JPH04128735A - 画像記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、マスク原版を利用してカラー画像を形成する
画像記録装置に関するものであり、さらに詳細には、マ
スク原版の位置合わせ装置の制御に関するものである。

［従来技術］ 従来、本出願人より出願された特開平１−９７９５８号
公報の明細書および図面等に詳細に示されるように、従
来の画像記録装置においては、３原色のそれぞれに色分
解された３枚のマスク原版を順次入力し、それぞれ位置
合わせ手段により位置合わせを行い、前記マスク原版を
介して感光記録媒体にレッド、グリーン、ブルーの各々
の色の光で合計３回露光を行うことによりカラー画像を
記録していた。

［発明か解決しようとする課題］ しかしながら、該記録装置製造組立後にマスク原版の位
置合わせ精度を確認する場合や修理の場合、例えば基板
を交換した後に位置合わせ精度を確認する場合、再び分
解してオフラインにて確認する必要があった。

本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、専用のマスク原版を用意する等の特別な準備
をすることもなく簡単かつ正確にマスク原版の位置合わ
せ精度を確認できる画像記録装置を供給することにある
。

［課題を解決するための手段］ この目的を達成するために本発明の画像記録装置は、カ
ラー画像を色分解したデータに基づいて作成された複数
のマスク原版と、前記各マスク原版を各々の退避位置か
ら感光記録媒体の所定位置に送り込み順次位置合わせす
る位置合わせ手段と、位置合わせされた前記各マスク原
版を介して前記感光記録媒体を順次波長の異なる光で露
光しカラー画像を形成する露光手段とを有する画像記録
装置において、あらかじめ前記各原版の位置合わせ手段
の精度を確認するため、サンプル原版を前記各原版の退
避位置から順次前記露光系へ送り込み、該同一サンプル
原版に前記各マスク原版に対応する波長光により感光記
録媒体に露光し、カラー画像を形成する制御手段を有し
ている。

［作用］ 上記の構成を有する本発明の画像記録装置では、モード
入力手段が位置合わせ確認モードへの切り替え要求を受
は付けたとき、第１の制御手段は、用紙入力手段より１
枚のマスク原版を入力し、位置合わせ手段により位置合
わせを行い、感光記録媒体の所定の位置に露光するよう
制御する。

その後、第２の制御手段は前記マスク原版を前記感光記
録媒体の所定の位置に再度前記位置合わせ装置により位
置合わせして露光する。

［実施例］ 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。

第１図はモノクロレーザプリンタ１とカラー画像記録装
置２０とを結合配置した装置の断面図である。

モノクロレーザプリンタ１はカラー画像記録装置２０上
部に積載されている。レーザプリンタ１内では全面に帯
電された感光体３上にポリゴンスキャナ２によりレーザ
光が照射されることにより静電潜像が形成される。静電
潜像が形成された感光体３は現像器４でトナーにより現
像され、給紙カセット５から供給される普通紙もしくは
ＯＨＰシート上に該トナー像が転写される。トナー像が
形成されたシートは定着器６で定着される。通常モノク
ロレーザプリンタ１はホストコンピュータから伝送され
カラー画像を３原色に応じて分解したマスク原版画像を
記録する。

レーザプリンタ１からの出力は用紙パス切り替え部１０
において白黒の画像が必要な場合はモノクロ排紙トレイ
１１へ給送され、カラー画像が必要な場合は、ＡＤＦト
レイ１２へ送出された後、ＡＤＦ給紙ローラ１３により
カラー画像記録装置２０内へ取り込まれる。前記ＡＤＦ
）レイ１２へ送出された用紙は３枚が１組となってカラ
ー画像記録装置２０のマスク原版１５　（１５Ｒ，１５
Ｇ。

