JPH04129320A - 再生比較器及び差動増幅器 - Google Patents

再生比較器及び差動増幅器

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JPH04129320A
JPH04129320A JP2413809A JP41380990A JPH04129320A JP H04129320 A JPH04129320 A JP H04129320A JP 2413809 A JP2413809 A JP 2413809A JP 41380990 A JP41380990 A JP 41380990A JP H04129320 A JPH04129320 A JP H04129320A
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transistors
pair
differential amplifier
differential
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JP2413809A
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Frederick G Weiss
フレデリック・ジー・ウイズ
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/353Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
    • H03K3/356Bistable circuits
    • H03K3/356017Bistable circuits using additional transistors in the input circuit
    • H03K3/356034Bistable circuits using additional transistors in the input circuit the input circuit having a differential configuration
    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【産業上の利用分野】
本発明は、電気信号用比較器及び増幅器、特に、MES
FET電荷蓄積の影響を最少にした低ヒステリシス再生
比較器及び差動増幅器に関する。 [0002]
【従来の技術】
材料固有の特性により、ガリウム砒素(G a A s
 )金属半導体電界効果トランジスタ(MESFET)
素子は、電荷蓄積効果を示す。この電荷蓄積効果は、M
ESFETを増幅素子及び/又はスイッチング素子とし
て用いる回路において、時間及びレベルに追従したヒス
テリシスを示す。自動ゼロ技術及びカスコード技術など
の種々の技術を用いて、これら電荷蓄積効果を除去する
か最少にしている。自動ゼロ技術は非常に効果的である
が、その欠点として、2のN乗個の比較器を用いたフラ
ッシュ(並列比較)型アナログ・デジタル変換(A/D
)器を利用できない回路を必要とする。 [0003] 図6は、シリコン・バイポーラ技術で実現した従来の基
本的な再生比較器10を示し、図7は、GaAs  M
ESFETで実現した類似回路20を示す。これら回路
10及び20は、入力端子VIN十及びVIN−と出力
端子V OUT及びNVOUTを具えている。これら回
路10及び20を利用する際、端子VIN+に基準電圧
を供給し、端子VIN−にこの基準電圧と比較する電圧
を供給する。再生期間中にこれら回路10及び20を使
用において、端子VIN+の電圧がVIN−の電圧より
も高ければ、出力端子V OUTは高状態で、出力端子
NVOUTは低状態である。 よって、端子VIN+の電圧がVIN−の電圧よりも低
ければ、端子V OUTが低状態で、NVOUTが高状
態である。 [0004] 回路10及び20は、外側差動増幅器対(Ql、Q2)
と、差動内側ラッチ又は再生対(Q3、Q4)と、クロ
ック信号CLK及びその反転クロック信号NCLKで駆
動される第3差動増幅器対(Q5、Q6)とを含んでい
る。これら信号CLK及びNCLKは、外部から供給さ
