JPH08195631A - センス増幅器 - Google Patents

センス増幅器

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JPH08195631A
JPH08195631A JP7262738A JP26273895A JPH08195631A JP H08195631 A JPH08195631 A JP H08195631A JP 7262738 A JP7262738 A JP 7262738A JP 26273895 A JP26273895 A JP 26273895A JP H08195631 A JPH08195631 A JP H08195631A
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JP
Japan
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transistor
terminal
coupled
transistors
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Application number
JP7262738A
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English (en)
Inventor
Robert J Proebsting
ジェイ プローブスティング ロバート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Townsend and Townsend and Crew LLP
Original Assignee
Townsend and Townsend and Crew LLP
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Publication date
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    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/06Sense amplifiers; Associated circuits, e.g. timing or triggering circuits
    • G11C7/065Differential amplifiers of latching type
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/353Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
    • H03K3/356Bistable circuits
    • H03K3/356017Bistable circuits using additional transistors in the input circuit
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/06Sense amplifiers; Associated circuits, e.g. timing or triggering circuits
    • G11C7/062Differential amplifiers of non-latching type, e.g. comparators, long-tailed pairs

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  • Amplifiers (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 所与の速度においては従来のセンス増幅器よ
りも低電力であり、高速度で、信頼性の高い静的差動セ
ンス増幅器を提供する。 【構成】 増幅器の第1段は、増幅器の全ての段の電流
消費を最低にするように、そして増幅器の第2段を適切
に動作させるのに十分に高く、しかもカレントミラーを
増幅器の第2段内に組込むことを可能にする十分に低い
電圧を出力するようにバイアスされる。増幅器の第3段
であるカレントミラーを増幅器の第2段内に組込むこと
によって、第2段の出力に付加される容量性ローディン
グが減少し、スピードが増す他に、分離したカレントミ
ラーに通常は伴う余分な電力を排除する。この組合せに
より、極めて高速で、しかも極めて低電力の増幅器が得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイス内
に使用される電子回路に関する。より詳しく言えば、本
発明は2本の入力線上の差動電圧を感知し、これら2本
の入力線上の電圧の関係を表すデジタル出力信号を発生
する静的センス増幅器回路に関する。
【0002】
【従来の技術】センス増幅器(もしくはセンスアンプ)
は多くの電子回路内に広く使用されている。典型的な差
動センス増幅器は第1及び第2の入力信号を受信し、こ
れら2つの入力信号間の関係を表す出力信号を生成す
る。例えば、第1の入力信号が第2の入力信号よりも高
い電位を有していることを表す第1の電位の出力信号を
生成することができる。第1の入力信号が第2の入力信
号よりも低い電位を有していることを表す差分電位の出
力信号を生成することもできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】若干の公知のセンス増
幅器において当面する1つの問題は、回路の組合せと、
そのセンス増幅器を構成するために使用されているトラ
ンジスタの特性とによってもたらされるものである。も
し電界効果トランジスタを使用していれば、増幅器段の
入力に存在するゲート容量が、通常、先行増幅器段にか
なりの遅れを付加するので回路の応答を遅くすることに
なる。若干の公知のセンス増幅器に伴う別の問題は、電
力消費が大き過ぎることである。若干の公知のセンス増
幅器に伴う更に別の問題は、プロセス変動に極めて感じ
