JPS62826Y2 - - Google Patents

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JPS62826Y2
JPS62826Y2 JP2466582U JP2466582U JPS62826Y2 JP S62826 Y2 JPS62826 Y2 JP S62826Y2 JP 2466582 U JP2466582 U JP 2466582U JP 2466582 U JP2466582 U JP 2466582U JP S62826 Y2 JPS62826 Y2 JP S62826Y2
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JP2466582U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えばプラノミラー(平削りフライ
ス盤)等の工作機械に於けるアタツチメント格納
装置に関する。
プラノミラー等の工作機械30は、例えば第1
図に示す如く、前後方向に長く形成されたベツド
31と、この上に配されて前後に往復動するテー
ブル32と、前記ベツド31の中程両脇に立設さ
れたコラム33と、両コラム33間に横架された
クロスレール34と、該クロスレール34に支持
されて上下及び左右に移動し得る主軸箱35と、
一方のコラム33に設けられた工具自動交換装置
36等から構成されている。
主軸箱35は、垂直主軸37を備えていて、こ
れは主軸箱本体の頭部に付設した回転駆動機38
に依り回転駆動されると共に、該垂直主軸37の
下部には工具(図示せず)が装着される。
工作機械30は、この様な構造を呈し、前記テ
ーブル32の直進運動と垂直主軸37に装着した
工具の上下及び左右の送りに依つてテーブル32
上に載置した被加工物(図示せず)を加工する様
になつている。
而して従来にあつては、加工範囲を広める為に
必要に応じて、前記主軸箱35にアタツチメント
39を装着し、該アタツチメント39が備えてい
る水平主軸40に工具を装着して加工する事が行
なわれている。
アタツチメント39は、多くの場合、主軸箱3
5に対して割出旋回し得るべく装着され、主軸箱
35の垂直主軸37とアタツチメント39の水平
主軸40は連繋状態を呈してその回転力が伝達さ
れる様に構成されている。
主軸箱35とアタツチメント39は、主軸箱本
体に設けたクランプ機構41と、アタツチメント
本体に設けたクランプフランジ42を掛脱する事
に依り行なわれる。
而して工作機械30の近傍には、従来例えば実
開昭55−156833号に開示されたアタツチメント自
動交換装置が設けられ、使用しない時のアタツチ
メント39は工作機械30から相当離れた位置に
保管されていた。
ところがこの様な構造では、アタツチメントの
保管の為の設備が大がかりになると共に、大きな
フロアスペースが必要で、非常に邪魔であつた。
然もアタツチメントの保管場所並びにアタツチ
メント自動交換装置は、切粉や塵埃から防護する
必要があるが、防護面積が大きいのでその設備が
大型且つ複雑となり、コストが高く付いてしまう
恨みがあつた。
更に、主軸箱からアタツチメントの保管場所ま
での距離が長いので、この移動に時間が掛つて準
備作業に手間どり、本来の工作作業に支障を与え
る難点があつた。
本考案は、叙上の問題点に鑑みこれを解消する
為に創案されたもので、その目的とする処は、工
作機械のコラムが中空状である事に着眼し、この
内部にアタツチメントを格納する様にしてスペー
スの有効利用を図り、然もコラムを防塵壁の一部
として利用する事に依り防塵設備を簡素化すると
共に、アタツチメントの格納位置から装着位置ま
での移動距離を短縮して迅速にこの種準備作業が
行なえる様にした工作機械のアタツチメント格納
装置を提供するにある。
本考案の基本的な構成は、前後方向に長く形成
されたベツドと、この上に配されて前後方向に往
復動するテーブルと、前記ベツドの中程両脇に立
設されて内部が中空状のコラムと、両コラム間に
横架されたクロスレールと、該クロスレールに支
持されて前記コラムに対して上下及び左右に移動
できる主軸箱と、前記主軸箱に必要に応じて装着
されるアタツチメントとから成る工作機械に於
て、前記コラムの前壁に開口を穿設し、アタツチ
メントを支持してこれをコラム内の収納位置から
コラム外の装着位置まで移動し得る受台を設ける
と共に、前記開口を開閉し得る防塵カバーを設け
た事に特徴が存する。
つまり、コラム内部をアタツチメントの保管場
所と定めると共に、コラムの前壁に開口を穿設し
てアタツチメントの出入口と為し、アタツチメン
トは移動し得る受台の上に載置されてコラム内か
らコラム外まで移動自在とし、アタツチメントを
コラム外の装着位置に位置させたならば主軸箱に
装着する事ができ、更にアタツチメントがコラム
内の収納位置に移動したならば防塵カバーに依り
出入口である開口を閉塞し、該アタツチメントを
コラムの各壁並びに防塵カバーに依り囲繞する様
にしたものである。
以下、本考案の実施例を示す図面に基づきその
詳細を説明する。
第1図は、本考案に係るアタツチメント格納装
置を適用した工作機械の全体態様を示す正面図で
ある。
第2図は、本考案に係るアタツチメント格納装
置を拡大して示す一部を破断した正面図。第3図
は、同じく一部を破断した側面図。第4図は、同
じく一部を破断して示す平面図である。
本考案に係るアタツチメント格納装置1は、第
1図に示した工作機械30に適用され、該工作機