れたストローブ・クロックから得る。 [0005] 第3差動対(Q5、Q6)により、電流源Q7からの電
流経路が得られる。クロック信号CLKが高状態でクロ
ック信号NCLKが低状態のときは、この電流が外側差
動増幅器対(Ql、Q2)のエミッタを介して流れ、ま
た、クロック信号CLKが低状態でNCLKが高状態の
ときは、この電流が内側再生対(Q3、Q4)を介して
流れる。 [0006] クロック信号CLKが高状態のとき、外側差動対(Q 
1、Q2)が増幅器として働き、入力端子VIN十及び
VIN−間の電圧差が、相補出力端子V OUT及びN
VOUTに電圧オフセットを発生させ、コレクタ・ノー
ド又はドレイン・ノードに接続された寄生容量CP及び
NCRを充電する。クロック信号CLKが低状態に切り
替わると、電流は内側再生対(Q3、Q4)に流れて、
再生サイクルが開始する。 [0007] 寄生容量CP及びNCPに蓄積されたオフセットは、内
側再生対(Q3、Q4)の出力電圧をバランスさせ、内
側再生対(Q3、Q4)の交差結合特性によりこのオフ
セットが指数的に上昇する。出力端子V OUT及びN
VOUT間の出力電圧差の最終的な大きさは、Q7のコ
レクタ又はドレインを介して流れるテール電流■7によ
り設定する。クロック信号が再び高状態に切り替わると
、内側再生対(Q3、Q4)がディスエーブルされ、外
側差動対(Q 1、Q2)が再びアクティブになり、回
路10は、その元の状態に回復する。なお、端子V O
UT及びNVOUTの値は、端子VIN十及びVIN−
の値に直接的に影響される。トランジスタ08〜Q11
及びダイオードD8 a−D8 i、 D9 a−、−
D9 iにより、レベル・シフトを行い、出力の駆動を
可能にする。 [0008] 図8のa、b及びCは、図6及び図7の回路10及び2
0の典型的な波形を示す。図8aは、端子VIN−の電
圧(点線)が一定に保持されている際に変化する端子V
IN+の電圧を示す。図8bは、増幅期間中は高状態で
、再生期間中に低状態で、増幅期間中に再び高状態に変
化するクロック信号CLKを示す。図80において、ク
ロック信号CLKが高状態のときに、入力端子VIN十
及びVIN−の相対値により、出力端子V OUT及び
NVOUTの値の差が決まる。なお、端子V IN−の
値は、説明を簡単にするため、一定値として示す。信号
CLKが低状態で、信号NCLKが高状態のときは、総
べての電流が内側トランジスタ03又はQ4の一方を流
れていると、出力値の差は、最大値に達するまで変化す
る。信号CLKが再び高状態に変化すると、このCLK
が状態が変化した後、端子VIN十及びVIN−の値で
決まる新たな値に出力レベルが急速に変化する。 [0009] シリコン・トランジスタは、異常な電荷蓄積効果に影響
されず、接合部及び寄生容量に蓄積された電荷によるい
かなるヒステリシスも、高周波数において明らかになる
。一方、GaAs )ランジスタは、非常に長い時定数
(マイクロ秒からミリ秒)である電荷蓄積効果を示す水
晶において、欠点がある。 [0010]
【発明が解決しようとする課題】
これら電荷蓄積効果は、低周波での電界効果トランジス
タ(FET)における周波数依存ドレイン・コンダクタ
ンス及びトランスコンダクタンス、増幅器及び比較器に
おける長い時定数ヒステリシス、 ロジック・ゲートに
おける同様な影響となる。ヒステリシスの存在により、
回路が小さな信号に適切に応答する可能性が減るので、
比較器及び増幅器で達成できる分解能が制限される。 [0011] よって、比較器及び増幅器において、MESFET電荷
蓄積の影響を最少にし、分解能及び動作速度を早くする
技術が必要である。また、非常に多くの比較器を用いる
A/D変換器に好適な低ヒステリシスで高速の再生比較
器が必要とされている。 [0012] したがって、本発明の目的は、MESFET電荷蓄積の
影響を最少とした再生比較器及び差動増幅器の提供にあ
る。 [0013] 本発明の他の目的は、比較器及び増幅器での分解能及び
動作速度を改善した技術の提供にある。 [0014]
【課題を解決するための手段及び作用】本発明において
は、差動増幅トランジスタ対及び差動再生トランジスタ
対を有する再生比較器は、以下の3つの技術の1つ以上
