JPH04128929U - 自動車のフツトレスト取着装置 - Google Patents

自動車のフツトレスト取着装置

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JPH04128929U
JPH04128929U JP4425891U JP4425891U JPH04128929U JP H04128929 U JPH04128929 U JP H04128929U JP 4425891 U JP4425891 U JP 4425891U JP 4425891 U JP4425891 U JP 4425891U JP H04128929 U JPH04128929 U JP H04128929U
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JP
Japan
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pin
footrest
locking piece
locked
clip
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Pending
Application number
JP4425891U
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English (en)
Inventor
潤一 徳本
Original Assignee
ダイハツ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車室フロアに対しフットレストを取着させる
ための作業が容易にできるようにし、かつ、このフット
レストの取着装置の構成を簡単にする。 【構成】 フットレスト取着装置7は、車室フロア1上
に突設される第1ピン8および第2ピン9と、フットレ
スト2に突設され上記第1ピン8に径方向から係合して
係止される係止片14と、同上フットレスト2に形成さ
れ上記第1ピン8への係止片14の係止状態で上記第2
ピン9に嵌合する嵌合孔22と、この嵌合孔22への嵌
入で上記第2ピン9に係止されるクリップ25とを備え
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車の車室フロア上にフットレストを取着させるための取着装 置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記フットレスト取着装置には、例えば実開昭63‐59750号公報の、特 に第8図で示されるものがある。 これによれば、車室フロア上に一対のピンが突設され、一方、フットレストに は上記各ピンにこのピンの軸方向で嵌合する一対の嵌合孔が形成されている。そ して、これら嵌合孔を各ピンに嵌合した後、同上嵌合孔にそれぞれクリップを嵌 入させ、これらクリップを上記各ピンに係止させれば、フットレストが車室フロ ア上に取着されることとなっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来構成において、フットレストを取着させようとして嵌合孔 をピンの軸方向からこのピンに嵌合させる場合、フットレスト自体がこの嵌合の ための視認を邪魔することとなって、この嵌合作業が煩雑となっている。しかも 、この嵌合後には各嵌合孔にそれぞれクリップを嵌入させて、これらを各ピンに 係止させるが、上記クリップは複数であるために、これらクリップの嵌合孔への 嵌入や、ピンへの係止作業が煩雑となっている。 更に、上記したようにクリップが複数設けられることから、この取着装置の構 成が複雑になるという問題もある。
【0004】
【考案の目的】
この考案は、上記のような事情に注目してなされたもので、車室フロアに対し フットレストを取着させるための作業が容易にできるようにし、かつ、このフッ トレスト取着装置の構成を簡単にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためのこの考案の特徴とするところは、車室フロア上に突 設される第1、第2ピンと、フットレストに突設され上記第1ピンに径方向から 係合して係止される係止片と、同上フットレストに形成され上記第1ピンへの係 止片の係止状態で上記第2ピンに嵌合する嵌合孔と、この嵌合孔への嵌入で上記 第2ピンに係止されるクリップとを備えた点にある。
【0006】
【作 用】
上記構成による作用は次の如くである。 フットレスト取着装置7は、車室フロア1上に突設される第1ピン8および第 2ピン9と、フットレスト2に突設され上記第1ピン8に径方向から係合して係 止される係止片14と、同上フットレスト2に形成され上記第1ピン8への係止 片14の係止状態で上記第2ピン9に嵌合する嵌合孔22と、この嵌合孔22へ の嵌入で上記第2ピン9に係止されるクリップ25とを備えている。 しかして、上記フットレスト2を車室フロア1側に取着させるには、まず、上 記フットレスト2を、図1と図2中仮想線で示す位置から矢印Aで示すように移 動させ、この移動により同上図1と図2中実線で示すように上記係止片14を第 1ピン8にその径方向から係合させて係止させる。
