JPH04129634A - アタッチメント交換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、門形マシニングセンタにおけるアタッチメン
ト交換装置に関するものである。

〈従来の技術〉 第６図で示すように、ベッド１上を前後方向に移動可能
に案内されたテーブル２と、前記ベッド１の左右に立設
されているコラム３間に支持したクロスレール４上で左
右並びに上下方向に移動可能な軸頭５と、この軸頭に鉛
直軸線回りに回転可能に軸承された主軸６に着脱交換可
能なアタッチメント７と、このアタッチメント７に着脱
交換可能な複数本の工具を収納した工具マガジン８並び
に工具交換装置９とを備えた門形マシニングセンタは周
知である。

上記アタッチメント７は、テーブル２端に一体に並設さ
れた支持台２ａ上に設けられているアタッチメント収納
マガジン１０に収納されていて、テーブル２の移動と軸
頭５の左右並びに上下方向の移動を利用して所要のアタ
ッチメント７を主軸６に自動交換している。

〈発明か解決しようとする課題〉 Ｌ記のように複数個のアタッチメント７は、テーブル２
と一体移動する支持台２ａ上に設置したアタッチメント
収納マガジン１０に常時収納されているため、テーブル
２のイナーシャに加えてアタッチメントの重量によるイ
ナーシャが増加され、テーブル送り移動用のモータの負
荷か増し、モータ容量をアップする必要もあり、不経済
である。

また、加工の際に発生する切粉、クーラン１〜かアタッ
チメントにかかり、長時間アタッチメントをテーブル２
上に載置すると、前記切粉が堆積してアタッチメント交
換に先立って切粉を除去しなければならない問題か生ず
る。

く課題を解決するための手段〉 本発明は、−Ｆ記従来の問題点を改善したもので５その
特徴とする構成は、ベッド上を前後方向に移動可能に案
内されたテーブルと、前記べ・ｙドの左右に立設されて
いるコラム間に支持したクロスレール上で左右並びに上
下方向に移動可能な軸頭と、この軸頭に鉛直軸線回りに
回転可能に軸承された主軸に着脱交換可能な複数個のア
タッチメントと、このアタッチメントに着脱交換可能な
複数本の工具を収納した工具マガジンとを備えた門形マ
シニングセンタにおいて、前記テーブル側方にアタッチ
メント収納マガジンを配置し、前記テーブル端上面にア
タッチメントを保持するアタッメント保持部材を設け、
前記アタッチメント収納マガジンとアタ・ソメント保持
部材間でアタッチメントを受け渡１．するアタッチメン
ト搬入出装置を備えたものである。

く作　用〉 上記の構成により、テーブル端上面に設けたアタッチメ
ント保持部材と所要のアタッチメント収納マガジンとを
対応させ、アタッチメント搬入出装置によってアタッチ
メントを受け渡しするものである。

〈実施例〉 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。尚、門
形マシニングセンタの主要構成は第６図の従来構成と同
じであるため、図示並びに構成説明を省略する。

本発明は第１図乃至第３図において、テーブル２の側方
のベッド１上にアタッチメント収納マガジン１１を配置
し、このアタッチメント収納マガジン１１はアタッチメ
ントカバー２１に多数のアタッチメント７がテーブル２
の移動方向に並列配置されている、また、前記テーブル
２端上面にアタッチメント７をずれ止めして保持するア
タッメント保持部材１２を設け、前記アタッチメント収
納マガジン１１とアタッメント保持部材１２間でアタッ
チメント７を受け渡しするアタッチメント搬入出装置を
備えたものである。

前記アタッチメント保持部材１２におけるアタッチメン
ト７のずれ止め機構は２図及び第３図で示すように、シ
リンダ１３により可動ノック１４を昇降動させることに
よってアタッチメント７を支持するアタッチメントケー
ス２０の底面に係止させるものである。

また、上記アタッチメント収納マガジン１１とアタッメ
ント保持部材１２間でアタッチメント７を受け渡しする
アタッチメンｌ−搬人出装置は、第２図及び第３図で示
すように、アタッチメント収納マガジン１１側に前記ア
タッチメント保持部材１２の方向に軸線を向けて進退作
動するシリンダ１５を設置し、このシリンダ１５のピス
トンロッド端にアタッチメントケース２０のコの字状の
フック２１に係脱する係合部材１５ａを設けたＩｌｓで
ある。