を用いて、トランジスタの電荷蓄積量を減らすことによ
り、ヒステリシスを減らしている。第1に、デプレッシ
ョン・モード及びエンハンスメント・モード素子を有す
るブートストラップ・カスコード構成に、トランジスタ
を配置している。第2に、差動増幅器対ソース結合によ
り、増幅器対及び再生対のエンハンスメント素子のエミ
ッタ又はソースに接続された分岐路に電流が流れるかに
関係なく、差動増幅器対及び差動再生対のトランジスタ
に電流が流れる。第3に、比較器は、外側差動増幅器対
及び内側差動再生対により比較されるゲート入力電圧間
の差の大きさに関係なく、増幅器対及び再生対に電流が
流れるようにするキープアライブ電流源を具えている。 [0015]
【実施例】
本発明の前提は、増幅及び再生の差動比較器状態、又は
これら状態間でのスイッチング期間中、FETバイアス
状態の変動が少なければ、ヒステリシスも小さいという
ことである。本発明においては、比較器の設計に種々の
技術を用いている。 [0016] これら各々の技術は、外側(増幅器)又は内側(ラッチ
)差動対トランジスタのドレイン・ソース電圧及びゲー
ト・ソース電圧の変動を減らし、ドレイン・ソース電流
を減らす。特に断らない限り、本明細書において、用語
「トランジスタを流れる電流」とは、ドレインからソー
ス、又はコレクタからエミッタに流れる電流である。3
つの主要回路技術の1つ以上を用いて、最小限にする。 図1の回路40に示す第1技術は、増幅器及び再生FE
Tの両方のブートストラップ・カスコード接続である。 この図1において、ブートストラップ・カスコードトラ
ンジスタ対は、エンハンスメント素子QIE、 Q2E
、 Q3E及びQ4Eと、関連したブートストラップ・
カスコード・デプレション素子QID、 Q2D、 Q
3D及びQ4Dを含んでいる。エンハンスメント及びデ
プレション型トランジスタ素子は、E(エンハンスメン
ト)及びD(デプレション)を含む参照符号で示す。エ
ンハンスメント及びデプレション素子を総称するときは
、夫々rQDj及びrQE、Jと呼ぶ。また、本明細書
では、ブートストラップとは、QEのドレイン・ソース
電圧を維持するように、QEのドレイン及びソースにお
ける電圧がQD及びQEの共通ゲートの電圧に追従する
回路技術である。 [0017] エンハンスメント及びデプレション素子の例には、接合
電界効果トランジスタ(JFET)、酸化金属半導体電
界効果トランジスタ(MOSFET)及びMESFET
がある。この技術では、エンハンスメントFET素子の
代わりにバイポーラ接合トランジスタ(BJT)を用い
て、デプレション・モードJFET、MO3FET又は
MESFET素子と組み合わせても良い。 [0018] ブートストラップ・カスコード技術をトランジスタQI
D、 Q2D、 Q3D及びQ4Dにより示す。これら
トランジスタは、デプレション素子であり、本発明の実
施例では、そのVPD(FETピンチ・オフ電圧)は、
約−〇、5Vである。また、このブートストラップ・カ
スコード技術は、QIE、 Q2E、 Q3E及び04
Eも含んでおり、これらトランジスタは、この実施例で
は、エンハンスメント素子であり、そのVPEは約+〇
、3Vに等しい。デプレション・モード・カスコードの
適切な利用により、QEの上述の値VDSを確立するた
めに、付加的なレベル・シフト回路や、カスコード・ゲ
ート・バイアス回路が必要なくなる。 [0019] QD及びQEの寸法値は、適切な動作が達成できるよう
に選択する。FET)ランジスタの場合、この寸法値は
ゲート幅である。BJT)ランジスタの場合、この寸法
値はエミッタの大きさである。デプレション・モード・
カスコードQDのゲート幅、及びエンハンスメント・モ
ード・トランジスタQEのゲート幅又はエミッタの大き
さを適切に選択することにより、総べての動作条件にお
いて、QEのドレイン・ソース電圧VDSをほぼ一定の
適切な値となる。 [0020] QD及びQEの夫々のゲート幅を選択する方法を以下に
説明する。まず、QEのバイアス点を選択して、静止状
態で所望電圧利得AVを得る。このバイアス点にて、Q
Eはドレイン電流源特性内のニー(KNEE)以上で動
作し、VPEが約+03V(7)とき、VDSは約0.