【0007】 次に、上記のように第1ピン8に係止片14を係止させた状態で、同上図1中 実線で示すように上記第2ピン9に嵌合孔22を嵌合させる。 そして、上記クリップ25を同上図1中仮想線で示す位置から矢印Bで示すよ うに上記嵌合孔22に嵌入させ、かつ、この嵌入で同上クリップ25を上記第2 ピン9に係止させ、つまり、このクリップ25を介してフットレスト2を上記第 2ピン9に係止させる。 すると、上記第1ピン8に対する係止片14の係止と、第2ピン9に対するク リップ25の係止によってフットレスト2が車室フロア1側に取着されることと なる。
【0008】 上記の場合、第1ピン8に対し係止片14は径方向から係合するようになって いるため、この係合のための視認をフットレスト2自体が邪魔するということは 、従来、嵌合孔をピンにその軸方向から嵌合させていたときに比べてある程度防 止され、よって、その分、上記係合作業が容易にできることとなる。また、第2 ピン9に対する嵌合孔22の嵌合は、第1ピン8への係止片14の係止状態でな されるため、つまり、第2ピン9に対し嵌合孔22をある程度位置決めした状態 でなされるため、上記第2ピン9に対する嵌合孔22の嵌合作業も容易にできる こととなる。
【0009】 更に、従来では、クリップが複数であったために、このクリップを係止させる ための作業が煩雑であったが、本考案ではクリップ25は単一で足りるため、こ のクリップ25を第2ピン9へ係止させるための作業は容易にできることとなる 。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面により説明する。 図において、符号1は自動車の車室フロア、2はフットレストで、図中矢印F rは自動車の前方を示している。 上記車室フロア1は板金製で、この車室フロア1の上面には弾性のあるカーペ ット3が敷設されている。また、上記フットレスト2を設けた部分の車室フロア 1は後下方に向ってわずかに傾斜している。一方、上記フットレスト2は樹脂製 で、その上面を形成する足踏み部4と、この足踏み部4の外縁から下方に延びる 外縁部5とで構成されている。
【0011】 上記フットレスト2は車室フロア1上にフットレスト取着装置7により取着さ れている。 このフットレスト取着装置7は、上記車室フロア1に突設される第1ピン8と 、この第1ピン8の後方で同上車室フロア1に突設される第2ピン9とを有し、 これら第1ピン8と第2ピン9とは互いに平行で、車室フロア1にほぼ垂直に立 設されている。 上記第1ピン8は、特に図3で示すように、断面円形のピン本体10と、この ピン本体10の上部に形成される上下一対の円板部11,11とで構成されてい る。上記両円板部11,11の互いの対向面はそれぞれ円錐台形をなし、この各 対向面は円錐面で形成されるガイド面12と、このガイド面12の頂部側に位置 する平坦面13とで形成され、上記両ガイド面12,12間は円板部11の径方 向外方に進むに従い漸次拡開することとなっている。
【0012】 一方、上記フットレスト2前部の外縁部5から後方に向って弾性のある係止片 14が一体的に突設されている。この係止片14の突出端には、後方に向って開 口する係止切欠15が形成されている。この係止切欠15の後端は後方に向って 拡開するガイド部16とされ、同上係止切欠15の前端は上記ピン本体10に径 寸法がほぼ合致する円形の嵌合部17とされている。また、上記ガイド部16と 嵌合部17との間はこの嵌合部17の径寸法よりも狭い幅狭部18とされている 。 そして、上記フットレスト2を、図1と図2中仮想線で示す位置から矢印Aで 示すように後方移動させると、この移動により同上図1と図2中実線で示すよう に係止切欠15が上下円板部11,11間のピン本体10にその径方向から係合 し、係止片14が第1ピン8に係止されることとなっている。
【0013】 上記の場合、係止片14は第1ピン8に対しその径方向から係合するようにな っており、しかも、上記係止片14に形成された係止切欠15が上下円板部11 ,11間のピン本体10に係合しようとする際には、前記ガイド面12,12と ガイド部16とが互いに摺接して上記ピン本体10に向って係止切欠15を案内 するようになっている。よって、この係合時において、第1ピン8に対するフッ トレスト2の位置決めが多少粗くても、第1ピン8に対し係止片14は円滑に係 合させられることとなる。上記第1ピン8に係止片14が係合する際、幅狭部1 8は、ピン本体10との係合で押し拡げられ、嵌合部17が同上ピン本体10に 嵌合したとき元の形状に復帰する。そして、この嵌合は上記係止片14の弾性力 で保持される。
【0014】 前記第2ピン9はボルト状とされて、その外周面には雄ねじ20が形成されて いる。一方、前記フットレスト2の後部下面には円筒部21が一体的に突設され 、この円筒部21の内孔はフットレスト2を上下に貫通する嵌合孔22となって いる。 また、上記円筒部21の周壁のうち係止片14と反対側の部分には切欠23が 形成されている。そして、前記したようにフットレスト2を図1と図2中仮想線 で示す位置から矢印Aで示すように後方移動させ、係止片14が第1ピン8に係 止されるとき、同上フットレスト2の移動中に切欠23が第2ピン9を通過し、 上記係止片14が第1ピン8に係止された状態で、同上図1と図2中実線で示す ように嵌合孔22が第2ピン9に嵌合するようになっている。