易いことである。これらの諸問題に鑑みて、高速度、低
電力消費、及びプロセス許容度を組合せたセンス増幅器
に対する要望が存在しているのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、所与の速度に
おける電力消費が公知のセンス増幅器よりも少ない高速
度、高信頼度、静的差動センス増幅器を提供する。本発
明の一実施例では、第1のNMOSトランジスタはその
ゲート端子に第1の入力信号を受信し、第2のNMOS
トランジスタはそのゲート端子に第2の入力信号を受信
し、そして第1及び第2のトランジスタのドレイン端子
は正の電源電圧に結合されている。第1及び第2のトラ
ンジスタのソース端子は、交差結合されている第3及び
第4のNMOSトランジスタのドレイン端子にそれぞれ
結合されている。即ち、第3のトランジスタのゲートは
第4のトランジスタのドレインに交差結合され、第4の
トランジスタのゲートは第3のトランジスタのドレイン
に交差結合されている。第1及び第2のトランジスタ
は、サイズを含む全ての特性が互いに整合しており、こ
のことは第3及び第4のトランジスタにおいても同様で
ある。第1及び第2のトランジスタの幅対長さ比は、第
3及び第4のトランジスタの幅対長さ比よりも大きくし
てあって、回路が1つの状態にロックされるのを防いで
いる。第3及び第4のトランジスタのソース端子は互い
に接続され、更に両者は第5のNMOSトランジスタの
ゲート及びドレイン端子に接続されている。第5のNM
OSトランジスタのソース端子は負の電源に接続されて
いる。この第5のトランジスタは2つの機能を有してい
る。第1は、トランジスタ1乃至4のゲート・ソース電
圧を制限してそれらの電流消費を制限することである。
第2は、第2の増幅器段を適切に動作させるために、第
2の増幅器段に十分に高い出力を第1の増幅器段に供給
させることである。
【0005】第1、第2、第3、第4及び第5のトラン
ジスタはセンス増幅器の第1段を形成し、この第1段は
第2段に結合されている。この第2段は、第1、第2、
第3及び第4のトランジスタと同じように接続されてい
る別の4つのトランジスタを含んでいる。最後に、増幅
器の第3段(カレントミラー段)の出力に出力信号を発
生させるカレントミラーを形成するのに使用されている
トランジスタが増幅器の第2段内に組込まれていて、分
離した電力を消費するカレントミラー段の要を排除して
いる。
【0006】
【実施例】本発明によるセンス増幅器10の好ましい実
施例の回路図を図1に示す。センス増幅器10は、第1
の入力信号INを受信するゲート端子18を有するNM
OSトランジスタ14と、第2の入力信号INバー(I
Nバーは、INの論理的否定もしくは反転を表す、以下
同じ)を受信するゲート端子24を有するNMOSトラ
ンジスタ22とを含む。好ましい実施例では、全てのト
ランジスタは技術的に許容される最短のチャネル長を有
している。NMOSトランジスタ14及び22は長さ及
び幅が同一であることが好ましく、妥当な幅は9ミクロ
ンである。本発明をより理解し易くするために、以下の
説明では若干の例示サイズを使用するが、勿論、他のサ
イズを使用することも可能である。IN及びINバー信
号は、正の電源電圧に近いどのような差動信号からなる
こともできる。例えば、これらの信号は、スタティック
RAMの真及び相補ビット線、もしくはダイナミックR
AMの真及び相補I/O線からなることができる。典型
的には、入力信号は、一方の入力信号が選択された電位
から僅かに低い電位まで変化し、他方の入力信号がこの
僅かに低い電位(もしくは、それより僅かに低い電位)
から選択された電位まで変化するような信号である。N
MOSトランジスタ14は、電源電圧VCCに結合されて
いる第1の端子30と、ノード38に結合されている第
2の端子34とを有している。同様にNMOSトランジ
スタ22は、電源電圧VCCに結合されている第1の端子
42と、ノード50に結合されている第2の端子46と
を有している。
【0007】NMOSトランジスタ54は、ノード50
に結合されているゲート端子58と、ノード38に結合
されている第1の端子62と、ノード68に結合されて
いる第2の端子66とを有している。別のNMOSトラ
ンジスタ70は、ノード38に結合されているゲート端
子74と、ノード50に結合されている第1の端子78
と、ノード68に結合されている第2の端子82とを有
している。トランジスタ54は、トランジスタ14の幅
の 2/3 であることが好ましく、トランジスタ70は、
トランジスタ22の幅の 2/3 であることが好ましい。
例えば、トランジスタ14及び22の幅が9ミクロンで
あるのに対して、トランジスタ54及び70の幅はそれ
ぞれ6ミクロンであることが好ましい。NMOSトラン
ジスタ86のゲート端子90と第1の端子94は共にノ
ード68に結合され、第2の端子98は接地電位に結合
されている。NMOSトランジスタ86は、NMOSト
ランジスタ54及び70の幅の合計にほぼ等しい幅(例
えば、 12 ミクロン幅) であることが好ましい。NMO
Sトランジスタ14、22、54、70及び86は一緒
になって、差動出力がノード38及び50であるセンス
増幅器10の第1段を形成している。これら全てのトラ
ンジスタがNMOSであるから、この増幅器段が機能的
にPMOS特性には無関係であり、プロセスに対して回
路を極めて寛容にしていることに注目されたい。極めて
有用な一つの応用においては、IN及びINバーはそれ
ぞれスタティックRAMの真及び相補線に接続され、I
NまたはINバーの何れか一方がVCC電位にあり、そし
て他方、即ちINバーまたはINがVCC電位より数百ミ
リボルト低い。この場合、IN及びINバーの両方を有
する種々のノードの同相電圧が共にVCC電位にあると考
えると有用である。
【0008】増幅器の第1段への入力信号、INとIN
バーとの間に電圧差が存在しない場合には、この第1段
からの出力信号、即ちノード38と50との間にも電圧
差は存在しない。即ち、ノード38及び50は同一電圧
にある。トランジスタ14及び22の幅の合計(IN及
びINバーと同様に、ノード38と50とは同一電圧に