7vであるし、vSGは約0.6Vである。QEのドレ
イン・ソースバイアスを、電荷蓄積を補強する値未満、
即ち、典型的なMESFETに対しては約1.5V未満
に維持するのが好ましい点に留意されたい。 [0021] QEのバイアスを選択した後、QEに対してVDSを所
望値にするように、QDのゲート幅を選択する。QEに
対するVDSの所望値を得るために、QD用のゲート・
ソース電圧VGSをゼロ未満に選択するので、ソース電
圧がゲート電圧よりも高くなる。よって、QEのドレイ
ン電圧は、QEのゲート電圧よりも高い。QD及びQE
O幅を適当な組み合わせに選択することにより、QDは
V OUT及びNVOUTの変化を減らすので、QEの
VDSをV OUTの変化から分離する。よって、ブー
トストラップ・カスコード技術は、QEの動作点での変
化を最少にすることにより、電荷蓄積量及びその結果の
ヒステリシスを減らす。 [0022] QID、QIE、Q2D及ヒQ2Eノケート端子ヲ端子
vIN+及ヒvIN−ニ夫々接続スる。Q3D及びQ4
Dのドレイン端子を端子V OUT及びNVOUTに夫
々接続する。図6及び図7に示すQ8、D8a−D8 
i、Q9、D9a−D9i及びQllを含むレベル・シ
フト・サブ回路を、図1.2及び3では説明を簡単にす
るため省略する。Q3のゲート及びノードA間の点線及
びQ4のゲート及びノード3間の点線は、レベル・シフ
ト・サブ回路を示す。図6及び図7の回路を参照して上
述した如く、クロック信号CLKが高及び低となるとき
に、図1、図2、図3及び図4の回路は、増幅モード及
び再生モードで夫々動作する。 [0023] 図1に示したブートストラップ・カスコード技術は、図
2〜図5に関連して後述する回路内に実現する。なお、
図6、図7及び図1〜図5にノードA及びBを示して、
これら図の回路の関係を表す。 [0024] 図2の回路50内に示す技術により、FETが完全にオ
フしたとき、電荷蓄積が大量に生じると共に、その結果
のヒステリシスが生じる。よって、トランジスタQID
、 QIE、 Q2D、 Q2E、 Q3D、 Q3E
、 Q4D、 Q4Eを完全にオフとしなければ電荷蓄
積量及びヒステリシスを減らせる。よって、図2の回路
50は、トランジスタを完全にオフすることなく、差動
対(Q 1及びQ2、又はQ3及びQ4)をオン及びオ
フにする技術を示す。 [0025] 本明細書においては、差動対のエンハンスメント・トラ
ンジスタのエミッタ又はソースに接続された分岐路52
又は54に電流が流れるとき、差動対(Ql及びQ2、
又はQ3及びQ4)がオンになる。Q5B又はQ6Bが
オフのため、電流が分岐路52又は54に流れないとき
、差動対がオフになる。図2に示す技術ではエンハンス
メント・トランジスタ対のエミッタ又はソースに接続さ
れた分岐路52又は54に電流が流れるか否かに関わり
なく、差動増幅器対(Q 1、Q2)及び差動再生対(
Q3、Q4)のトランジスタに電流が流れる。 [0026] これは、図2で、QIE及びQ2Hのソース間に第1対
のダイオードD1及びD2を直列に配置し、03E及び
04Eのソース間に第2対のダイオードD3及びD4を
直列に配置することにより達成できる。図2のクロック
差動対は、6個のFETQ5A、 Q5B、 Q10.
 Q6A、 Q6B及び06Cにより構成される。Q5
A−05Cをクロック信号CLKで駆動し、Q6A−Q
10をNCLKで駆動する。ダイオードD1及びD2の
共通接続点をQ5Bに接続し、ダイオードD3及びD4
の共通接続点を06Bに接続する。クロック・スイッチ
ング技術の別の実施例を図5に示す。図5の回路は、C
LK及びNCLKにより制御される差動対としてのトラ
ンジスタQ5D及びQ6Dと、Q5D及びQ6Dが発生
する電流を適切に配分する2組の重み付はカスコード回
路網Q5A〜Q5C及びQ6A−Q6Dを具えている。 [0027] CLKが高状態のとき、電流は、QIE及びQ2Eのソ
ースからダイオードD1及びD2、Q5Bを介して流れ
る。ダイオードDI及びD2は、QIE及びQ2Eに接
続された小さな値の抵抗器として作用する。QIE及び
02Eのソースからの電流はQ10及びQ6Aを介して
流れない。これは、NCLKが低状態で、これらトラン
ジスタがオフのためである。これらの条件下で、QID
、 QIE、 Q2D及びQ2Eの利得AVが数1で表
せる。 [0028]
