JP2512103Y2 - 電話機の構造 - Google Patents
電話機の構造Info
- Publication number
- JP2512103Y2 JP2512103Y2 JP1991043365U JP4336591U JP2512103Y2 JP 2512103 Y2 JP2512103 Y2 JP 2512103Y2 JP 1991043365 U JP1991043365 U JP 1991043365U JP 4336591 U JP4336591 U JP 4336591U JP 2512103 Y2 JP2512103 Y2 JP 2512103Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handset
- telephone
- conduction type
- earpiece
- bone conduction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、骨伝導形受話器を具備
するハンドセットを用いた電話機の構造に関するもので
ある。
するハンドセットを用いた電話機の構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来技術】一般的に図5(a)に示す如き従来の電話
機本体5に使用されているハンドセットは、図5(b)
のハンドセット7の形状を有しており、その一部は図示
のとおり受話口部7−1が平坦あるいは少し凹形状にな
っている。そのため受話口部7−1を電話機本体5のク
レードル部6に収容する際に、受話口部7−1が電話機
のきょう体の表面部5−1に強く当ったとしても、内部
に実装されている受話器8はその影響を受けなかった。
機本体5に使用されているハンドセットは、図5(b)
のハンドセット7の形状を有しており、その一部は図示
のとおり受話口部7−1が平坦あるいは少し凹形状にな
っている。そのため受話口部7−1を電話機本体5のク
レードル部6に収容する際に、受話口部7−1が電話機
のきょう体の表面部5−1に強く当ったとしても、内部
に実装されている受話器8はその影響を受けなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら図2に示
すように本考案が対象とする電話機に用いた骨伝導形受
話器9を実装したハンドセット4は受話口部4−2から
骨伝導形受話器9の振動子9−1がはみ出しており、従
来のような電話機構造ではハンドセット4を電話機に戻
す時等に該振動子9−1に衝撃が加わり、破損するとい
う不具合が生じてしまう。骨伝導形受話器9は相手の音
声を振動により頭部を介して骨に伝えるもので、頭部へ
のコンタクトは該振動子9−1により行われるため、振
動子9−1には衝撃が加わらないような配慮が必要とな
る。
すように本考案が対象とする電話機に用いた骨伝導形受
話器9を実装したハンドセット4は受話口部4−2から
骨伝導形受話器9の振動子9−1がはみ出しており、従
来のような電話機構造ではハンドセット4を電話機に戻
す時等に該振動子9−1に衝撃が加わり、破損するとい
う不具合が生じてしまう。骨伝導形受話器9は相手の音
声を振動により頭部を介して骨に伝えるもので、頭部へ
のコンタクトは該振動子9−1により行われるため、振
動子9−1には衝撃が加わらないような配慮が必要とな
る。
【0004】本考案は、骨伝導形受話器を具備するハン
ドセットを電話機きょう体上に装着する構造であって
も、骨伝導形受話器の振動子に強い衝撃が加わらないよ
うにし、振動子の破損を防止する電話機構造を提供する
ものである。
ドセットを電話機きょう体上に装着する構造であって
も、骨伝導形受話器の振動子に強い衝撃が加わらないよ
うにし、振動子の破損を防止する電話機構造を提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を達成するため
に、本考案による電話機は、骨伝導形受話器を具備する
ハンドセットを用いた電話機において、前記ハンドセッ
トの受話口部の収容凹陥部の周縁のうち少なくとも該ハ
ンドセットの送話口部を収容する収容部に近接する側の
縁部に緩衝材が配置されていることを特徴とする構成を
有する。
に、本考案による電話機は、骨伝導形受話器を具備する
ハンドセットを用いた電話機において、前記ハンドセッ
トの受話口部の収容凹陥部の周縁のうち少なくとも該ハ
ンドセットの送話口部を収容する収容部に近接する側の
縁部に緩衝材が配置されていることを特徴とする構成を
有する。
【0006】
【実施例】以下図面により本考案を詳細に説明する。図
1は本考案の電話機の構造で、図2が骨伝導形受話器を
実装したハンドセットの構造であり、1が電話機本体、
1−1が電話機きょう体の表面部、2−1,2−2がハ
ンドセット9を収容する収容凹陥部となるクレードル
部、3が骨伝導形受話器9の振動子9−1への衝撃を緩
和するための保護クッション(緩衝材)、4が骨伝導形
受話器9を実装したハンドセット、4−1が送話口部、
