JPH04129320A - 再生比較器及び差動増幅器 - Google Patents
再生比較器及び差動増幅器Info
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- JPH04129320A JPH04129320A JP2413809A JP41380990A JPH04129320A JP H04129320 A JPH04129320 A JP H04129320A JP 2413809 A JP2413809 A JP 2413809A JP 41380990 A JP41380990 A JP 41380990A JP H04129320 A JPH04129320 A JP H04129320A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K3/00—Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
- H03K3/02—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
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- H03K3/356—Bistable circuits
- H03K3/356017—Bistable circuits using additional transistors in the input circuit
- H03K3/356034—Bistable circuits using additional transistors in the input circuit the input circuit having a differential configuration
-
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- H03K3/356043—Bistable circuits using additional transistors in the input circuit the input circuit having a differential configuration with synchronous operation
Landscapes
- Manipulation Of Pulses (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
[0001]
本発明は、電気信号用比較器及び増幅器、特に、MES
FET電荷蓄積の影響を最少にした低ヒステリシス再生
比較器及び差動増幅器に関する。 [0002]
FET電荷蓄積の影響を最少にした低ヒステリシス再生
比較器及び差動増幅器に関する。 [0002]
材料固有の特性により、ガリウム砒素(G a A s
)金属半導体電界効果トランジスタ(MESFET)
素子は、電荷蓄積効果を示す。この電荷蓄積効果は、M
ESFETを増幅素子及び/又はスイッチング素子とし
て用いる回路において、時間及びレベルに追従したヒス
テリシスを示す。自動ゼロ技術及びカスコード技術など
の種々の技術を用いて、これら電荷蓄積効果を除去する
か最少にしている。自動ゼロ技術は非常に効果的である
が、その欠点として、2のN乗個の比較器を用いたフラ
ッシュ(並列比較)型アナログ・デジタル変換(A/D
)器を利用できない回路を必要とする。 [0003] 図6は、シリコン・バイポーラ技術で実現した従来の基
本的な再生比較器10を示し、図7は、GaAs M
ESFETで実現した類似回路20を示す。これら回路
10及び20は、入力端子VIN十及びVIN−と出力
端子V OUT及びNVOUTを具えている。これら回
路10及び20を利用する際、端子VIN+に基準電圧
を供給し、端子VIN−にこの基準電圧と比較する電圧
を供給する。再生期間中にこれら回路10及び20を使
用において、端子VIN+の電圧がVIN−の電圧より
も高ければ、出力端子V OUTは高状態で、出力端子
NVOUTは低状態である。 よって、端子VIN+の電圧がVIN−の電圧よりも低
ければ、端子V OUTが低状態で、NVOUTが高状
態である。 [0004] 回路10及び20は、外側差動増幅器対(Ql、Q2)
と、差動内側ラッチ又は再生対(Q3、Q4)と、クロ
ック信号CLK及びその反転クロック信号NCLKで駆
動される第3差動増幅器対(Q5、Q6)とを含んでい
る。これら信号CLK及びNCLKは、外部から供給さ
れたストローブ・クロックから得る。 [0005] 第3差動対(Q5、Q6)により、電流源Q7からの電
流経路が得られる。クロック信号CLKが高状態でクロ
ック信号NCLKが低状態のときは、この電流が外側差
動増幅器対(Ql、Q2)のエミッタを介して流れ、ま
た、クロック信号CLKが低状態でNCLKが高状態の
ときは、この電流が内側再生対(Q3、Q4)を介して
流れる。 [0006] クロック信号CLKが高状態のとき、外側差動対(Q
1、Q2)が増幅器として働き、入力端子VIN十及び
VIN−間の電圧差が、相補出力端子V OUT及びN
VOUTに電圧オフセットを発生させ、コレクタ・ノー
ド又はドレイン・ノードに接続された寄生容量CP及び
NCRを充電する。クロック信号CLKが低状態に切り
替わると、電流は内側再生対(Q3、Q4)に流れて、
再生サイクルが開始する。 [0007] 寄生容量CP及びNCPに蓄積されたオフセットは、内
側再生対(Q3、Q4)の出力電圧をバランスさせ、内
側再生対(Q3、Q4)の交差結合特性によりこのオフ
セットが指数的に上昇する。出力端子V OUT及びN
VOUT間の出力電圧差の最終的な大きさは、Q7のコ
レクタ又はドレインを介して流れるテール電流■7によ
り設定する。クロック信号が再び高状態に切り替わると
、内側再生対(Q3、Q4)がディスエーブルされ、外
側差動対(Q 1、Q2)が再びアクティブになり、回
路10は、その元の状態に回復する。なお、端子V O
UT及びNVOUTの値は、端子VIN十及びVIN−
の値に直接的に影響される。トランジスタ08〜Q11
及びダイオードD8 a−D8 i、 D9 a−、−
D9 iにより、レベル・シフトを行い、出力の駆動を
可能にする。 [0008] 図8のa、b及びCは、図6及び図7の回路10及び2
0の典型的な波形を示す。図8aは、端子VIN−の電