【数1】 AV =gm RL/ [1+2gm rd  (オン
)]〉1[0029] なお、gmはFETのトランスコンダクタンスであり、
rd  (オン)はダイオードのオン抵抗であり、RL
はドレイン負荷抵抗である。数1では、RL>2rd(
オン)ならば、Av>1であり、1次近似となる。 [0030] CLKが低状態に変化すると、電流はもはやQ5Bに流
れない。しかし、電流がQ6A及びQ6Cに流れる。よ
って、CLKが低状態に変化すると、電流は、Dl及び
Q5Bでなく、QIEからQ6Cを介して流れ、また、
電流は、D2及びQ5BでなくQ2EからQ6Aを介し
て流れる。 [0031] CLKが低状態に切り替わり、電流がもはやQ5Bに流
れなくなった後、オフ状態のダイオードのrd  (オ
フ)がrd  (オン)の値よりも大きなオーダの値な
ので、差動対Q1及びQ2の利得Avは1未満に下がる
。そして、この利得Avは、次数2のようになる。 [0032]
【数2】 Av  (オフ)=gm RL/ [1+gm ro 
(CLK)]  <<1[0033] なお、RL<<ro  (CLK)<<rd  (オフ
)であり、r o  (CL K )はクロック差動対
素子Q5A、 Q5C,Q6A、 Q6Cの出力抵抗で
ある。 [0034] 増幅器FETは、常に電流を流すので、増幅動作モード
及び再生動作モード間の素子動作点の変動は最少になり
、ヒステリシスが一層減る。 [0035] 図2において、rWJは、相対FETゲート幅を表す。 単一のゲート幅Wのトランジスタは、2倍の電流を流す
。普通のトランジスタのゲート幅は、W/2である。Q
l及びQ2並びにQ3及びQ4からの電流を受けるFE
Tの組み合わせゲート幅は、CLKが状態を変化しても
一定である。CLKが高状態のとき、Ql及びQ2の組
み合わせ電流は、幅がWのQ5Bに流れる。CLKが低
のとき、Qlの電流は、幅がW/2のQ6Cに流れ、Q
2の電流は、幅がW/2のQ6Aに流れこれらの総合幅
はWである。同様に、06Bの幅はWであり、Q5A及
びQ5Cの幅はW/2であり、総合の幅がWになる。 [0036] 図3において、第3の技術を回路60に示す。これは、
QKAI 、QKA2 、QKA3及びQ KA4から
のキープ・アライブ電流を用いて、総べての比較器状態
において、増幅器対(Ql、Q2)及び再生対(Q3、
Q4)内の少なくとも一部の電流を維持する。キープ・
アライブ電流がなければ、入力差が大きい条件下で、ダ
イオードD1又はD2の一方はオフとなる。なお、条件
は、外側対の場合、VIN+ >>VIN−又ハVIN
−>>V工N十テアリ、また内側対ノ場合、VOUT 
>>NVOUT又ハNvOUT〉〉vOUTテアリ、Q
l又はQ2及び/又はQ3又はQ4を完全にオフにする
。 [0037] 図3は、図2の回路に増幅器トランジスタ01〜Q4の
ソース端子に直接接続されたキープ・アライブ電流源Q
KAI〜Q KA4を設けた回路を示す。入力端子VI
N十又はVIN−の1つに供給される電圧が他方よりも
非常に低いとき、関連したダイオードQ1又はQ2がオ
フとなり、Ql又はQ2に流れているキープ・アライブ
電流のみを取り去る。そして、素子Q1又はQ2をソー
ス・フォロワとして、増幅の一部とはしない。しかし、
かかる大きな信号状態では、増幅器Q1、Q2はスイッ
チのように動作し、所望比較器動作が得られない。キー
プ・アライブ電流は、典型的には、スイッチされた電流
値の4分の1から3分の1に選択する[0038] 図2に関連して上述したようにCLKが状態を変化する
限り、Ql、〜Q4に電流を流すFETQ5A−Q5C
,Q6A−Q6C及びQKAI〜Q KA4の組み合わ
せたゲート幅は、−図3の回路60で一定となる。CL
Kが高状態になると、Ql及びQ2からの組み合わせ電
流が05Bに流れる。このQ5Bのゲート幅はWであり
、QKAI及びQ KA2の夫々のゲート幅はW/2で
あり、これらを組み合わせた総合のゲート幅は2wにな
る。CLKが低のとき、Ql及びQ2がらの組み合わせ
電流は。 6C,Q6A、 QKAI 、QKA2に流れる。これ
ら各々のゲート幅はW/2であり、組み合わせた総合ゲ
ート幅は2Wになる。この総合ゲート幅は、Q3及びQ
4に対して同様に一定である。Q7のゲート幅は、2W
である。 [0039] 差動対トランジスタに流れる一定の最低電流の存在によ
り、増幅及び非増幅モード間での切り替えに必要な時間