１５Ｂ）として利用される。

次にカラー画像記録装置２０の構成について説明する。

カラー画像記録装置２０の本体下部には、位置合わせ装
置３１か水平に位置し、ＡＤＦトレイ１２から位置合わ
せ装置３１の間は、マスク原版搬送路２１でつながって
いる。位置合わせ装置３１の左右両側には回転方向が制
御できるローラ対２２．２３．２４，２５，２６，２７
．マスク原版１５の搬送ルートを変更するためのゲート
２８゜２つ及びマスク原版収納部１０２が配置されてい
る。マスク原版搬送路２１の途中には、レーザプリンタ
１から排出されるマスク原版１５のカールを取り除くた
めのリカーラローラ対１０１か配置されている。ローラ
対２６．２７の外側には、使用済みマスク原版１５を排
出するマスク原版排紙トレイ３０がある。

位置合わせ装置３１の構成を第３図を参照して説明する
。

マスク原版１５の搬送方向（矢印Ｇ方向）の移動を行う
２組のローラ対３２．３３は、駆動源のモータ１３１か
ら複数のギヤ及び軸を介して駆動されるよう構成されて
いる。ローラ対３２．３３は装置本体のフレーム１３２
に対して取り付けられた平面内で移動可能に取り付けら
れ、位置合わせフレーム１３３に回転自在に取り付けら
れている。

位置合わせフレーム１３３は装置本体のフレーム１３２
に対してリンク１３４と、横方向移動リンク１３５，１
３６によりその位置か規制されている。横方向移動リン
ク１３５，１３６は横方向移動用のモータ１３７，１３
８の駆動力とギヤによって、それぞれ矢印Ｈ及び矢印１
方向に移動できるように構成されている。位置合わせフ
レーム１３３の中央部にはガラス板３４が配置されロー
ラ対３２．３３の間のマスク原版１５のガイドと、下方
からの露光の光を透過するようになっている。

またローラ対３２の近くにはセンサ取付は部材が位置し
、装置本体のフレーム１３２に取り付けられている。マ
スク原版１５の左端部近傍には位置合わせマーク１４０
がマスク原版１５作成時に画像情報と同時に印字される
。センサ取付は部材には反射式光センサが取付けられて
おり、それぞれ位置合わせマーク１４０のセンサ読み取
り位置１４１．１４２，１４３付近を読み取っている。

またローラ対３２．３３はその間隔ｌが、マスク原版１
５の長さより短くなるように取付けられている。

前記位置合わせ装置３１の下方には、露光装置４１が配
置されており、この露光装置４１は、位置合わせ装置３
１に沿って左右方向（図中Ａ、　　Ｂの矢印で示す）に
移動可能である。前記露光装置４１は、棒状の白色光源
（以下ランプと称す）４２、ランプ４２から光を反射す
る反射板４３及びレッドフィルタ４４Ｒとグリーンフィ
ルタ４４Ｇとブルーフィルタ４４Ｂとからなるフィルタ
ユニット４４から構成されている。

感光記録媒体５０は、例えば特開昭５８−８８７３９号
明細書等で公知のもので、レッド、グリーン、ブルーの
各波長の光に対して硬化する光硬化性樹脂からなる球状
薄膜にシアン、マゼンタ。

イエローの各染料前駆体を内包したマイクロカプセルが
ＰＥＴ基村上に塗布されたものである。前記感光記録媒
体５０は、カートリッジ５１内に遮光された状態で収納
されている。感光記録媒体５０は、力、−トリッジ５１
内からガラス板３４と露光台５２との間を通り、バッフ
ァ５５、圧力現像装置７０、分離ローラ６４及び駆動ロ
ーラ５７を経て巻取りローラ５４に巻き取られている。

前記露光台５２は、カム５３により下降させられ、ガラ
ス板３４上に搬送されてきたマスク原版１５と感光記録
媒体５０とを密着させるように構成されている。また、
固定ローラ５６は、露光台５２が所定の位置まで下降し
てきたとき露光台５２の左端部に押し付けられ、感光記
録媒体５０をマスク原版１５の露光中、露光台５２に固
定するように配置されている。