圧(点線)が一定に保持されている際に変化する端子V
IN+の電圧を示す。図8bは、増幅期間中は高状態で
、再生期間中に低状態で、増幅期間中に再び高状態に変
化するクロック信号CLKを示す。図80において、ク
ロック信号CLKが高状態のときに、入力端子VIN十
及びVIN−の相対値により、出力端子V OUT及び
NVOUTの値の差が決まる。なお、端子V IN−の
値は、説明を簡単にするため、一定値として示す。信号
CLKが低状態で、信号NCLKが高状態のときは、総
べての電流が内側トランジスタ03又はQ4の一方を流
れていると、出力値の差は、最大値に達するまで変化す
る。信号CLKが再び高状態に変化すると、このCLK
が状態が変化した後、端子VIN十及びVIN−の値で
決まる新たな値に出力レベルが急速に変化する。 [0009] シリコン・トランジスタは、異常な電荷蓄積効果に影響
されず、接合部及び寄生容量に蓄積された電荷によるい
かなるヒステリシスも、高周波数において明らかになる
。一方、GaAs )ランジスタは、非常に長い時定数
(マイクロ秒からミリ秒)である電荷蓄積効果を示す水
晶において、欠点がある。 [0010]
)金属半導体電界効果トランジスタ(MESFET)
素子は、電荷蓄積効果を示す。この電荷蓄積効果は、M
ESFETを増幅素子及び/又はスイッチング素子とし
て用いる回路において、時間及びレベルに追従したヒス
テリシスを示す。自動ゼロ技術及びカスコード技術など
の種々の技術を用いて、これら電荷蓄積効果を除去する
か最少にしている。自動ゼロ技術は非常に効果的である
が、その欠点として、2のN乗個の比較器を用いたフラ
ッシュ(並列比較)型アナログ・デジタル変換(A/D
)器を利用できない回路を必要とする。 [0003] 図6は、シリコン・バイポーラ技術で実現した従来の基
本的な再生比較器10を示し、図7は、GaAs M
ESFETで実現した類似回路20を示す。これら回路
10及び20は、入力端子VIN十及びVIN−と出力
端子V OUT及びNVOUTを具えている。これら回
路10及び20を利用する際、端子VIN+に基準電圧
を供給し、端子VIN−にこの基準電圧と比較する電圧
を供給する。再生期間中にこれら回路10及び20を使
用において、端子VIN+の電圧がVIN−の電圧より
も高ければ、出力端子V OUTは高状態で、出力端子
NVOUTは低状態である。 よって、端子VIN+の電圧がVIN−の電圧よりも低
ければ、端子V OUTが低状態で、NVOUTが高状
態である。 [0004] 回路10及び20は、外側差動増幅器対(Ql、Q2)
と、差動内側ラッチ又は再生対(Q3、Q4)と、クロ
ック信号CLK及びその反転クロック信号NCLKで駆
動される第3差動増幅器対(Q5、Q6)とを含んでい
る。これら信号CLK及びNCLKは、外部から供給さ
れたストローブ・クロックから得る。 [0005] 第3差動対(Q5、Q6)により、電流源Q7からの電
流経路が得られる。クロック信号CLKが高状態でクロ
ック信号NCLKが低状態のときは、この電流が外側差
動増幅器対(Ql、Q2)のエミッタを介して流れ、ま
た、クロック信号CLKが低状態でNCLKが高状態の
ときは、この電流が内側再生対(Q3、Q4)を介して
流れる。 [0006] クロック信号CLKが高状態のとき、外側差動対(Q
1、Q2)が増幅器として働き、入力端子VIN十及び
VIN−間の電圧差が、相補出力端子V OUT及びN
VOUTに電圧オフセットを発生させ、コレクタ・ノー
ド又はドレイン・ノードに接続された寄生容量CP及び
NCRを充電する。クロック信号CLKが低状態に切り
替わると、電流は内側再生対(Q3、Q4)に流れて、
再生サイクルが開始する。 [0007] 寄生容量CP及びNCPに蓄積されたオフセットは、内
側再生対(Q3、Q4)の出力電圧をバランスさせ、内
側再生対(Q3、Q4)の交差結合特性によりこのオフ
セットが指数的に上昇する。出力端子V OUT及びN
VOUT間の出力電圧差の最終的な大きさは、Q7のコ
レクタ又はドレインを介して流れるテール電流■7によ
り設定する。クロック信号が再び高状態に切り替わると
、内側再生対(Q3、Q4)がディスエーブルされ、外
側差動対(Q 1、Q2)が再びアクティブになり、回
路10は、その元の状態に回復する。なお、端子V O
UT及びNVOUTの値は、端子VIN十及びVIN−
の値に直接的に影響される。トランジスタ08〜Q11
及びダイオードD8 a−D8 i、 D9 a−、−
D9 iにより、レベル・シフトを行い、出力の駆動を
可能にする。 [0008] 図8のa、b及びCは、図6及び図7の回路10及び2
0の典型的な波形を示す。図8aは、端子VIN−の電
圧(点線)が一定に保持されている際に変化する端子V
IN+の電圧を示す。図8bは、増幅期間中は高状態で
、再生期間中に低状態で、増幅期間中に再び高状態に変
化するクロック信号CLKを示す。図80において、ク
ロック信号CLKが高状態のときに、入力端子VIN十
及びVIN−の相対値により、出力端子V OUT及び
NVOUTの値の差が決まる。なお、端子V IN−の
値は、説明を簡単にするため、一定値として示す。信号
CLKが低状態で、信号NCLKが高状態のときは、総
べての電流が内側トランジスタ03又はQ4の一方を流
れていると、出力値の差は、最大値に達するまで変化す
る。信号CLKが再び高状態に変化すると、このCLK
が状態が変化した後、端子VIN十及びVIN−の値で
決まる新たな値に出力レベルが急速に変化する。 [0009] シリコン・トランジスタは、異常な電荷蓄積効果に影響
されず、接合部及び寄生容量に蓄積された電荷によるい
かなるヒステリシスも、高周波数において明らかになる
。一方、GaAs )ランジスタは、非常に長い時定数
(マイクロ秒からミリ秒)である電荷蓄積効果を示す水
晶において、欠点がある。 [0010]
これら電荷蓄積効果は、低周波での電界効果トランジス
タ(FET)における周波数依存ドレイン・コンダクタ
ンス及びトランスコンダクタンス、増幅器及び比較器に
おける長い時定数ヒステリシス、 ロジック・ゲートに
おける同様な影響となる。ヒステリシスの存在により、
回路が小さな信号に適切に応答する可能性が減るので、
比較器及び増幅器で達成できる分解能が制限される。 [0011] よって、比較器及び増幅器において、MESFET電荷
蓄積の影響を最少にし、分解能及び動作速度を早くする
技術が必要である。また、非常に多くの比較器を用いる
