JPH04129367A - 打合せ回線の自動割り込み方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要］ 打合せ回線の自動割り込み方式に関し、使用中でない回
線に信号が入力した場合に、現在使用中の回線の信号と
合成することによって、自動割り込みを行って通話可能
にする方式を提供することを目的とし、 複数の回線からなる打合せ回線から１回線を選択して通
話を行うシステムにおいて、使用していない他の回線に
信号が入力されたことが検出されたとき、現在使用中の
回線の信号と該他の回線の信号とを自動的に合成して相
互に通話可能にしたことによって構成される。

〔産業上の利用分野］ 本発明は、打合せ回線の自動割り込み方式に関し、特に
使用中でない回線に信号が入力されたとき、現在使用中
の回線の信号と自動的に合成して通話を行うことができ
るようにした打合せ回線の自動割り込み方式に関するも
のである。

中継回線中に設けられ、複数の多重化回線の中継を行う
中継装置（ＲＥＰ）においては、各多重化回線ごとにそ
れぞれ打合せ回線を有し、保守等を行う場合、これを使
用して端局または他の中継装置との間で相互に通話を行
うことができるように構成されている。

このような打合せ回線においては、使用中でない回線に
信号が入力した場合に、現在使用中の回線の信号と合成
することによって、自動割り込みを行えるようにするこ
とが要望される。

〔従来の技術〕

従来の中継装置における打合せ回線においては、使用す
る回線をスイッチによって選択することによって、予め
チャンネルを設定して打合せを行うようにしている。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の方式では、スイ・ンチによってチャンネルを固定
して打合せを行うため、他のチャンネルからの呼び出し
があった場合、現在通話中の通話者は、どこから呼び出
されたのかを知ることができない。

そのため、スイッチを操作してすべてのチャンネルを設
定して調べてみなければ、呼び出し元がどこかわからな
いという問題があった。

本発明は、このような従来技術の課題を解決しようとす
るものであって、使用中でない回線に信号が入力した場
合に、現在使用中の回線の信号と合成することによって
、自動割り込みを行って通話可能にする方式を提供する
ことを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は、本発明の原理的構成を示したものである。

すなわち本発明は、複数の回線からなる打合せ回線から
１回線を選択して通話を行うシステムにおいて、使用し
ていない他の回線に信号が入力されたことが検出された
とき、現在使用中の回線の信号と該他の回線の信号とを
自動的に合成することによって、相互に通話可能にした
ものである。

また本発明は、複数の回線からなる打合せ回線に対して
、信号有検出回路１５を各回線に対応して設けて各回線
における信号を検出し、選択回路１６に複数の回線を接
続して、そのなかから選択された任意の１回線またはい
ずれかの信号有検出回路で信号が検出された１回線との
間で信号を入出力するとともに、いずれかの信号有検出
回路で他の回線の信号が検出されたとき、この回線との
間で信号を入出力するようにし、合成回路１９によって
、選択回路１６から出力される通話中の１回線の信号と
信号が検出された他の回線の信号とを合成して出力し、
分岐回路２０によって、入力信号を分岐して通話中の１
回線の入力および信号が検出された他の回線の入力とし
て選択回路１６に入力するようにしたものである。

〔作用〕

本発明においては、使用していない他の打合せ回線に信
号が入力されたことが検出されたとき、現在使用中の回
線の信号と信号が検出された他の回線の信号とを自動的
に合成して相互に通話可能にしたので、使用中でない回
線に信号が入力した場合に、スイッチ操作を行う必要な
しに、現在使用中の回線の信号に対して自動割り込みを
行って、通話を行うことができる。

また本発明においては、各回線に対応して設けられた信
号有検出回路で各回線における信号を検出し、選択回路
に複数の回線を接続して、そのなかから選択された任意
の１回線またはいずれかの信号有検出回路で信号が検出
された回線との間で信号を入出力するとともに、いずれ
かの信号有検出回路で他の回線の信号が検出されたとき
、この回線との間でも信号を入出力するようにする。

そして合成回路で、選択回路から出力される通話中の１
回線の信号と信号が検出された他の回線の信号とを合成
して出力し、分岐回路で、入力信号を分岐して通話中の
１回線の入力および信号が検出された他の回線の入力と
して選択回路１６に入力するようにしたので、使用中で
ない回線に信号が入力した場合に、スイッチ操作を行う
必要なしに、現在使用中の回線の信号に対して自動割り
込みを行って、通話を行うことができる。

〔実施例〕

第２図は本発明の一実施例を示したものであって、１１
１，１１□、　１１３．−、　１１．、は光信号を受信
する光受信装置（ＯＲ）、１２．．１２□７１２３１２
、は多重化された信号を分離する分離装置（ＤＭＵＸ）
、Ｉ　３．、１３□、　１３３．−、１３ｎは信号を多
重化する多重装置（ＭＵＸ）　、１４＋。