械30は、ベツド31、テーブル32、内部が中
空状のコラム33、クロスレール34、主軸箱3
5、アタツチメント39等から構成されている。
この例では、前記クロスレール34がコラム3
3に固定されていて、この様なクロスレール34
に対して主軸箱35が上下及び左右に移動する様
にしているが、クロスレール34がコラム33に
対して上下動すると共に該クロスレール34に沿
つて主軸箱35が左右に移動する構造の工作機械
30であつても差支えない。要するに主軸箱35
は、クロスレール34に支持されていてコラム3
3に対して上下及び左右に移動し得るべく構成さ
れていれば良い。
本考案に係るアタツチメント格納装置1は、開
口2、アタツチメント移動機構3、防塵カバー4
からその主要部が構成されている。
前記開口2は、工作機械30に於ける一方のコ
ラム33の前壁43に穿設され、アタツチメント
39が余裕をもつて通過できる大きさにしてあ
る。
アタツチメント移動装置3は、アタツチメント
39が載置されてこれを直立状態に保持する受台
5と、該受台5を前後方向に摺動自在に案内支持
する案内体6と、これらの一部間に介設されて受
台5をコラム33内の収納位置からコラム33外
の装着位置まで移動させる移動シリンダ7から成
つている。
受台5の後半上部に於ける左右両側には、アタ
ツチメント39を直立保持する為の保持板8が設
けられると共に、後方上部にはアタツチメント3
9の下部に窪設した位置決め穴44に嵌入し得る
位置決め突起9が設けてある。
案内体6は、コラム33に穿設した開口2を境
にしてコラム33の内外に水平に延びて居り、前
半下側に付設した支板10がコラム33の前壁4
3にボルト等にて固定されている。そして案内体
6の後側下部と受台5の前側下部に夫々垂設した
ブラケツト11,12間には移動シリンダ7が介
設されている。
前記案内体6並びに移動シリンダ7は、この例
の通りに設ける事はなく、コラム33をうまく利
用して取付ける事もできる。
尚、本実施例にあつては、後述する防塵覆体格
納装置20の一部をアタツチメント移動機構3の
受台5の前部に設けた場合を例示している。
防塵カバー4は、アタツチメント39がコラム
33内の収納位置にある時に前記開口2を閉塞す
る為のものである。
本実施例にあつては、コラム33外に突出する
アタツチメント移動機構3及び防塵覆体格納装置
20の一部をも含めて覆う事の出来るものにして
あり、後方上部竪壁13、上壁14、前方下部竪
壁15、左右側壁16,17から成る箱型を呈
し、前記上壁14と前方下部竪壁15の夫々一部
が受台5に固定してある。
この例の如く防塵カバー4を受台3に固定して
置けば、受台5の移動に伴なつて開口2を開閉す
る事ができ、防塵カバー4専用の開閉駆動機構を
省略できる。然しながらこの様に限定される事は
なく、例えばコラム33側に防塵カバーを設け、
これ専用の開閉駆動機構に依りこれを動かして開
口2を開閉する様にしても差支えない。
先述した防塵覆体格納装置20は、防塵覆体4
5を保管並びに装着する為のものである。
これは、防塵覆体45を載架支持して防塵カバ
ー4内の保管位置から装着位置まで昇降し得る受
体21と、該受体21を上下駆動する為の昇降シ
リンダ22と、防塵カバー4の上壁14に穿設し
た出入口23と、これを開閉する蓋体24と、蓋
体24を作動する為の開閉シリンダ25とから成
つている。
而して昇降シリンダ21及び開閉シリンダ25
は受台5に固定され、蓋体24はその前端部が防
塵カバー4に俯仰自在に枢結されて開閉シリンダ
25に依り開閉する様になつて居り、受体21に
は位置決め突起26が設けられている。
前記防塵覆体45は、アタツチメント39の代
りに主軸箱35に装着するものであり、主軸箱本
体に設けられたクランプ機構41に掴持されるク
ランプフランジ46と、垂直主軸37を挿通する
貫孔47と、受体21の位置決め突起26が嵌入
し得る位置決め穴48とを備えた椀状を呈してい
る。
この防塵覆体45は、図示していないが、主軸
箱35の下部に設けた位置決め歯環等を防塵する
為のものであり、この位置決め歯環はアタツチメ
ント39を主軸箱35に装着した際、所定の旋回
位置に位置決め保持する為に設けられ、アタツチ
メント39の方にもこれに噛合する同様の歯環が
設けられている。
次に、この様な構成に於ける作用に就いて述解
する。
第2図乃至第4図は、アタツチメント39がコ
ラム33の格納位置にある場合を示している。
つまり、アタツチメント39は、受台5上に載
置されて保持板8に依り垂直状態を呈すべく保持
され、然もアタツチメント39側の位置決め穴4
4に位置決め突起9が嵌合して所定位置に確保さ
れている。
この時、受台5に付設した防塵カバー4は、コ
ラム33の開口2を閉塞し、アタツチメント39
はこの防塵カバー4とコラム33の各壁に依り囲
繞されている。従つて切粉等が格納状態のアタツ
チメント39に付着する事がない。
アタツチメント39を主軸箱35に装着する場
合は、移動シリンダ7を伸長させて受台5を案内
体6に対して前進させる。そうすれば受台5に付
設した防塵カバー4は、これに連れて自動的に開
口2を開放し、受台5上のアタツチメント39は
コラム33内の格納位置から開口2を経て第6図
に示すコラム33外の装着位置に進む事になる。
そして主軸箱35を適宜横動及び下降させれ
ば、アタツチメント39を装着する事ができる。
つまり主軸箱本体に設けたクランプ機構41とア
タツチメント本体に設けたクランプフランジ42