A/D変換器に好適な低ヒステリシスで高速の再生比較
器が必要とされている。 [0012] したがって、本発明の目的は、MESFET電荷蓄積の
影響を最少とした再生比較器及び差動増幅器の提供にあ
る。 [0013] 本発明の他の目的は、比較器及び増幅器での分解能及び
動作速度を改善した技術の提供にある。 [0014]
タ(FET)における周波数依存ドレイン・コンダクタ
ンス及びトランスコンダクタンス、増幅器及び比較器に
おける長い時定数ヒステリシス、 ロジック・ゲートに
おける同様な影響となる。ヒステリシスの存在により、
回路が小さな信号に適切に応答する可能性が減るので、
比較器及び増幅器で達成できる分解能が制限される。 [0011] よって、比較器及び増幅器において、MESFET電荷
蓄積の影響を最少にし、分解能及び動作速度を早くする
技術が必要である。また、非常に多くの比較器を用いる
A/D変換器に好適な低ヒステリシスで高速の再生比較
器が必要とされている。 [0012] したがって、本発明の目的は、MESFET電荷蓄積の
影響を最少とした再生比較器及び差動増幅器の提供にあ
る。 [0013] 本発明の他の目的は、比較器及び増幅器での分解能及び
動作速度を改善した技術の提供にある。 [0014]
【課題を解決するための手段及び作用】本発明において
は、差動増幅トランジスタ対及び差動再生トランジスタ
対を有する再生比較器は、以下の3つの技術の1つ以上
を用いて、トランジスタの電荷蓄積量を減らすことによ
り、ヒステリシスを減らしている。第1に、デプレッシ
ョン・モード及びエンハンスメント・モード素子を有す
るブートストラップ・カスコード構成に、トランジスタ
を配置している。第2に、差動増幅器対ソース結合によ
り、増幅器対及び再生対のエンハンスメント素子のエミ
ッタ又はソースに接続された分岐路に電流が流れるかに
関係なく、差動増幅器対及び差動再生対のトランジスタ
に電流が流れる。第3に、比較器は、外側差動増幅器対
及び内側差動再生対により比較されるゲート入力電圧間
の差の大きさに関係なく、増幅器対及び再生対に電流が
流れるようにするキープアライブ電流源を具えている。 [0015]
は、差動増幅トランジスタ対及び差動再生トランジスタ
対を有する再生比較器は、以下の3つの技術の1つ以上
を用いて、トランジスタの電荷蓄積量を減らすことによ
り、ヒステリシスを減らしている。第1に、デプレッシ
ョン・モード及びエンハンスメント・モード素子を有す
るブートストラップ・カスコード構成に、トランジスタ
を配置している。第2に、差動増幅器対ソース結合によ
り、増幅器対及び再生対のエンハンスメント素子のエミ
ッタ又はソースに接続された分岐路に電流が流れるかに
関係なく、差動増幅器対及び差動再生対のトランジスタ
に電流が流れる。第3に、比較器は、外側差動増幅器対
及び内側差動再生対により比較されるゲート入力電圧間
の差の大きさに関係なく、増幅器対及び再生対に電流が
流れるようにするキープアライブ電流源を具えている。 [0015]
本発明の前提は、増幅及び再生の差動比較器状態、又は
これら状態間でのスイッチング期間中、FETバイアス
状態の変動が少なければ、ヒステリシスも小さいという
ことである。本発明においては、比較器の設計に種々の
技術を用いている。 [0016] これら各々の技術は、外側(増幅器)又は内側(ラッチ
)差動対トランジスタのドレイン・ソース電圧及びゲー
ト・ソース電圧の変動を減らし、ドレイン・ソース電流
を減らす。特に断らない限り、本明細書において、用語
「トランジスタを流れる電流」とは、ドレインからソー
ス、又はコレクタからエミッタに流れる電流である。3
つの主要回路技術の1つ以上を用いて、最小限にする。 図1の回路40に示す第1技術は、増幅器及び再生FE
Tの両方のブートストラップ・カスコード接続である。 この図1において、ブートストラップ・カスコードトラ
ンジスタ対は、エンハンスメント素子QIE、 Q2E
、 Q3E及びQ4Eと、関連したブートストラップ・
カスコード・デプレション素子QID、 Q2D、 Q
3D及びQ4Dを含んでいる。エンハンスメント及びデ
プレション型トランジスタ素子は、E(エンハンスメン
ト)及びD(デプレション)を含む参照符号で示す。エ
ンハンスメント及びデプレション素子を総称するときは
、夫々rQDj及びrQE、Jと呼ぶ。また、本明細書
では、ブートストラップとは、QEのドレイン・ソース
電圧を維持するように、QEのドレイン及びソースにお
ける電圧がQD及びQEの共通ゲートの電圧に追従する
回路技術である。 [0017] エンハンスメント及びデプレション素子の例には、接合
電界効果トランジスタ(JFET)、酸化金属半導体電
界効果トランジスタ(MOSFET)及びMESFET
がある。この技術では、エンハンスメントFET素子の
代わりにバイポーラ接合トランジスタ(BJT)を用い
て、デプレション・モードJFET、MO3FET又は
MESFET素子と組み合わせても良い。 [0018] ブートストラップ・カスコード技術をトランジスタQI
D、 Q2D、 Q3D及びQ4Dにより示す。これら
トランジスタは、デプレション素子であり、本発明の実
施例では、そのVPD(FETピンチ・オフ電圧)は、
約−〇、5Vである。また、このブートストラップ・カ
スコード技術は、QIE、 Q2E、 Q3E及び04
Eも含んでおり、これらトランジスタは、この実施例で
は、エンハンスメント素子であり、そのVPEは約+〇
、3Vに等しい。デプレション・モード・カスコードの
適切な利用により、QEの上述の値VDSを確立するた
めに、付加的なレベル・シフト回路や、カスコード・ゲ
ート・バイアス回路が必要なくなる。 [0019] QD及びQEの寸法値は、適切な動作が達成できるよう
に選択する。FET)ランジスタの場合、この寸法値は
ゲート幅である。BJT)ランジスタの場合、この寸法
値はエミッタの大きさである。デプレション・モード・
カスコードQDのゲート幅、及びエンハンスメント・モ
ード・トランジスタQEのゲート幅又はエミッタの大き
さを適切に選択することにより、総べての動作条件にお
いて、QEのドレイン・ソース電圧VDSをほぼ一定の
適切な値となる。 [0020] QD及びQEの夫々のゲート幅を選択する方法を以下に
説明する。まず、QEのバイアス点を選択して、静止状
態で所望電圧利得AVを得る。このバイアス点にて、Q
Eはドレイン電流源特性内のニー(KNEE)以上で動
作し、VPEが約+03V(7)とき、VDSは約0.