１４□、　１４３．−、　１４□は光信号を送信する光
送信装置（Ｏ８）、１５．．１５□、　１５３．−、　
１５゜は打合せ回線の信号を検出する信号有検出回路、
１６は打合せ回線の入出力信号を選択する選択回路、１
７．１８はディジタル信号をアナログ信号に変換するデ
ィジタルアナログ（Ｄ／Ａ）変換回路、１９はＤ／Ａ変
換回路１７．１８のアナログ出力を合成する合成回路、
２０は入力を分岐する分岐回路、２１．２２は分岐回路
２０のアナログ信号をディジタル信号に変換するアナロ
グディジタル（Ａ／Ｄ）変換回路、２３は打合せチャン
ネルを設定する回線設定スイッチである。

第２図において、打合せ回線を用いて通話しようとする
ときは、回線設定スイッチ２３を所望の回線例えば回線
１に設定すると、分離装置１２０打合せ回線の信号出力
と、多重装置１３□の打合せ回線の信号入力とが、選択
回路１６を経てＤ／Ａ変換回路１７とＡ／Ｄ変換回路２
１とに接続され、それぞれ合成回路１９と分岐回路２０
とを経て、打合せ回線の出力と入力とに接続される。

従ってこの状態で、回線１を通じて相手と通話すること
ができる。

一方、相手から例えば回線１を経て呼び出されたときは
、回線１における信号入力によって、信号有検出回路１
５．がこの信号を検出して、選択回路１６を制御する。

これによって、スイッチ２３によって回線を指定したと
きと同様に、分離装置１２＋の打合せ回線の信号出力と
、多重装置１３、の打合せ回線の信号入力とが、選択回
路１６を経てＤ／Ａ変換回路１７とＡ／Ｄ変換回路２１
とに接続され、それぞれ合成回路１９と分岐回路２０と
を経て、打合せ回線の出力と入力とに接続される。従っ
てこの状態で、回線１を通じて相手と通話することがで
きる。

回線１を使用して通話中に、他の回線、例えば回線３に
信号が入力されると、信号有検出回路１５３がこの信号
を検出して、選択回路１６を制御する。これによって、
分離装置１２３の打合せ回線の信号出力と、多重装置１
３３の打合せ回線の信号入力とが、選択回路１６を経て
Ｄ／Ａ変換回路１日とＡ／Ｄ変換回路２２とに接続され
、それぞれ合成回路１９と分岐回路２０とを経て、打合
せ回線の出力と入力とに接続される。

従ってこの状態では、回線１の信号出力と回線３の信号
出力とが合成されて出力されるとともに、信号入力が分
岐されて回線１と回線３とに入力されるので、回線１の
信号に対して回線３の信号の自動割り込みが行われる。

さらに他の回ｌ１ｌｉｎに信号入力があれば、回線ｎに
切り替えられて自動割り込みの状態となる。

〔発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、複数の回線からな
る打合せ回線から１回線を選択して通話を行うシステム
において、 （１）相手に対して通話を行おうとするときは、スイッ
チを用いて回線を指定することによって、所望の相手と
通話することができる。

（２）相手から通話が行われたときは、当該装置でスイ
ッチによって回線を指定しなくても、自動的に相手と通
話することができる。

（３）ある回線と通話中に他の回線から信号入力があっ
たときは、現在通話中の回線に対して自動割り込みが行
われて、他の回線とも通話することが可能となる。

このように本発明によれば、スイッチ操作等を必要とせ
ず、簡単な信号検出回路および選択回路を用いて自動割
り込み機能を実現できるので、打合せ回線の運用が容易
、かつ便利になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理的構成を示す図、第２図は本発明
の一実施例を示す図である。 １５は信号有検出回路、１６は選択回路、１９は合成回
路、２０は分岐回路である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の回線からなる打合せ回線から１回線を選択
   して通話を行うシステムにおいて、 使用していない他の回線に信号が入力されたことが検出
   されたとき、現在使用中の回線の信号と該他の回線の信
   号とを自動的に合成して相互に通話可能にしたことを特
   徴とする打合せ回線の自動割り込み方式。
2. （２）複数の回線からなる打合せ回線に対して、該各回
   線に対応して設けられ該各回線における信号を検出する
   信号有検出回路（１５）と、該複数の回線を接続して、
   そのなかから選択された任意の１回線または前記いずれ
   かの信号有検出回路で信号が検出された１回線との間で
   信号を入出力するとともに、前記いずれかの信号有検出
   回路で他の回線の信号が検出されたとき、該他の回線と
   の間で信号を入出力する選択回路（１６）と、 該選択回路（１６）から出力される前記１回線の信号と
   前記他の回線の信号とを合成して出力する合成回路（１
   ９）と、 入力信号を分岐して前記１回線の入力および前記他の回
   線の入力として前記選択回路（１６）に入力する分岐回
   路（２０）とを備えたことを特徴とする打合せ回線の自
   動割り込み方式。