顕色剤シート６０は、例えば特開昭５８−８８７３９号
明細書等に示された顕色剤をベース紙上に塗布して構成
されており、カセット６１内に顕色剤塗布面か下向きに
なるようにセットされている。カセット６１の上部には
、前記顕色剤シート６０を一枚ずつ給送するための吸盤
６２が配置されている。

圧力現像装置７０は露光により潜像の形成された感光記
録媒体５０と、顕色剤シート６０を重ね合わせて加圧現
像する一対の加圧ローラ７１等から構成される。

熱定着装置８０は、上部のニクロム線が巻き付けられた
ヒータ８１と送風用の羽根車８２とを内蔵したケーシン
グ８３と、顕色剤シート６０搬送用のゴムローラ８４，
８５．８６と、ローラ８７とローラ８８との間に架設さ
れたエンドレスベルト８９から構成されており、熱定着
装置８０の外側には、排紙トレイ６３か取り付けられて
いる。

第２図はカラー画像記録装置２０の本体の正面に取り付
けられている操作パネル１１０、および操作パネル１１
０やカラー画像装置２０の本体各機構部を制御するコン
トローラ１２０を示したブロック図である。

操作パネル１１０には表示装置１１１．スタートボタン
１１２．ストップボタン１１３１位置合わせ確認モード
への切り替えなどの指示を受は付けるモード切り替えボ
ッ２１１４１選択ボタン１１５、上下ボタン１１６，１
１７が配置されている。

コントローラ１２０には演算が行われるＣＰＵ１２１、
また処理の手順等の記憶をつかさどるＲＯＭ１１２やＲ
ＡＭ１２３か配置されている。そして操作パネル１１０
の各構成やカラー画像記録装置２０の本体各機構部はコ
ントローラ１２０と接続されている。

以上のように構成されたものにおいて、３枚１組のマス
ク原版から複数のカラー画像を得る場合の動作を次に説
明する。

まず、モノクロレーザプリンタ１によりレッド用のマス
ク原版１５Ｒか作成される。このマスク原版１５Ｒは、
感光記録媒体５０に塗布されたマイクロカプセルの中で
、シアンの染料前駆物質を持つマイクロカプセルを硬化
させるべく、これ以外の部分に遮光像であるトナーをの
せたマスク原版である。この時、モノクロレーザプリン
タ１より出力されるマスク原版１５Ｒは、ＡＤＦＩ−レ
イ１２へ送出されＡＤＦ給紙ローラ１３によりカラー画
像記録装置２０内に給送される。カラー画像記録装置２
０内に給送されたマスク原版１５Ｒは、マスク原版搬送
路２１を通りローラ対２４．２２によって位置合わせ装
置３１へ送り込まれる。途中、リカーラローラ１０１に
よりマスク原版１５Ｒのカールが修正される。このとき
、ゲート２８は実線の位置にある。

次に、位置合わせ装置３１は、マスク原版１５Ｒをロー
ラ対３２によりしかるべき露光位置まで搬送した後、マ
スク原版１５Ｒに印字された位置合わせマーク１４０を
センサて読み取りながら、モータ１３１及びモータ１３
７．１３８を駆動しマスク原版１５Ｒを所定の位置に移
動させる。

位置合わせを行う直前に露光台５２か所定の位置までカ
ム５３により下降し、露光台５２の左端部に固定ローラ
５６か押し付けられ、感光記録媒体５０を露光台５２に
固定する。位置合わせ終了後、露光台５２はカム５３に
よりさらに下降させられ、位置合わせ装置３１のガラス
板３４に接触し、マスク原版１５Ｒと感光記録媒体５０
とを密着させる。