7vであるし、vSGは約0.6Vである。QEのドレ
イン・ソースバイアスを、電荷蓄積を補強する値未満、
即ち、典型的なMESFETに対しては約1.5V未満
に維持するのが好ましい点に留意されたい。 [0021] QEのバイアスを選択した後、QEに対してVDSを所
望値にするように、QDのゲート幅を選択する。QEに
対するVDSの所望値を得るために、QD用のゲート・
ソース電圧VGSをゼロ未満に選択するので、ソース電
圧がゲート電圧よりも高くなる。よって、QEのドレイ
ン電圧は、QEのゲート電圧よりも高い。QD及びQE
O幅を適当な組み合わせに選択することにより、QDは
V OUT及びNVOUTの変化を減らすので、QEの
VDSをV OUTの変化から分離する。よって、ブー
トストラップ・カスコード技術は、QEの動作点での変
化を最少にすることにより、電荷蓄積量及びその結果の
ヒステリシスを減らす。 [0022] QID、QIE、Q2D及ヒQ2Eノケート端子ヲ端子
vIN+及ヒvIN−ニ夫々接続スる。Q3D及びQ4
Dのドレイン端子を端子V OUT及びNVOUTに夫
々接続する。図6及び図7に示すQ8、D8a−D8
i、Q9、D9a−D9i及びQllを含むレベル・シ
フト・サブ回路を、図1.2及び3では説明を簡単にす
るため省略する。Q3のゲート及びノードA間の点線及
びQ4のゲート及びノード3間の点線は、レベル・シフ
ト・サブ回路を示す。図6及び図7の回路を参照して上
述した如く、クロック信号CLKが高及び低となるとき
に、図1、図2、図3及び図4の回路は、増幅モード及
び再生モードで夫々動作する。 [0023] 図1に示したブートストラップ・カスコード技術は、図
2〜図5に関連して後述する回路内に実現する。なお、
図6、図7及び図1〜図5にノードA及びBを示して、
これら図の回路の関係を表す。 [0024] 図2の回路50内に示す技術により、FETが完全にオ
フしたとき、電荷蓄積が大量に生じると共に、その結果
のヒステリシスが生じる。よって、トランジスタQID
、 QIE、 Q2D、 Q2E、 Q3D、 Q3E
、 Q4D、 Q4Eを完全にオフとしなければ電荷蓄
積量及びヒステリシスを減らせる。よって、図2の回路
50は、トランジスタを完全にオフすることなく、差動
対(Q 1及びQ2、又はQ3及びQ4)をオン及びオ
フにする技術を示す。 [0025] 本明細書においては、差動対のエンハンスメント・トラ
ンジスタのエミッタ又はソースに接続された分岐路52
又は54に電流が流れるとき、差動対(Ql及びQ2、
又はQ3及びQ4)がオンになる。Q5B又はQ6Bが
オフのため、電流が分岐路52又は54に流れないとき
、差動対がオフになる。図2に示す技術ではエンハンス
メント・トランジスタ対のエミッタ又はソースに接続さ
れた分岐路52又は54に電流が流れるか否かに関わり
なく、差動増幅器対(Q 1、Q2)及び差動再生対(
Q3、Q4)のトランジスタに電流が流れる。 [0026] これは、図2で、QIE及びQ2Hのソース間に第1対
のダイオードD1及びD2を直列に配置し、03E及び
04Eのソース間に第2対のダイオードD3及びD4を
直列に配置することにより達成できる。図2のクロック
差動対は、6個のFETQ5A、 Q5B、 Q10.
Q6A、 Q6B及び06Cにより構成される。Q5
A−05Cをクロック信号CLKで駆動し、Q6A−Q
10をNCLKで駆動する。ダイオードD1及びD2の
共通接続点をQ5Bに接続し、ダイオードD3及びD4
の共通接続点を06Bに接続する。クロック・スイッチ
ング技術の別の実施例を図5に示す。図5の回路は、C
LK及びNCLKにより制御される差動対としてのトラ
ンジスタQ5D及びQ6Dと、Q5D及びQ6Dが発生
する電流を適切に配分する2組の重み付はカスコード回
路網Q5A〜Q5C及びQ6A−Q6Dを具えている。 [0027] CLKが高状態のとき、電流は、QIE及びQ2Eのソ
ースからダイオードD1及びD2、Q5Bを介して流れ
る。ダイオードDI及びD2は、QIE及びQ2Eに接
続された小さな値の抵抗器として作用する。QIE及び
02Eのソースからの電流はQ10及びQ6Aを介して
流れない。これは、NCLKが低状態で、これらトラン
ジスタがオフのためである。これらの条件下で、QID
、 QIE、 Q2D及びQ2Eの利得AVが数1で表
せる。 [0028]
これら状態間でのスイッチング期間中、FETバイアス
状態の変動が少なければ、ヒステリシスも小さいという
ことである。本発明においては、比較器の設計に種々の
技術を用いている。 [0016] これら各々の技術は、外側(増幅器)又は内側(ラッチ
)差動対トランジスタのドレイン・ソース電圧及びゲー
ト・ソース電圧の変動を減らし、ドレイン・ソース電流
を減らす。特に断らない限り、本明細書において、用語
「トランジスタを流れる電流」とは、ドレインからソー
ス、又はコレクタからエミッタに流れる電流である。3
つの主要回路技術の1つ以上を用いて、最小限にする。 図1の回路40に示す第1技術は、増幅器及び再生FE
Tの両方のブートストラップ・カスコード接続である。 この図1において、ブートストラップ・カスコードトラ
ンジスタ対は、エンハンスメント素子QIE、 Q2E
、 Q3E及びQ4Eと、関連したブートストラップ・
カスコード・デプレション素子QID、 Q2D、 Q
3D及びQ4Dを含んでいる。エンハンスメント及びデ
プレション型トランジスタ素子は、E(エンハンスメン
ト)及びD(デプレション)を含む参照符号で示す。エ
ンハンスメント及びデプレション素子を総称するときは
、夫々rQDj及びrQE、Jと呼ぶ。また、本明細書
では、ブートストラップとは、QEのドレイン・ソース
電圧を維持するように、QEのドレイン及びソースにお
ける電圧がQD及びQEの共通ゲートの電圧に追従する
回路技術である。 [0017] エンハンスメント及びデプレション素子の例には、接合
電界効果トランジスタ(JFET)、酸化金属半導体電
界効果トランジスタ(MOSFET)及びMESFET
がある。この技術では、エンハンスメントFET素子の
代わりにバイポーラ接合トランジスタ(BJT)を用い
て、デプレション・モードJFET、MO3FET又は
MESFET素子と組み合わせても良い。 [0018] ブートストラップ・カスコード技術をトランジスタQI
D、 Q2D、 Q3D及びQ4Dにより示す。これら
トランジスタは、デプレション素子であり、本発明の実
施例では、そのVPD(FETピンチ・オフ電圧)は、
約−〇、5Vである。また、このブートストラップ・カ
スコード技術は、QIE、 Q2E、 Q3E及び04
Eも含んでおり、これらトランジスタは、この実施例で
は、エンハンスメント素子であり、そのVPEは約+〇
、3Vに等しい。デプレション・モード・カスコードの
適切な利用により、QEの上述の値VDSを確立するた
めに、付加的なレベル・シフト回路や、カスコード・ゲ
ート・バイアス回路が必要なくなる。 [0019] QD及びQEの寸法値は、適切な動作が達成できるよう
に選択する。FET)ランジスタの場合、この寸法値は
ゲート幅である。BJT)ランジスタの場合、この寸法
値はエミッタの大きさである。デプレション・モード・
カスコードQDのゲート幅、及びエンハンスメント・モ
ード・トランジスタQEのゲート幅又はエミッタの大き
さを適切に選択することにより、総べての動作条件にお
いて、QEのドレイン・ソース電圧VDSをほぼ一定の
適切な値となる。 [0020] QD及びQEの夫々のゲート幅を選択する方法を以下に
説明する。まず、QEのバイアス点を選択して、静止状
態で所望電圧利得AVを得る。このバイアス点にて、Q
Eはドレイン電流源特性内のニー(KNEE)以上で動
作し、VPEが約+03V(7)とき、VDSは約0.
