JPH04128452U - 電話機の構造 - Google Patents

電話機の構造

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JPH04128452U
JPH04128452U JP4336591U JP4336591U JPH04128452U JP H04128452 U JPH04128452 U JP H04128452U JP 4336591 U JP4336591 U JP 4336591U JP 4336591 U JP4336591 U JP 4336591U JP H04128452 U JPH04128452 U JP H04128452U
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JP
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handset
telephone
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earpiece
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JP4336591U
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義正 鴨頭
勝 谷口
清 石井
守 篠原
元文 浅野
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岩崎通信機株式会社
日本電信電話株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 骨伝導形受話器を具備するハンドセットを電
話機きょう体上に装着する構造であっても、骨伝導形受
話器の振動子に強い衝撃が加わらないようにし、振動子
の破損を防止する電話機構造を提供する。 【構成】 骨伝導形受話器を具備するハンドセットを用
いた電話機において、前記ハンドセットの受話口部の収
容凹陥部の周縁のうち少なくともそのハンドセットの送
話口部を収容する収容部に近接する側の縁部に緩衝材が
配置されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、骨伝導形受話器を具備するハンドセットを用いた電話機の構造に関 するものである。
【0002】
【従来技術】
一般的に図5(a)に示す如き従来の電話機本体5に使用されているハンドセ ットは、図5(b)のハンドセット7の形状を有しており、その一部は図示のと おり受話口部7−1が平坦あるいは少し凹形状になっている。そのため受話口部 7−1を電話機本体5のクレードル部6に収容する際に、受話口部7−1が電話 機のきょう体の表面部5−1に強く当ったとしても、内部に実装されている受話 器8はその影響を受けなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら図2に示すように本考案が対象とする電話機に用いた骨伝導形受 話器9を実装したハンドセット4は受話口部4−2から骨伝導形受話器9の振動 子9−1がはみ出しており、従来のような電話機構造ではハンドセット4を電話 機に戻す時等に該振動子9−1に衝撃が加わり、破損するという不具合が生じて しまう。骨伝導形受話器9は相手の音声を振動により頭部を介して骨に伝えるも ので、頭部へのコンタクトは該振動子9−1により行われるため、振動子9−1 には衝撃が加わらないような配慮が必要となる。
【0004】 本考案は、骨伝導形受話器を具備するハンドセットを電話機きょう体上に装着 する構造であっても、骨伝導形受話器の振動子に強い衝撃が加わらないようにし 、振動子の破損を防止する電話機構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題を達成するために、本考案による電話機は、骨伝導形受話器を具備す るハンドセットを用いた電話機において、前記ハンドセットの受話口部の収容凹 陥部の周縁のうち少なくとも該ハンドセットの送話口部を収容する収容部に近接 する側の縁部に緩衝材が配置されていることを特徴とする構成を有する。
【0006】
【実施例】
以下図面により本考案を詳細に説明する。 図1は本考案の電話機の構造で、図2が骨伝導形受話器を実装したハンドセッ トの構造であり、1が電話機本体、1−1が電話機きょう体の表面部、2−1, 2−2がハンドセット9を収容する収容凹陥部となるクレードル部、3が骨伝導 形受話器9の振動子9−1への衝撃を緩和するための保護クッション(緩衝材) 、4が骨伝導形受話器9を実装したハンドセット、4−1が送話口部、4−2が 受話口部、9が骨伝導形受話器、9−1が骨伝導受話器の振動子である。
【0007】 電話機本体1に形成されるクレードル部2−1,2−2は、一般的にハンドセ ット4の送話口4−1と受話口4−2が収容されるようになっており、ハンドセ ット4を電話機本体1に収容したときに、ハンドセット4が左右に大きく動かぬ ような寸法に形成され、また電話機本体1を持ち上げたときなどハンドセット3 が簡単に外れて落下しないように、クレードル部2−1,2−2の大きさは余り 大きすぎないように形成されるが、一方操作性の関係から送話口部4−1や受話 口部4−2の外形寸法よりも若干大きい寸法で形成されるというように、両面か ら見て一番適切な形状に作られている。