このアタッチメント搬入出装置は第４図で示すように、
テーブル２側にシリンダ１６をＢ　’ｌし、このシリン
ダ１６のピストンロッド端にアタッチメント７のフック
２１に係脱する係合部材１７を設けてもよい。

さらに、第５図で示すように、アタッチメント収納マガ
ジン１１をテーブル２の移動方向と平行に割出し移動さ
せるシリンダ１９と、割出し位置に割出されたアタッチ
メント収納マガジン１１とアタッチメント保持部材１２
間でアタッチメンドアを受け渡しさせる１個のシリンダ
１８とを配設してもよい。

本発明は上記の通りの構造であるから、主軸６に対して
アタッチメント７を交換するときは、主軸６に装着され
ているアタッチメント７をテーブル２に設けられている
アタッチメント保持部材１２上にあるアタッチメントケ
ース２０に保持し、テーブル２あるいはテーブル２とア
タッチメント収納マガジン１１を割出し作動して前記ア
タッチメント保持部材１２に保持されているアタッチメ
ント７を収納すべきアタッメント収納マガジン１１とア
タッチメント保持部材１２とを対応させ、アタッチメン
ト搬入出装置によりアタッチメント保持部材１２に保持
されているアタッチメント７をアタッチメント収納マガ
ジン１１に収納する。

次いで、必要なアタッチメント７が収納されいるアタッ
チメント収納マガジン１１とアタッチメント保持部材１
２とを対応し、アタッチメント搬入出装置によりアタッ
チメント収納マガジン１１に収納されているアタッチメ
ント７をアタッチメントケース２０とともにアタッチメ
ント保持部材１２に搬入させ、可動ノック１４によって
アタッチメントケース２０をすれ止めし、テーブル２を
移動して主軸６と対応してアタッチメント７を主軸６に
装着するものである。従って、このアタッチメント７の
交換動作の殆どは、テーブル２、軸頭５の移動を利用し
て行われる。また、フック２１と係合部材１５ａとの係
合離脱は、テーブル２の移動を利用して行われる。

〈発明の効果〉 以上のように本発明は、門形マシニングセンタにおいて
、テーブル側方にアタッチメント収納マガジンを配置し
、前記テーブル端上面にアタッチメントを保持するアタ
ッメント保持部材を設け、前記アタッチメント収納マガ
ジンとアタッメント保持部材間でアタッチメントを受け
渡しするアタッチメント搬入出装置を倫えた構成である
から、従来のテーブルと一体の支持台上にアタッチメン
ト収納マガジンを設置したものに比較すると、テーブル
の移動重量が大幅に軽減され、テーブルの送り移動用の
モータの負荷が少なくなり、工作物の加工においてアタ
ッチメント収納マガジンとの干渉がなくなるので加工許
容領域が拡大する。

また、工作物の加工時にはアタッチメント収納マガジン
は切削点から遠く離間した位置となるため、切粉、クー
ラントか待機しているアタッチメントにかかることがな
く、機械を長時間連続して稼動しても同等影響を及ぼす
ことがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の平面図、第２図は同要部拡大平面図、
第３図は同側面図、第４図及び第５図は本発明の変形例
を示す平面図、第６図は従来の装置を装備した門形マシ
ニングセンタの斜視図である。 １・・・ベッド、２・・・テーブル、３・・・コラム、
４・・・クロスレール、５・・・軸頭、６・・・主軸、
７・・・アタッチメント、１１・・・アタッチメント収
納マガジン、１２・・・アタッチメント保持部材、１５
・・・シリンダ、 ５ａ ・・・係合部材。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ベッド上を前後方向に移動可能に案内されたテーブルと
   、前記ベッドの左右に立設されているコラム間に支持し
   たクロスレール上で左右並びに上下方向に移動可能な軸
   頭と、この軸頭に鉛直軸線回りに回転可能に軸承された
   主軸に着脱交換可能な複数個のアタッチメントと、この
   アタッチメントに着脱交換可能な複数本の工具を収納し
   た工具マガジンとを備えた門形マシニングセンタにおい
   て、前記テーブル側方にアタッチメント収納マガジンを
   配置し、前記テーブル端上面にアタッチメントを保持す
   るアタッメント保持部材を設け、前記アタッチメント収
   納マガジンとアタッメント保持部材間でアタッチメント
   を受け渡しするアタッチメント搬入出装置を備えたこと
   を特徴とするアタッチメント交換装置。