでなく、吹出し方向を斜方に向けることも有効で
ある。例えば、本機を机上に設置して、机上で学習など
をするユーザに対して冷温熱や空質のリソースを局所的
に提供する場合、にこのような角度調節が必要になる。
【0031】図4(a)に示される角度設定手段17は
容器1に固定されているかまたは別部品として構成され
胴部に嵌め込むようにされている。傾斜させたときに本
機が固定しやすいように、角度設定手段17の周囲は図
に示す様に多角形形状になっているとよい。また、この
形状は全周にわたって形成されていなくとも、一部方向
のみに形成されていてもよい。
【0032】また図4(b)示した容器を用いても、設
置角度調整が容易に出来る。突起18は容器胴部周囲に
複数設置されているが、このうちの3つの突起をもって
床面に設置するように構成されている。例えば、直立時
には突起18a、18b、及び図には表れないが容器底
面において突起18a、18bと環状等分に配置されて
いる突起18cの3つの突起により設置される。また本
体傾斜時には突起18b、18d、18eにより設置さ
れる。これらの場合において、突起は本機を直立または
傾斜して設置した時に容器表面が設置床面につかないよ
うな充分長く形成されている。この突起は意匠的に外観
をよくするでも有効である。
【0033】また、図5に示されているように、容器を
略球形として、これを受けて固定する図に示すような置
き台16を用いて固定してもよい。付随する効果とし
て、置き台11を設けることで例えば容器内に氷などの
蓄冷剤を入れた場合の容器表面への結露を受けて、機器
設置の台面に結露水がこぼれないようにすることもでき
る。
【0034】なお、実施の形態1〜3において、ファン
9及び照明部の電源については以上の説明及び図面では
省略したが、電線を引き回して家庭用電源コンセントに
つなぐか、または乾電池ユニットを送風ユニット2内ま
たは置き台に具備しておけばよい。
【0035】(実施の形態4)次に図6を用いて、本願
発明の第4の実施の形態に付いて説明する。図6は第4
の実施の形態を示す多機能送風機の設置及び構成の模式
図であり、形態としては天井埋込型のエアコンのような
ものを示している。本構成において従来の天井埋込型エ
アコンと異なるのは、四方に配置された吹出し口Bにお
いて付随して設置されたフラップ19が吸込み部A側に
回動する点である。従来の空気調和機ではそれが設置さ
れている天井と対向する床面に如何に送風が到達する
か、如何にロスを少なくして、空間の空気にその熱源の
エネルギーを行き渡らせるようにするかということが訴
求点のになっている。そのため、吹出し口から極吹き出
した空気が力短絡的に吸込み口に戻らないように、吹出
し口のフラップを制御したり、吹出しの風速を調整した
りしているが、本発明の多機能送風機ではあえて送風を
短絡させて局所空間を空調することが狙いで有るため、
上記従来のエアコンとは反対側にフラップが回動するよ
うに構成されている。この場合も風量と吹出し方向は空
調される局所空間の広さに応じて変更できるように設定
されており、ユーザはリモコンなどの操作手段を介して
設定できるようになっている。
【0036】
【発明の効果】以上の説明で示したように、本願発明の
多機能送風機は、送風手段を有する送風路を介して連通
する吸込み部と吹出し部の間に、そこを通過する空気流
に対して熱的、空質的な変化を与える機能付加手段を配
置するとともに、吹出し部から吹き出す空気流の主流が
意図的に所定の空間で短絡、即ちショートサーキットす
るように送風量、吹出し空気流の風向、等を調整して構
成されるており、それによって空気流が循環する局所空
間、即ちユーザが空調や空気清浄、方向添加などの機能
を必要とする局所空間に対して有効に熱的または質的な
空気調和を行うことができるので、従来の空気調和機を
用いて部屋などの空間全体に対して空気調和するより
も、より効率的にユーザの必要とする機能を供給するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)第1の実施の形態を示す多機能送風機の
外観斜視模式図 (b)第1の実施の形態を示す多機能送風機の断面模式
【図2】(a)第2の実施の形態を示す多機能送風機の
断面模式図 (b)第2の実施の形態における可動送風誘導翼を構成
する翼片を示す斜視図 (c)第2の実施の形態における可動送風誘導翼の構成
を示す模式図
【図3】第2の実施の形態における可動送風誘導翼を容
器開口周囲部に配置した場合の一例を示す断面模式図
【図4】(a)第3の実施の形態を示す多機能送風機の
外観斜視模式図 (b)第3の実施の形態を示す多機能送風機の容器の一
例を示す外観斜視模式図
【図5】第3の実施の形態を示す多機能送風機の設置態
様の一例を示す外観斜視模式図
【図6】第3の実施の形態を示す多機能送風機の構成模
式図
【符号の説明】
1 容器 2 送風ユニット 4 フィルタ 5 送風誘導翼 6 支持部 7 蓄熱カプセル 8 芳香カプセル 9 ファン 10 局所空間 11 可動送風誘導翼 11a 摘み部 11b 翼片 11c 軸部 13 風量調整回路 14 照明ユニット 15 発光手段 16 置き台 17 角度設定手段 18 突起 19 フラップ A 吸込み部 B 吹出し部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高坂 由紀美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 岡部 健作 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小林 義典 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3H034 AA02 AA18 BB02 BB08 CC03 DD01 DD26 DD27 DD30 EE18

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気流の吸込み部と、送風手段と、前記
    吸込み部を囲うように配設された吹出し部と、前記吸込
    み部と前記吹出し部とを連通させる送風路を形成するケ
    ーシングと、前記吸込み部から前記吹出し部までの経路
    において通過する空気流に対して熱的または質的に機能
    を付加する機能付加手段とを有し、所定の空間で送風の
    主流を短絡させるように運転することを特徴とする多機
    能送風機。
  2. 【請求項2】 吸込み部と吹出し部は略同一方向に配置
    したことを特徴とする請求項1に記載の多機能送風機。
  3. 【請求項3】 吹出し部には、この吹出し部から吹き出
    す空気流の吹き出し方向を決める吹出し方向偏向手段を
    有することを特徴とする請求項2に記載の多機能送風
    機。
  4. 【請求項4】 送風手段において風量は可変であるとと
    もに、吹出し方向偏向手段は吹出しの角度を調整するこ
    とができるように構成されていることを特徴とする請求
    項3に記載の多機能送風機。
  5. 【請求項5】 吹出し方向偏向手段により送風手段での
    風量が連動して制御されることを特徴とする請求項4に
    記載の多機能送風機。
  6. 【請求項6】 吹出し方向偏向手段はフラップであり、
    このフラップは吸込み口側に開閉することを特徴とする
    請求項5に記載の多機能送風機。
  7. 【請求項7】 吹出し部は、吸込み部を備えた送風手段
    を容器状のケーシングの開放部の略中央に配置すること
    で形成されることを特徴とする請求項2に記載の多機能
    送風機。
  8. 【請求項8】 吸込み部を備えた送風手段は、ケーシン
    グに対して着脱自在に設けられていることを特徴とする
    請求項7に記載の多機能送風機。
  9. 【請求項9】 ケーシングには、ケーシングの設置角度
    を変更調整する設置角度調整手段が具備されていること
    を特徴とする請求項1または2のいずれか一項に記載の
    多機能送風機。
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