7vであるし、vSGは約0.6Vである。QEのドレ
イン・ソースバイアスを、電荷蓄積を補強する値未満、
即ち、典型的なMESFETに対しては約1.5V未満
に維持するのが好ましい点に留意されたい。 [0021] QEのバイアスを選択した後、QEに対してVDSを所
望値にするように、QDのゲート幅を選択する。QEに
対するVDSの所望値を得るために、QD用のゲート・
ソース電圧VGSをゼロ未満に選択するので、ソース電
圧がゲート電圧よりも高くなる。よって、QEのドレイ
ン電圧は、QEのゲート電圧よりも高い。QD及びQE
O幅を適当な組み合わせに選択することにより、QDは
V OUT及びNVOUTの変化を減らすので、QEの
VDSをV OUTの変化から分離する。よって、ブー
トストラップ・カスコード技術は、QEの動作点での変
化を最少にすることにより、電荷蓄積量及びその結果の
ヒステリシスを減らす。 [0022] QID、QIE、Q2D及ヒQ2Eノケート端子ヲ端子
vIN+及ヒvIN−ニ夫々接続スる。Q3D及びQ4
Dのドレイン端子を端子V OUT及びNVOUTに夫
々接続する。図6及び図7に示すQ8、D8a−D8
i、Q9、D9a−D9i及びQllを含むレベル・シ
フト・サブ回路を、図1.2及び3では説明を簡単にす
るため省略する。Q3のゲート及びノードA間の点線及
びQ4のゲート及びノード3間の点線は、レベル・シフ
ト・サブ回路を示す。図6及び図7の回路を参照して上
述した如く、クロック信号CLKが高及び低となるとき
に、図1、図2、図3及び図4の回路は、増幅モード及
び再生モードで夫々動作する。 [0023] 図1に示したブートストラップ・カスコード技術は、図
2〜図5に関連して後述する回路内に実現する。なお、
図6、図7及び図1〜図5にノードA及びBを示して、
これら図の回路の関係を表す。 [0024] 図2の回路50内に示す技術により、FETが完全にオ
フしたとき、電荷蓄積が大量に生じると共に、その結果
のヒステリシスが生じる。よって、トランジスタQID
、 QIE、 Q2D、 Q2E、 Q3D、 Q3E
、 Q4D、 Q4Eを完全にオフとしなければ電荷蓄
積量及びヒステリシスを減らせる。よって、図2の回路
50は、トランジスタを完全にオフすることなく、差動
対(Q 1及びQ2、又はQ3及びQ4)をオン及びオ
フにする技術を示す。 [0025] 本明細書においては、差動対のエンハンスメント・トラ
ンジスタのエミッタ又はソースに接続された分岐路52
又は54に電流が流れるとき、差動対(Ql及びQ2、
又はQ3及びQ4)がオンになる。Q5B又はQ6Bが
オフのため、電流が分岐路52又は54に流れないとき
、差動対がオフになる。図2に示す技術ではエンハンス
メント・トランジスタ対のエミッタ又はソースに接続さ
れた分岐路52又は54に電流が流れるか否かに関わり
なく、差動増幅器対(Q 1、Q2)及び差動再生対(
Q3、Q4)のトランジスタに電流が流れる。 [0026] これは、図2で、QIE及びQ2Hのソース間に第1対
のダイオードD1及びD2を直列に配置し、03E及び
04Eのソース間に第2対のダイオードD3及びD4を
直列に配置することにより達成できる。図2のクロック
差動対は、6個のFETQ5A、 Q5B、 Q10.