露光台５２が位置合わせ装置３１に密着するとランプ４
２か点灯し、レッドフィルタ４４Ｒを介して、レッド光
かマスク原版１５Ｒを介して感光記録媒体５０に露光す
るために、露光装置４１が矢印への方向に走査露光を行
う。露光が終了すると、ランプ４２か消灯し、露光装置
４１は矢印Ｂの方向に復動する。この時、露光装置４１
のフィルタユニット４４か、図示しない駆動源により移
動し、ランプ４２の上方にはグリーンフィルタ４４Ｇか
位置する。

露光装置４１か復動する間、露光台５２はカム５３の回
転により上昇させられ、感光記録媒体５０は位置合わせ
装置３１及びマスク原版１５Ｒから離間させられる。こ
のとき、感光記録媒体５゜には、常にカートリッジ５１
のロール回転中心でパックテンションかかけられている
。露光台５２が下降するときには、露光台５２の下降量
に相当する長さが収納カートリッジ５１の中から引き出
されるが、露光が終わり露光台５２が上昇したときには
、該パックテンションにより感光記録媒体５０のたるみ
を取る方向に巻き戻される。

レッド用のマスク原版１５Ｒの露光が終了した後も、露
光台５２は所定の位置までしか上昇せず、感光記録媒体
５０は、露光台５２の左端部に押し付けられた固定ロー
ラ５６によって露光台５２に固定されたままの状態を保
っている。

次に、モノクロレーザプリンタ１により作成されたグリ
ーン用のマスク原版１５Ｇが、ＡＤＦトレイ１２、ＡＤ
Ｆ給紙ローラ１３、リヵーラローラ１０１、マスク原版
搬送路２１を通ってローラ対２４の直前まできたとき、
ローラ対２２，２４゜２５．２７、位置合わせ装置３１
のローラ対３２゜３３がマスク原版１５Ｒを右方向へ搬
送する方向へ回転させられ、マスク原版１５Ｒを位置合
わせ装置３１から送り出すと同時にマスク原版１５Ｇを
露光位置に搬送して停止させる。この時、ゲート２８．
２９は実線の位置に位置し、露光済みのマスク原版１５
Ｒはローラ対２７に挟まれ、かつ、ゲート２９をその後
端か通り過ぎた状態で、ローラ対２７の回転を停止させ
ることにより保持される。

位置合わせ装置３１に案内されたマスク原版１５Ｇはマ
スク原版１５Ｒの場合と同様に、感光記録媒体５０に対
して位置合わせか行われた後、露光台５２を下降させる
ことにより、感光記録媒体５０と密着させられる。その
後、ランプ４２を点灯させ、グリーンフィルタ４４Ｇを
介してグリーン光による露光か行われる。露光終了後、
露光台５２は所定位置まで上昇させられる。露光装置４
１は原点位置に復動させられるとともに、ランプ４２の
上方にブルーフィルタ４４Ｂか位置するようにフィルタ
ユニット４４を移動させる。

次に、モノクロレーザプリンタ１によって作成されたブ
ルー用のマスク原版１５Ｂか同様にカラー画像記録装置
２０に給送され、ローラ対２４の直前に搬送された状態
でローラ対２４，２２．２５．２６と位置合わせ装置３
１のローラ対３２゜３３か、マスク原版１５Ｇを右方向
へ搬送する方向へ回転させられ、マスク原版１５Ｇを位
置合わせ装置３１から送り出すとともにマスク原版１５
Ｂを露光位置に搬送して停止させる。この時、ゲート２
８は実線の位置、ゲート２９は破線の位置に位置し、露
光後のマスク原版１５Ｇは、ローラ対２６に挟まれ、か
つ、ゲート２９をその後端が通り過ぎた状態で、ローラ
対２７の回転を停止させることにより保持される。

位置合わせ装置３１に案内されたマスク原版１５Ｂは同
様の動作で、感光記録媒体５０に密着させられる。感光
記録媒体５０は、マスク原版１５Ｂを介しブルー光で露
光される。

