JPH0412805Y2 - - Google Patents

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JPH0412805Y2
JPH0412805Y2 JP1986201258U JP20125886U JPH0412805Y2 JP H0412805 Y2 JPH0412805 Y2 JP H0412805Y2 JP 1986201258 U JP1986201258 U JP 1986201258U JP 20125886 U JP20125886 U JP 20125886U JP H0412805 Y2 JPH0412805 Y2 JP H0412805Y2
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shielding plates
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、一対の遮蔽板が折畳み可能に連結さ
れた自動車用サンバイザに関するものである。
(従来技術) 従来、自動車用サンバイザとして一対の遮蔽板
が折畳み可能に連結されたものが知られている
(例えば実開昭55−117313号公報参照)。このサン
バイザは、一対の遮蔽板が上下に配置され、これ
ら一対の遮蔽板はそれらの厚み方向の中心線上に
配置した連結用水平軸により互いに水平軸回りに
回転可能に連結されている。
上記自動車用サンバイザは、車室内の乗員の頭
部近傍に配置しているために、頭部保護の観点か
ら遮蔽板は保護パツドなどで被覆されてある程度
の厚さがあり、さらに近年、上記保護を充分にす
るために保護パツドの厚さは増加する傾向にあ
る。したがつて、遮蔽板を互いに重ね合う方向に
回転させても、互いの厚さにより完全に重ね合う
ことはできなかつた。このため、一対の遮蔽板を
折畳んだ際に完全に重ね合わされた状態にできる
ようにしたものも提案されている(例えば実開昭
58−2114号公報参照)。ところが、このサンバイ
ザの場合では、個々の遮蔽板の構成が複雑にな
る。
そこで上下に配置された一対の遮蔽板を、コ字
形の連結部材の互いに平行な2本の軸部により、
それぞれ別々に水平軸回りに回転可能に連結する
ようにすることも考えられる。これによると、上
記問題点を解消させることができるが、一対の遮
蔽板が互いに別々の軸により回転支持されるので
部品製作の誤差や使用に伴う変形により、下側の
遮蔽板に保持される軸部に対して締付け力が大き
くなる場合が考えられる。
この場合、第7図に示すように上下一対の遮蔽
板a,bを展開させた状態から折畳んで収納状態
にする際に、下側の遮蔽板bの自由端をつかんで
上方に押し上げると、下側の軸部cの方が上側の
軸部dより大きな締付け力が作用しているので、
同図に1点鎖線で示すように主として締付け力の
小さい上側の軸部dを中心に回転して折り曲り、
上側の遮蔽板aが同図に2点鎖線で示すように車
室上面に当接する。この状態から下側の遮蔽板を
手前へ回転させると上記と同様に上側の軸部dを
中心に下側の遮蔽板bが回転するので、下側の遮
蔽板bは第7図に3点鎖線で示すように上側の遮
蔽板aより相対的に手前側(第7図における右
側)にずれて位置し、下側の遮蔽板bの自由端が
はみ出ることになる。
この場合において、第7図に1点鎖線で示すよ
うに車室内上面にサンバイザを収容するための凹
所eを設けてある場合には下側の遮蔽板bの自由
端が上記凹所eの端部と近接した状態で収納され
ることになり、この状態のサンバイザを使用しよ
うとした際に下側の遮蔽板bがつかみにくくな
り、このため操作性があまりよくないことにな
る。また、上側の遮蔽板aの上縁をフロントウイ
ンドfの側に取付ける場合においても、下側の遮
蔽板bの自由端がフロントウインドfと近接した
状態で収納されるので上記と同様に操作性があま
りよくないことになる。
(考案の目的) 本考案は、上記の状況に鑑み、折畳んだ際には
一対の遮蔽板を完全に重ね合わすことができ、し
かも簡単な構成であるとともに、操作性の優れた
自動車用サンバイザを提供することを目的とする
ものである。
(考案の構成) 本考案は、上下一対の遮蔽板が連結部材により
折畳み可能に連結された自動車用サンバイザにお
いて、上記連結部材は互いに平行な2本の軸部を
有してほぼコ字形に形成され、上記遮蔽板は、芯