【0008】 従って、通話終了後等にハンドセット4を、クレードル部2−1,2−2に戻 そうとしたとき、ハンドセット4の受話口部4−2をクレードル部2−1,2− 2の周辺の電話機きょう体表面部1−1に当ててしまうことがあり、受話口部4 −2よりはみ出している骨伝導形受話器9の振動子9−1が衝撃を受けてしまう ことになり破損しやすくなってしまう。
【0009】 このため、この図1の実施例ではハンドセット4の受話口部4−2を収容する クレードル部2−1の周縁のうち、そのハンドセット4の送話口部4−1を収容 するクレードル部2−2に近接する側の縁部のみに緩衝材3が配置されている。 これにより、ハンドセット4を電話機本体1に置くときに、通常のハンドセッ トの取扱い態様から最も早く振動子9−1が接触し易い位置に緩衝材3が配置さ れていることになり、通常のオンフック時に起こり易い振動子9−1の損傷を大 幅に改善することが可能である。
【0010】 図3は、前記のクレードル部2−1の周縁のうち、電話機本体1の上端に近接 する部分を除く縁部に位置するように緩衝材3−1を配置した本考案の実施例で ある。図1の実施例よりも、左右の縁部に緩衝材が配置れれているため、前記の 振動子9−1の損傷防止効果は大きい。
【0011】 さらに、図4は前記のクレードル部2−1の周縁の全部に位置するように緩衝 材3−2を配置した本考案の実施例を示している。クレードル部の周縁の全部に 緩衝材3−2が配置されているため、通常の取扱い態様によるハンドセット9の オンフック時に起こり得る振動子9−1の損傷は、ほぼ完全に防止可能である。
【0012】
【考案の効果】
以上詳細に述べたように、本考案によれば、骨伝導形受話器を用いたハンドセ ットを電話機本体側に安定確実に装着させることができ、オンフック時に起こり 易い振動子の損傷の確率を大幅に低下することができ、また電話機の小型化,デ ザインの自由度が広がるとともに、骨伝導形受話器の信頼性向上につながる効果 を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の対象となる電話機のハンドセット例を
示す平面図及び正面図である。
【図3】本考案の第2の実施例を示す斜視図である。
【図4】本考案の第3の実施例を示す斜視図である。
【図5】従来の電話機の構造例を示す斜視図(a)とハ
ンドセットの構造例を示す平面図及び正面図(b)であ
る。
【符号の説明】
1 電話機本体 1−1 電話機きょう体の表面部 2−1,2−2 電話機クレードル部 3,3−1,3−2 保護クッション 4−1 送話口部 4−2 受話口部 5 電話機本体 5−1 電話機きょう体の表面部 6 電話機クレードル部 7 ハンドセット本体 7−1 受話口部 8 受話器 9 骨伝導形受話器 9−1 骨伝導受話器の振動子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 石井 清 東京都杉並区久我山一丁目7番41号 岩崎 通信機株式会社内 (72)考案者 篠原 守 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)考案者 浅野 元文 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 骨伝導形受話器を具備するハンドセット
    を用いた電話機において、前記ハンドセットの受話口部
    の収容凹陥部の周縁のうち少なくとも該ハンドセットの
    送話口部を収容する収容部に近接する側の縁部に緩衝材
    が配置されていることを特徴とする電話機の構造。
JP1991043365U 1991-05-15 1991-05-15 電話機の構造 Expired - Lifetime JP2512103Y2 (ja)

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JPH04128452U true JPH04128452U (ja) 1992-11-24
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63164017U (ja) * 1987-04-15 1988-10-26
JPH042152U (ja) * 1990-04-19 1992-01-09
JP3032855U (ja) * 1996-06-26 1997-01-17 株式会社産機 クランプエレメント

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP3032855U (ja) * 1996-06-26 1997-01-17 株式会社産機 クランプエレメント

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