あるから、同相解析にとっては実効的に並列である)
は、トランジスタ54及び70の幅の合計(トランジス
タ86の幅に等しい)よりも僅かに大きいだけである。
これにより、ノード68上の電圧はVCCの約 1/3(接地
は0ボルト)にされ、ノード38及び50上の同相電圧
はVCCの約 2/3 にされる。各トランジスタ14、2
2、54、70及び86のドレイン・ソース電圧及びゲ
ート・ソース電圧はVCCの約 1/3 であることに注目さ
れたい。もしトランジスタ86が含まれてなく、その代
わりにノード68を直接接地してあれば、2つの問題が
発生する。第1に、残余の各トランジスタのドレイン・
ソース及びゲート・ソース電圧がVCCの僅か 1/3 では
なく、VCCの約 1/2 になるから、増幅器のこの第1段
の電力消費が大幅に増加する。第2に、増幅器の第1段
の出力を僅か 1/2 VCCの静止バイアス状態にするので
は、増幅器の第2段を適切に動作させるには不十分であ
る。
【0009】センス増幅器10の第1段の出力は、NM
OSトランジスタ100、104、108及び112を
含む第2段の入力へ結合される。好ましい実施例では9
ミクロン幅であるNMOSトランジスタ100は、トラ
ンジスタ54のゲート端子58に(及び、ノード50
に)結合されているゲート端子116と、ノード122
に結合されている第1の端子120と、ノード128に
結合されている第2の端子124とを有している。これ
もまた9ミクロン幅であることが好ましいNMOSトラ
ンジスタ104は、NMOSトランジスタ70のゲート
端子74に(及びノード38に)結合されているゲート
端子132と、ノード137に結合されている第1の端
子136と、ノード144に結合されている第2の端子
140とを有している。NMOSトランジスタ100の
幅の 2/3(即ち6ミクロン幅)であることが好ましいN
MOSトランジスタ108は、ノード144に結合され
ているゲート端子150と、ノード128に結合されて
いる第1の端子154と、接地電位に結合されている第
2の端子158とを有している。NMOSトランジスタ
104の幅の 2/3(即ち6ミクロン幅)であることが好
ましいNMOSトランジスタ104は、ノード128に
結合されているゲート端子162と、ノード144に結
合されている第1の端子166と、接地電位に結合され
ている第2の端子170とを有している。NMOSトラ
ンジスタ100、104、108及び112は、NMO
Sトランジスタ14、22、54及び70と同じように
交差結合されている。ノード128及び144上の同相
電圧は、ノード38及び50上の同相電圧のほぼ 1/2、
即ちVCCの約 1/3 である。従来技術の回路では、トラ
ンジスタ100及び104の第1の端子は正の電源VCC
に接続されているが、本発明ではNMOSトランジスタ
112を流れる電流は、カレントミラーPMOSトラン
ジスタ304(このトランジスタの機能に関しては後述
する)をも通って流れる。
【0010】図1に示す回路の動作は、図3を参照する
と容易に理解できる。図3は、センス増幅器10の動作
を説明するタイミング図である。時点 0.00 に示すよう
に、NMOSトランジスタ14のゲート18に供給され
るIN信号が始めは+4.0 Vであり、NMOSトランジ
スタ22のゲート24に供給されるINバー信号が始め
はVCCに等しく+4.25Vであるものとする。(図3にお
いては、INバー信号はおおよそ時点 2.00 nsまでは
水平の実線の下に隠されている。)これらの入力信号
は、IN信号が+4.25Vで、INバー信号が+4.0 Vで
あるようにスイッチされる。このスイッチングはおおよ
そ時点 1.5nsに開始され、IN及びINバー信号は本
質的におおむね時点3nsまでに新しい値に整定する。
トランジスタ14のゲート上の電圧(IN)が増加する
と、トランジスタ14のソース電圧(ノード38)が増
加する。同時に、トランジスタ22のゲート電圧(IN
バー)が低下して、トランジスタ22のソース(ノード
50)電圧が低下する。しかしながら、ノード38の電
圧が増加するとトランジスタ70を流れる電流が増加
し、ノード50の電圧を更に低下させる。ノード50の
電圧の低下はトランジスタ54を流れる電流を減少さ
せ、ノード38の電圧を更に増加させる。この正のフィ
ードバックによって、増幅器のこの第1段の出力ノード
38及び50は、入力、即ちIN及びINバーよりも大
きい電圧スイングを呈するようになる。換言すれば、回
路は1よりも大きい電圧利得を有しているのである。最
終的には、回路はノード38が+3.1 V信号に、そして
ノード50が+2.4 Vに( 700 mVの差)に落ち着
く。もしNMOSトランジスタ14及び22がそれぞれ
NMOSトランジスタ54及び70よりも小さければ
(狭ければ)、この正のフィードバックが1を超え、回
路は1つの状態にロックされる。換言すれば、1つの状
態になると、IN及びINバー信号のスイングには拘わ
りなく、大きい方のトランジスタ54もしくは70がノ
ード38もしくは50を低電圧レベルに維持する。トラ
ンジスタ14及び22はそれぞれトランジスタ54及び
70よりも大きいから、正のフィードバックは1より小
さく、回路は1つの状態にロックされることはない。そ
のようにはならずに、回路はIN及びINバー信号の変
化に適切に応答する。増幅器のこの第1段は2つの異な
る機能を提供する。この第1段は、差動入力に 250 m
Vスイングが与えられると、差動出力に 700 mVのス
イングをもたらすような差動電圧利得を与える。またこ
の第1段は電圧変換をも行う。即ち、出力の同相電圧は
CCの約 1/3 であり、入力の同相電圧よりも低い。
【0011】増幅器の第1段の出力ノード、即ちノード
38及び50は、増幅器の第2段のための入力ノードで
ある。即ち、ノード38の信号はNMOSトランジスタ
104のゲート132へ供給され、一方ノード50の信
号はNMOSトランジスタ100のゲート116へ供給
される。第2段内のトランジスタ100、104、10
8及び112は、第1段のトランジスタ14、22、5
4及び70が機能するのと同じように機能する。最終的