体と、その芯体に固定されるとともに、上記連結
部材の片方の軸部により水平軸回りに回転可能に
支持される円筒部が形成されたホルダとを有し、
連結部材の一方の軸部は一方の遮蔽板のホルダ
に、上記連結部材の他方の軸部は他方の遮蔽板の
ホルダにそれぞれ回転抵抗力が加えられた状態で
互いに水平軸回りに回転可能に連結され、上記連
結部材の2本の軸部は、一対の遮蔽板が折畳まれ
た状態ではそれらの遮蔽板を互いに平行に配置さ
せることができ、かつ一対の遮蔽板が展開された
状態ではそれらの遮蔽板をほぼ連続した平面状に
配置させることができる間隔に設けられ、下側の
遮蔽板の軸部に対する回転抵抗力が上側の遮蔽板
の軸部に対する回転抵抗力より小さく設定され、
フロントウインドの上端に連続する車室の上面に
は凹部が形成されてこの凹部内に折畳んだ状態の
上記遮蔽板が配置されるように構成されているも
のである。
上記構成によれば、一対の遮蔽板がそれぞれ
別々の軸により水平軸回りに回転可能に連結さ
れ、これらの遮蔽板を重ね合せた場合の厚みは連
結部材の2本の軸部の間隔で吸収されるので、一
対の遮蔽板を完全に重ね合わすことができる。さ
らに、上下の遮蔽板の折畳み状態が一定となるた
めに、遮蔽板を折畳んで凹部内に収納した状態
で、下側の遮蔽板の端部が凹部内の端部に近接し
すぎて展開の操作がしにくくなるということを確
実に防止できる。しかも、これらの作用を一対の
遮蔽板とコ字形の連結部材とだけの簡単な構成で
達成することができる。
(実施例) 本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図において、上下に配置された一対の遮蔽
板1a,1bは、その左右に配置した2つの連結
部材2で連結されている。上記遮蔽板1a,1b
は、板状の芯体3と、この芯体3を間に挟んだ保
護パツド4と、その保護パツド4の外表面を被覆
した表皮5とで基本構成され、上側の遮蔽板1a
がその上縁の左右両側から差込まれたステー6に
より車室内の上面に水平軸回りに回転可能に取付
けられている。すなわち上記ステー6は、上側の
遮蔽板1aの芯体3の上縁に例えばステープル7
1などにより固定されたホルダ7により保持さ
れ、これにより上側の遮蔽板1aは車室内の上面
に対して水平軸回りに回転することができるよう
になつている。下側の遮蔽板1bも上側の遮蔽板
1aと同様に板状芯体3と保護パツド4と表皮5
とで基本構成され、その自由端側である下縁には
サンバイザの操作用の取手8が設けられている。
上側の遮蔽板1aの芯体3の下縁と下側の遮蔽
板1bの芯体3の上縁とのそれぞれには、第1図
に示すようにホルダ7a,7bがステープル71
などにより固定され、この上下一対のホルダ7
a,7bが左右に2箇所設けられている。このホ
ルダ7a,7bは、第2図に示すように薄板を二
つ折りにした断面が略U字形に形成されたもの
で、その屈曲部に連結部材2の軸部21a,21
bを内部に保持する円筒部72が形成されるとと
もに、二つ折りにされた両側壁の間隔が芯体3の
板厚に対応して形成されたものである。なお、こ
のホルダ7a,7bは金属製薄板を所定形状に曲
げ加工することにより形成されるほか、例えばプ
ラスチツクにより一体成形してもよい。
上記ホルダ7a,7bに保持される連結部材2
は、第2図に示すように丸棒がコ字形に折曲げら
れ、上下に互いに平行な軸部21a,21bが形
成されたものである。この2つの軸部21a,2
1bの間隔は、第1図に示すように上下の遮蔽板
1a,1bが同一平面を形成するように展開され
た状態の時には、それら上下の遮蔽板1a,1b
が近接して連続するような位置関係に保つことが
でき、また第3図に2点鎖線で、および第4図に
1点鎖線で示すように下側の遮蔽板1bが上側の
遮蔽板1aの側に折曲げられた際には互いに平行
に折畳むことができる長さに設定されている。
また上記2つの軸部21a,21bには、第2
図に示すようにほぼ上下方向で互いに相反する方
向に突出させたストツパー22が形成され、一
方、上記ホルダ7a,7bの円筒部72の側面に
は所定の大きさの穴73が設けられ、上記連結部
材2の軸部21a,21bがホルダ7a,7bの
円筒部72の内部に保持された際には、ストツパ
ー22が上記穴73に臨んでいるように配置さ
れ、ホルダ7a,7bの回転はストツパー22が
穴73に貫通した状態で行われるようにしてい