以上の３回の露光動作により感光記録媒体５０には所望
のカラー画像の潜像か記録される。

次に、露光台５２を初期位置まで上昇させ、固定ローラ
５６と露光台５２の左端部を離間させるとともに、バッ
ファ５５を矢印Ｅの方向へ移動させることにより、感光
記録媒体５０の未露光の箇所か露光台５２の下方にカー
トリッジ５１内から引き出されてくる。駆動ローラ５７
は、感光記録媒体５０を搬送し潜像の先端部分が圧力現
像装置７０の加圧ローラ７１の部分にきたときに停止さ
せる。

前記感光記録媒体５０の動きと同期して、顕色剤シート
６０は吸盤６２によりカセット６１から送り出され、前
記感光記録媒体５０の潜像の先端に顕色剤シート６０の
先端が対応する位置まで搬送された後、停止する。

次に、図示されない駆動装置により、圧力現像装置７０
の加圧ローラ７１が矢印の方向に回転させられながら圧
接される。このとき、再び露光台５２を所定の位置まで
下降させることにより、露光台５２の左端に固定ローラ
５６か押し付けられ、感光記録媒体５０か露光台５２に
固定される。

一方、潜像の形成された感光記録媒体５０は顕色剤シー
ト６０と重ねられた状態で加圧されながら送られ、感光
記録媒体５０上の未硬化のマイクロカプセルか加圧ロー
ラ７１により破壊され、破壊されたマイクロカプセルか
ら流出した染料前駆体と顕色剤とが化学反応して、感光
記録媒体５０上の潜像に対応したカラー画像か顕色剤シ
ート６０上に現像される。

圧力現像装置７０の加圧ローラ７１が矢印の方向に回転
させられることにより、バッファ５５は矢印Ｆの方向に
移動させられる。顕色剤シート６０は分離ローラ６４に
より、感光記録媒体５０から剥離され、熱定着装置８０
の方向に案内される。

熱定着装置８０において、顕色剤ンート６０はヒータ８
１て加熱され羽根車８２てケーシング８３内を循環して
いる熱風により加熱され、カラー画像の発色反応が促進
される。これとともに、顕色媒体を顕色剤シート６０の
ベース紙に固定するためのバインダポリマー（結着樹脂
）が熱溶融され、再冷却時に表面か平滑になり、顕色剤
シート６０の表面は適度な光沢か得られる。発色と光沢
処理の終了した顕色剤シート６０は、排紙トレイ６３に
排出される。

上述した一連の現像及び発色光沢処理の間、感光記録媒
体５０は露光台５２と固定ローラ５６によって挟持固定
されているので、一画面分の現像処理を行っている間に
、露光箇所では、次のカラー画像の潜像の露光処理を行
うことができる。

同一マスク原版１５からのカラー画像を必要枚数得た後
は、ローラ対２７またはローラ対２６から各マスク原版
１５を排紙トレイ３０へ排出する。

また、一連のカラー画像を露光処理している間に次のマ
スク原版１５がモノクロレーザプリンタ１から出力され
た場合は、ＡＤＦＩ−レイ１２へ一部溜めておいて、前
の組の露光が終了してからＡＤＦ給紙ローラ１３により
一枚ずつカラー画像記録装置２０内へ給送される。

また、他のモノクロレーザプリンタから出力されたマス
ク原版や、以前使用したマスク原版を再度使用する場合
は、ＡＤＦトレイ１２にセットすることによりマスク原
版の入力が行える。

このような画像記録装置において、該記録装置を製造組
立後にマスク原版の位置合わせ精度を確認する場合や、
修理の場合、例えば基板を交換した後に位置合わせ精度
を確認する場合は、操作パネル１１０のモード切り替え
ボタン１１４を順次押下してゆき、表示装置１１１のメ
ツセージが位置合わせモードを示したら選択ボタン１１
５を押下してモード切り替え信号を発生させることによ
り、位置合わせ精度を確認することかできる。