Q6A、 Q6B及び06Cにより構成される。Q5
A−05Cをクロック信号CLKで駆動し、Q6A−Q
10をNCLKで駆動する。ダイオードD1及びD2の
共通接続点をQ5Bに接続し、ダイオードD3及びD4
の共通接続点を06Bに接続する。クロック・スイッチ
ング技術の別の実施例を図5に示す。図5の回路は、C
LK及びNCLKにより制御される差動対としてのトラ
ンジスタQ5D及びQ6Dと、Q5D及びQ6Dが発生
する電流を適切に配分する2組の重み付はカスコード回
路網Q5A〜Q5C及びQ6A−Q6Dを具えている。 [0027] CLKが高状態のとき、電流は、QIE及びQ2Eのソ
ースからダイオードD1及びD2、Q5Bを介して流れ
る。ダイオードDI及びD2は、QIE及びQ2Eに接
続された小さな値の抵抗器として作用する。QIE及び
02Eのソースからの電流はQ10及びQ6Aを介して
流れない。これは、NCLKが低状態で、これらトラン
ジスタがオフのためである。これらの条件下で、QID
、 QIE、 Q2D及びQ2Eの利得AVが数1で表
せる。 [0028]
【数1】
AV =gm RL/ [1+2gm rd (オン
)]〉1[0029] なお、gmはFETのトランスコンダクタンスであり、
rd (オン)はダイオードのオン抵抗であり、RL
はドレイン負荷抵抗である。数1では、RL>2rd(
オン)ならば、Av>1であり、1次近似となる。 [0030] CLKが低状態に変化すると、電流はもはやQ5Bに流
れない。しかし、電流がQ6A及びQ6Cに流れる。よ
って、CLKが低状態に変化すると、電流は、Dl及び
Q5Bでなく、QIEからQ6Cを介して流れ、また、
電流は、D2及びQ5BでなくQ2EからQ6Aを介し
て流れる。 [0031] CLKが低状態に切り替わり、電流がもはやQ5Bに流
れなくなった後、オフ状態のダイオードのrd (オ
フ)がrd (オン)の値よりも大きなオーダの値な
ので、差動対Q1及びQ2の利得Avは1未満に下がる
。そして、この利得Avは、次数2のようになる。 [0032]
)]〉1[0029] なお、gmはFETのトランスコンダクタンスであり、
rd (オン)はダイオードのオン抵抗であり、RL
はドレイン負荷抵抗である。数1では、RL>2rd(
オン)ならば、Av>1であり、1次近似となる。 [0030] CLKが低状態に変化すると、電流はもはやQ5Bに流
れない。しかし、電流がQ6A及びQ6Cに流れる。よ
って、CLKが低状態に変化すると、電流は、Dl及び
Q5Bでなく、QIEからQ6Cを介して流れ、また、
電流は、D2及びQ5BでなくQ2EからQ6Aを介し
て流れる。 [0031] CLKが低状態に切り替わり、電流がもはやQ5Bに流
れなくなった後、オフ状態のダイオードのrd (オ
フ)がrd (オン)の値よりも大きなオーダの値な
ので、差動対Q1及びQ2の利得Avは1未満に下がる
。そして、この利得Avは、次数2のようになる。 [0032]
【数2】
Av (オフ)=gm RL/ [1+gm ro
(CLK)] <<1[0033] なお、RL<<ro (CLK)<<rd (オフ
)であり、r o (CL K )はクロック差動対
素子Q5A、 Q5C,Q6A、 Q6Cの出力抵抗で
ある。 [0034] 増幅器FETは、常に電流を流すので、増幅動作モード
及び再生動作モード間の素子動作点の変動は最少になり
、ヒステリシスが一層減る。 [0035] 図2において、rWJは、相対FETゲート幅を表す。 単一のゲート幅Wのトランジスタは、2倍の電流を流す
。普通のトランジスタのゲート幅は、W/2である。Q
l及びQ2並びにQ3及びQ4からの電流を受けるFE
Tの組み合わせゲート幅は、CLKが状態を変化しても
一定である。CLKが高状態のとき、Ql及びQ2の組
み合わせ電流は、幅がWのQ5Bに流れる。CLKが低
のとき、Qlの電流は、幅がW/2のQ6Cに流れ、Q
2の電流は、幅がW/2のQ6Aに流れこれらの総合幅
はWである。同様に、06Bの幅はWであり、Q5A及
びQ5Cの幅はW/2であり、総合の幅がWになる。 [0036] 図3において、第3の技術を回路60に示す。これは、
QKAI 、QKA2 、QKA3及びQ KA4から
のキープ・アライブ電流を用いて、総べての比較器状態
において、増幅器対(Ql、Q2)及び再生対(Q3、
Q4)内の少なくとも一部の電流を維持する。キープ・
アライブ電流がなければ、入力差が大きい条件下で、ダ
イオードD1又はD2の一方はオフとなる。なお、条件
は、外側対の場合、VIN+ >>VIN−又ハVIN
−>>V工N十テアリ、また内側対ノ場合、VOUT
>>NVOUT又ハNvOUT〉〉vOUTテアリ、Q
l又はQ2及び/又はQ3又はQ4を完全にオフにする
。 [0037] 図3は、図2の回路に増幅器トランジスタ01〜Q4の
ソース端子に直接接続されたキープ・アライブ電流源Q
KAI〜Q KA4を設けた回路を示す。入力端子VI
N十又はVIN−の1つに供給される電圧が他方よりも
非常に低いとき、関連したダイオードQ1又はQ2がオ
フとなり、Ql又はQ2に流れているキープ・アライブ
電流のみを取り去る。そして、素子Q1又はQ2をソー
ス・フォロワとして、増幅の一部とはしない。しかし、
かかる大きな信号状態では、増幅器Q1、Q2はスイッ
チのように動作し、所望比較器動作が得られない。キー
プ・アライブ電流は、典型的には、スイッチされた電流
値の4分の1から3分の1に選択する[0038] 図2に関連して上述したようにCLKが状態を変化する
限り、Ql、〜Q4に電流を流すFETQ5A−Q5C
,Q6A−Q6C及びQKAI〜Q KA4の組み合わ
せたゲート幅は、−図3の回路60で一定となる。CL
Kが高状態になると、Ql及びQ2からの組み合わせ電
流が05Bに流れる。このQ5Bのゲート幅はWであり
、QKAI及びQ KA2の夫々のゲート幅はW/2で
あり、これらを組み合わせた総合のゲート幅は2wにな
る。CLKが低のとき、Ql及びQ2がらの組み合わせ
電流は。 6C,Q6A、 QKAI 、QKA2に流れる。これ
ら各々のゲート幅はW/2であり、組み合わせた総合ゲ
ート幅は2Wになる。この総合ゲート幅は、Q3及びQ
4に対して同様に一定である。Q7のゲート幅は、2W
である。 [0039] 差動対トランジスタに流れる一定の最低電流の存在によ
り、増幅及び非増幅モード間での切り替えに必要な時間
を最短にするという別の利点がある。これは、充電及び
放電が行われるFETの浮遊容量を形成する「距離」が
、差動対を完全にオフにする図6及び図7の従来技術の
場合よりも短いからである。 [0040] 上述の如く、Q3のゲート及びノードA間の点線は、図
6及び図7の08、D8a−D8i及びQ10を含むサ
ブ回路を示し、Q4のゲート及びノード8間の点線は、