る。
上記穴73は、第3図に実線で示すように上下
一対の遮蔽板1a,1bが展開された状態ではフ
ロントウインド側(第3図において左側)に向い
て位置するように形成されている。そして上記展
開状態において、連結部材2のストツパー22は
上記穴73とは反対側の内壁にそれぞれ当止した
状態にあり、これにより各遮蔽板1a,1bは互
いに他の遮蔽板1a,1bに対してフロントウイ
ンド側には回転しないように構成されている。
上記ストツパー22による回転範囲の規制と遮
蔽板1a,1bの回転との相互関係について説明
する。下側の遮蔽板1bが第3図に1点鎖線で示
すように上側の遮蔽板1aと重ね合わされた収納
状態においては、2本の軸部21a,21bのス
トツパー22はそれぞれのホルダ7a,7bの穴
73を貫通してこの穴73の円周方向に対して移
動可能に位置している。この状態から下側の遮蔽
板1bを同図に2点鎖線で示すように車室内の手
前側(第3図における右側)に回転させると、下
側の遮蔽板1bはその遮蔽板1bに内挿された軸
部21bを中心に回転し、その回転によりホルダ
7bの穴73を形成した側とは反対側の内壁がス
トツパー22に当止し、これにより下側の遮蔽板
1bはこの軸部21bに対してはこれ以上回転し
なくなる。
さらに下側の遮蔽板1bを下方に回転させる
と、上側の遮蔽板1aに内挿された軸部21aを
中心に連結部材2自身が下側の遮蔽板1bととも
に回転する。この回転により、上側の軸部21a
のストツパー22が同図に1点鎖線で示す位置か
ら実線で示す位置まで回転して上側のホルダ7a
の内壁に当止し、上側の遮蔽板1aと下側の遮蔽
板1bとは第3図に実線で示すようにほぼ同一平
面状の展開状態になる。このように、上下の遮蔽
板1a,1bの相互間では互いにほぼ180°の範囲
を回転調節できるようにしている。
また、連結部材2の軸部21a,21bと取付
け用ステー6とはホルダ7,7a,7bの円筒部
72により、回転抵抗力が付与された状態で保持
されている。これによつて、一対の遮蔽板1a,
1bは太陽光線に応じて回転調節された位置で仮
固定されるようになつている。さらに、遮蔽板1
a,1bの操作性をさらに向上させるために、下
側の遮蔽板1bに内挿された軸部21bに対する
回転抵抗力が他の軸部21aやステー6のそれよ
りも若干小さくなるように調節されている。これ
により、一対の遮蔽板1a,1bの連結部分を折
曲げるような力が作用すると連結部材2の二つの
軸部21a,21bのうちの回転抵抗力の小さい
方の軸部21bを中心にまず回転して折れ曲がる
ようにしている。
上記回転抵抗力の調節は、主として軸部21
a,21bの外周面とホルダ7a,7bの円筒部
72の内周面との間の摩擦力を調節することによ
り行われる。例えばホルダ7a,7bを芯体3に
ステープル71やビスなどにより固定する際に、
そのステープル71の押圧強さやビスの締付けト
ルクなどを上下で変化させたり、円筒部72に軸
部21a,21bを挿入した後に、その円筒部7
2を外部から圧迫する圧力を上下で変化させたり
すればよい。また、例えばホルダ7a,7bや軸
部21a,21bに対して上下で異なる種類の表
面処理を施すなどして上下で摩擦係数を変化させ
たり、2本の軸部21a,21bを上下で異なる
長さに設定して摩擦力を上下で変化させたりして
もよい。
そして上下の遮蔽板1a,1bが連結された境
界部分には、第1図に示すように上記ホルダ7
a,7bの円筒部72の開口に臨ませて凹部11
が形成され、この凹部11から連結部材2の軸部
21a,21bが横方向にホルダ7a,7bの円
筒部72に挿入され、これにより連結部材2の屈
曲部分を上記凹部11に収容するようにしてい
る。この状態では、連結部材2の軸部21a,2
1bの先端が芯体3により、また連結部材2の屈
曲部が凹部11の端部により、それぞれ軸方向の
移動が規制されている。
この凹部11は保護パツド4を切り欠くことに
よつて形成され、第4図に示すように一対の遮蔽
板1a,1bが展開状態にある時には車室の内方
に向き、フロントウインド92の側からは保護パ
ツド4の壁体41により連結部材2が遮蔽される
ようにしている。これによつて連結部材2は、第
1図に示すように一対の遮蔽板1a,1bの間に
埋め込まれた状態で配置される。
車室内の上面9であつてフロントウインド92