には、ノード128及び144の電圧、即ち増幅器の第
2段の出力は、それぞれ+0.70 V及び+2.25 V( 1
550 mV差)に落ち着く。ノード38の電圧が 700 m
V(図3では、 2.37 Vから 3.07 Vへ)だけ上昇する
と、ノード144の電圧は約 1550 mV( 0.7 Vから
2.25 Vへ)だけ上昇する。トランジスタ104は、後
述するように飽和しているか、もしくは飽和に近い。飽
和したトランジスタのゲート容量の殆どはゲート・ソー
ス容量であり、ゲート・ドレイン容量は極めて小さい容
量である。トランジスタ104のゲートノード38が 7
00 mVだけ上昇するとソースノード144はより大き
い量、即ち 1550 mVだけ上昇し、一方ドレインノード
137も上昇する。従って、実際には、トランジスタ1
04のゲート電圧を上昇させるには負電荷が必要であ
る。換言すれば、これらのバイアス状態の下にあるゲー
トは、実際には負の容量として現れる。この負の容量効
果が、図3に示すように約 3.5 nsにおいてノード3
8をその最終値より上へオーバシュートさせ(及びノー
ド50をその最終値より下へアンダシュートさせ)、ま
た回路の総合速度に大きく貢献する。
【0012】差動入力信号は、カレントミラーを使用し
て単一の出力信号に変換される。図2は従来技術のカレ
ントミラーを示すものであって、図1のカレントミラー
を説明する前に説明しておく。図2に回路図で示す公知
のカレントミラー200もセンス増幅器10と共に使用
できるが、好ましい実施例では使用していない。もしこ
のカレントミラーを使用すれば、その入力ノードは増幅
器の第2段の出力ノード、即ちノード128及び144
である。カレントミラー200は、NMOSトランジス
タ204、NMOSトランジスタ208、PMOSトラ
ンジスタ212及びPMOSトランジスタ216を含
む。NMOSトランジスタ204のゲート端子220は
ノード128(図1)に結合され、第1の端子224は
ノード228に結合され、そして第2の端子232は接
地電位に結合されている。NMOSトランジスタ208
のゲート端子236はノード144(図1)に結合さ
れ、第1の端子240は出力ノード244に結合され、
そして第2の端子248は接地電位に結合されている。
PMOSトランジスタ212のゲート端子252はノー
ド228に結合され、第1の端子256はVCCに結合さ
れ、そして第2の端子260はノード228に結合され
ている。PMOSトランジスタ216のゲート端子26
4はPMOSトランジスタ212のゲート端子252に
結合され、第1の端子268はVCCに結合され、そして
第2の端子260は出力ノード244に結合されてい
る。
【0013】PMOSトランジスタ212及び216は
同一のサイズ、多分 16 ミクロン幅であり、NMOSト
ランジスタ204及び208は同一のサイズ、多分6ミ
クロン幅である。NMOSトランジスタ204は、ノー
ド128から受信した信号に応答して電流を流す。ゲー
ト及びドレインの両方がノード224に接続されている
PMOSトランジスタ212は飽和しており、その飽和
電流がNMOSトランジスタ204を流れる電流に正確
に等しくなるようにそれ自体を(即ち、そのゲート電圧
を)バイアスする。PMOSトランジスタ216はPM
OSトランジスタ212と同一サイズであり、飽和した
PMOSトランジスタ212と同一のゲート及びソース
電位を有するように接続されている。従って、PMOS
トランジスタ216は飽和電流をPMOSトランジスタ
212の電流(この電流自体は、NMOSトランジスタ
204を流れる電流に等しい)に等しく維持しようと試
みる。このように、PMOSトランジスタ216は、N
MOSトランジスタ204を流れる電流に等しい量でノ
ード244をVCCに向かって引上げる正の電流源として
働く。一方、NMOSトランジスタ208はNMOSト
ランジスタ204と同じサイズであり、ノード144か
ら受信した信号に応答して出力ノード244から電流を
引出し、出力ノード244の電圧を引下げようとする。
従って、もしノード128上の信号がノード144上の
信号よりも高ければ、PMOSトランジスタ216の飽
和電流はNMOSトランジスタ208の電流よりも大き
くなる。そのため、出力ノード244上の信号は高くさ
せられる。もしノード128上の信号がノード144上
の信号よりも低ければ、NMOSトランジスタ208の
飽和電流がPMOSトランジスタ216の電流よりも大
きくなり、出力ノード244上の信号は低くさせられ
る。
【0014】ノード128の電圧が増加すると、トラン
ジスタ204を通る電流が増加してノード228即ちト
ランジスタ204のドレインの電圧が低下せしめられ、
一方接地されているトランジスタ204のソース電圧は
変化しない。トランジスタ204は僅かなゲート・ドレ
イン容量と、かなりのゲート・ソース容量とを有してい
る。従って、トランジスタ204のゲート電位を増加さ
せるためにはかなりの(正の)電荷が必要である。NM
OSトランジスタ204のゲートはノード128にかな
りの容量を付与し、ノード128のスイッチングを遅く
する。更に、ノード128が高であれば、かなりの電流
がトランジスタ204及び212を流れるから、回路の
合計電力消費が付加される。これに対して図1に示すセ
ンス増幅器10は、カレントミラー回路(図2のNMO
Sトランジスタ204及びPMOSトランジスタ21
2)を増幅器の第2段(図1において既存のNMOSト
ランジスタ112と付加されたPMOSトランジスタ3
04)に組込んだことによって、ノード128への余分
な容量性ローディングと、電力を消費する余分な成分と
を回避している。PMOSトランジスタ304は、VCC
に結合されている第1の端子326と、ノード137に
結合されているゲート端子330と、ノード137に結
合されている第2の端子334とを有している。PMO
Sトランジスタ300は、VCCに結合されている第1の
端子314と、ノード122に結合されているゲート端
子318と、ノード122に結合されている第2の端子
322とを有している。PMOSトランジスタ300
は、回路を適切に動作させるだけならば必要ないが、増