に装着される。
勿論、アタツチメント39が不要になり、格納
する必要がある場合は、前述の逆の要領に依りこ
れを行なう事ができる。
次に、防塵覆体45の事に就いて述べて置く。
主軸箱35にアタツチメント39を装着しない
場合、つまり垂直主軸37に工具を装着して工作
する場合には、前述した如く主軸箱35側に設け
た位置決め歯環等を保護する為に当該防塵覆体4
5が装着される。この装着は、主軸箱本体に設け
たクランプ機構41にて防塵覆体45のクランプ
フランジ46を掴持する事に依り行なわれる。
防塵覆体45を主軸箱35に装着する場合は、
先ず開閉シリンダ25を伸長させて蓋体24を開
動させ、出入口23を第5図の如く開放する。
次いで、主軸箱35を適宜横動及び降下させて
第5図の想像線で示す装着位置に配した後、昇降
シリンダ22を伸長させて受体21及びこの上に
定置されている防塵覆体45を上昇させる。そう
すれば、この防塵覆体45を主軸箱35の本体に
装着する事ができる。
主軸箱35側から防塵覆体45を離脱して防塵
カバー4内に格納する場合には、前述の逆の要領
にて行なえば良い。
以上既述した如く、本考案に依れば、工作機械
の中空状コラムをアタツチメントの格納場所とし
て利用したので、スペースの有効利用が図れ、フ
ロアスペースが大きくならず、邪魔になる事がな
い。
コラムの各壁を防塵壁として利用し得るので、
防塵設備を極めて簡素化できる。
アタツチメントは、コラム内の格納位置からコ
ラム外の装着位置まで移動させるだけで主軸箱に
装着できるので、その移動距離が極めて短かくて
済み、移動装置を簡単化できる。然も移動距離が
短かい事に依り所謂準備作業が迅速に行なえ、本
来の工作作業に支障を与える事がない。
防塵カバーを受台に付設した場合は、受台の移
動に伴なつてコラムの開口を開閉でき、専用の駆
動装置を省略する事ができる。
構造も極めて簡単であり、ユニツト化する事に
依り既存の工作機械にも容易に適用できる等諸種
の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るアタツチメント格納装
置を適用した工作機械を示す正面図。第2図は、
本考案に係るアタツチメント格納装置を拡大して
示す一部破断正面図。第3図は、その側面図。第
4図は、その平面図。第5図は、アタツチメント
が格納位置にある場合の略式一部破断側面図、第
6図は、アタツチメントが装着位置にある場合の
同様図である。 1……アタツチメント格納装置、2……開口、
4……防塵カバー、5……受台、30……工作機
械、31……ベツド、32……テーブル、33…
…コラム、34……クロスレール、35……主軸
箱、39……アタツチメント、43……前壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後方向に長く形成されたベツド31と、この
    上に配されて前後方向に往復動するテーブル32
    と、前記ベツド31の中程両脇に立設されて内部
    が中空状のコラム33と、両コラム33間に横架
    されたクロスレール34と、該クロスレール34
    に支持されて前記コラム33に対して上下及び左
    右に移動できる主軸箱35と、前記主軸箱35に
    必要に応じて装着されるアタツチメント39とか
    ら成る工作機械に於て、前記コラム33の前壁4
    3に開口2を穿設し、アタツチメント39を支持
    してこれをコラム33内の収納位置からコラム3
    3外の装着位置まで移動し得る受台5を設けると
    共に、前記開口2を開閉し得る防塵カバー4を設
    けた事を特徴とする工作機械のアタツチメント格
    納装置。
JP2466582U 1982-02-22 1982-02-22 工作機械のアタツチメント格納装置 Granted JPS58128846U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2466582U JPS58128846U (ja) 1982-02-22 1982-02-22 工作機械のアタツチメント格納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2466582U JPS58128846U (ja) 1982-02-22 1982-02-22 工作機械のアタツチメント格納装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58128846U JPS58128846U (ja) 1983-08-31
JPS62826Y2 true JPS62826Y2 (ja) 1987-01-09

Family

ID=30036661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2466582U Granted JPS58128846U (ja) 1982-02-22 1982-02-22 工作機械のアタツチメント格納装置

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JP (1) JPS58128846U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58128846U (ja) 1983-08-31

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