の近傍には、第4図に1点鎖線で示すように一対
の遮蔽板1a,1bを折畳んだ状態の厚みよりや
や大きく上方に窪ませた凹所91が自動車の幅方
向に形成されている。この凹所91の内部にサン
バイザが設けられ、そのステー6が上記凹所91
の運転席寄りの位置に取付けられ、遮蔽板1a,
1bはこのステー6の取付け位置からフロントウ
インド92の側に回転させて収納されるようにし
ている。これにより、サンバイザが収納された非
使用時においては、そのサンバイザが運転者の視
界を狭めることのないようにしている。
つぎに、上記構成による自動車用サンバイザの
作用について説明する。
このサンバイザは、通常、第4図に1点鎖線で
示すように車室内上面9の凹所91の内部に折り
畳んだ状態で収納されている。この際、例えば運
転席の場合、サンバイザはその取手8が運転者側
に位置し、連結部材2による連結部分がフロント
ウインド92の側に位置している。このサンバイ
ザを使用するには、取手8をつかんで下方に回転
させれば、下側の遮蔽板1bに内挿された軸部2
1bの方が回転抵抗力が若干小さいので、まず下
側の遮蔽板1bに内挿された軸部21bを中心に
下側の遮蔽板1bが第4図に2点鎖線で示すよう
に下方に回転する。さらに取手8を下方に引下げ
ると上側の遮蔽板1aが取付けステー6を中心に
回転し、一対の遮蔽板1a,1bは第4図に3点
鎖線で示す状態を経て実線で示すほぼ平面状の展
開状態になる。この展開状態になれば、連結部材
2の2本の軸部21a,21bに設けられたスト
ツパー22により上下の遮蔽板1a,1bがそれ
ぞれ回転規制され、遮蔽板相互間ではもはや回転
せず、したがつて逆には折れ曲がらなくなる。
この展開状態のサンバイザを、その取手8をつ
かんでフロントウインド92の側に押しやること
により、サンバイザは上記展開状態のまま第5図
に1点鎖線で示す位置から実線で示す位置までス
テー6を中心に水平軸回りに回転し、これにより
太陽光線に応じてサンバイザの設置角度を変化で
きる。さらに、太陽光線に応じて第5図に2点鎖
線で示すように下側の遮蔽板1bのみ手前側に回
転させたり、第4図に2点鎖線で示すように収納
状態から下側の遮蔽板1bを下方に回転させたり
して、下側の遮蔽板1bのみ使用してもよい。
このサンバイザを収納するときには、上記とは
逆の操作を行えばよい。すなわち、第6図に実線
で示す展開状態の取手8をつかんで下側の遮蔽板
1bをフロントウインド92の側の上方に押上げ
ると、同図に1点鎖線で示す状態を経て同図に2
点鎖線で示すように上側の遮蔽板1aが凹所91
の上面に当接した状態になる。この際、下側の軸
部21bの方が上側の軸部21aより小さいので
下側の遮蔽板1bは下側の軸部21bを中心にし
て回転するとともに、上側の遮蔽板1aはステー
6を中心に回転する。そして上側の軸部21aは
上側の遮蔽板1aに対してはほとんど回転せず、
したがつて連結部材2と上側の遮蔽板1aとは相
対的にほとんど同じ位置関係を保つている。
つぎに、上記状態から取手8をつかんで下側の
遮蔽板1bを運転者側上方に回転させると、下側
の遮蔽板1bは第6図に3点鎖線で示すように上
側の遮蔽板1aと重なり合つて折畳まれる。この
際、上側の軸部21aは下側の軸部21bより遅
れて回転するようになるので、下側の遮蔽板1b
の取手8が上側の遮蔽板位置aよりはみ出ること
なく、この取手8が凹所91の端部に近傍して取
手8がつかみにくくなるようなことはない。
なお上記実施例において、芯体3として板状の
ものを用いているが、例えばワイヤフレームなど
を用いているが、例えばワイヤフレームなどを用
いてもよい。また、収納状態のサンバイザとし
て、サンバイザの取付け用ステー6が車室内上面
9のフロントウインド92の側に取付けられ、折
畳んだ状態での連結部分が運転者側に向くように
配置されたものでもよい。
また上記実施例において、連結部材2の軸部2
1a,21bの長さを遮蔽板の長さなどに応じて
変化させることにより、一対のホルダと1つの連
結部材とで一対の遮蔽板を連結するようにしても
よい。
また、一対の遮蔽板が平面状になるように展開
させたら、それ以上には回転しないようにさせる
回転規制として、上記実施例におけるストツパー
22によるほか、例えば第4図における壁体41
を一対の遮蔽板が展開状態において互いに当止す
る位置関係に設定しておいてもよい。