を最短にするという別の利点がある。これは、充電及び
放電が行われるFETの浮遊容量を形成する「距離」が
、差動対を完全にオフにする図6及び図7の従来技術の
場合よりも短いからである。 [0040] 上述の如く、Q3のゲート及びノードA間の点線は、図
6及び図7の08、D8a−D8i及びQ10を含むサ
ブ回路を示し、Q4のゲート及びノード8間の点線は、
図6及び図7の09、D9a−D9i及びQllを含む
サブ回路を示す。しかし図3において、これら点線は、
図4に示す如く、完全なレベル・シフト技術D5〜D8
を表しており、これは、内側ラッチ差動対Q3及びQ4
が適切なドレイン・ソースのヘッドルームを有すること
を確実にする。外側差動対Q1及びQ2を流れる電流が
中断されないので、レベル・シフト・ダイオードD5〜
D8 (図4を参照)は、順方向バイアスに維持され、
再生差動対Q3及びQ4用の経路の遅延を最小にする。 図6及び図7の従来技術は、レベル・システム回路網を
有するソース・フォロワ・バッファを用いる。このバッ
ファは、そのループの回りに付加的な位相遅延を起こす
ので、再生応答が遅くなる。 [0041] 図4は、最終複合ラッチ比較器の回路図であり、図1〜
図3を参照して説明した総べての技術を含んでいる。図
4の素子は、図1〜図3で用いたのと同じ参照符号で示
す。図1〜図3の特徴の他に、図4は、QKAI〜Q 
KA4とカスコード接続されたQ KAIC−Q KA
4Cを含んで、QKAIの出力抵抗を増加させると共に
、抵抗器RKAS及びR37も含んで、電流源安定用の
ソース再生を行う。バイアス回路網Q12、D12A及
びD12Bが、Q7、QKAI〜Q KA4及びQKA
CI〜Q KAC4用のゲート・バイアスを与える。 [0042] 本発明の好適な実施例に関して説明した力ξ本発明の要
旨を逸脱することなく種々の変更が可能なことが当業者
には明かであろう。 [0043] なお、本明細書における用語「第1」、「第2」、「第
3」及び「第4」は、単なる符号であり、数値を表すも
のではない。例えば、用語「1組内の第4トランジスタ
」は、この組の中に第1、第2又は第3トランジスタが
あることを意味するものではない。 [0044]
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、MESFETの電荷蓄積
の影響を最少にでき、比較器及び増幅器の分解能及び動
作速度を改善できる。また、本発明の各技術は、単独で
も、互いに組み合わせても利用できる。本発明によれば
、非常に多くの比較器を必要とするA/D変換器に適す
る再生比較器が得られる。
【図面の簡単な説明】
【回目 本発明によるブートストラップ・カスコード技術を用い
た回路を示す図である【図2】 本発明による差動対スイッチング技術を用いた回路を示
す図である。
【図3】 キープ・アライブ電流源で実現した図2の回路を示す図
である。
【図4】 本発明による技術を複合的に用いた回路を示す図である
【図5】 図2の回路の別の実施例を示す図である。
【図6】 シリコン・バイポーラ・トランジスタを用いた従来のラ
ッチ比較器を示す図である。
【図7】 FETを用いた従来のラッチ比較器を示す図である。
【図8】 図6及び図7の従来回路の各ノードに生じる典型的な波
形を示す図である。
【符号の説明】
トランジスタ ダイオード
【書類色】
【図1】
【図2】 VDD ■DD
【図3】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1組のトランジスタの差動増幅器対と、1
    組のトランジスタの差動再生対と、第1及び第2状態間
    で切り替わるクロック手段とを具え、上記差動増幅器対
    の各組は第1寸法値の第1トランジスタ及び第2寸法値
    の第2トランジスタを有し、上記第1トランジスタはデ
    プレション・モード・トランジスタであると共に第1電
    圧源に接続され、上記第2トランジスタはエンハンスメ
    ント・モード・トランジスタであり、上記第1及び第2
    トランジスタはブートストラップ・カスコード構成に配
    置され、上記第1及び第2寸法値は上記第2トランジス
    タを上記第1電圧源の大きな電圧変動から分離する大き
    さであり、電荷蓄積による上記増幅器対のヒステリシス
    を減少させ、上記差動再生対の各組は第3寸法値の第3