図6及び図7の09、D9a−D9i及びQllを含む
サブ回路を示す。しかし図3において、これら点線は、
図4に示す如く、完全なレベル・シフト技術D5〜D8
を表しており、これは、内側ラッチ差動対Q3及びQ4
が適切なドレイン・ソースのヘッドルームを有すること
を確実にする。外側差動対Q1及びQ2を流れる電流が
中断されないので、レベル・シフト・ダイオードD5〜
D8 (図4を参照)は、順方向バイアスに維持され、
再生差動対Q3及びQ4用の経路の遅延を最小にする。 図6及び図7の従来技術は、レベル・システム回路網を
有するソース・フォロワ・バッファを用いる。このバッ
ファは、そのループの回りに付加的な位相遅延を起こす
ので、再生応答が遅くなる。 [0041] 図4は、最終複合ラッチ比較器の回路図であり、図1〜
図3を参照して説明した総べての技術を含んでいる。図
4の素子は、図1〜図3で用いたのと同じ参照符号で示
す。図1〜図3の特徴の他に、図4は、QKAI〜Q
KA4とカスコード接続されたQ KAIC−Q KA
4Cを含んで、QKAIの出力抵抗を増加させると共に
、抵抗器RKAS及びR37も含んで、電流源安定用の
ソース再生を行う。バイアス回路網Q12、D12A及
びD12Bが、Q7、QKAI〜Q KA4及びQKA
CI〜Q KAC4用のゲート・バイアスを与える。 [0042] 本発明の好適な実施例に関して説明した力ξ本発明の要
旨を逸脱することなく種々の変更が可能なことが当業者
には明かであろう。 [0043] なお、本明細書における用語「第1」、「第2」、「第
3」及び「第4」は、単なる符号であり、数値を表すも
のではない。例えば、用語「1組内の第4トランジスタ
」は、この組の中に第1、第2又は第3トランジスタが
あることを意味するものではない。 [0044]
(CLK)] <<1[0033] なお、RL<<ro (CLK)<<rd (オフ
)であり、r o (CL K )はクロック差動対
素子Q5A、 Q5C,Q6A、 Q6Cの出力抵抗で
ある。 [0034] 増幅器FETは、常に電流を流すので、増幅動作モード
及び再生動作モード間の素子動作点の変動は最少になり
、ヒステリシスが一層減る。 [0035] 図2において、rWJは、相対FETゲート幅を表す。 単一のゲート幅Wのトランジスタは、2倍の電流を流す
。普通のトランジスタのゲート幅は、W/2である。Q
l及びQ2並びにQ3及びQ4からの電流を受けるFE
Tの組み合わせゲート幅は、CLKが状態を変化しても
一定である。CLKが高状態のとき、Ql及びQ2の組
み合わせ電流は、幅がWのQ5Bに流れる。CLKが低
のとき、Qlの電流は、幅がW/2のQ6Cに流れ、Q
2の電流は、幅がW/2のQ6Aに流れこれらの総合幅
はWである。同様に、06Bの幅はWであり、Q5A及
びQ5Cの幅はW/2であり、総合の幅がWになる。 [0036] 図3において、第3の技術を回路60に示す。これは、
QKAI 、QKA2 、QKA3及びQ KA4から
のキープ・アライブ電流を用いて、総べての比較器状態
において、増幅器対(Ql、Q2)及び再生対(Q3、
Q4)内の少なくとも一部の電流を維持する。キープ・
アライブ電流がなければ、入力差が大きい条件下で、ダ
イオードD1又はD2の一方はオフとなる。なお、条件
は、外側対の場合、VIN+ >>VIN−又ハVIN
−>>V工N十テアリ、また内側対ノ場合、VOUT
>>NVOUT又ハNvOUT〉〉vOUTテアリ、Q
l又はQ2及び/又はQ3又はQ4を完全にオフにする
。 [0037] 図3は、図2の回路に増幅器トランジスタ01〜Q4の
ソース端子に直接接続されたキープ・アライブ電流源Q
KAI〜Q KA4を設けた回路を示す。入力端子VI
N十又はVIN−の1つに供給される電圧が他方よりも
非常に低いとき、関連したダイオードQ1又はQ2がオ
フとなり、Ql又はQ2に流れているキープ・アライブ
電流のみを取り去る。そして、素子Q1又はQ2をソー
ス・フォロワとして、増幅の一部とはしない。しかし、
かかる大きな信号状態では、増幅器Q1、Q2はスイッ
チのように動作し、所望比較器動作が得られない。キー
プ・アライブ電流は、典型的には、スイッチされた電流
値の4分の1から3分の1に選択する[0038] 図2に関連して上述したようにCLKが状態を変化する
限り、Ql、〜Q4に電流を流すFETQ5A−Q5C
,Q6A−Q6C及びQKAI〜Q KA4の組み合わ
せたゲート幅は、−図3の回路60で一定となる。CL
Kが高状態になると、Ql及びQ2からの組み合わせ電
流が05Bに流れる。このQ5Bのゲート幅はWであり
、QKAI及びQ KA2の夫々のゲート幅はW/2で
あり、これらを組み合わせた総合のゲート幅は2wにな
る。CLKが低のとき、Ql及びQ2がらの組み合わせ
電流は。 6C,Q6A、 QKAI 、QKA2に流れる。これ
ら各々のゲート幅はW/2であり、組み合わせた総合ゲ
ート幅は2Wになる。この総合ゲート幅は、Q3及びQ
4に対して同様に一定である。Q7のゲート幅は、2W
である。 [0039] 差動対トランジスタに流れる一定の最低電流の存在によ
り、増幅及び非増幅モード間での切り替えに必要な時間
を最短にするという別の利点がある。これは、充電及び
放電が行われるFETの浮遊容量を形成する「距離」が
、差動対を完全にオフにする図6及び図7の従来技術の
場合よりも短いからである。 [0040] 上述の如く、Q3のゲート及びノードA間の点線は、図
6及び図7の08、D8a−D8i及びQ10を含むサ
ブ回路を示し、Q4のゲート及びノード8間の点線は、
図6及び図7の09、D9a−D9i及びQllを含む
サブ回路を示す。しかし図3において、これら点線は、
図4に示す如く、完全なレベル・シフト技術D5〜D8
を表しており、これは、内側ラッチ差動対Q3及びQ4
が適切なドレイン・ソースのヘッドルームを有すること
を確実にする。外側差動対Q1及びQ2を流れる電流が
中断されないので、レベル・シフト・ダイオードD5〜
D8 (図4を参照)は、順方向バイアスに維持され、
再生差動対Q3及びQ4用の経路の遅延を最小にする。 図6及び図7の従来技術は、レベル・システム回路網を
有するソース・フォロワ・バッファを用いる。このバッ
ファは、そのループの回りに付加的な位相遅延を起こす
ので、再生応答が遅くなる。 [0041] 図4は、最終複合ラッチ比較器の回路図であり、図1〜
図3を参照して説明した総べての技術を含んでいる。図
4の素子は、図1〜図3で用いたのと同じ参照符号で示
す。図1〜図3の特徴の他に、図4は、QKAI〜Q
KA4とカスコード接続されたQ KAIC−Q KA
4Cを含んで、QKAIの出力抵抗を増加させると共に
、抵抗器RKAS及びR37も含んで、電流源安定用の
ソース再生を行う。バイアス回路網Q12、D12A及
びD12Bが、Q7、QKAI〜Q KA4及びQKA