すなわち第４図に示されるように、位置合わせ確認モー
ドへのモード切り替え信号をコントローラ１２０のＣＰ
Ｕ１２１が検知すると、表示装置１１１に位置合わせ確
認モードへ移行したことを表示させる。そしてＣＰＵ１
２１はマスク原版１５を１枚マスク原版搬送路２１より
搬入し、位置合わせ装置３１により位置合わせを行い、
露光装置４１によりレッドフィルタ４４Ｒを介したレッ
ド露光を行う。

次にＣＰＵ１２１はマスク原版１５を右方向に送り、通
常動作時と同じように一部マスク原版を収納する。その
後、このマスク原版１５を再び位置合わせ装置３１に送
り位置合わせを行い、露光装置４１によりグリーンフィ
ルタ４４Ｇを介してグリーン露光を行う。

次にＣＰＵ１２１はマスク原版１５を左方向に送り、や
はり通常露光時と同じように一部マスク原版を収納し、
その後このマスク原版１５を再び位置合わせ装置３１に
送り位置合わせを行い、露光装置４１によりブルーフィ
ルタ４４Ｂを介してブルー露光を行う。

このように同一マスク原版を用い、３回位置合わせをし
て露光を行った後は、通常動作時と同じようにバッファ
処理、現像処理１発色光沢処理を行う。これにより同一
のマスク原版１５により３回位置合わせ動作を行いそれ
ぞれ露光処理を行った場合の出力が得られる。これは位
置合わせ動作と露光時のフィルタの色が異なる以外の条
件は通常動作と同一なので、その出力画像の色ずれは位
置合わせ動作の毎回のずれ量を示している。これにより
位置合わせ動作の精度を確認することができる。

本発明は以上詳述した実施例に限定されるものではなく
、その主旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加え
ることができる。

例えば、モード切り替え信号はコントローラ１２０に接
続されたモード切り替えボタン１１４の押下により発生
させたものを利用しているか、これに代わって、または
これに加えて、例えばコントローラ１２０を外部のコン
ピュータ等と接続し、そのコンピュータに適宜モード切
り替え信号を発生させ、そのモード切り替え信号により
同様に位置合わせ確認モードに移すようにしても同様の
効果を奏する。

［発明の効果］ 以上詳述したことから明らかなように、本発明によれば
、組立後や修理後、例えば基板を交換した際の後でも特
別な準備をすることもなく、簡単に位置合わせ手段のマ
スク原版を位置合わせする精度を確認できる。それゆえ
、保守性が飛躍的に向上するという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図から第４図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、第１図は本体の全体を示す断面図、第２図は
操作パネルとコントローラを詳細に示すブロック図、第
３図は位置合わせ装置の平面図、第４図は位置合わせ確
認モードの信号を検知する部分の流れ線図である。 図中、１５はマスク原版、２１はマスク原版搬送路、３
１は位置合わせ装置、４１は露光装置、５０は感光記録
媒体、１１４はモード切り換えボタン、１１５は選択ボ
タン、１２０はコントローラである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、カラー画像を色分解したデータに基づいて作成され
   た複数のマスク原版と、 前記各マスク原版を各々の退避位置から感光記録媒体の
   所定位置に送り込み順次位置合わせする位置合わせ手段
   と、 位置合わせされた前記各マスク原版を介して前記感光記
   録媒体を順次波長の異なる光で露光しカラー画像を形成
   する露光手段とを有する画像記録装置において、 あらかじめ前記各原版の位置合わせ手段の精度を確認す
   るため、サンプル原版を前記各原版の退避位置から順次
   前記露光系へ送り込み、該同一サンプル原版に前記各マ
   スク原版に対応する波長光により感光記録媒体に露光し
   、カラー画像を形成する制御手段を有することを特徴と
   する画像記録装置。