    トランジスタ及び第4寸法値の第4トランジスタを有し
    、上記第3トランジスタはデプレション・モード・トラ
    ンジスタであると共に第2電圧源に接続され、上記第4
    トランジスタはエンハンスメント・モード・トランジス
    タであり、上記第3及び第4トランジスタはブートスト
    ラップ・カスコード構成に配置され、上記第3及び第4
    寸法値は上記第4トランジスタを上記第2電圧源の大き
    な電圧変動から分離する大きさであり、電荷蓄積による
    上記再生対のヒステリシスを減少させ、上記クロック手
    段が上記第1状態のとき、上記差動増幅器対のトランジ
    スタがオンとなると共に上記差動再生対のトランジスタ
    がオフとなり、上記クロック手段が上記第2状態のとき
    、上記差動増幅器対のトランジスタがオフとなると共に
    上記差動再生対のトランジスタがオンになることを特徴
    とする再生比較器。
  2. 【請求項2】1組のトランジスタの差動増幅器対を有し
    、該対の各組は第1寸法値の第1トランジスタ及び第2
    寸法値の第2トランジスタを含み、上記第1トランジス
    タはデプレション・モード・トランジスタであると共に
    第1電圧源に接続され、上記第2トランジスタはエンハ
    ンスメント・モード・トランジスタであり、上記第1及
    び第2トランジスタはブートストラップ・カスコード構
    成に配置され、上記第1及び第2寸法値は上記第2トラ
    ンジスタを上記第1電圧源の大きな電圧変動から分離す
    る大きさであり、電荷蓄積による上記増幅器対のヒステ
    リシスを減少させることを特徴とする差動増幅器。
  3. 【請求項3】トランジスタの差動増幅器対と、トランジ
    スタの差動再生対と、 第1状態及び第2状態間で切り替わり、上記第1状態期
    間中、上記差動増幅器対のトランジスタをオンにすると
    共に上記差動再生対のトランジスタをオフにし、上記第
    2状態期間中、上記差動増幅器対のトランジスタをオフ
    にすると共に上記差動再生対のトランジスタをオンにす
    るクロック手段と、上記増幅器対のトランジスタに接続
    された第1分岐路に電流が流れるかに関わらず上記増幅
    器対の他方のトランジスタに電流を流すと共に、上記再
    生対のトランジスタに接続された第2分岐路に電流が流
    れるかに関わらず上記再生対の他方のトランジスタに電
    流を流す差動対結合手段とを具えた再生比較器。
  4. 【請求項4】トランジスタの差動増幅器対と、トランジ
    スタの差動再生対と、 第1状態及び第2状態間で切り替わり、上記第1状態期
    間中、上記差動増幅器対のトランジスタをオンにすると
    共に上記差動再生対のトランジスタをオフにし、上記第
    2状態期間中、上記差動増幅器対のトランジスタをオフ
    にすると共に上記差動再生対のトランジスタをオンにす
    るクロック手段と、上記増幅器対が比較する入力電圧の
    差に関わらず上記増幅器対に電流を流すと共に、上記再
    生対が比較する入力電圧の差に関わらず上記再生対に電
    流を流すキープ・アライブ電流源手段とを具えた再生比
    較器。
JP2413809A 1989-12-26 1990-12-25 再生比較器及び差動増幅器 Pending JPH04129320A (ja)

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US07/457,121 US4990799A (en) 1989-12-26 1989-12-26 Low-hysteresis regenerative comparator
US457121 1989-12-26

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JP2413809A Pending JPH04129320A (ja) 1989-12-26 1990-12-25 再生比較器及び差動増幅器

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EP0435148A1 (en) 1991-07-03

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