CI〜Q KAC4用のゲート・バイアスを与える。 [0042] 本発明の好適な実施例に関して説明した力ξ本発明の要
旨を逸脱することなく種々の変更が可能なことが当業者
には明かであろう。 [0043] なお、本明細書における用語「第1」、「第2」、「第
3」及び「第4」は、単なる符号であり、数値を表すも
のではない。例えば、用語「1組内の第4トランジスタ
」は、この組の中に第1、第2又は第3トランジスタが
あることを意味するものではない。 [0044]
上述の如く、本発明によれば、MESFETの電荷蓄積
の影響を最少にでき、比較器及び増幅器の分解能及び動
作速度を改善できる。また、本発明の各技術は、単独で
も、互いに組み合わせても利用できる。本発明によれば
、非常に多くの比較器を必要とするA/D変換器に適す
る再生比較器が得られる。
の影響を最少にでき、比較器及び増幅器の分解能及び動
作速度を改善できる。また、本発明の各技術は、単独で
も、互いに組み合わせても利用できる。本発明によれば
、非常に多くの比較器を必要とするA/D変換器に適す
る再生比較器が得られる。
【回目
本発明によるブートストラップ・カスコード技術を用い
た回路を示す図である【図2】 本発明による差動対スイッチング技術を用いた回路を示
す図である。
た回路を示す図である【図2】 本発明による差動対スイッチング技術を用いた回路を示
す図である。
【図3】
キープ・アライブ電流源で実現した図2の回路を示す図
である。
である。
【図4】
本発明による技術を複合的に用いた回路を示す図である
。
。
【図5】
図2の回路の別の実施例を示す図である。
【図6】
シリコン・バイポーラ・トランジスタを用いた従来のラ
ッチ比較器を示す図である。
ッチ比較器を示す図である。
【図7】
FETを用いた従来のラッチ比較器を示す図である。
【図8】
図6及び図7の従来回路の各ノードに生じる典型的な波
形を示す図である。
形を示す図である。
トランジスタ
ダイオード
【図1】
【図2】
VDD
■DD
【図3】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
Claims (4)
- 【請求項1】1組のトランジスタの差動増幅器対と、1
組のトランジスタの差動再生対と、第1及び第2状態間
で切り替わるクロック手段とを具え、上記差動増幅器対
の各組は第1寸法値の第1トランジスタ及び第2寸法値
の第2トランジスタを有し、上記第1トランジスタはデ
プレション・モード・トランジスタであると共に第1電
圧源に接続され、上記第2トランジスタはエンハンスメ
ント・モード・トランジスタであり、上記第1及び第2
トランジスタはブートストラップ・カスコード構成に配
置され、上記第1及び第2寸法値は上記第2トランジス
タを上記第1電圧源の大きな電圧変動から分離する大き
さであり、電荷蓄積による上記増幅器対のヒステリシス
を減少させ、上記差動再生対の各組は第3寸法値の第3
トランジスタ及び第4寸法値の第4トランジスタを有し
、上記第3トランジスタはデプレション・モード・トラ
ンジスタであると共に第2電圧源に接続され、上記第4
トランジスタはエンハンスメント・モード・トランジス
タであり、上記第3及び第4トランジスタはブートスト
ラップ・カスコード構成に配置され、上記第3及び第4
寸法値は上記第4トランジスタを上記第2電圧源の大き
な電圧変動から分離する大きさであり、電荷蓄積による
上記再生対のヒステリシスを減少させ、上記クロック手
段が上記第1状態のとき、上記差動増幅器対のトランジ
スタがオンとなると共に上記差動再生対のトランジスタ
がオフとなり、上記クロック手段が上記第2状態のとき
、上記差動増幅器対のトランジスタがオフとなると共に
上記差動再生対のトランジスタがオンになることを特徴
とする再生比較器。 - 【請求項2】1組のトランジスタの差動増幅器対を有し
、該対の各組は第1寸法値の第1トランジスタ及び第2
寸法値の第2トランジスタを含み、上記第1トランジス
タはデプレション・モード・トランジスタであると共に
第1電圧源に接続され、上記第2トランジスタはエンハ
ンスメント・モード・トランジスタであり、上記第1及
び第2トランジスタはブートストラップ・カスコード構
成に配置され、上記第1及び第2寸法値は上記第2トラ
ンジスタを上記第1電圧源の大きな電圧変動から分離す
る大きさであり、電荷蓄積による上記増幅器対のヒステ
リシスを減少させることを特徴とする差動増幅器。 - 【請求項3】トランジスタの差動増幅器対と、トランジ
スタの差動再生対と、 第1状態及び第2状態間で切り替わり、上記第1状態期
間中、上記差動増幅器対のトランジスタをオンにすると
共に上記差動再生対のトランジスタをオフにし、上記第
2状態期間中、上記差動増幅器対のトランジスタをオフ
にすると共に上記差動再生対のトランジスタをオンにす
るクロック手段と、上記増幅器対のトランジスタに接続
された第1分岐路に電流が流れるかに関わらず上記増幅
器対の他方のトランジスタに電流を流すと共に、上記再
生対のトランジスタに接続された第2分岐路に電流が流
れるかに関わらず上記再生対の他方のトランジスタに電
流を流す差動対結合手段とを具えた再生比較器。 - 【請求項4】トランジスタの差動増幅器対と、トランジ
スタの差動再生対と、 第1状態及び第2状態間で切り替わり、上記第1状態期
間中、上記差動増幅器対のトランジスタをオンにすると
共に上記差動再生対のトランジスタをオフにし、上記第
2状態期間中、上記差動増幅器対のトランジスタをオフ
にすると共に上記差動再生対のトランジスタをオンにす
るクロック手段と、上記増幅器対が比較する入力電圧の
差に関わらず上記増幅器対に電流を流すと共に、上記再
生対が比較する入力電圧の差に関わらず上記再生対に電
流を流すキープ・アライブ電流源手段とを具えた再生比
較器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/457,121 US4990799A (en) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | Low-hysteresis regenerative comparator |
US457121 | 1989-12-26 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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---|---|
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EP (1) | EP0435148A1 (ja) |
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