幅器の第2段を対称にするために含まれているのであ
る。もしPMOSトランジスタ300が含まれていなけ
れば、ノード122は直接VCCに結合する。PMOSト
ランジスタ308は、VCCに結合されている第1の端子
340と、PMOSトランジスタ304のゲート330
に結合されているゲート端子344と、出力ノード35
2に結合されている第2の端子348とを有している。
好ましい実施例では、PMOSトランジスタ308の幅
はPMOSトランジスタ304の幅に等しく、共に少な
くとも 16 ミクロン幅である。NMOSトランジスタ3
10は、出力ノード352に結合されている第1の端子
356と、ノード144に結合されているゲート端子3
60と、接地電位に結合されている第2の端子364と
を有している。好ましい実施例では、NMOSトランジ
スタ310はNMOSトランジスタ112と同一の幅で
あり、6ミクロンである。若干の応用においては、トラ
ンジスタ308及び310をトランジスタ304及び1
12より大きくすることが望ましいかも知れない。この
場合、PMOSトランジスタ308の幅をPMOSトラ
ンジスタ304の幅で除した値を、NMOSトランジス
タ310の幅をNMOSトランジスタ112の幅で除し
た値に等しくすることが重要である。即ち、もしトラン
ジスタ308の幅がトランジスタ304の幅の2倍であ
れば、トランジスタ310の幅もトランジスタ312の
幅の2倍にすべきである。これにより両トランジスタ3
08及び310を流れる電流は2倍になるが、これらの
電流の比は維持される。
【0015】増幅器の第2段内に統合されたこのカレン
トミラーの動作を説明するために、ノード128が始め
に+2.25Vであり、ノード144が始めに+0.70Vであ
るものとする。NMOSトランジスタ112のゲート1
62に+2.25Vが印加されるとある電流がトランジスタ
112を、従ってNMOSトランジスタ104及び飽和
したPMOSトランジスタ304をも通って流れる。こ
れは本質的に、図2に示す先行技術のPMOSトランジ
スタ212を流れる電流と同じ電流である(図2のPM
OSトランジスタ204が図1のNMOSトランジスタ
112と同一のサイズであるものとする)。PMOSト
ランジスタ308のソース及びゲート端子は共に、PM
OSトランジスタ304と同じ同一の電位でバイアスさ
れ、またPMOSトランジスタ304と同一のサイズで
あるから、PMOSトランジスタ308を流れる飽和電
流はPMOSトランジスタ304及びNMOSトランジ
スタ112を通って流れる電流に等しい。この電流は出
力ノード352の電圧を上昇させる。一方、ノード14
4の+0.70V信号はトランジスタ310をターンオフさ
せる傾向がある。それは、この信号レベルが本質的に、
典型的なNMOSトランジスタのしきい値電圧だからで
ある。従って、NMOSトランジスタ310には殆ど電
流は流れず、トランジスタ308及び310に殆ど、も
しくは全く電流が流れない状態では、PMOSトランジ
スタ308は出力ノード352をVCC電位に、もしくは
それに極めて近い電位に引上げる。図3においては、入
力がスイッチする前のノード352の出力は約 4.20 V
である。
【0016】ノード128の電圧がスイングして+0.70
Vまで低下し、そしてノード144の電圧がスイングし
て+2.25Vまで上昇すると、NMOSトランジスタ11
2が僅かな電流を流すようになり、同量の僅かな電流が
PMOSトランジスタ304を流れる。同量の僅かな電
流がPMOSトランジスタ308にも流れる。その間
に、+2.25Vの比較的高いゲート電圧を印加されたNM
OSトランジスタ310ターンオンし、出力ノード35
2を低にさせる。図3においては、ノード352の出力
は8乃至 10 nsの間の安定状態では 0.05 V以下であ
る。今度はPMOSトランジスタ308の低飽和電流に
よって制限されるために、この場合もトランジスタ30
8及び310には殆ど電流は流れない。増幅器の第2段
は、もしNMOSトランジスタ104が飽和し続けれ
ば、最良に作動する。このようにするには、1つのNM
OSしきい値電圧より低いトランジスタ104のドレイ
ン電圧が、トランジスタ104のゲート電圧を超える必
要がある。換言すれば、ノード137の電圧が、ノード
38の電圧の1つのNMOS VT 以内になければなら
ない。しかしながら、PMOSトランジスタ304を導
通させるためには、そのゲート電圧を、少なくとも1つ
のPMOSトランジスタしきい値電圧だけそのソース電
圧より低くする必要がある。従って、ノード137の電
圧は、少なくとも1つのPMOSしきい値電圧だけVCC
電位よりも低い。トランジスタ104を飽和させ続ける
ためには、そのドレイン電圧をできる限り高く維持し、
またそのゲート電圧を比較的低く維持する。ノード13
7を高く維持するためにPMOSトランジスタ304を
比較的幅広くし、好ましい実施例では 16 ミクロンにし
てある。増幅器の第1段は、電圧利得が得られ且つノー
ド38を低く維持するために含まれているのである。前
述したように、ノード38上の同相電圧は入力電圧IN
より低くVCCの 1/3 である。ノード137の高電圧と
組合されたノード38のこの低電圧がトランジスタ10
4の飽和動作を保証する。同様に、トランジスタ100
も飽和し続ける。
【0017】入力の電圧がある程度低く、また増幅器の
第1段の電圧利得が不要であると考えられるような応用
では、第2段を第1段として使用し、カレントミラーを
この段に統合することができる。この場合、トランジス
タ14、22、54、70及び86を削除し、回路への
入力はトランジスタ100及び104のゲート端子11
6及び132へ直接印加する。PMOSトランジスタ3
04をセンス増幅器10の最終の通常段内に統合するこ
とによって、先行技術のデバイスのPMOSトランジス
タ212及びNMOSトランジスタ204によって消費
される電流が排除され、その代わりに増幅器の通常段に
おいて当然必要とされ且つ該段内に存在している電流が
使用されるようになる。出力信号を発生させるのに、ト
ランジスタ308及び310はVCCから接地へ殆ど電流