4−2が受話口部、9が骨伝導形受話器、9−1が骨伝
導受話器の振動子である。
1は本考案の電話機の構造で、図2が骨伝導形受話器を
実装したハンドセットの構造であり、1が電話機本体、
1−1が電話機きょう体の表面部、2−1,2−2がハ
ンドセット9を収容する収容凹陥部となるクレードル
部、3が骨伝導形受話器9の振動子9−1への衝撃を緩
和するための保護クッション(緩衝材)、4が骨伝導形
受話器9を実装したハンドセット、4−1が送話口部、
4−2が受話口部、9が骨伝導形受話器、9−1が骨伝
導受話器の振動子である。
【0007】電話機本体1に形成されるクレードル部2
−1,2−2は、一般的にハンドセット4の送話口4−
1と受話口4−2が収容されるようになっており、ハン
ドセット4を電話機本体1に収容したときに、ハンドセ
ット4が左右に大きく動かぬような寸法に形成され、ま
た電話機本体1を持ち上げたときなどハンドセット3が
簡単に外れて落下しないように、クレードル部2−1,
2−2の大きさは余り大きすぎないように形成される
が、一方操作性の関係から送話口部4−1や受話口部4
−2の外形寸法よりも若干大きい寸法で形成されるとい
うように、両面から見て一番適切な形状に作られてい
る。
−1,2−2は、一般的にハンドセット4の送話口4−
1と受話口4−2が収容されるようになっており、ハン
ドセット4を電話機本体1に収容したときに、ハンドセ
ット4が左右に大きく動かぬような寸法に形成され、ま
た電話機本体1を持ち上げたときなどハンドセット3が
簡単に外れて落下しないように、クレードル部2−1,
2−2の大きさは余り大きすぎないように形成される
が、一方操作性の関係から送話口部4−1や受話口部4
−2の外形寸法よりも若干大きい寸法で形成されるとい
うように、両面から見て一番適切な形状に作られてい
る。
【0008】従って、通話終了後等にハンドセット4
を、クレードル部2−1,2−2に戻そうとしたとき、
ハンドセット4の受話口部4−2をクレードル部2−
1,2−2の周辺の電話機きょう体表面部1−1に当て
てしまうことがあり、受話口部4−2よりはみ出してい
る骨伝導形受話器9の振動子9−1が衝撃を受けてしま
うことになり破損しやすくなってしまう。
を、クレードル部2−1,2−2に戻そうとしたとき、
ハンドセット4の受話口部4−2をクレードル部2−
1,2−2の周辺の電話機きょう体表面部1−1に当て
てしまうことがあり、受話口部4−2よりはみ出してい
る骨伝導形受話器9の振動子9−1が衝撃を受けてしま
うことになり破損しやすくなってしまう。
【0009】このため、この図1の実施例ではハンドセ
ット4の受話口部4−2を収容するクレードル部2−1
の周縁のうち、そのハンドセット4の送話口部4−1を
収容するクレードル部2−2に近接する側の電話機きょ
う体の上表面を含む縁部のみに緩衝材3が配置されてい
る。これにより、ハンドセット4を電話機本体1に置く
ときに、通常のハンドセットの取扱い態様から最も早く
振動子9−1が接触し易い位置に緩衝材3が配置されて
いることになり、通常のオンフック時に起こり易い振動
子9−1の損傷を大幅に改善することが可能である。
ット4の受話口部4−2を収容するクレードル部2−1
の周縁のうち、そのハンドセット4の送話口部4−1を
収容するクレードル部2−2に近接する側の電話機きょ
う体の上表面を含む縁部のみに緩衝材3が配置されてい
る。これにより、ハンドセット4を電話機本体1に置く
ときに、通常のハンドセットの取扱い態様から最も早く
振動子9−1が接触し易い位置に緩衝材3が配置されて
いることになり、通常のオンフック時に起こり易い振動
子9−1の損傷を大幅に改善することが可能である。
【0010】図3は、前記のクレードル部2−1の電話
機きょう体の上表面を含む周縁のうち、電話機本体1の
上端に近接する部分を除く縁部に位置するように緩衝材
3ー1を配置した本考案の実施例である。図1の実施例
よりも、左右の縁部に緩衝材が配置れれているため、前
記の振動子9−1の損傷防止効果は大きい。
機きょう体の上表面を含む周縁のうち、電話機本体1の
上端に近接する部分を除く縁部に位置するように緩衝材
3ー1を配置した本考案の実施例である。図1の実施例
よりも、左右の縁部に緩衝材が配置れれているため、前
記の振動子9−1の損傷防止効果は大きい。
【0011】さらに、図4は前記のクレードル部2−1
の周縁の全部に位置するように緩衝材3−2を配置した
本考案の実施例を示している。クレードル部の周縁の全
部に緩衝材3−2が配置されているため、通常の取扱い
態様によるハンドセット9のオンフック時に起こり得る
振動子9−1の損傷は、ほぼ完全に防止可能である。
の周縁の全部に位置するように緩衝材3−2を配置した
本考案の実施例を示している。クレードル部の周縁の全
部に緩衝材3−2が配置されているため、通常の取扱い
態様によるハンドセット9のオンフック時に起こり得る
振動子9−1の損傷は、ほぼ完全に防止可能である。
【0012】
【考案の効果】以上詳細に述べたように、本考案によれ