【0015】 符号25は樹脂製のクリップで、このクリップ25は、上記嵌合孔22に嵌入 される円筒部26と、この円筒部26の上端に形成される頭部27と、同上円筒 部26の下端にその径方向内方で頭部27側に向って突出する一対の爪28,2 8とで構成されている。 そして、上記クリップ25を、図1中仮想線で示すフットレスト2の上方位置 から、矢印Bで示すようにその円筒部26側から上記嵌合孔22に嵌入させると 、各爪28,28が弾性的に第2ピン9の雄ねじ20に係合して、このクリップ 25が第2ピン9に係止される。このとき、上記円筒部21の下端はカーペット 3に弾性的に圧接すると共に、クリップ25の頭部27が上記カーペット3の弾 性力に抗して足踏み部4に圧接し、これによりクリップ25を介してフットレス ト2が第2ピン9に係止される。 即ち、前記した第1ピン8に対する係止片14の係止と、第2ピン9に対する クリップ25の係止とによって、フットレスト2が車室フロア1側に取着される こととなる。
【0016】 上記の場合、係止片14の嵌合部17が第1ピン8のピン本体10に嵌合した とき、同上第1ピン8の上下平坦面13,13が上記嵌合部17の開口縁を弾性 的に圧縮させて上下から挟み付ける。また、前記したように、クリップ25の頭 部27はカーペット3の弾性力に抗して足踏み部4に圧接している。このため、 車室フロア1側に取着されたフットレスト2を踏み込んでも、このフットレスト 2にがたつきの生じることが防止される。 なお、以上は図示の例によるが、前記切欠23はなくてもよい。ただし、この 場合、フットレスト2を、図1と図2中仮想線で示す位置から矢印Aで示すよう に後方移動させるときには、上記フットレスト2を少し後上がり状として後方移 動させる。そして、係止片14を少し弾性的に撓ませながら第1ピン8に係止さ せ、この係止状態で、上記係止片14をほぼ中心としてフットレスト2を下方回 動させ嵌合孔22を第2ピン9に嵌合させればよい。
【0017】
【考案の効果】
この考案によれば、フットレスト取着装置は、車室フロア上に突設される第1 、第2ピンと、フットレストに突設され上記第1ピンに径方向から係合して係止 される係止片と、同上フットレストに形成され上記第1ピンへの係止片の係止状 態で上記第2ピンに嵌合する嵌合孔と、この嵌合孔への嵌入で上記第2ピンに係 止されるクリップとを備えているため、フットレストを車室フロア側に取着させ るには、まず、上記フットレストを移動させ、この移動により上記係止片を第1 ピンにその径方向から係合させて係止させる。
【0018】 次に、上記のように第1ピンに係止片を係止させた状態で、上記第2ピンに嵌 合孔を嵌合させる。そして、上記クリップを上記嵌合孔に嵌入させ、かつ、この 嵌入で同上クリップを上記第2ピンに係止させ、つまり、このクリップを介して フットレストを上記第2ピンに係止させる。すると、上記第1ピンに対する係止 片の係止と、第2ピンに対するクリップの係止によってフットレストが車室フロ ア側に取着されることとなる。
【0019】 上記の場合、第1ピンに対し係止片は径方向から係合するようになっているた め、この係合のための視認はフットレスト自体にあまり邪魔されないで、できる こととなり、よって、その分、上記係合作業が容易にできることとなる。また、 第2ピンに対する嵌合孔の嵌合は、第1ピンへの係止片の係止状態でなされるた め、つまり、第2ピンに対し嵌合孔をある程度位置決めした状態でなされるため 、上記第2ピンに対する嵌合孔の嵌合作業も容易にできることとなる。
【0020】 更に、従来では、クリップが複数であったために、このクリップを係止させる ための作業が煩雑であったが、本考案ではクリップは単一で足りるため、このク リップを第2ピンへ係止させるための作業は容易にできることとなる。 よって、上記したように各作業が容易になることから、フットレストを車室フ ロア側に対し取着させるための作業は容易にできることとなる。 しかも、上記したようにクリップは単一で足りるため、これが従来複数であっ たことに比べてフットレスト取着装置の構成を簡単にできるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】側面断面図である。
【図2】平面図である。
【図3】図1の部分拡大図である。
【図4】図1の4‐4線矢視断面図である。
【図5】展開斜視図である。
【符号の説明】
1 車室フロア 2 フットレスト 7 フットレスト取着装置 8 第1ピン 9 第2ピン 14 係止片 21 円筒部 22 嵌合孔 25 クリップ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室フロア上にフットレストを取着させ
    るための自動車のフットレスト取着装置であって、上記
    車室フロア上に突設される第1、第2ピンと、上記フッ
    トレストに突設され上記第1ピンに径方向から係合して
    係止される係止片と、同上フットレストに形成され上記
    第1ピンへの係止片の係止状態で上記第2ピンに嵌合す
    る嵌合孔と、この嵌合孔への嵌入で上記第2ピンに係止
    されるクリップとを備えた自動車のフットレスト取着装
    置。
JP4425891U 1991-05-16 1991-05-16 自動車のフツトレスト取着装置 Pending JPH04128929U (ja)

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