を流さない。従って、本発明により構成されるカレント
ミラーは極めて小さい電力しか消費しない。更に、この
ことが、ノード128に対する容量性ローディングを減
少させ、図2の分離したトランジスタ204の必要性を
排除することによって、回路はスピードアップされる。
以上に本発明の好ましい実施例を説明したが、多くの変
更を施すことは可能である。従って本発明の範囲は特許
請求の範囲から確認されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるセンス増幅器の好ましい実施例の
回路図。
【図2】公知のカレントミラー差動増幅器の回路図。
【図3】図1に示す回路の動作を説明するタイミング
図。
【符号の説明】
10 センス増幅器 14、22、54、70、86、100、104、10
8、112、204、208、310 NMOSトラン
ジスタ 18、24、58、74、90、116、132、15
0、162、220、236、252、264、31
8、330、344、360制御(ゲート) 端子 30、42、62、78、94、120、136、15
4、166、224、240、256、268、31
4、326、340、356第1の(ドレイ ン)端子 34、46、66、82、98、124、140、15
8、170、232、248、260、272、32
2、334、348、364第2の(ソース )端子 38、50、68、122、128、137、144、
228、244、352ノード 200 従来のカレントミラー 212、216、300、304、308 PMOSト
ランジスタ

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の入力信号を受信する制御端子と、
    第1の電位源に結合されている第1の端子と、第2の端
    子とを有する第1のトランジスタと、 第2の入力信号を受信する制御端子と、上記電位源に結
    合されている第1の端子と、第2の端子とを有する第2
    のトランジスタと、 上記第2のトランジスタの上記第2の端子に結合されて
    いる制御端子と、上記第1のトランジスタの上記第2の
    端子に結合されている第1の端子と、第2の端子とを有
    する第3のトランジスタと、 上記第1のトランジスタの上記第2の端子に結合されて
    いる制御端子と、上記第2のトランジスタの上記第2の
    端子に結合されている第1の端子と、上記第3のトラン
    ジスタの上記第2の端子に結合されている第2の端子と
    を有する第4のトランジスタと、 上記第3のトランジスタの上記第2の端子に結合されて
    いる制御端子と、上記第3のトランジスタの上記第2の
    端子に結合されている第1の端子と、第2の電位源に結
    合されている第2の端子とを有する第5のトランジスタ
    とを備え、 上記第1のトランジスタは上記第3のトランジスタより
    も大きい電流輸送能力を有し、上記第2のトランジスタ
    は上記第4のトランジスタよりも大きい電流輸送能力を
    有していることを特徴とする増幅器。
  2. 【請求項2】 上記第1、第2、第3、第4及び第5の
    トランジスタはそれぞれ電界効果トランジスタからな
    り、上記第1のトランジスタは上記第3のトランジスタ
    よりも大きいチャネル幅を有し、上記第2のトランジス
    タは上記第4のトランジスタよりも大きいチャネル幅を
    有している請求項1に記載の回路。
  3. 【請求項3】 上記第1、第2、第3及び第4のトラン
    ジスタは、それぞれNMOSトランジスタからなる請求
    項2に記載の回路。
  4. 【請求項4】 上記第3及び第4のトランジスタの上記
    第2の端子と、上記第2の電位源とに結合され、上記第
    1及び第2のトランジスタの上記第2の端子における上
    記増幅器の同相電圧が、上記第2の電位源の電圧と上記
    第1の電位源の電圧の三分の二との和にほぼ等しくなる
    ように上記増幅器をバイアスするバイアス手段をも備え
    ている請求項1に記載の回路。
  5. 【請求項5】 上記バイアス手段は、第5のトランジス
    タからなる請求項4に記載の回路。
  6. 【請求項6】 上記第1、第2、第3及び第4のトラン
    ジスタはそれぞれ電界効果トランジスタからなり、上記
    第1のトランジスタは上記第3のトランジスタよりも大
    きいチャネル幅を有し、上記第2のトランジスタは上記
    第4のトランジスタよりも大きいチャネル幅を有してい
    る請求項5に記載の回路。
  7. 【請求項7】 上記第5のトランジスタは、上記第3及
    び第4のトランジスタのチャネル幅を合計した大きさの
    チャネル幅を有する電界効果トランジスタからなる請求
    項6に記載の回路。
  8. 【請求項8】 上記第1、第2、第3、第4及び第5の
    トランジスタは、それぞれNMOSトランジスタからな
    る請求項7に記載の回路。
  9. 【請求項9】 第1の入力信号を受信する制御端子と、
    第1の電位源に結合されている第1の端子と、第2の端
    子とを有する第1のトランジスタと、 第2の入力信号を受信する制御端子と、上記第1の電位
    に結合されている第1の端子と、第2の端子とを有する
    第2のトランジスタと、 上記第2のトランジスタの上記第2の端子に結合されて
    いる制御端子と、上記第1のトランジスタの上記第2の
    端子に結合されている第1の端子と、第2の端子とを有
    する第3のトランジスタと、 上記第1のトランジスタの上記第2の端子に結合されて
    いる制御端子と、上記第2のトランジスタの上記第2の
    端子に結合されている第1の端子と、上記第3のトラン
    ジスタの上記第2の端子に結合されている第2の端子と
    を有する第4のトランジスタと、 上記第3のトランジスタの上記第2の端子に結合されて
    いる制御端子と、上記第3のトランジスタの上記第2の
    端子に結合されている第1の端子と、第2の電位源に結
    合されている第2の端子とを有する第5のトランジスタ