ば、骨伝導形受話器を用いたハンドセットを電話機本体
側に安定確実に装着させることができ、オンフック時に
起こり易い振動子の損傷の確率を大幅に低下することが
でき、また電話機の小型化,デザインの自由度が広がる
とともに、骨伝導形受話器の信頼性向上につながる効果
を発揮するものである。
ば、骨伝導形受話器を用いたハンドセットを電話機本体
側に安定確実に装着させることができ、オンフック時に
起こり易い振動子の損傷の確率を大幅に低下することが
でき、また電話機の小型化,デザインの自由度が広がる
とともに、骨伝導形受話器の信頼性向上につながる効果
を発揮するものである。
【図1】本考案の第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の対象となる電話機のハンドセット例を
示す平面図及び正面図である。
示す平面図及び正面図である。
【図3】本考案の第2の実施例を示す斜視図である。
【図4】本考案の第3の実施例を示す斜視図である。
【図5】従来の電話機の構造例を示す斜視図(a)とハ
ンドセットの構造例を示す平面図及び正面図(b)であ
る。
ンドセットの構造例を示す平面図及び正面図(b)であ
る。
1 電話機本体 1−1 電話機きょう体の表面部 2−1,2−2 電話機クレードル部 3,3−1,3−2 保護クッション 4−1 送話口部 4−2 受話口部 5 電話機本体 5−1 電話機きょう体の表面部 6 電話機クレードル部 7 ハンドセット本体 7−1 受話口部 8 受話器 9 骨伝導形受話器 9−1 骨伝導受話器の振動子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 石井 清 東京都杉並区久我山一丁目7番41号 岩 崎通信機株式会社内 (72)考案者 篠原 守 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)考案者 浅野 元文 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−84460(JP,U) 実開 平3−32855(JP,U) 実開 平4−2152(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 骨伝導形受話器を具備するハンドセット
を用いた電話機において、前記ハンドセットの受話口部
の収容凹陥部の周縁のうち少なくとも該ハンドセットの
送話口部を収容する収容部に近接する側の電話機きょう
体の上表面を含む縁部に緩衝材が配置されていることを
特徴とする電話機の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991043365U JP2512103Y2 (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 電話機の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991043365U JP2512103Y2 (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 電話機の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04128452U JPH04128452U (ja) | 1992-11-24 |
JP2512103Y2 true JP2512103Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=31923706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991043365U Expired - Lifetime JP2512103Y2 (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 電話機の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2512103Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63164017U (ja) * | 1987-04-15 | 1988-10-26 | ||
JPH042152U (ja) * | 1990-04-19 | 1992-01-09 | ||
JP3032855U (ja) * | 1996-06-26 | 1997-01-17 | 株式会社産機 | クランプエレメント |
-
1991
- 1991-05-15 JP JP1991043365U patent/JP2512103Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04128452U (ja) | 1992-11-24 |
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