(考案の効果) 本考案の自動車用サンバイザによれば、一対の
遮蔽板がそれぞれ別々の軸により水平軸回りに回
転可能に連結され、これらの遮蔽板を重ね合せた
場合の厚みは連結部材の2本の軸部の間隔で吸収
されるので、一対の遮蔽板を完全に重ね合わすこ
とができる。さらに、軸部に対する回転抵抗力が
下側の遮蔽板の軸部の方が小さくなるように設定
されているので、展開状態から折畳む際にも、ま
ず下側の軸部の中心にして回転し、折畳んだ際に
も下側の遮蔽板の自由端側が上側の遮蔽板よりも
はみ出ることはなく、下側の遮蔽板を操作するだ
けでサンバイザ全体の位置を容易かつ確実に調節
できる。しかも一対の遮蔽板とコ字形の連結部材
とだけで簡単に構成することができる。
したがつて、使用時には太陽光線に応じて遮蔽
面の大きさを容易にかつ確実に調節することがで
き、太陽光線を確実に遮蔽することができるとと
もに、収納時には容易に小さくすることができ場
所を取らない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の斜視図、第2図はホ
ルダと連結部材との分解斜視図、第3図は一対の
遮蔽板の回転状態を示す断面説明図、第4図は第
1図の−線断面におけるサンバイザの収納状
態から使用状態への動作の説明図、第5図は使用
時における設置位置の調節動作を示す説明図、第
6図は第4図と同断面におけるサンバイザの使用
状態から収納状態への動作の説明図、第7図は一
対の遮蔽板とコ字形連結部材からなるサンバイザ
の使用状態から収納状態への動作の説明図であ
る。 1a,1b……遮蔽板、2……連結部材、7
a,7b……ホルダ、21a,21b……軸部、
72……円筒部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下一対の遮蔽板が連結部材により折畳み可能
    に連結された自動車用サンバイザにおいて、上記
    連結部材は互いに平行な2本の軸部を有してほぼ
    コ字形に形成され、上記遮蔽板は、芯体と、その
    芯体に固定されるとともに、上記連結部材の片方
    の軸部により水平軸回りに回転可能に支持される
    円筒部が形成されたホルダとを有し、連結部材の
    一方の軸部は一方の遮蔽板のホルダに、上記連結
    部材の他方の軸部は他方の遮蔽板のホルダにそれ
    ぞれ回転抵抗力が加えられた状態で互いに水平軸
    回りに回転可能に連結され、上記連結部材の2本
    の軸部は、一対の遮蔽板が折畳まれた状態ではそ
    れらの遮蔽板を互いに平行に配置させることがで
    き、かつ一対の遮蔽板が展開された状態ではそれ
    らの遮蔽板をほぼ連続した平面状に配置させるこ
    とができる間隔に設けられ、下側の遮蔽板の軸部
    に対する回転抵抗力が上側の遮蔽板の軸部に対す
    る回転抵抗力よりも小さく設定され、フロントウ
    インドの上端に連続する車室の上面には凹部が形
    成されてこの凹部内に折畳んだ状態の上記遮蔽板
    が配置されるように構成されていることを特徴と
    する自動車用サンバイザ。
JP1986201258U 1986-12-23 1986-12-23 Expired JPH0412805Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61201256A (ja) * 1985-03-04 1986-09-05 Dainichi Seika Kogyo Kk 電子写真感光体
JPS61201257A (ja) * 1985-03-04 1986-09-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光導電体

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61201256A (ja) * 1985-03-04 1986-09-05 Dainichi Seika Kogyo Kk 電子写真感光体
JPS61201257A (ja) * 1985-03-04 1986-09-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光導電体

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