    とを備え、 上記第1のトランジスタは上記第3のトランジスタより
    も大きい電流輸送能力を有し、上記第2のトランジスタ
    は上記第4のトランジスタよりも大きい電流輸送能力を
    有し、 上記第3及び第4のトランジスタの上記第2の端子と、
    上記第2の電位源とに結合され、上記第1及び第2のト
    ランジスタの上記第2の端子における増幅器の同相電圧
    が、上記第2の電位の電圧と上記入力信号上の同相電圧
    の三分の二との和にほぼ等しくなるように第1の増幅器
    段をバイアスするバイアス手段をも備えている第1の増
    幅器段と、 上記第2のトランジスタの上記第2の端子に結合されて
    いる制御端子と、電流源に結合されている第1の端子
    と、第2の端子とを有する第5のトランジスタと、 上記第1のトランジスタの上記第2の端子に結合されて
    いる制御端子と、電流源に結合されている第1の端子
    と、第2の端子とを有する第6のトランジスタと、 上記第6のトランジスタの上記第2の端子に結合されて
    いる制御端子と、上記第5のトランジスタの上記第2の
    端子に結合されている第1の端子と、上記第2の電位源
    に結合されている第2の端子とを有する第7のトランジ
    スタと、 上記第5のトランジスタの上記第2の端子に結合されて
    いる制御端子と、上記第6のトランジスタの上記第2の
    端子に結合されている第1の端子と、上記第2の電位源
    に結合されている第2の端子とを有する第7のトランジ
    スタとを備え、 上記第5のトランジスタは上記第7のトランジスタより
    も大きい電流輸送能力を有し、上記第6のトランジスタ
    は上記第8のトランジスタよりも大きい電流輸送能力を
    有している第2の増幅器手段とを備えていることを特徴
    とする増幅器回路。
  10. 【請求項10】 上記バイアス手段は、上記バイアス手
    段に接続されている制御端子と、上記バイアス手段に接
    続されている第1の端子と、上記第2の電位源に接続さ
    れている第2の端子とを有する第9のトランジスタを備
    えている請求項9に記載の回路。
  11. 【請求項11】 上記第1、第2、第3、第4、第5、
    第6、第7、第8及び第9のトランジスタはそれぞれ電
    界効果トランジスタからなり、上記第1のトランジスタ
    は上記第3のトランジスタよりも大きいチャネル幅を有
    し、上記第2のトランジスタは上記第4のトランジスタ
    よりも大きいチャネル幅を有し、上記第5のトランジス
    タは上記第7のトランジスタよりも大きいチャネル幅を
    有し、上記第6のトランジスタは上記第8のトランジス
    タよりも大きいチャネル幅を有している請求項10に記
    載の回路。
  12. 【請求項12】 上記第9のトランジスタは、上記第3
    及び第4のトランジスタのチャネル幅を合計した大きさ
    のチャネル幅を有する電界効果トランジスタからなる請
    求項11に記載の回路。
  13. 【請求項13】 上記第1、第2、第3、第4、第5、
    第6、第7、第8及び第9のトランジスタは、それぞれ
    NMOSトランジスタからなる請求項12に記載の回
    路。
  14. 【請求項14】 上記第2の増幅器段に結合され、上記
    第5のトランジスタの上記第2の端子の電圧が上記第6
    のトランジスタの上記第2の端子の電圧よりも大きい時
    には第1の信号を出力ノードに供給し、上記第5のトラ
    ンジスタの上記第2の端子の電圧が上記第6のトランジ
    スタの上記第2の端子の電圧よりも小さい時には第2の
    信号を出力ノードに供給する出力信号手段をも備えてい
    る請求項9に記載の回路。
  15. 【請求項15】 上記出力手段は、上記第6のトランジ
    スタの上記第1の端子に結合されている第1の入力端子
    と、上記第6のトランジスタの上記第2の端子に結合さ
    れている第2の入力端子とを有している請求項14に記
    載の回路。
  16. 【請求項16】 上記出力手段は、上記第6のトランジ
    スタの上記第1の端子に結合されている制御端子と、上
    記第1の電位源に結合されている第1の端子と、上記出
    力ノードに結合されている第2の端子とを有する第10
    のトランジスタと、 上記第6のトランジスタの上記第2の端子に結合されて
    いる制御端子と、上記出力ノードに結合されている第1
    の端子と、上記第2の電位源に結合されている第2の端
    子とを有する第11のトランジスタとを備えている請求
    項15に記載の回路。
  17. 【請求項17】 上記出力手段は、上記第6のトランジ
    スタの上記第1の端子に結合されている制御端子と、上
    記第1の電位源に結合されている第1の端子と、上記第
    6のトランジスタの上記第1の端子に結合されている第
    2の端子とを有する第12のトランジスタをも備えてい
    る請求項16に記載の回路。
  18. 【請求項18】 上記第1、第2、第3、第4、第5、
    第6、第7及び第8のトランジスタはそれぞれ電界効果
    トランジスタからなり、上記第1のトランジスタは上記
    第3のトランジスタよりも大きいチャネル幅を有し、上
    記第2のトランジスタは上記第4のトランジスタよりも
    大きいチャネル幅を有し、上記第5のトランジスタは上
    記第7のトランジスタよりも大きいチャネル幅を有し、
    上記第6のトランジスタは上記第8のトランジスタより
    も大きいチャネル幅を有している請求項17に記載の回
    路。
  19. 【請求項19】 上記第9のトランジスタは、上記第3
    及び第4のトランジスタのチャネル幅の合計にほぼ等し
    いチャネル幅を有する電界効果トランジスタからなる請
    求項18に記載の回路。
  20. 【請求項20】 上記第1、第2、第3、第4、第5、
    第6、第7、第8及び第11のトランジスタは、それぞ
    れNMOSトランジスタからなる請求項17に記載の回
    路。
  21. 【請求項21】 上記第10及び第12のトランジスタ
    は、それぞれPMOSトランジスタからなる請求項20
    に記載の回路。
  22. 【請求項22】 上記第9のトランジスタは、NMOS
    トランジスタからなる請求項21に記載の回路。
  23. 【請求項23】 上記出力手段は、上記第5のトランジ
    スタの上記第1の端子に結合されている制御端子と、上
    記第1の電位源に結合されている第1の端子と、上記第
    5のトランジスタの上記第1の端子に結合されている第
    2の端子とを有する第13のトランジスタをも備えてい
    る請求項19に記載の回路。
  24. 【請求項24】 上記第1、第2、第3、第4、第5、
    第6、第7、第8及び第11のトランジスタは、それぞ
    れPMOSトランジスタからなる請求項17に記載の回
    路。
  25. 【請求項25】 上記第10及び第12のトランジスタ
    は、それぞれNMOSトランジスタからなる請求項24
    に記載の回路。
  26. 【請求項26】 上記第9のトランジスタは、PMOS
    トランジスタからなる請求項25に記載の回路。
  27. 【請求項27】 第1の入力信号を受ける制御端子と、
    第1の端子と、第2の端子とを有する第1のトランジス
    タと、 第2の入力信号を受ける制御端子と、第1の端子と、第
    2の端子とを有する第1のトランジスタと、 上記第2のトランジスタの上記第2の端子に結合されて
    いる制御端子と、上記第1のトランジスタの上記第2の
    端子に結合されている第1の端子と、第1の電位源に結
    合されている第2の端子とを有する第3のトランジスタ
    と、 上記第1のトランジスタの上記第2の端子に結合されて
    いる制御端子と、上記第2のトランジスタの上記第2の
    端子に結合されている第1の端子と、上記第1の電位源
    に結合されている第2の端子とを有する第4のトランジ
    スタと、 制御端子と、第2の電位源に結合されている第1の端子
    と、出力ノードに結合されている第2の端子とを有する
    第5のトランジスタと、 制御端子と、上記出力ノードに結合されている第1の端
    子と、上記第1の電位源に結合されている第2の端子と
    を有する第6のトランジスタとを備え、 上記第5のトランジスタは上記第2のトランジスタの上
    記第1のトランジスタに結合され、上記第6のトランジ
    スタの上記制御端子は上記第2のトランジスタの上記第
    2の端子に結合されていることを特徴とする増幅器。
  28. 【請求項28】 上記第1、第2、第3、第4及び第6
    のトランジスタは、NMOSトランジスタである請求項
    27に記載の回路。
  29. 【請求項29】 上記第1、第2、第3、第4及び第6
    のトランジスタは、NMOSトランジスタである請求項
    28に記載の回路。
  30. 【請求項30】 上記第5のトランジスタは、PMOS
    トランジスタである請求項29に記載の回路。
  31. 【請求項31】 上記第2のトランジスタの上記第1の
    端子に結合されている制御端子と、上記第2の電位源に
    結合されている第1の端子と、上記第2のトランジスタ
    の上記第1の端子に結合されている第2の端子とを有す
    る第7のトランジスタをも備えている請求項27に記載
    の回路。
  32. 【請求項32】 上記第1、第2、第3、第4及び第6
    のトランジスタはNMOSトランジスタであり、上記第
    5及び第7のトランジスタはPMOSトランジスタであ
    る請求項31に記載の回路。
  33. 【請求項33】 上記第1のトランジスタの上記第1の
    端子は、上記第2の電位源に結合されている請求項31
    に記載の回路。
  34. 【請求項34】 上記第1のトランジスタの上記第1の
    端子に結合されている制御端子と、上記第1のトランジ
    スタの上記第1の端子に結合されている第1の端子と、
    上記第1のトランジスタの上記第1の端子に結合されて
    いる第2の端子とを有する第8のトランジスタをも備え
    ている請求項31に記載の回路。
  35. 【請求項35】 上記第1、第2、第3、第4及び第6
    のトランジスタはNMOSトランジスタであり、上記第
    5、第7及び第8のトランジスタはPMOSトランジス
    タである請求項34に記載の回路。
  36. 【請求項36】 上記第1のトランジスタは上記第3の
    トランジスタよりも大きいチャネル幅を有し、上記第2
    のトランジスタは上記第4のトランジスタよりも大きい
    チャネル幅を有している請求項31に記載の回路。
  37. 【請求項37】 上記第6のトランジスタは上記第4の
    トランジスタよりも大きいチャネル幅を有し、上記第7
    のトランジスタは上記第5のトランジスタと同一のチャ
    ネル幅を有している請求項31に記載の回路。
  38. 【請求項38】 上記第6のトランジスタは上記第4の
    トランジスタと同一のチャネル幅を有し、上記第7のト
    ランジスタは上記第5のトランジスタと同一のチャネル
    幅を有している請求項36に記載の回路。
  39. 【請求項39】 上記第6のトランジスタのチャネル幅
    と上記第4のトランジスタのチャネル幅との比は、上記
    第7のトランジスタのチャネル幅と上記第5のトランジ
    スタのチャネル幅との比と同一である請求項31に記載
    の回路。
  40. 【請求項40】 上記第6のトランジスタのチャネル幅
    と上記第4のトランジスタのチャネル幅との比は、上記
    第7のトランジスタのチャネル幅と上記第5のトランジ
    スタのチャネル幅との比と同一である請求項36に記載
    の回路。
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